春の高知で食べたい!おいしい赤【PR】

文/黒澤 彩 イラスト/津村仁美

東西に広がる高知県は豊かな海と自然、温暖な気候に恵まれた、多彩なおいしい魅力溢れる土地。そんな高知から、赤い美味をピックアップ。 今度の旅のお目当ては、どの“赤”にする?

 

フルーツトマト~産地ごとに食べ比べたい。高知発祥の赤い宝石

 
小粒ながら果実のように甘く、ぎゅっと濃厚な味わいのフルーツトマト。高知が発祥だと知っていましたか?1970年の台風で畑に海水が混ざってしまったことをきっかけに徳谷(とくたに)トマトが誕生。

 
以来、県内各地で多種のブランドトマトが登場し、高知はフルーツトマト王国に。酸味、甘味、食味の三拍子揃ったおいしさは一年を通じて楽しめますが、2~4月は最も旬の時期です。

 

日高村オムライス街道~トマトピューレが味の決め手

 
2014年4月にスタートした「日高村オムライス街道」は、オムライスが大好物だった当時の村長の発案。国道33号沿いに広がる参加店は、日高村のシュガートマトを使うのがルール。極上の高糖度トマトを使ったオムライスやナポリタンを味わえます。

 

カツオのたたき~日本一のカツオ王国で春の旬に舌鼓

 
高知に行ったら必ず食べたいのが、鮮度のいいカツオのたたき。強火でさっと炙り、これも高知名産のミョウガ、ニンニクやネギなどの薬味をたっぷりのせて柚子ポン酢、もしくは塩でいただきます。

 
四万十市中村には塩たたきの伝統的な食べ方があるなど、地域ごとの特色も。高知を代表する一皿であり、料理人の個 性の見せどころでもあるので、店ごとの違いもぜひ楽しんで。旬は年2回あり、春は澄んだ赤い身がおいしい、初ガツオの季節。

 

 
実は高知県民は「カツオの刺身」も大好物。カツオを水揚げする漁港がいくつもあり、県民1人あたりの消費量も全国1位の高知県。ほどよい弾力のある皮をつけたまま食べる刺身も定番なのだそう。

 

藁(わら)焼き体験に挑戦!

 
本場のたたきは藁焼き。カツオの一本釣りで知られる中土佐町久礼(くれ)の「黒潮本陣」では、カツオの藁焼きを体験できます(時期は4~10月)。豪快な炎で焼いたたたきは香ばしく、満足感もひとしお。

 

室戸キンメ丼~刺身、照焼き、出汁茶漬けで 金目鯛と地魚をたっぷりと

 
高知の海の幸といえば、こちらも忘れてはなりません。西日本一の金目鯛の水揚げ量を誇る室戸市では、「室戸キンメ丼」が名物。

 
新鮮な地魚の刺身と室戸産 金目鯛の照焼きをのせた丼に、金目鯛の出汁がセットになって出汁茶漬けも楽しめます。全店共通の1,800円で食べられるのも嬉しい! 美しい赤のグラデーションを目で、舌で、味わい尽くして。

 

ようこそ、「歩ける植物図鑑」高知へ。

植物分類学者・牧野富太郎のふるさと高知。 四季の草花をはじめ、自然、食、歴史など本県の魅力を存分にご体感ください。

 
開催期間:令和5年3月25日(土)~令和6年3月31日(日)

 

連続テレビ小説を生かした博覧会推進協議会

TEL:088-823-9606

 
 

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