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	<title>とっておきの話 SKYWARD+</title>
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		<title>芸術・文化の中心地、ウブド【ヤマザキマリの世界逍遥録】</title>
		<link>https://skywardplus.jal.co.jp/story/ubud_culture/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[XZ編集用]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 15 Oct 2026 01:00:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アジア]]></category>
		<category><![CDATA[ヤマザキマリの世界逍遥]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>バリ島のウブドはデンパサール国際空港から2時間弱の距離ですが、道すがら小さな寺院の祭事に参加する民族衣装の人々で賑わっていたり、工芸品を売る店が並んでいたりと、伝統溢れる景観を車窓からも満喫できます。 &#160; 森と [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>バリ島のウブドはデンパサール国際空港から2時間弱の距離ですが、道すがら小さな寺院の祭事に参加する民族衣装の人々で賑わっていたり、工芸品を売る店が並んでいたりと、伝統溢れる景観を車窓からも満喫できます。</p>
<p>&nbsp;<br />
森と田園に囲まれた芸術・文化の中心地であるウブドには、美術館やギャラリーも数多く、この地を訪れる観光客の数は年間300万人以上。海辺のリゾートとはまた違う、文化的な側面が多くの人々を魅了しています。</p>
<p>&nbsp;<br />
私が滞在した宿はウブドの中心から少し離れた村の一角にありましたが、道幅が狭いので、市内の駐車場から先は施設の係員たちがバイクで荷物と人間を分散させて運びます。舗装もされていない道を、小型のバイクに二人乗りで移動するのはなかなかスリリングでしたが、田園の美しい景色に地元の農家が飼育している動物たちや、日用品を入れた大きな籠を頭に乗せて歩く女性など、観光地とはかけ離れた世界が広がっていました。</p>
<p>&nbsp;<br />
近所の村を散歩中、鳥たちのさえずりに交じって、どこからかガムランの音色が耳に入ってきました。集落の寺院の敷地を覗いてみると、庭の一角では10代くらいの女の子たちが舞踊の稽古をしているところでした。目を大きく見開き、しなやかに伸ばした指先を優雅にうねらせ、先生の指導を受けながら一生懸命に練習をしています。バリにはいくつもの舞踊団がありますが、彼女たちもきっとそのうちきらびやかな衣装に身を包み、立派な舞台でその踊りを披露することになるのでしょう。</p>
<p>&nbsp;<br />
19世紀ごろから発展し続けてきたこうしたウブドでの文化活動は、戦後ヨーロッパから移り住んできた芸術家たちの影響もあって知名度が高まり、最近では世界中の作家が集まる文芸フェスティバルが開催されるなど、ますます盛んになっています。バリ島へ行かれることがあれば、ぜひウブドまで足を延ばし、英気を養ってみてください。</p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="3"><strong>やまざき まり</strong><br />
漫画家・文筆家・画家。日本女子大学国際文化学部国際文化学科特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』（とり・みきと共著）で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』、作品集『ヤマザキマリの世界 1967─2024』など。現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ＋」で連載中、第1・2・3巻が好評発売中。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="caption">
（SKYWARD2026年9月号掲載）<br />
※記載の情報は2026年9月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>『ヤマザキマリの世界逍遥録&#8545;』、好評発売中！</h3>
<div class="img-book"><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg" alt="" width="204" height="300" style="border: 1px solid #ccc;" class="alignnone size-medium wp-image-31634" srcset="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg 204w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-697x1024.jpg 697w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-768x1128.jpg 768w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01.jpg 770w" sizes="(max-width: 204px) 100vw, 204px" /></div>
<p>&nbsp;<br />
JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ「ヤマザキマリの世界逍遥録」の単行本化第2弾。<br />
同誌2020年11月号～2023年10月号掲載分より31編、JALカード会員誌『AGORA』2022年1・2月号掲載の「ヤマザキマリ 聖なる島々へ」を再編集し、収録しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="box-border"><font size="3">定価：1,650円（税込）<br />
発行日：2024年10月29日<br />
サイズ：四六判（天地:188mm/左右:128mm）<br />
総ページ数：176ページ<br />
</font></p>
<p>&nbsp;<br />
お買い求めはこちら<br />
<a href="https://ec.jal.co.jp/shop/g/g0002-NF073/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">JAL Mall</a></p>
<p>&nbsp;<br />
ほか、全国の主要書店にて！</p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;</p><p>The post <a href="https://skywardplus.jal.co.jp/story/ubud_culture/">芸術・文化の中心地、ウブド【ヤマザキマリの世界逍遥録】</a> first appeared on <a href="https://skywardplus.jal.co.jp">SKYWARD+</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>ヴィラ・ヴィソーザ 天正遣欧使節の少年たち【ヤマザキマリの世界逍遥録】</title>
		<link>https://skywardplus.jal.co.jp/story/vilavicosa_boys/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[XZ編集用]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 15 Sep 2026 01:00:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヤマザキマリの世界逍遥]]></category>
		<category><![CDATA[ヨーロッパ・ロシア]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>ポルトガルのリスボンに暮らしていた頃、よく出かけていたのが南部のアレンテージョ地方でした。車で1時間も走れば辺りはコルク樫やオリーブの林がどこまでも続く広大な景色となり、晴天率の高い真っ青な空にはコウノトリたちが大きな羽 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>ポルトガルのリスボンに暮らしていた頃、よく出かけていたのが南部のアレンテージョ地方でした。車で1時間も走れば辺りはコルク樫やオリーブの林がどこまでも続く広大な景色となり、晴天率の高い真っ青な空にはコウノトリたちが大きな羽を広げて悠々と飛び交う様子が楽しめます。</p>
