鎌田悠花 Kamada Yuka
JAL
客室乗務員
出身地:青森県
趣味:一人旅
JAL客室乗務員の鎌田悠花です。青森県・下北半島の「おすすめグルメ3選と絶景ポイント」は、青森県出身の私がナビゲートします!
目次
おすすめグルメ3選
大間つるっこつるあらめラーメン(大間漁業協同組合 女性部会)
本州の北の端、下北半島北部に位置する大間町。この町の特産品、ツルアラメはご存じでしょうか? 本州の日本海側に生息する昆布の仲間で、ポリフェノールやフコキサンチンを含有していることが弘前大学と大間漁業協同組合の共同研究で明らかになり、健康志向の方に注目されているんですよ。
津軽海峡の荒波にもまれて、旨味をたっぷり蓄えたツルアラメは、農林水産省主催の「フード・アクション・ニッポンアワード2011」において、研究開発・新技術部門の優秀賞を受賞しています。
私のおすすめは、ツルアラメの粉末をたっぷりと練りこんだ麺を使用した「大間つるっこつるあらめラーメン」です。粘りが強い昆布ですが、麺の食感はとても滑らか。ふわっと磯の香りが漂います。スープはあっさりした醤油ベースなので、朝食やおやつに食べる方も多いんです。
ご当地ラーメンとして、大間町の飲食店でも提供していますので、ぜひ食べ歩きしてみてくださいね。町内のイベント時には、大間漁業協同組合女性部会の方々による販売も行われています。
大間漁業協同組合 女性部会
住所:青森県下北郡大間町大字大間字下手道59-3
電話:0175-37-3117
大間産本マグロ/赤身(魚忠)
大間町は“マグロの町”としても有名です。高級魚といわれる「大間まぐろ」を名乗れるのは、大間町で水揚げされたマグロのみ。通し番号が入ったシールが貼られ、どの船がいつ、どんな漁法で獲ったのか、きちんと管理されているのですよ。
大間まぐろは、本州最北端の港、大間港で水揚げされます。この漁港の程近くに直売所を構えているのが、一本釣りの天然マグロを取り扱っている魚忠さん。目利きのマグロ職人の方が厳選したマグロを丸ごと一匹仕入れているので、新鮮な切り身を購入することができるんです。
大海原を回遊してきた天然の本マグロは、色濃く自然な脂がのって、しっとりとした豊潤な味わい。養殖とは違う、天然の本マグロならではの本物の味を堪能することができます。大間は本マグロ以外にもウニ、モズク、ホヤ、島のり、タコなどさまざまな海産物が味わえるので、ぜひ食べてみてくださいね。
魚忠
住所:青森県下北郡大間町大字大間字大間平 37-367
電話:0175-37-5353
菓秀 夏秋いちごのマドレーヌ(障害福祉サービス事業所工房 「歩み」)
下北半島では、夏でも冷涼な気候を利用して、いちごが栽培されています。夏の暑さに弱いいちごにとって、非常にいい環境なんですね。「下北夏秋いちご」として、むつ市や東通村の生産者さんが大切に育てています。
爽やかな酸味が特徴で、真っ赤できれいな色味から、スイーツにもよく使われているそうです。私のおすすめは、この下北夏秋いちごをジャムに仕立て、バターたっぷりの優しい生地と合わせた風味豊かなマドレーヌです。
いちごジャムはもちろんのこと、一つ一つ丁寧に手作りされていて、甘さ控えめ。しっとりとした生地にいちごの甘酸っぱさがアクセントになった、見た目もかわいいスイーツです。個別包装されているので、お土産用にもいいですね。
障害福祉サービス事業所工房 「歩み」
住所:青森県むつ市大字奥内字金谷沢1-292
電話:0175-45-2050
URL:https://mf-koubouayumi.jp
下北半島の絶景ポイントはこちら!
仏ヶ浦
▲出典:Amazing AOMORI(URL)
下北半島でぜひ訪れていただきたい絶景スポットといえば、不思議な形の巨石が連なる「仏ヶ浦」です。海底火山の噴火と地層の隆起で生まれた凝灰岩が、風雨や波により削られて、さまざまな表情を持つ奇石群となったもので、自然の驚異に圧倒されてしまいます。
如来の首、五百羅漢、一ツ仏、親子岩、十三仏、観音岩など、仏教に関連する名前がつけられ、それぞれ言い伝えがあったり、源義経の伝説にまつわる岩も存在しているんです。
日本の秘境百選にも選ばれている仏ヶ浦は、白緑色の奇岩が約2kmにわたって連なっているので、遊覧船で巡るのもおすすめです。船上から眺める奇石群は、自然が生み出したアートの世界。高速観光船で、快適なクルーズを楽しんでいただけます。
仏ヶ浦
住所:青森県下北郡佐井村長後 縫道石国有林地内
電話:0175-38-2111(佐井村役場)
下北半島の関連記事はこちらでご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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