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大安とは?意味や由来、2022年の大安カレンダーを紹介

大安吉日。私たちが何か新しいことをするとき、また宝くじを買ったりするようなときには、自然とこの日を意識しているに違いない。何を行うにも縁起が良い、とされるのが大安という日だ。そもそも、なぜ大安なのか。由来など、知らないことも多い。さて、今回は2022年の大安カレンダーと共に、大安について深掘りしてみた。その意味を知って行動すれば、より幸運を引き寄せることができるかも。ぜひ参考にして欲しい。

 
この記事では、

 
・2022年の大安日
・そもそも大安とは?
・大安にやると良いこと
・大安以外の六曜の意味は?

 
などを紹介する。

 

2022年の大安はいつ?

 
2022年も後半に入り、1年の早さを実感する今日この頃。あれも、これも、やり残していることがいっぱい……とお嘆きのあなたに、今後の計画を立てる上でも、まずは大安日をチェックすることをおすすめする。2022年の大安を紹介(新暦の場合)するので、まずは、この日を目安に、何か始めてみてはいかが?

 
〈2022年の大安〉

1月 8日(土)、14日(金)、20日(木)、26日(水)
2月 5日(土)、11日(金)、17日(木)、23日(水)
3月 1日(火)、6日(日)、12日(土)、18日(金)、24日(木)、30日(水)
4月 3日(日)、9日(土)、15日(金)、21日(木)、27日(水)
5月 2日(月)、8日(日)、14日(土)、20日(金)、26日(木)、30日(月)
6月 5日(日)、11日(土)、17日(金)、23日(木)
7月 4日(月)、10日(日)、16日(土)、22日(金)、28日(木)
8月 2日(火)、8日(月)、14日(日)、20日(土)、26日(金)、30日(火)
9月 5日(月)、11日(日)、17日(土)、23日(金)、28日(水)
10月 4日(火)、10日(月)、16日(日)、22日(土)、26日(水)
11月 1日(火)、7日(月)、13日(日)、19日(土)、24日(木)、30日(水)
12月 6日(火)、12日(月)、18日(日)、28日(水)

 
いかがだろうか。意外に多いと感じたのでは? そう、これを見ればわかる通り、1年を通して6日に1日は大安なのだ。何をするにもよいとされる日が、こんなにたくさんあるとはうれしい限り。ではここからは、そもそも大安とは何か?について深掘りしていこう。

 

そもそも大安の意味とは?

 
「縁起が良い」とされる大安は、いつからそういわれるようになったのか。昔からの暦には、日付の他に、さまざまな注記事項が書かれており、これを歴注(れきちゅう)という。ほかに馴染みのある暦注としては、二十四節気がある。大安を含んだ暦注の1つで、日時や方角などの吉凶日を6つに分けたものは、先勝→友引→先負→仏滅→大安→赤口の順で繰り返していく。これを六曜(ろくよう/りくよう)と呼び、その六曜の中で、最も縁起が良いとされる日が大安だ。

 
六曜は、古の時代より中国の占いで物事を判断する目安として使われてきたというが、その時代や背景については定かではない。約2000年前に創始された中国の占星術の一つ、小六壬(しょうろくじん)が、六曜のもとになっているといわれているが、三国志でおなじみの軍師、諸葛孔明が発案したとの説まである。日本に伝来したのは鎌倉時代とされ、日本の文化風土に寄り添いながら、少しずつ解釈や順番なども変化して、江戸時代後期には、暦に暦注として記されるようになったという。

 
そして庶民の生活に六曜を取り入れることが流行したのは、幕末だとか。1873(明治6)年に太陽暦が採用されると、「吉凶付きの暦は迷信だ!」などと時の政府に禁止されるのだが、第二次世界大戦後は政府による統制が廃止され、六曜が復活。カレンダーや手帳などにも記載されるようになった。その後、現在まで冠婚葬祭の日取りを決めるのに欠かせない存在に。私たちの生活に深く根付いているのだが、近頃では予定をスマホで管理する人も多く、六曜を意識することが少なくなっている……ということもあるようだ。
 

 
さて、六曜とは基本的にやらない方がいいことと、その時間帯が定められたものだ。日としての吉凶、1日の時間帯の中での吉凶がある。その中で、大安は「大いに安し」という意味があり、やってはいけないことや凶とされる時間帯がない日。つまり、1日を通して何をするにも吉という日だ。

 
しかし、大安は実は大吉ということではなく、特に害のない日という意味では実は小吉のような日。1日中やってはいけないことがない分、結婚式や披露宴など長い時間をかけて執り行われる行事にはうってつけで、それらはこの日にすることが良いと考えられている。また、何事もうまくいってほしい、という事柄においては、やはり大安が好まれる。次項では、大安にやると良いとされていることを具体的に見ていこう。

 

大安の日にやると良いこと

大安は何をしても良い日だが、特におすすめとされている事柄はこちら。ぜひ参考にしてみてほしい。

 

