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水中でお花見!?桜と金魚が豪華絢爛な春の競演、アートアクアリウム美術館で開催

独自にデザインしたアクアリウムに美しく舞う金魚を泳がせ、光・音・香のオリジナル演出で魅せる、東京・日本橋のアート展「アートアクアリウム美術館」では、2021年3月6日(土)~5月9日(日)の期間限定で、初となる春の特別企画「桜金魚 舞い泳ぐ」を開催する。

 
日本の春を象徴する桜をモチーフにした様々な作品展示や空間演出を行い、桜錦、桜琉金、桜東錦、桜だるま琉金などの桜に因んだ品種の金魚が多数集結。会場全体が桜色の春一色に染まるなど、館内の至る所でアートアクアリウムならではのお花見気分が楽しめる。

 

 
「アートアクアリウム美術館」を手掛けるアーティスト・総合プロデューサー木村英智氏は、「コロナ禍に震えた2020年春から現在まで、心休まらない世界情勢や外出自粛で疲れた心を、美しく舞い泳ぐ金魚の舞と光、音、香で提供する非日常の体験で癒したい」と春の特別企画を開催する意図を説明。

 
「この全てが止まってしまったような、やり場の無い我慢の日々でも春は訪れます。どうか一瞬だけ、皆さまを”桜色の非現実世界への旅”にお連れできればと心から願っております」と、展示に込めたメッセージを語る。

 

 
「アートアクアリウム美術館」の人気作品のひとつ「金魚の杜」は、等身大以上の水柱が森のように立ち並び、数多の金魚が泳ぐ幻想的な世界を味わえる。さまようように歩いて鑑賞していると、水の中の世界と外の世界の2つの異世界の境界線が曖昧になり、浮遊間に包まれる。

 
春の特別企画では、エリア内の床一面が桜の絨毯をイメージしたピンク色に変わり、また水柱を照らし出す光の演出と空間全体を桜色に包む演出が織りなす瞬間は、作品を鑑賞しながら異空間へトリップしたような新感覚の桜体験を楽しめる。

 

 
金魚コレクションエリアでは、“生きるアート”ともいわれる金魚が一作品ずつ展示され、普段目にすることのない珍しい品種を鑑賞できる。今回は、桜の花びらをかたどった江戸切子や煌めくクリスタルとファイバーライティングを織り交ぜた神秘的な枝垂れ桜のトンネルが出現。金魚がコレクションされた両サイドの壁から突出した円形のアクアリウムが、一斉に桜色に染まる瞬間は、これまでだれも体験したことのない桜色の神秘の世界が広がる。

 

 
今回の展示で初登場し、この時期だけの限定展示となる「サクラリウム」。巨大な桜の花にかたどられた水槽の中を美しく優雅に舞う桜だるま錦が泳ぐ。金魚の杜の空間と融合し、摩訶不思議な桜色の非現実世界を演出する。

 

 
江戸時代の花街を表現した展示スペース「花魁道中」の最後の登場する「巨大金魚鉢花魁」には、桜錦、桜琉金、桜東錦など、桜に因んだ品種の金魚が集められる。まるで江戸の花街の頂点に君臨する花魁が桜金魚の描かれた豪華絢爛な衣装をまとい、訪れる人に圧倒的な美しさを披露しているかのような趣向を演出している。

 

 
「アートアクアリウム美術館」の入口で鑑賞者を迎える「床掛け金魚飾り」は、モノクロで描かれた水墨画の世界で表現された作品。今回は、特別企画のために特別に制作されたプロジェクションマッピングにより、水墨画の世界に鮮やかなピンクの桜が描かれ春の彩りを感じさせてくれる。

 

 
桜で彩る「フラワーフラワーアクアリウム」は、水槽の中のアクアリウムディスプレイと水槽の外に飛び出すフラワーアレンジメントが競演する作品。桜のフラワーアレンジメントを添えて展示する。

 

▲SAKURA御膳【麗-うらら】 2,700円 ※要予約、販売開始は3月13日(土)~。

 

▲桜甘味セット【桜華乱舞】 1,430円 ※販売開始は3月8日(月)~。

 

▲5日ごとに京菓子を変えて合計13種のメニューを提供する「抹茶と京菓子のセット」 1,980円。

 
特別企画に合わせ、館内の「水戯庵ラウンジ」では桜をモチーフにした期間限定の御膳や甘味セット、スイーツ、ドリンクを提供する。

 
日本の春を象徴する桜を会場いっぱいに散りばめ淡いピンクに染まった館内で、優雅に舞う彩り豊かな金魚の間をそぞろ歩けば、ともすれば沈みがちな心も伸びやかさを取り戻し、春ならではのうららかな気分になれそうだ。

 

アートアクアリウム美術館
住所:東京都中央区日本橋本町1-3-9
営業時間:10:00~19:00(最終受付18:30)
入館料:2,300円(税込)
休館日:不定休 ※公式サイトを確認
Webサイト:https://artaquarium.jpURL

 
source:PR TIMESURL

 
 

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