<p>&nbsp;<br />
さらにスペイン国境を目指して、ほとんど対向車もないのどかな道をどこまでも進んでいくと、ヴィラ・ヴィソーザというポルトガル王朝を司ったブラガンサ家ゆかりの小都市に辿りつきます。街の中心には、地元の大理石を使ったイタリア・ルネサンス様式のブラガンサ公爵のお屋敷がありますが、正面の長さだけで110m、中には78もの豪華な装飾品やフレスコ画で飾られた部屋があり、大航海時代で潤っていたポルトガル王国の財力の凄まじさを痛感させられます。</p>
<p>&nbsp;<br />
実はこの壮麗な宮殿には、今から遡ること約440年前、日本からイエズス会の引率でポルトガルへやってきた天正遣欧使節の4人の少年たちがしばらくの間、逗留していたことがあります。</p>
<p>&nbsp;<br />
滞在中は当主の第7代ブラガンサ公テオドシオ2世や、彼の母であるカタリーナに、まるで家族のように温かく親切な待遇を受けたとされています。客人用の豪華な寝室をあてがわれ、毎日ご馳走を振る舞われた少年たちは、感謝の意を示すために日本から持ってきた羽織袴姿を披露したり、日本で習得したリュートなどの楽器の演奏をしたといわれています。4人のうちの1人が長旅の疲れで病気になっても、カタリーナは自ら彼の看病に尽くし、その後4人はすっかり長旅の疲れから元気を回復して、マドリードへ発っていったそうです。</p>
<p>&nbsp;<br />
ヴィラ・ヴィソーザを訪れることがあったら、ぜひ宮殿の中に入って、戦国時代の日本からやってきた彼らが当時どんな思いで過ごしていたのか、ぜひ想像を膨らませてみてください。</p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="3"><strong>やまざき まり</strong><br />
漫画家・文筆家・画家。日本女子大学国際文化学部国際文化学科特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』（とり・みきと共著）で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』、作品集『ヤマザキマリの世界 1967─2024』など。現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ＋」で連載中、第1・2巻が好評発売中。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="caption">
（SKYWARD2026年8月号掲載）<br />
※記載の情報は2026年8月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>『ヤマザキマリの世界逍遥録&#8545;』、好評発売中！</h3>
<div class="img-book"><img decoding="async" src="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg" alt="" width="204" height="300" style="border: 1px solid #ccc;" class="alignnone size-medium wp-image-31634" srcset="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg 204w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-697x1024.jpg 697w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-768x1128.jpg 768w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01.jpg 770w" sizes="(max-width: 204px) 100vw, 204px" /></div>
<p>&nbsp;<br />
JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ「ヤマザキマリの世界逍遥録」の単行本化第2弾。<br />
同誌2020年11月号～2023年10月号掲載分より31編、JALカード会員誌『AGORA』2022年1・2月号掲載の「ヤマザキマリ 聖なる島々へ」を再編集し、収録しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="box-border"><font size="3">定価：1,650円（税込）<br />
発行日：2024年10月29日<br />
サイズ：四六判（天地:188mm/左右:128mm）<br />
総ページ数：176ページ<br />
</font></p>
<p>&nbsp;<br />
お買い求めはこちら<br />
<a href="https://ec.jal.co.jp/shop/g/g0002-NF073/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">JAL Mall</a></p>
<p>&nbsp;<br />
ほか、全国の主要書店にて！</p>
<p>&nbsp;<br />
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			</item>
		<item>
		<title>パリの古代遺跡【ヤマザキマリの世界逍遥録】</title>
		<link>https://skywardplus.jal.co.jp/story/paris_ruins/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[XZ編集用]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 17 Aug 2026 01:00:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヤマザキマリの世界逍遥]]></category>
		<category><![CDATA[ヨーロッパ・ロシア]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://skywardplus.jal.co.jp/?post_type=story&#038;p=35235</guid>

					<description><![CDATA[<p>パリの象徴ともいえるノートルダム大聖堂が立つシテ島は、サン＝ルイ島とともにパリ発祥の地とされています。セーヌ川の中州となるこの島は元は沼地でしたが、紀元前3世紀ごろからパリの名前の由来となるパリシイという民族が集落を築き [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>パリの象徴ともいえるノートルダム大聖堂が立つシテ島は、サン＝ルイ島とともにパリ発祥の地とされています。セーヌ川の中州となるこの島は元は沼地でしたが、紀元前3世紀ごろからパリの名前の由来となるパリシイという民族が集落を築きました。その後ローマ帝国の植民が始まると、パリシイの集落はルテティアと名付けられ（沼地を意味するLutumに由来）、浴場や水道など高度なインフラが続々と建設されます。ローマ人とパリシイ人は仲よく共生していたようですが、中世のゲルマン民族の大移動でパリも大きな影響を受けます。街の中心に位置するルテティアは新たな統治者であるフランク人の王によって “シテ”（都市）と宣言され、その後も “シテ島”と呼ばれるようになったのでした。都市を意味する英語Cityはシテ島が語源だともいわれています。</p>
<p>&nbsp;<br />
ゲルマンの王が首都と称するほどですから、当時のシテ島ではローマ人たちによって築かれた優れた都市構造がうまく機能していたのでしょう。パリを観光で訪れる人はたくさんいますが、ノートルダム大聖堂広場の地下に、そんなローマ時代の遺跡があることに気が付く人は多くはないようです。というのも、この私ですら14歳での初めての一人旅でパリを訪れ、ノートルダムもじっくり見ていながら、地下に別の歴史があることなど全く知りませんでした。</p>
<p>&nbsp;<br />
「クリプト」と呼ばれるこの遺跡には異民族の侵入を防ぐ城壁の他、セーヌ川のほとりに位置していた埠頭、床下暖房機能を用いた浴場の跡も見られます。ゲルマンの王も床下暖房を使った浴場には驚かされたに違いありません。ちなみにこの遺跡は1965年、地下駐車場の建設に当たって調査が行われたときに発見されたそうです。</p>
<p>&nbsp;<br />
パリには他にもこうした驚きの古代ローマの軌跡がいくつも残っているので、パリを訪れた際にはぜひ、この街の古代にも目を向けてみてください。</p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="3"><strong>やまざき まり</strong><br />
