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福岡のお土産としておすすめの銘菓8選

古くから交易の要として栄えてきた福岡。独自の伝統が根付くこの街を旅したならば、手土産にも趣向を凝らした老舗の銘菓を持ち帰りたい。今回は、福岡土産としておすすめの銘菓8選を紹介していく。

 

明月堂の「博多通りもん」

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1929年の創業以来、福岡で愛される「明月堂(めいげつどう)」の「博多通りもん」。県外の人々からも人気の福岡を代表する銘菓だが、明月堂の経営方針である“博多らしさを大切にしたい”という思いから、販売されているのは主に福岡市近郊のみとなっている。

 
素材にこだわって練り上げられた白餡は、上品な甘さが特徴。その餡がミルク風味のしっとりとした皮に包まれ焼き上がっている。小ぶりながら満足感のある、まさに定番の銘菓だ。

 

明月堂
電話:0120-747-470
住所:福岡県福岡市博多区東那珂2丁目11-23
URL:www.meigetsudo.co.jp/

 

山口油屋福太郎の「めんべい」

めんべい

 
100年以上の間、福岡の食文化を支えてきた「山口油屋福太郎(やまぐちあぶらやふくたろう)」の「めんべい」は、福岡の特産品、明太子を使用したせんべい。同社は元々、明太子を製造しており、そこで培われたノウハウが「めんべい」に活かされている。香ばしくパリッとした食感で、何枚も食べたくなる美味しさだ。

 

山口油屋福太郎
電話:092-475-7777
住所:福岡県福岡市南区五十川1丁目1-1
URL:www.fukutaro.co.jp/

 

如水庵の「もなか 黒田五十二萬石」

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福岡を長きにわたり治めた福岡藩藩主、黒田氏。そのきっかけとなったのが黒田孝高(官兵衛)の存在だ。織田信長、豊臣秀吉、そして徳川家康という三英傑と強く関わり、福岡藩の祖となった官兵衛が剃髪後に名乗った“黒田如水”という号に由来するのが「如水庵(じょすいあん)」である。

 
御用菓子を献上したこともあるこの名店の定番商品が「もなか 黒田五十二萬石」だ。黒田家の瓦に使われていた家紋をもなかの皮に写し取り、パッケージには如水が荒木村重に囚われた際に牢から見えたという藤をモチーフにしたデザインが施されている。

 

筑後菓匠 如水庵
電話:0120-39-0052
住所:福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目19-29
URL:www.josuian.jp/

 

石村萬盛堂の「銘菓 鶴乃子」

鶴乃子

 
1905年創業の「石村萬盛堂(いしむらまんせいどう)」は、伝統的な和菓子はもちろん、バウムクーヘンやレモンケーキといった洋菓子まで手がけている。なかでも人気なのが「銘菓 鶴乃子」だ。

 
真っ白で丸みを帯びたマシュマロのなかには甘さを抑えた黄味餡が入り、フワッとした食感とともに、まろやかな風味が口に広がる。

 

石村萬盛堂(博多土居通り店)
電話:0120-222-541
住所:福岡県福岡市博多区下川端町1-18
URL:www.ishimura.co.jp/

 

湖月堂の「栗饅頭」

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1895年に、工業の町・小倉で生まれた「湖月堂(こげつどう)」。創業以来、地元の人々に愛されているのが「栗饅頭」だ。作家の松本清張も愛したという栗饅頭は、つややかな栗色に焼き上がった表面が、食欲をそそる。饅頭のなかには、しっとりと柔らかい餡が入っており、栗が練り込まれている。明治の創業以来変わらない味を堪能してみてほしい。

 

湖月堂(本店)
電話:093-521-0753
住所:福岡県北九州市小倉北区魚町1丁目3-11
URL:www.kogetsudo.com/

 

スピナの「くろがね堅パン」

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1953年に創業し、不動産賃貸業、総合ビル管理業や自動車事業を行なう株式会社スピナが販売する、地元の人々にも人気の「くろがね堅パン」。鉄鋼を意味する「くろがね」を冠したパンは、官営八幡製鐵所で働く従業員の栄養補助を目的に作られたため、長期保存できるのが特徴だ。どこか懐かしさを感じるようなほんのりとした甘さがあり、牛乳やコーヒーにひたして食べるのもおすすめだ。

 

株式会社スピナ
電話:093-681-7350
住所:福岡県北九州市八幡東区大字前田2142-1
URL:www.spina.co.jp/

 

御菓子司 亀屋延永の「黒ダイヤ・白ダイヤ」

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炭鉱の街、福岡県飯塚市に店を構える「御菓子司 亀屋延永(おかしつかさ かめやのぶなが)」の「黒ダイヤ」と「白ダイヤ」。これは炭鉱が盛んだった当時、石炭を黒ダイヤ、石灰を白ダイヤと呼んだことに由来する。

 
「黒ダイヤ」は鹿児島の黒糖と国産小豆で練りこんだ羊羹で、「白ダイヤ」はいんげん豆と白砂糖で作り上げた、風味あふれる白い羊羹だ。

 

御菓子司 亀屋延永
電話:0948-25-6771
住所:福岡県飯塚市忠隈77-34
URL:www.kameya-nobunaga.com/

 

隆勝堂の「蹴洞(けほぎ)」

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お茶処である八女で親しまれている「隆勝堂(りゅうしょうどう)」。創業は1924年。茶菓子・和菓子だけでなく、洋菓子まで手がけている。特に「蹴洞(けほぎ)」は、昭和20年代の発表からいまもなお愛されている、隆勝堂を代表する銘菓だ。

 
こし餡にルテイン卵、生クリームを加えた卵黄餡を洋菓子のようなサクサクの皮で包んだ、和洋の魅力が織り交ざっている。

 

隆勝堂(八女本店)
電話:0943-24-1717
住所:福岡県八女市大字蒲原729-1
URL:www.ryushodo.com/

 

福岡の由緒ある銘菓を愉しんで

福岡にはその長い歴史にふさわしい由緒ある銘菓が数多く存在する。「博多通りもん」や「めんべい」といった定番のお土産のほか、「もなか 黒田五十二万石」のように、福岡の各地区に根ざした銘菓も魅力的だ。福岡を訪れた際には、ぜひ歴史とともに育まれてきた味を愉しんでほしい。
 
 

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