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道の駅おすすめ10選|海岸線の絶景ドライブとグルメが楽しめる道の駅を厳選

海沿いの道を辿るドライブは、それだけで心がリフレッシュできる特別なひととき。その道中に道の駅に立ち寄ってご当地グルメを味わえば、旅はさらに楽しく、記憶に残るものになる。
 
この記事では、ドライブを愛するJALグループの機内誌『SKYWARD』編集部員が、
 
・海岸線の絶景ドライブコース
・立ち寄る価値のある道の駅
 
を紹介する。
 
これを読めば、絶景ドライブとおすすめの道の駅グルメのどちらも満足できるドライブ旅をプランニングできる。「行ってよかった!」と思える、思い出に残る旅を楽しもう。

 
※掲載施設の情報は変更されていることがあります。お訪ねの際はあらかじめご確認ください。

 

千葉県|道の駅「富楽里とみやま」

▲出典:道の駅 富楽里とみやま(URL

 
東京からの日帰りドライブにぴったりなのが、千葉県・内房を巡るルート。海沿いの絶景ドライブで開放感を味わい、立ち寄りスポットではスリリングな体験も。

 
その後は、2023年にリニューアルしたばかりの道の駅「富楽里(ふらり)とみやま」でランチを堪能したい。有料道路(富津館山道路)のパーキングエリア「ハイウェイオアシス富楽里」と一体化した施設で、有料道路、一般道路どちらからでも利用可能だ。

 

絶景ドライブスポット

▲鋸山

 
アクアラインを抜けて木更津JCTから南下すると、東京湾を望む海岸線の道へと入る。国道127号、通称「内房なぎさライン」は、潮風を感じながら走れる人気のシーサイドロードだ。

 
その途中にある注目スポットが、鋸山(のこぎりやま)。標高は約329mと低めだが、ロープウェーや車で山頂近くまで行くことができ、広大な敷地の日本寺には、高さ約31mの大仏や、断崖から真下をのぞき込む名物「地獄のぞき」など、スリルと絶景が詰まっている。

 

道の駅 おすすめ地元グルメ

▲海のそば心 青倉商店の、さんが焼の定食。出典:伏姫さんが焼(画像は本店のメニュー)(URL

 
鋸山から車で南へ約20分の道の駅 富楽里とみやま。1階には地元野菜や鮮魚、土産が並び、2階には多彩なフードコートがある。

 
注目は2階の「海のそば心 青倉商店」の名物「さんが焼」。南房総の漁師町に伝わる郷土料理で、たたいた地魚にネギなど十種類以上の野菜を加え、味噌と出汁で味付けし大葉をのせて香ばしく焼き上げた一品だ。素材の旨味が詰まった優しい味わいで、つみれ汁と一緒に頬張れば、ドライブで疲れた心身をほっと癒やしてくれる。

 
イートインで熱々を楽しむのもよいが、おにぎりや惣菜、弁当をテイクアウトして旅のお供にするのもおすすめだ。

 

道の駅 おすすめ土産

▲出典:道の駅 富楽里とみやま(URL

 
ここでしか手に入らないのが道の駅 富楽里とみやまオリジナルの「伏姫びわワイン」。実は南房総は、びわの名産地。帰宅したら「房州びわ」を贅沢に使った希少なワインやスパークリングワインで乾杯しよう。

 

道の駅 グルメ以外の楽しみ方

5月から6月には、びわ狩り体験ができる。完熟のびわを味わえるのは産地ならではの魅力。10月から12月にはみかん狩り、4月にはたけのこ狩りも実施しているので要チェック。

 

道の駅 富楽里とみやま
住所:千葉県南房総市二部2211
電話:0470-57-2601
営業時間:平日9:00~18:00、土日祝8:30~18:00
※お車でお越しの際は 富津館山道路の鋸南・富山ICで降りてください。カーナビの設定は、高速道路のパーキングエリア・ハイウェイオアシス富楽里が設定される場合がありますのでご注意ください。
※土日祝は、高速道路のPAは大変混雑いたしますので、鋸南富山ICでお降りになり道の駅の駐車場をご利用ください。
URL:https://www.furaritomiyama.jp/index.html

 

 

房総半島の絶景&グルメをもっと知りたい方はこちら

 

石川県|道の駅「のと千里浜」

▲出典:道の駅 のと千里浜(URL

 
波打ち際(つまり砂浜の上)を走る爽快感は、一生の記憶に残る体験。日本で唯一、波打ち際を車で走れる奇跡の場所が、石川県・能登半島の西側にある「千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ」。

 
そのすぐそばにある道の駅「のと千里浜」では、海の幸を使ったグルメや世界一に輝いた絶品ジェラート、センスの光るオリジナル土産など個性的な品揃えで、気づけば財布のひもが緩んでしまうはず。

 

絶景ドライブスポット

▲出典:のと千里浜 観光ガイド(URL

 
小松空港から車で約1時間。能登半島の西側にあり、全長約8kmにわたって砂浜を車で走れる、千里浜なぎさドライブウェイ。

 
「タイヤが埋まってしまうのでは?」「四駆じゃなきゃ無理なのでは?」と思うかもしれないが、心配は無用。細かく締まった砂のおかげで、普通車でもバイクでも、自転車でも走行OK。レンタカーでも気軽に走行できるのが魅力だ。

 