漫画家・文筆家・画家。日本女子大学国際文化学部国際文化学科特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』（とり・みきと共著）で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』、作品集『ヤマザキマリの世界 1967─2024』など。現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ＋」で連載中、第1・2巻が好評発売中。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="caption">
（SKYWARD2026年7月号掲載）<br />
※記載の情報は2026年7月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>『ヤマザキマリの世界逍遥録&#8545;』、好評発売中！</h3>
<div class="img-book"><img decoding="async" src="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg" alt="" width="204" height="300" style="border: 1px solid #ccc;" class="alignnone size-medium wp-image-31634" srcset="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg 204w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-697x1024.jpg 697w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-768x1128.jpg 768w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01.jpg 770w" sizes="(max-width: 204px) 100vw, 204px" /></div>
<p>&nbsp;<br />
JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ「ヤマザキマリの世界逍遥録」の単行本化第2弾。<br />
同誌2020年11月号～2023年10月号掲載分より31編、JALカード会員誌『AGORA』2022年1・2月号掲載の「ヤマザキマリ 聖なる島々へ」を再編集し、収録しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="box-border"><font size="3">定価：1,650円（税込）<br />
発行日：2024年10月29日<br />
サイズ：四六判（天地:188mm/左右:128mm）<br />
総ページ数：176ページ<br />
</font></p>
<p>&nbsp;<br />
お買い求めはこちら<br />
<a href="https://ec.jal.co.jp/shop/g/g0002-NF073/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">JAL Mall</a></p>
<p>&nbsp;<br />
ほか、全国の主要書店にて！</p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;</p><p>The post <a href="https://skywardplus.jal.co.jp/story/paris_ruins/">パリの古代遺跡【ヤマザキマリの世界逍遥録】</a> first appeared on <a href="https://skywardplus.jal.co.jp">SKYWARD+</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>サンフランシスコ　デ・ヤング美術館のマンガ展【ヤマザキマリの世界逍遥録】</title>
		<link>https://skywardplus.jal.co.jp/story/sanfrancisco_manga/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[XZ編集用]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Jul 2026 01:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヤマザキマリの世界逍遥]]></category>
		<category><![CDATA[北米]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>サンフランシスコは、私の祖父が1920年代に日本の銀行の支店を設立するために、何年間か暮らしていた街です。それまでの配属先だったロサンゼルスからサンフランシスコに移った祖父は、この街にすっかり心を奪われてしまったようで、 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>サンフランシスコは、私の祖父が1920年代に日本の銀行の支店を設立するために、何年間か暮らしていた街です。それまでの配属先だったロサンゼルスからサンフランシスコに移った祖父は、この街にすっかり心を奪われてしまったようで、彼のアルバムには当時の風景や人々の写真がたくさん収められています。</p>
<p>&nbsp;<br />
昨年9月、このサンフランシスコにあるデ・ヤング美術館で、北米初の日本の漫画の展覧会「アート・オブ・マンガ」が開催されることとなり、作品が展示される10人の作家の一人として、私にもついにこの街を訪れる機会がめぐってきました。</p>
<p>&nbsp;<br />
この展覧会の発起人でありキュレーターを務めたアメリカ人のニコル・クーリッジさんは、日本の大学に留学して日本の伝統工芸や美術を学び、そして日本の漫画を愛してやまない日本文化研究家です。数年前にロンドンの大英博物館で開催され、大きな反響を呼んだ日本の漫画の展覧会も彼女が仕掛けたものですが、2025年にはサンフランシスコでも、ニコルさんの日本の漫画に対する情熱と思い入れが存分に発揮されることになったのでした。</p>
<p>&nbsp;<br />
サンフランシスコといえば今やシリコンバレーを拠点とするITとリベラルアーツが交錯する文化都市ですが、今回の展覧会も多くの人々の表現に対する好奇心を焚き付けて、開催初日には過去25年で最も多い動員数を記録しました。</p>
<p>&nbsp;<br />
西洋の絵画とも違う、漫画という二次元の世界の奥深さを知ってもらおうと意気込むニコルさんと一緒に、私も開催日から告知やインタビューに奔走。そんな中、空き時間を見つけては名物の無人タクシー「ウェイモ」に乗って街へと繰り出し、現地に暮らす友人には「アップル」の創業者であるスティーブ・ジョブズゆかりの地を案内してもらい、ナパ・バレーではおいしいワインを楽しんで、祖父が惚れ込んだサンフランシスコをとことん満喫する滞在となったのでした。</p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="3"><strong>やまざき まり</strong><br />
漫画家・文筆家・画家。日本女子大学国際文化学部国際文化学科特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』（とり・みきと共著）で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』、作品集『ヤマザキマリの世界 1967─2024』など。現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ＋」で連載中、第1・2巻が好評発売中。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="caption">
（SKYWARD2026年6月号掲載）<br />
※記載の情報は2026年6月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>『ヤマザキマリの世界逍遥録&#8545;』、好評発売中！</h3>
<div class="img-book"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg" alt="" width="204" height="300" style="border: 1px solid #ccc;" class="alignnone size-medium wp-image-31634" srcset="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg 204w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-697x1024.jpg 697w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-768x1128.jpg 768w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01.jpg 770w" sizes="auto, (max-width: 204px) 100vw, 204px" /></div>