結婚式

 
言わずもがな。結婚式の日取りを決めるときに、真っ先に思い浮かぶのが大安。ある結婚サイトの調べによると、挙式するカップルの実に4組に1組が大安を選ぶという。それだけ広く縁起が良い日と認識されているのはもちろんだが、両親や親戚など、六曜を強く意識している目上の世代を安心させたい……というカップルの事情もあるのかも。

 
しかし、それだけに大安の結婚式場確保は競争率も激しい。「ジューンブライド」と呼ばれる6月や、気候の良い時期には予約も取りにくく、一般的には料金も割高になるという。近頃は日取りを気にしないカップルも急増中。友引、先勝など、それ以外の選択肢も増えているとか。また、割引などの恩恵が受けられる仏滅に、あえて結婚式をあげるという強者も。それぞれにメリットを考えて、あまりこだわることなく、人生の良き日を迎えたいものだ。

 
ジューンブライドやおすすめの縁結びスポットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひあわせて読んでみていただきたい。

 

ジューンブライドとは?プロポーズ・縁結びにおすすめの場所も紹介

 

引越し

引越しもまた、人生の節目のイベントとされるため、結婚式同様大安が選ばれる傾向にある。週末ともなれば、人気が集中するので業者の確保が困難な状況に。料金も割高になる。どうしても大安にこだわるなら、早めの依頼が得策。仏滅、赤口は避けた方が無難だが、それ以外なら、午前中の作業は先勝、先負なら午後から始めるなど、さまざまな選択肢が考えられる。日取りについては、柔軟性を持って対応することをおすすめしたい。

 

開店、開業などの新しいことを始める

独立開業、開店、会社設立日などは人生の一大事。縁起かつぎのために大安を選ぶ経営者も多い。さらに天赦日や一粒万倍日が重なればさらに良いとされる。しかし、必要以上に日取りにこだわりすぎると、商売のチャンスをのがすことも。自分が納得する方法で日取りを決めるのがベスト。

 

地鎮祭、上棟式

 
家を建てる際に、着工前に行う地鎮祭と屋根ができる前の上棟式は重要な二大儀式とされている。近頃は地鎮祭のみで、上棟式は行わないケースがほとんどというが、その日取りを決めるときは、大安や友引が選ばれるという。しかし、地鎮祭、上棟式は、建築吉日というカレンダーに沿って日取りが決められることも多く、これは必ずしも大安と一致しない。また、日本では公共建築や大型土木工事などの大規模建築では、大安よりも建築吉日に地鎮祭を行うという。自分の家を建てる際の儀式の日取りについては、業者と相談しながら進めるのが良いだろう。

 

お宮参り、七五三

 
お宮参りや七五三は、子供の健やかな成長を願い神社仏閣にお参りする儀式。良い日柄を選ぶ、という意味で一般的に大安を選ぶ人が少なくない。ただし、六曜は神道で仏教とは無関係なので、意識して日程にとらわれなくても良い、というのが最近の風潮だとか。七五三について詳しくは、こちらの記事も参考にしてほしい。

 

七五三の由来|いつお参りする?男女の違いやお祝いの食べ物は?

 

宝くじを買う

 
「本日は大安吉日」という旗を、宝くじ売り場で見かけることも多いだろう。ドリームジャンボ宝くじカレンダーにも、発売日のほか、大安、一粒万倍日の記載がある。これを参考に宝くじを購入する人も多いのではないだろうか。

 
実際に宝くじの当選者の傾向としては、日頃から縁起の良い日を意識し、金運アップを意識した行動を実践する人が多いそう。一粒万倍日や天赦日が重なれば、吉日が重なり合う日として、より一層運勢がアップするという。その日こそが、宝くじを購入する絶好のチャンスなのだ。運を試したい人は、こちらの記事で一粒万倍日についてもチェックしてみて。

 

最強開運日、2022年の一粒万倍日はいつ?天赦日と重なる日も紹介

 

六曜のほかの日にはどんな意味がある?

ここまで大安について詳しく解説してきたが、六曜のそれ以外の日についても気になるところ。大安以外の六曜には、仏滅、友引、先勝、先負、赤口がある。それぞれの日の意味や、やってはいけないことを解説する。

 

仏滅(ぶつめつ)

 
大安に続く、メジャーな六曜が仏滅。仏滅と聞くと、ブルーな気分になったり、今日はやめておこう、と何となく思うことが多いはず。仏滅は物事が滅す日のことを指し、六曜の中では、最も縁起が悪い大凶日だ。広辞苑によると、「勝負なしの日。俗信で、万事に凶である悪日とし、婚礼などを忌む」とあり、やはり結婚式などの祝い事は避けられてきた傾向がある。

 
もともと、中国から入ってきたときは、空亡、虚亡と表記されていたといい、昔の暦の中では物滅と暦注されていたとか。それが次第に変化して、仏滅になったという。仏は近年になって当てられた字で、仏の死んだ日とは無関係である。

 

