旅の+one

“牛肉といえばワイン”はもう古い?創業270年の酒蔵が「和牛のための」日本酒を開発

和牛の料理とあわせることでよりおいしく楽しめる日本酒「牛と鉄板」が、「丑年最初の肉の日」である2021年1月29日(金)に発売された。

 
手掛けたのは、創業270周年を迎えた神戸市・灘の酒蔵、株式会社安福又四郎商店。「牛と鉄板」は「狙いが間違いない」「確実」「定番」を意味する関西弁の“テッパン”から名付けられた。

 

 
神戸には「神戸ビーフ」と「灘の日本酒」があるが、地理的にも山側と海側に分断され、それらが重なることはなかった。そこで、神戸牛にあわせる灘の地酒を企画し、今回上質な肉の旨みと脂の甘みをもつ和牛のための日本酒「牛と鉄板」が生まれた。

 

 
和牛といえば、きめの細かさや肉質の柔らかさ、霜降り状に含まれる脂肪の多さ、その肉の旨み。その和牛にあう食中酒として、旨味のバランスをあわせつつ、舌に残ってくどくならないよう、コクとキレを特長とする灘酒らしい日本酒を基本にした。

 
熟成させると味がのるという灘の酒造名水「宮水」を全量使用し、熟成に耐える強い麹を3年以上低温熟成し出荷。牛肉に負けない深い旨みと、料理に添うまろやかさを十分に引き出した。

 

 
酒米は全て兵庫県産・特A地区の山田錦を使いながら、精米歩合60%と精米しすぎないことで、味わいに旨みときれいさとのバランスを持たせている。逆に香りは澄んだ香りで控えめに、食中酒として飲み飽きず料理に寄り添えるよう仕上げた。

 
ラインナップは「STEAK」と「YAKINIKU」の2種類。あわせる料理やお好みで選択可能だ。

 

 
「牛と鉄板 -STEAK-」(金)は、深い旨みと熟成によるまろやかさ、それらを持ちながらも舌に残らずきれいに切れる後口が特長。旨味の濃いステーキから牛肉の寿司まで、幅広い和牛料理の旨みと調和しつつも、口内に残った脂を流し、もうひと口へと誘う。

 
「牛と鉄板 -YAKINIKU-」(銀)は、そのしっかりとした味わいとふくらむ米の旨みが特長。タレ系の焼き肉など、味のしっかりした和牛料理の旨みと寄り添いながら余韻を感じさせる。

 
「牛と鉄板」は、日本酒の知識がなくても、和牛料理であれば簡単にペアリングできる日本酒。いつもの食卓にワインではなく、日本酒を添えて、贅沢なおうち時間を過ごしてみてはいかがだろうか。

 

牛と鉄板
-STEAK-
価格:720ml 2,800円(税込)/1,800ml 4,900円(税込)
-YAKINIKU-
価格:720ml 2,800円(税込)
発売日:2021年1月29日(金)
販売場所:酒蔵直営ショップ「十一代目又四郎」店頭またはオンラインショップ
住所:兵庫県神戸市東灘区御影塚町1-5-23
営業時間:10:00~17:00
定休日:土・日・祝
Webサイト:https://11th.matashiro.jp/URL

 
source:@PressURL

 
 

関連記事

EDITORS RECOMMEND~編集部のおすすめ~

キーワードで記事を探す