<p>&nbsp;<br />
JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ「ヤマザキマリの世界逍遥録」の単行本化第2弾。<br />
同誌2020年11月号～2023年10月号掲載分より31編、JALカード会員誌『AGORA』2022年1・2月号掲載の「ヤマザキマリ 聖なる島々へ」を再編集し、収録しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="box-border"><font size="3">定価：1,650円（税込）<br />
発行日：2024年10月29日<br />
サイズ：四六判（天地:188mm/左右:128mm）<br />
総ページ数：176ページ<br />
</font></p>
<p>&nbsp;<br />
お買い求めはこちら<br />
<a href="https://ec.jal.co.jp/shop/g/g0002-NF073/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">JAL Mall</a></p>
<p>&nbsp;<br />
ほか、全国の主要書店にて！</p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;</p><p>The post <a href="https://skywardplus.jal.co.jp/story/sanfrancisco_manga/">サンフランシスコ　デ・ヤング美術館のマンガ展【ヤマザキマリの世界逍遥録】</a> first appeared on <a href="https://skywardplus.jal.co.jp">SKYWARD+</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>もうひとつの故郷、バッサーノ・デル・グラッパ【ヤマザキマリの世界逍遥録】</title>
		<link>https://skywardplus.jal.co.jp/story/italy_bassano/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[XZ編集用]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 15 Jun 2026 01:00:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヤマザキマリの世界逍遥]]></category>
		<category><![CDATA[ヨーロッパ・ロシア]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://skywardplus.jal.co.jp/?post_type=story&#038;p=35163</guid>

					<description><![CDATA[<p>イタリア北東部、ベネト州の小都市バッサーノ・デル・グラッパは私の夫の故郷であり、私が40年以上前に初めて暮らしたのもこの街の近郊でした。私をイタリア留学に誘った夫の祖父や、彼の親族のほとんどがこの地域の出自なので、私にと [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>イタリア北東部、ベネト州の小都市バッサーノ・デル・グラッパは私の夫の故郷であり、私が40年以上前に初めて暮らしたのもこの街の近郊でした。私をイタリア留学に誘った夫の祖父や、彼の親族のほとんどがこの地域の出自なので、私にとってはもうひとつの故郷といってよいかもしれません。</p>
<p>&nbsp;<br />
夫の祖父も、そしてその妻もベネチア共和国時代から続いていた陶芸工房の末裔でしたが、バッサーノではこうした陶芸をはじめ、さまざまな伝統工芸が生まれています。その繁栄のきっかけとなったのが、この街の中心を流れるブレンタ川です。ブレンタ川は、ヨーロッパアルプスの東側、ドロミテと呼ばれる山岳地帯の南部からアドリア海に向けて174㎞の距離を流れていますが、この川の恩恵がもたらした文化や産業は多種多様です。</p>
<p>&nbsp;<br />
バッサーノ・デル・グラッパという街の名前からも簡単に想起できると思いますが、この街はブドウの蒸留酒グラッパの聖地ともいわれ、名門蒸留所が集まっています。グラッパもまた、素晴らしい水質と豊かな水量、そして輸送手段としても便利だったブレンタ川が育んだバッサーノの誇りです。</p>
<p>&nbsp;<br />
そして、この街の中心部には、後期ルネサンスの建築家パッラーディオが設計した、珍しい屋根付きの木造の橋がブレンタ川の上に架けられています。「山岳隊の橋」と呼ばれるこの橋は、これまでに洪水や戦争のダメージを被りながらも、その度に丁寧な修復が繰り返されました。今でも街のランドマークとして、美しい山々と川の流れを眺める市民で賑わっています。</p>
<p>&nbsp;<br />
バッサーノの魅力についてはまだいくらでも書きたいことがあるのですが、壮麗な山々に見守られた美しい文化都市の素晴らしさを知っていただくには、実際に現地まで赴くのが一番でしょう。もし春に行かれるのであれば、ぜひとも名物の絶品ホワイトアスパラをお召し上がりください。</p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="3"><strong>やまざき まり</strong><br />
漫画家・文筆家・画家。日本女子大学国際文化学部国際文化学科特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』（とり・みきと共著）で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』、作品集『ヤマザキマリの世界 1967─2024』など。現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ＋」で連載中、1・2巻が好評発売中。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="caption">
（SKYWARD2026年5月号掲載）<br />
※記載の情報は2026年5月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>『ヤマザキマリの世界逍遥録&#8545;』、好評発売中！</h3>
<div class="img-book"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg" alt="" width="204" height="300" style="border: 1px solid #ccc;" class="alignnone size-medium wp-image-31634" srcset="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg 204w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-697x1024.jpg 697w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-768x1128.jpg 768w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01.jpg 770w" sizes="auto, (max-width: 204px) 100vw, 204px" /></div>
<p>&nbsp;<br />
JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ「ヤマザキマリの世界逍遥録」の単行本化第2弾。<br />
同誌2020年11月号～2023年10月号掲載分より31編、JALカード会員誌『AGORA』2022年1・2月号掲載の「ヤマザキマリ 聖なる島々へ」を再編集し、収録しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="box-border"><font size="3">定価：1,650円（税込）<br />
発行日：2024年10月29日<br />
サイズ：四六判（天地:188mm/左右:128mm）<br />
総ページ数：176ページ<br />
</font></p>
<p>&nbsp;<br />
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			</item>
		<item>
		<title>能登　珠洲の宿【ヤマザキマリの世界逍遥録】</title>
		<link>https://skywardplus.jal.co.jp/story/noto_yado/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[XZ編集用]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 15 May 2026 01:00:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヤマザキマリの世界逍遥]]></category>
