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帝国ホテルのバイキングで味わうアジアのグルメ

1890年に開業し、今年で130周年を迎える帝国ホテルが、1年間を通しバイキングスタイルでさまざまな国の料理を紹介するレストラン企画「世界のバイキング」を、本館17階のブフェレストラン「インペリアルバイキング サール」で開催する。

 
その第一弾として「“世界のバイキング”アジア大陸編」が開催。帝国ホテル伝統の料理に加え、タイ・フィリピン・インド・台湾の料理を楽しむことができる。

 

帝国ホテルで誕生したバイキングスタイル

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そもそも、“好きなものを好きなだけ味わう”「バイキング」スタイルは、帝国ホテルで生まれた。北欧の伝統料理「スモーガスボード」を取り入れて考案された食のスタイルは、1958年8月1日にレストラン「インペリアル バイキング」を開店して以来、60年以上にわたって多くの人に愛されている。お客さまのニーズに合わせた工夫を重ね続け、2004年から料理人がお客さまの目の前で料理を仕上げるオープンキッチンを導入。これまでにさまざまな改良を加え、現在の「インペリアル バイキング サール」へと継承されている。

 
“料理は国や民族の歴史、文化、伝統の結晶。その国の食べ物を知ることは、国際理解の一歩になる”との考えから、1964年の東京五輪をきっかけに、さまざまな国の料理を紹介する「フードフェスティバル」を企画し、開催してきた。

 
1965年2月の「スイス フードフェスティバル」を皮切りに、スカンジナビア、ドイツ、メキシコ、イタリア、フランス、ベルギーなどのフェアを次々と開催し、これまで20以上の国と地域のフードフェアを100回以上開催してきた。

 
海外への関心がいっそう高まった日本の顧客に向け、各国大使館や海外の名門ホテルとの縁で料理人同士も交流を深めるなど、数々のフェアを機に帝国ホテルの料理も進化している。

 

“世界のバイキング”アジア編のメニュー

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今回は、これまでフードフェアを開催したタイ、フィリピン、インド、台湾の料理より、シェフ選りすぐりのメニューを提供。

 
タイ料理は、辛味のなかに酸味と甘みが融合し独特の美味しさを作り出す「唐辛子とバジルで炒めたポークジャスミンライス添え」や「トム ヤム クン」を提供。フィリピン料理は、南国の気分を感じられる「チキンとココナッツクリーム煮」や「海老と野菜のピーナッツソース」など、意外な食材の組み合わせを楽しめる。ほかにも、カレーの本場インドの「タンドリーチキン ダルカレー添え」や、「蒸し魚と豆腐 ピリ辛ソース」など台湾料理も提供。アジア大陸の味覚が詰まったメニューとなっている。“好きなものを好きなだけ”味わってみてはいかがだろう。

 

世界のバイキング アジア大陸編
場所:帝国ホテル 本館17階「インペリアルバイキング サール」
期間:2020年1月4日(土)~2月27日(木)
時間:ランチ 11:30~14:30 (L.O.)
   ディナー 17:30~21:30(L.O) (土日祝は 17:00~21:30(L.O)
料金:ランチ 大人 平日5,900 円、土日祝 6,600 円 子供 平日 3,600 円、土日祝 4,000 円(すべて税込、サービス料別)
   ディナー 大人平日 8,400 円、土日祝 9,000 円 子供 平日 5,100 円、土日祝 5,500 円(すべて税込、サービス料別)
問い合わせ先:03-3539-8187

 
 

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