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15年以上熟成させた純米大吟醸を贅沢にガトーショコラへ。酒造と職人による大人のスイーツが誕生

国内屈指の酒米で知られる「山田錦」。一大生産地でもある兵庫県三木市の酒造メーカー・稲見酒造と、同市出身のパティシエがコラボレーションし「日本酒ガトーショコラ」を開発。クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行予約販売を開始した。

 

 
2020年夏、パティシエの魚住莉穂氏と徳沢精悟氏が、地元で生産されている酒米「山田錦」と出合い、そこから日本酒を使ったスイーツの開発を開始。明治22(1889)年創業の老舗「稲見酒造」と、試作品の製造に着手した。

 
しかし、日本酒にはあまり明るくなかった2人。SNS上で日本酒ファンからの意見を募るなどした結果、多くの酒好きは日本酒の“香り”を楽しむことを知り、「香りと風味を生かしたスイーツを作ろう」という目標を掲げた。

 
日本酒の香りを引き立てるため、チョコレートの甘さ(カカオの含有率)やバター、卵の量を調整したり、香り高い酒粕を練り込んだりと試行錯誤は2ヶ月に及んだ。稲見酒造から提供された4種の日本酒のなかで、酒の香りと風味がもっとも広がる「葵鶴 大吟古酒(あおいつる だいぎんこしゅ)」を採用した。

 

 
山田錦100%で醸造された「葵鶴 大吟古酒」は、低温貯蔵・常温熟成を重ね、15年以上も寝かせた柔らかな味わいが魅力の熟成酒だ。2020年にロンドンで開催された「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2020」の日本酒部門において、ブロンドメダルを受賞した栄誉あるこの熟成酒を贅沢に使用している。

 

▲出典:MakuakeURL

 
「日本酒ガトーショコラ」には2つの楽しみ方がある。冷凍したままアイスケーキとして食べると、口溶けとともに日本酒の香りがふわりと広がる。解凍後はしっとりとした食感になり、こちらの方がより日本酒の香りが立ってくるという。

 
開発者の徳沢氏によると、スパークリングワインや度数と味わいの強い原酒との相性がいいそう。自宅で、自分好みの酒とガトーショコラのペアリングを楽しんでみてはどうだろう。

 

日本酒ガトーショコラ
価格:4,525円~(送料・消費税込)
プロジェクト受付終了:2021年2月10日(水) ※未成年者は購入できません
予約販売Webサイト:https://www.makuake.com/project/nihonshu-gateau-chocolatURL

 
source:PR TIMESURL

 
 

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