		<category><![CDATA[北陸]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://skywardplus.jal.co.jp/?post_type=story&#038;p=35158</guid>

					<description><![CDATA[<p>今から40年ほど前、17歳でイタリアへ渡った私は、イタリア人たちから日本のことを聞かれる度に、ろくな答えを返せない自分を恥じるようになっていました。当時は携帯もネットもありません。母に「何でもいいから、日本の文化がわかる [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>今から40年ほど前、17歳でイタリアへ渡った私は、イタリア人たちから日本のことを聞かれる度に、ろくな答えを返せない自分を恥じるようになっていました。当時は携帯もネットもありません。母に「何でもいいから、日本の文化がわかる本を送って」と手紙を書いたところ、間もなく彼女から「手元にあったから」と旅の雑誌が一冊届きました。</p>
<p>&nbsp;<br />
雑誌の特集は「能登の陰翳礼讃」。表紙を捲ると、そこには薄暗い和室の中に、鮮やかな朱色の漆器に盛り付けられた魚料理の写真が出ていました。能登独特の文化や家族のしきたりなどが細かく紹介されていたその雑誌は、そこから10年以上も私の愛読書となりました。考えてみれば、私がフィレンツェでキアロスクーロ（明暗）という画法で肖像画を描くようになったのも、この雑誌で見た写真の影響からかもしれません。</p>
<p>&nbsp;<br />
私が人生で初めて能登の地を訪れたのは、今から4年前。珠洲の湯宿を訪ねる取材でしたが、いくつかの訪問地の候補からここを選んだのは、自分の中で密かに育まれ続けてきた能登への憧れを優先したためです。</p>
<p>&nbsp;<br />
部屋にはテレビも電話も冷房設備もなし。夏は団扇と部屋を吹き抜ける風がたより。冬は囲炉裏と薪ストーブだけ。お風呂も17度の鉱泉を沸かしたもの。余計なものが一切排除されたこの宿の入り口に立った時、私はその宿の慎ましくも厳かな佇まいと、自然の力を借りる以外に演出など不可能な美しさに息を呑みました。片側が吹き曝しの黒い漆が塗られた廊下には夏の緑が鏡のように反射し、掃除のゆきとどいた部屋の窓の向こうには風にそよぐ木々が見え、寝具も、そして食事に使う輪島の漆器も、一流の職人が手がけた逸品で揃えられています。自然と、慎ましくも誇り高い人間の手業を敬いつつ、情報に掻き回されない時間を過ごす。この湯宿では本物の贅沢を体感できるのです。</p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="3"><strong>やまざき まり</strong><br />
漫画家・文筆家・画家。日本女子大学国際文化学部国際文化学科特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』（とり・みきと共著）で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』、作品集『ヤマザキマリの世界 1967─2024』など。現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ＋」で連載中、1・2巻が好評発売中。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="caption">
（SKYWARD2026年4月号掲載）<br />
※記載の情報は2026年4月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>『ヤマザキマリの世界逍遥録&#8545;』、好評発売中！</h3>
<div class="img-book"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg" alt="" width="204" height="300" style="border: 1px solid #ccc;" class="alignnone size-medium wp-image-31634" srcset="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg 204w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-697x1024.jpg 697w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-768x1128.jpg 768w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01.jpg 770w" sizes="auto, (max-width: 204px) 100vw, 204px" /></div>
<p>&nbsp;<br />
JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ「ヤマザキマリの世界逍遥録」の単行本化第2弾。<br />
同誌2020年11月号～2023年10月号掲載分より31編、JALカード会員誌『AGORA』2022年1・2月号掲載の「ヤマザキマリ 聖なる島々へ」を再編集し、収録しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="box-border"><font size="3">定価：1,650円（税込）<br />
発行日：2024年10月29日<br />
サイズ：四六判（天地:188mm/左右:128mm）<br />
総ページ数：176ページ<br />
</font></p>
<p>&nbsp;<br />
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<p>&nbsp;<br />
ほか、全国の主要書店にて！</p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;</p><p>The post <a href="https://skywardplus.jal.co.jp/story/noto_yado/">能登　珠洲の宿【ヤマザキマリの世界逍遥録】</a> first appeared on <a href="https://skywardplus.jal.co.jp">SKYWARD+</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>“中東のポンペイ” ジェラシュ遺跡【ヤマザキマリの世界逍遥録】</title>
		<link>https://skywardplus.jal.co.jp/story/jordan_ruins/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[XZ編集用]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 15 Apr 2026 01:00:17 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヤマザキマリの世界逍遥]]></category>
		<category><![CDATA[中東・アフリカ]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>ヨルダン北部に位置するジェラシュは、古代から地中海とアジアをつなぐ便利な立地条件を巡って争奪戦が繰り広げられてきた場でありながら、ローマ帝国の統治下になってからは交易や農業で大きな発展を遂げ、ローマ属州における屈指の大都 [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>ヨルダン北部に位置するジェラシュは、古代から地中海とアジアをつなぐ便利な立地条件を巡って争奪戦が繰り広げられてきた場でありながら、ローマ帝国の統治下になってからは交易や農業で大きな発展を遂げ、ローマ属州における屈指の大都市として栄えました。どれほどの大都市だったのかは、残されている建造物を見れば一目瞭然です。中東のポンペイと呼ばれているジェラシュの遺跡ですが、噴火で埋もれていたわけでもないのに、2000年前のものとは思えない保存状態には驚かされるでしょう。</p>
<p>&nbsp;<br />
私たち家族がこの遺跡を訪れたのは今から20年ほど前。珍しい楕円状に聳え立つ列柱に囲まれたフォルム（広場）を見た瞬間、古代ローマオタクの夫も、そして私も「なんだこれは！」とたちまち大興奮状態に陥りました。「バチカン広場みたいだ！」と夫は私を置いて駆け出し、私も尊敬する皇帝ハドリアヌスの凱旋門に感涙状態。</p>
<p>&nbsp;<br />