仏滅にやらないほうが良いこと

お祝い品を送る:結婚、出産、合格などの「嬉しい気持ち」を伝えるお祝い品は、縁起が良い日を選びたい
納車:縁起が悪く、故障や事故などを連想させることから
結婚式、入籍:仏滅に行うカップルは統計的に少ないとか

 

仏滅にやっても良いこと

お葬式、お通夜、お墓参り:「仏」という字があてられているが、仏教とはなんの関係もない
引越し:一度最悪となった日から復活するという、新しいことを始めるのに適した日ともいわれている
厄払い:新しい人生の第一歩として

 

 
基本的に仏滅は不吉、と考えられることが多いが、逆説的な考え方もあり、仏事や別れたい人との別れには良い日とされている。また、仏滅の次の日は大安なので、それに向けて運気が上がる……との根拠から、仏滅の日は午後からは縁起が良くなるという説も。

 
そう考えると、例えば悪縁を切り、改めて人生をスタートしたいときなどには適していると言えるかもしれない。悪縁因縁を断ち切り、新たな旅立ちをしたいときは、仏滅を意識してみては。ただし、特に良くない事柄は、仏滅から始めると長引いてしまうと考えられているから気をつけたい。いずれにしても、それぞれに解釈があるので、決して鵜呑みにするのではなく、十分に考え行動したいものだ。

 

友引(ともびき)

 
読んで名の如し「友人を引き込む」と書くのが友引。しかしもともとは、共引と表記されていたという。六曜は賭け事のタイミングなどを計るために使われていたことが多く、「共に引き分ける」ことから午前、午後共に、相打ちで勝負なしの日とされた。

 
友引と表記されるようになってから、「友を引き込む」という意味合いが強くなり、この日にお葬式を出すと他の人の死を誘うと考えられ、お葬式を避けるようになった。友引を休場としている火葬場も多いとか。ちなみに、通夜は故人を偲ぶ場と考え別れの儀式ではないので、友引でも問題はないとされている。

 
一方で、良いことも悪いことも引き合う、友を引き寄せるなどの意味合いから、慶事においては、大安に続く人気の日取り。結婚式、入籍などに縁起が良いとされている。ただし、時間帯には注意したい。朝と夕方は吉。凶となるのは昼間の11~13時の時間帯というから、その時間の入籍などは避けるようにしよう。

 

先勝(せんしょう)

 
あまり馴染みのない日取りかもしれない。「せんかち」「さきかち」などと読む場合もある。「先んずれば即ち勝つ」という意味で、物事を早く済ませるのが良い日。用事をするなら午前は吉、午後は凶という。六曜の午前中は14時までとされているので、14時を過ぎたら吉から凶に変わると心得たい。その後、18時頃まで凶が続くという。

 
また急用や訴訟などにも運の良い日とされる。室町・戦国時代の武将たちの間では、開戦の吉凶を占う目安として重宝された。なるだけ早く行動することが吉なので、この日の午前中に結婚式やお見合いなどをすると良い。夕方は凶になるため、通夜は避ける。

 

先負(せんぶ)

「せんぷ」「さきまけ」などとも。先勝とは逆で「先んずれば即ち負け」という意味で、何事にも先んじてはいけないとされる日。先勝とは逆に午前中は凶、午後からは吉。何事も急がず慌てずに。すべてを控え目にして、急ぎのものがあっても午後に用を足すことを良とする。負を忌み嫌って、訴訟や契約ごとは避けるのが無難。結婚式や祝い事は午後から行うのが良い。

 
中国ではその昔、先負は大安と同じように小吉、周吉と呼ばれる吉日の一つだったということから、午前中を避けることさえ意識すれば、ほかはあまり気にすることはない。

 

赤口(しゃっこう)

 
「しゃっく」「せきぐち」などとも。陰陽道において太歳神の王都の東門の番神、赤口神のもとにいる8人の鬼神のうち、八獄卒神(はちごくそつしん)が支配する日であり、人や生き物を悩ませる日であるという。公事・訴訟・契約などの凶日とされる。また、赤は火や血を連想させ、災いや凶の意味合いがあるとか。火の元や刃物に注意すべき日で、凶や死のイメージが付きまとうため、祝い事では仏滅より避けられることも多い。

 
何事も避けた方が無難な日とされるが、11時から13時のみは吉。それ以外はやることなすこと、1日大凶というから心しておこう。

 

縁起を意識して、上手に幸運を呼び込もう!


 
さて、ここまで大安についてまとめてきた。古くからの言い伝えや習慣ではあるが、科学的な根拠にもとづくものではないので過度に気にする必要はない。しかし、気の持ちようで運気が変わり、前向きな気持ちになれることも多々あるのではないだろうか。

 
六曜は私たちの生活や習慣の中に根付いてきた、吉凶や運勢の捉え方の1つ。今もまだ意識されているということは、きっと何かあるに違いない。この記事で得た知識をもとに、明日から上手な開運ライフを実践していただきたい。GOOD LUCK!

 
 

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