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町焼肉の最高峰!大幸園本店という奇跡【フォーリンデブはっしーの29の日はコレだ!】

文/フォーリンデブはっしー 撮影/巣山サトル

こんニクは!フォーリンデブはっしーです。
毎月29日=ニクの日に、とっておきの肉料理をご紹介していく、この連載。今回は11月29日=イイ肉の日ということで、いつにも増して1年に1回の特別な日!なので、私が愛してやまない郊外の名店として、八王子市の小宮にある「大幸園 本店」というお店をご紹介します。

 

 
もう外観からして、ただ者ではない空気がにじみ出ている同店。じつは今年になって改装したので、年季の入った渋い見た目とは違い、店内は意外にも新しさが感じられる、明るい雰囲気。

 

 
大好きで何度も通っていて、もはや今では「第二の実家」と呼んでいます。それもそのはず、店主やお母さま、そして店員の皆さんがいつも優しく、温かく迎え入れてくれるので、この場所ならではのアットホーム感も、また通いたくなるストロングポイントなんです。

 

 
いつも必ず注文してしまう「特選タン」(税抜3,800円)は、見るも素晴らしい厚切りタンで、パッと見の値段は驚くかもしれませんが、このクオリティーはほかでは味わえないもの。仮に都心のお店で出していたとしたら、倍の価格がするだろうトップクラスの肉質です。

 

 
この厚切りタンは、じつは自分なりの焼き方があって、両側をパリッと焼き上げたら、積み上げてトングで挟むことで、サイドの面も焼くことが可能に。かなり肉厚なだけに、じっくり火を通す必要があるため、四方八方から熱を入れていくとムラなく焼きあがります。

 

 
トングで4枚のタンを挟みながら、逆サイドも焼くために、そのままつかんでエイッとひっくり返す。これぞ、長年かけて生みだした、幸せを求めて牛タンをターンさせる「ハッピーターン」という究極奥義!

 

 
さすれば、ほんのり内側がピンクがかった、最高の焼き加減になるはずです。好みは分かれるところですが、人によってはもっとレアで仕上げることもあるもの、個人的にはタンは生感が残るとグニュッとした嫌な食感になってしまい、旨味も引き出されにくくなる気がするため、これくらいの焼き加減が我ながらベスト。
ひと噛みすれば、ザクッとした歯切れのよさで、口の中いっぱいに溢れだす肉汁。希少な和牛の、一番柔らかいタン元の部分を贅沢な分厚さでくり抜いているからこそ、この秀逸な味わいと食感を演出できています。

 

 
もちろん、王道の「ロース」(税抜1,200円)だって手を抜いていません。メニューには中ロースと上ロースも置いていますが、あえて焼肉店で並ロースを注文すると、それぞれのお店の違いがわかりやすくなることは、ご存じでしたか?

 

 
赤身の部位ならではの力強さはありつつも、上モノの和牛だからこその適度なサシで、柔らかさとジューシー感も共存。甘く香ばしいタレも食欲をそそり、もう誰もがアレを呼び込みたくなるはず!

 

 
そう、それは永遠のパートナー、白米の日本昔話盛り。お肉につけダレをたっぷりディップして、そのままオンザライスしちゃえば、最高ならぬ最幸の瞬間が到来!やはりこういった肩がこらない昔ながらの焼肉店は、煙に包まれながら白米をモリモリいっちゃうのが醍醐味とも言えますね。

 

 
ロースは大判カットなので、お肉で白米をくるっとローリングしながら頬張ると、まさにこの美味しさ、デブリシャス!カルビやハラミなどももちろん美味しいのですが、やはりごはんを手に、並ロースで童心にかえって太るというのも、粋かもしれません。

 

 
そうそう、もう一つ忘れちゃいけないのは、上ミノ。一般的にはシコシコとした食感といわれるミノが、なんと歯を入れた瞬間、パツンと弾けるようなファーストリアクション。そこからは歯がスッと入っていくザクザク感で、今までのミノの概念を覆すような逸品です。マイベストオブタンに続いて、マイベストオブミノも認定!

 
いやはや、やはり「大幸園 本店」おそるべし。
なにを食べても美味しく、ほかでは味わえないようなオンリーワンのお肉がそこにある。しかも、心温まる居心地のよさもある。これが、多くの人を魅了する焼肉店の原点ともいえるかもしれません。

 
1年に1度の11月29日=イイ肉の日は、ぜひ皆さんも素晴らしいお肉と出会って、Nice to Meat you されてみてくださいね。それでは、お肉の神さまの御加護があらんことを!

 
デブ ア ナイスデイ〜♬

 

大幸園 本店
電話番号:042-642-1129
住所:東京都八王子市小宮町863-3
営業時間:月~土 17:30~22:00(L.O 21:40)、日・祝 17:00~22:00(L.O 21:40)
定休日:水曜(祝日の場合は翌木曜)

 
フォーリンデブはっしー
グルメエンターテイナー。お肉博士とお米ソムリエの資格を持ち、肉を中心にごはんのオカズを求めて全国を食べ歩く。フォロワー数26万人のInstagramと、月間200万アクセスを記録するグルメブログが人気。農林水産省の国産食材アンバサダーや、東京モーターショー 2020のグルメ総合プロデューサーなども務める。決めゼリフは、デブリシャス!

 

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