ところが、テンションが上がり続ける中でふと、さっきまで一緒だった息子が見当たらないことに気が付きました。大慌てで来た道を戻ると、広場の側の木の下で同じ年くらいの女の子とふたりで座り込んでいる姿を発見。「ごめん！」と謝ると、ひどく落ち着いた様子で「いいよ別に。興奮しているみたいだから、ゆっくり見ておいでよ。好きなんでしょ」と冷めた一言。この子は？ と隣の少女について尋ねると「お父さん、あの人だって」と指差した先に、木陰のベンチでおじさんがひとり、疲れ果てたように寝ていました。夫ともども、自分たちの興奮の横溢を悉く反省するしかありませんでした。</p>
<p>&nbsp;<br />
ちなみに、古代文明好きの大人に育った息子にこの時のことを聞いてみると「あんな素晴らしい遺跡に興味がなかった自分が情けない。もう一度行きたい」とのこと。それが叶うのであれば、親のことなど気にせず心ゆくまで楽しんできてもらいたいです。</p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="3"><strong>やまざき まり</strong><br />
漫画家・文筆家・画家。日本女子大学国際文化学部国際文化学科特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』（とり・みきと共著）で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』、作品集『ヤマザキマリの世界 1967─2024』など。現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ＋」で連載中、1・2巻が好評発売中。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="caption">
（SKYWARD2026年3月号掲載）<br />
※記載の情報は2026年3月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>『ヤマザキマリの世界逍遥録&#8545;』、好評発売中！</h3>
<div class="img-book"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg" alt="" width="204" height="300" style="border: 1px solid #ccc;" class="alignnone size-medium wp-image-31634" srcset="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg 204w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-697x1024.jpg 697w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-768x1128.jpg 768w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01.jpg 770w" sizes="auto, (max-width: 204px) 100vw, 204px" /></div>
<p>&nbsp;<br />
JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ「ヤマザキマリの世界逍遥録」の単行本化第2弾。<br />
同誌2020年11月号～2023年10月号掲載分より31編、JALカード会員誌『AGORA』2022年1・2月号掲載の「ヤマザキマリ 聖なる島々へ」を再編集し、収録しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="box-border"><font size="3">定価：1,650円（税込）<br />
発行日：2024年10月29日<br />
サイズ：四六判（天地:188mm/左右:128mm）<br />
総ページ数：176ページ<br />
</font></p>
<p>&nbsp;<br />
お買い求めはこちら<br />
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ほか、全国の主要書店にて！</p>
<p>&nbsp;<br />
&nbsp;</p><p>The post <a href="https://skywardplus.jal.co.jp/story/jordan_ruins/">“中東のポンペイ” ジェラシュ遺跡【ヤマザキマリの世界逍遥録】</a> first appeared on <a href="https://skywardplus.jal.co.jp">SKYWARD+</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>不思議の城カステル・デル・モンテ【ヤマザキマリの世界逍遥録】</title>
		<link>https://skywardplus.jal.co.jp/story/italy_castle/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[XZ編集用]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 16 Mar 2026 01:00:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヤマザキマリの世界逍遥]]></category>
		<category><![CDATA[ヨーロッパ・ロシア]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://skywardplus.jal.co.jp/?post_type=story&#038;p=35092</guid>

					<description><![CDATA[<p>イタリア南部、プーリア州アンドリアの郊外にあるカステル・デル・モンテ（山の城）は、私たちがイメージする西洋のお城とは様子がかけ離れています。黄金比を成すこの八角形の建造物は、今からおよそ800年ほど前に、神聖ローマ帝国の [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>イタリア南部、プーリア州アンドリアの郊外にあるカステル・デル・モンテ（山の城）は、私たちがイメージする西洋のお城とは様子がかけ離れています。黄金比を成すこの八角形の建造物は、今からおよそ800年ほど前に、神聖ローマ帝国の皇帝だったフリードリヒ2世（イタリア語ではフェデリーコ2世）が建立したものです。</p>
<p>&nbsp;<br />
当時の南部イタリアは、ドイツに起源を持つホーエンシュタウフェン家の統治下にあり、フリードリヒ2世はこの一族の王である父親とシチリアの王女との間に生まれました。文化の交差路だった南イタリアにはギリシャにローマ、ビザンツ、ノルマン、そしてイスラムの影響が色濃く残っており、フリードリヒはそんな環境の中で広範な学識と知識を備え、駆使した言語は6カ国語とも7カ国語ともいわれています。</p>
<p>&nbsp;<br />
周りからは「世界の驚異」と称えられるほどの人間力を備え、ナポリには大学、サレルノにはヨーロッパ最古の医学校を設立。芸術や文学を擁護し、鷹を飼っていた本人も鳥類に関する学術書を執筆しています。この人の存在が、200年後のルネサンスという文化改革につながったとする解釈もありますが、カステル・デル・モンテを見ればフリードリヒがいかに型破りで、突出した人物だったのかが実感できるでしょう。</p>
<p>&nbsp;<br />
カステル・デル・モンテはお城ですが、軍事的要素は備わっていません。では何が目的で建てられたのかというと、鷹狩りの拠点ないし数学者や天文学者などを招聘して、ここでアカデミックな論議を交わしていたという説もあります。</p>
<p>&nbsp;<br />
何年も前になりますが、私がこのお城の内部に入った時は他に誰もおらず、八角形の空間の真ん中に佇んでいると、自分の脳もどんどん冴えわたるような気がしてきました。余すことなく人間力を謳歌したフリードリヒ2世がこの世に残した地球への愛情を、このお城を訪れると体感できるのです。</p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="3"><strong>やまざき まり</strong><br />
漫画家・文筆家・画家。日本女子大学国際文化学部国際文化学科特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』（とり・みきと共著）で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』、作品集『ヤマザキマリの世界 1967─2024』など。現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ＋」で連載中、1・2巻が好評発売中。</p>
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（SKYWARD2026年2月号掲載）<br />
※記載の情報は2026年2月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<h3>『ヤマザキマリの世界逍遥録&#8545;』、好評発売中！</h3>
<div class="img-book"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg" alt="" width="204" height="300" style="border: 1px solid #ccc;" class="alignnone size-medium wp-image-31634" srcset="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg 204w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-697x1024.jpg 697w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-768x1128.jpg 768w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01.jpg 770w" sizes="auto, (max-width: 204px) 100vw, 204px" /></div>
<p>&nbsp;<br />
JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ「ヤマザキマリの世界逍遥録」の単行本化第2弾。<br />
同誌2020年11月号～2023年10月号掲載分より31編、JALカード会員誌『AGORA』2022年1・2月号掲載の「ヤマザキマリ 聖なる島々へ」を再編集し、収録しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="box-border"><font size="3">定価：1,650円（税込）<br />
発行日：2024年10月29日<br />
サイズ：四六判（天地:188mm/左右:128mm）<br />
総ページ数：176ページ<br />
</font></p>
<p>&nbsp;<br />
お買い求めはこちら<br />
<a href="https://ec.jal.co.jp/shop/g/g0002-NF073/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">JAL Mall</a></p>
<p>&nbsp;<br />
ほか、全国の主要書店にて！</p>
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&nbsp;</p><p>The post <a href="https://skywardplus.jal.co.jp/story/italy_castle/">不思議の城カステル・デル・モンテ【ヤマザキマリの世界逍遥録】</a> first appeared on <a href="https://skywardplus.jal.co.jp">SKYWARD+</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>上高地と「モーレツ！イタリア家族」【ヤマザキマリの世界逍遥録】</title>
		<link>https://skywardplus.jal.co.jp/story/nagano_kamikochi/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[XZ編集用]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 16 Feb 2026 01:00:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヤマザキマリの世界逍遥]]></category>
		<category><![CDATA[中部]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>長野県を訪れると、いつも思い出すのが、夫の実家があるイタリアのバッサーノ・デル・グラッパの風景です。ヨーロッパアルプス南東部の裾野に広がる平野とその向こうに連なる山々の様子が、とても似ている気がしていたのですが、数年前の [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>長野県を訪れると、いつも思い出すのが、夫の実家があるイタリアのバッサーノ・デル・グラッパの風景です。ヨーロッパアルプス南東部の裾野に広がる平野とその向こうに連なる山々の様子が、とても似ている気がしていたのですが、数年前の夏休み、家族3人で上高地を訪れた時も、アルプスの麓で育った夫も「ここは地元にそっくりだ」と興奮していました。</p>
<p>&nbsp;<br />
日本近代登山の父と呼ばれるイギリス人宣教師のウォルター・ウェストンによって絶賛され、山に登るというレジャーの先駆けとなった上高地ですが、ウェストンが“日本アルプス”の名を世界に広めた心境がよくわかるとのこと。私たちが訪れた日は天気もよく、谷間を流れる梓川はエメラルド色に輝き、大正池の水面には周りの山々が鏡のように映し出され、その美しさにはため息がでるほどでした。</p>
<p>&nbsp;<br />
突然夫から「こんな場所があるなんて。早く教えてよ」と言われたので、漫画の締め切りに追われてそれどころじゃないと答えると、「漫画家という仕事は問題だ」と私の仕事の忙しさを厳しく指摘。休息を大事にするイタリア人にとって、昼夜問わず働く漫画家という職業は理解し難いものがあるようです。</p>
<p>&nbsp;<br />
イタリア語でわあわあやっていると、傍にいた息子から「あのさ、こんな美しい大自然で、つまんない会話やめてくれない？」と水を差され、さらにその直後、「ヤマザキさんですか？『モーレツ！イタリア家族』読んでいます！　ご家族とご一緒の写真、撮りましょうか」と、中年のご夫婦に笑顔で声をかけられました。ご婦人曰く、「皆さん漫画と全く同じで、すぐにわかりました」とのこと。自分の素性が知られてしまった夫は焦りつつも、まんざらでもない様子でした。</p>
<p>&nbsp;<br />
その後イタリアへ戻った夫は、両親に大正池の前で撮ってもらった写真を見せながら、上高地で私が描いた漫画を読んでいる人に出会ったことを自慢したそうです。</p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="3"><strong>やまざき まり</strong><br />
漫画家・文筆家・画家。日本女子大学国際文化学部国際文化学科特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』（とり・みきと共著）で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』、作品集『ヤマザキマリの世界 1967─2024』など。現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ＋」で連載中、1・2巻が好評発売中。</p>
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（SKYWARD2026年1月号掲載）<br />
※記載の情報は2026年1月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。</p>
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<h3>『ヤマザキマリの世界逍遥録&#8545;』、好評発売中！</h3>
<div class="img-book"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg" alt="" width="204" height="300" style="border: 1px solid #ccc;" class="alignnone size-medium wp-image-31634" srcset="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg 204w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-697x1024.jpg 697w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-768x1128.jpg 768w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01.jpg 770w" sizes="auto, (max-width: 204px) 100vw, 204px" /></div>
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JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ「ヤマザキマリの世界逍遥録」の単行本化第2弾。<br />
同誌2020年11月号～2023年10月号掲載分より31編、JALカード会員誌『AGORA』2022年1・2月号掲載の「ヤマザキマリ 聖なる島々へ」を再編集し、収録しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="box-border"><font size="3">定価：1,650円（税込）<br />
発行日：2024年10月29日<br />
サイズ：四六判（天地:188mm/左右:128mm）<br />
総ページ数：176ページ<br />
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お買い求めはこちら<br />
<a href="https://ec.jal.co.jp/shop/g/g0002-NF073/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">JAL Mall</a></p>
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ほか、全国の主要書店にて！</p>
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			</item>
		<item>
		<title>サン・ピエトロ広場での出来事【ヤマザキマリの世界逍遥録】</title>
		<link>https://skywardplus.jal.co.jp/story/vatican_sanpietro/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[XZ編集用]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 15 Jan 2026 01:00:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ヤマザキマリの世界逍遥]]></category>
		<category><![CDATA[ヨーロッパ・ロシア]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>ローマ市内に位置する世界最小の独立国家、バチカン市国。その象徴であるサン・ピエトロ大聖堂と広場のスケールの大きさには、誰もが圧倒されることでしょう。私も初めてバチカンを訪れ、この建造物と空間を目の当たりにした時に感じたの [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>ローマ市内に位置する世界最小の独立国家、バチカン市国。その象徴であるサン・ピエトロ大聖堂と広場のスケールの大きさには、誰もが圧倒されることでしょう。私も初めてバチカンを訪れ、この建造物と空間を目の当たりにした時に感じたのは、古代ローマ時代に生まれて以来、今や世界に14億ともいわれる信者数を維持し続けるカトリックのパワーでした。</p>
<p>&nbsp;<br />
1980年代半ば、私はフィレンツェで厳しい留学生活を送っていましたが、熱心なカトリック信者の母が、どうしてもサン・ピエトロ広場での復活祭のミサに参加したいというので、日本からやってきた彼女とローマで合流し、復活祭当日にバチカンへ向かいました。</p>
<p>&nbsp;<br />
人混みが大嫌いな私には大いなるチャレンジでしたが、案の定、大勢の人々でごった返す広場に足を踏み入れて間もなく、我々親子は離れ離れになってしまいました。私は母を探し出そうと頑張りましたが、世界中から集まってきた人々の群れが、広場に姿を現した教皇に熱狂するその渦の中で、力尽きて倒れてしまいました。</p>
<p>&nbsp;<br />
担架に乗せられ、群衆の隙間を縫って、広場の隅にあった救急車に運ばれた私は、そこで2時間ほど点滴を打つなどの処置を施されました。ようやく回復して外へ出てみると、ミサは既に終了し、帰ろうとしている人々の中に、日本の修道女たちと一緒に歩く母の姿を発見。慌てて駆け寄って「どこにいたの！」と問いかけると、母はそのシスターたちの計らいで、教皇のすぐそばの椅子席でミサに参列できたとのこと。「もう感無量よ！」と無敵の笑みを浮かべる母に、私は自分の身に起こったことを言う気もうせてしまいました。</p>
<p>&nbsp;<br />
バチカンを訪れる度、あの怒濤の人混みと母の屈託ない笑顔を思い出しますが、今となればあの経験のおかげで、その後の苦難に満ちた留学生活も乗り越えられたのだと思っています。</p>
<p>&nbsp;<br />
<font size="3"><strong>やまざき まり</strong><br />
漫画家・文筆家・画家。日本女子大学国際文化学部国際文化学科特別招聘教授、東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』でマンガ大賞2010受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣賞新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章。2024年『プリニウス』（とり・みきと共著）で第28回手塚治虫文化賞のマンガ大賞受賞。著書に『ヴィオラ母さん』『ムスコ物語』『歩きながら考える』『扉の向う側』『貧乏ピッツァ』、作品集『ヤマザキマリの世界 1967─2024』など。現在、『続テルマエ・ロマエ』を集英社「少年ジャンプ＋」で連載中、1・2巻が好評発売中。</p>
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<p class="caption">
（SKYWARD2025年12月号掲載）<br />
※記載の情報は2025年12月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。</p>
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<h3>『ヤマザキマリの世界逍遥録&#8545;』、好評発売中！</h3>
<div class="img-book"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg" alt="" width="204" height="300" style="border: 1px solid #ccc;" class="alignnone size-medium wp-image-31634" srcset="https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-204x300.jpg 204w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-697x1024.jpg 697w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01-768x1128.jpg 768w, https://skywardplus.jal.co.jp/wp-content/uploads/2024/10/pic_241015_01.jpg 770w" sizes="auto, (max-width: 204px) 100vw, 204px" /></div>
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JALグループ機内誌『SKYWARD』の人気連載エッセイ「ヤマザキマリの世界逍遥録」の単行本化第2弾。<br />
同誌2020年11月号～2023年10月号掲載分より31編、JALカード会員誌『AGORA』2022年1・2月号掲載の「ヤマザキマリ 聖なる島々へ」を再編集し、収録しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="box-border"><font size="3">定価：1,650円（税込）<br />
発行日：2024年10月29日<br />
サイズ：四六判（天地:188mm/左右:128mm）<br />
総ページ数：176ページ<br />
</font></p>
<p>&nbsp;<br />
お買い求めはこちら<br />
<a href="https://ec.jal.co.jp/shop/g/g0002-NF073/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">JAL Mall</a></p>
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ほか、全国の主要書店にて！</p>
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&nbsp;</p><p>The post <a href="https://skywardplus.jal.co.jp/story/vatican_sanpietro/">サン・ピエトロ広場での出来事【ヤマザキマリの世界逍遥録】</a> first appeared on <a href="https://skywardplus.jal.co.jp">SKYWARD+</a>.</p>]]></content:encoded>
					
		
		
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