道の駅 おすすめ地元グルメ

▲出展:道の駅 のと千里浜(URL)マルガージェラート能登本店(URL

 
道の駅 のと千里浜を訪れたなら、ぜひ味わってほしいのが「マルガージェラート」。2017年、イタリアの国際大会でアジア人初の“世界一”に選ばれた、柴野大造さんが手がける本格ジェラートは、一口食べれば、驚くほどふんわりとしたなめらかさ。素材本来の豊かな甘みが広がり、思わず笑みがこぼれる。

 
原料の生乳は、奥能登のわずか8戸の酪農家から届く貴重なもの。地元で作られた天然の塩や加賀棒ほうじ茶、黒ごまきな粉など、能登の素材をたっぷり使ったフレーバーは、どれも個性派揃い。パイナップル×セロリ×リンゴ、パッションフルーツ×ココナッツ×ジンジャーなど、驚きの組み合わせも楽しい。

 

道の駅 おすすめ土産

▲出展:道の駅 のと千里浜(URL

 
道の駅 のと千里浜といえば、オリジナルスイーツが目を見張る品揃え。羽咋(はくい)市内の8つのお菓子屋さんと地元農家がタッグを組んで生まれた“農菓おやつ”シリーズは、パッケージが洒落ていて、手土産にも最適。

 
さらに、ファン続出の「紅はるかチップス」は必ずゲットしたい。全国にさつまいもチップスは数あれど、このおいしさは別格だ。

 

道の駅 グルメ以外の楽しみ方

▲出展:道の駅 のと千里浜(URL

 
敷地内には、車のタイヤ周りをすっきり洗い流せる“タイヤ専用シャワー”が設置されており、ボタンを押すだけで、井戸水のシャワーが約1分間、車体下の砂や海水を洗い流してくれる。海辺のドライブ後もこれで、気持ちよく帰路につける。

 

道の駅 のと千里浜
住所:石川県羽咋市千里浜町タ1-62
TEL:0767-22-3891
営業時間:9:00~17:00
(レストラン11:30~14:00 L.O.13:00、マルガージェラート10:30~16:00、ベーカリー9:00~売り切れまで)
URL:https://noto-chirihama.com/

 

 

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静岡県|道の駅「天城越え」

▲出典:伊豆市観光情報サイト(URL

 
道の駅「天城越え」は、伊豆半島の中心部、天城峠への玄関口に位置する人気の立ち寄りスポットで、南伊豆や下田、河津方面へ向かうルート上にあり、途中休憩にも便利な場所にある。

 
地元産わさびを使った名物グルメや、ジビエ料理、伊豆ゆかりの文豪に関する展示、森林散策など、伊豆の魅力を一カ所で体感できる、旅のハイライトになるスポットだ。

 

道の駅 おすすめ地元グルメ

▲出典:伊豆市観光情報サイト(URL

 
伊豆といえばわさび。道の駅内にある食事処では、自身でわさびをすりおろし、かつお節と醤油でいただく「贅沢わさび丼定食」をおすすめしたい。シンプルだからこそ、天然わさびのおいしさがダイレクトに伝わり、ご飯が進む!テイクアウト派は、しいたけコロッケや山菜おこわなど手作りの惣菜が楽しめる。

 
食後には、道の駅の敷地内にあるわさび生産農家の直営店「天城わさびの里」で、その場ですりおろした生わさびをたっぷりのせた「わさびソフトクリーム」をぜひ。

 

道の駅 おすすめ土産

▲出典:天城わさびの里(URL

 
道の駅の敷地内には、わさび生産農家の直営店「天城わさびの里」があり、天城産の新鮮な生わさびをはじめ加工品も多数揃う。本場仕込みのわさび漬け、わさび味噌、わさびのり、わさびドレッシング、三杯酢漬けなどバリエーションも豊富。

 

道の駅 グルメ以外の楽しみ方

▲出典:天城わさびの里(URL

 
天城わさびの里では、わさび漬け作りが体験できる。伊豆天城産のわさびと自家製の酒粕を使ったオリジナルのわさび漬けが、約20分で完成。通年体験できるので、一度挑戦してみては。(要予約、1名1,500円。電話:0558-85-0999)

 

絶景ドライブスポット

▲堂ヶ島

 
天城峠から下田へ抜けるのもいいが、混雑を避けて自然の絶景を楽しむなら、西伊豆ドライブがおすすめ。道の駅 天城越えを起点に、山深い峠道を北上し、西伊豆方面へと回り込む形になるが、その分、変化に富んだ風景が楽しめる。やがて視界が開け、駿河湾と断崖が織りなすダイナミックな海景が広がる。

 
奇岩や景勝地が多彩に並ぶ堂ヶ島では、火山が生んだ奇岩や青の洞窟が連なる。観光地が点在しているため、人が分散しやすく、混雑を避けながら絶景を満喫できるのも魅力だ。

 

道の駅 天城越え
住所:静岡県伊豆市湯ヶ島892-6
電話:0558-85-1110
定休日:第3水曜(駐車場・トイレは使用可能)
営業時間:8:30~16:30(レストラン緑の森10:00~15:00)
URL:https://kanko.city.izu.shizuoka.jp/form1.html?pid=2365

 

 

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三重県|道の駅「紀伊長島マンボウ」

▲出典:きほくのたび(URL

 
三重県紀北町にある道の駅「紀伊長島マンボウ」は、伊勢志摩と熊野・那智勝浦を結ぶ国道42号沿いに位置し、海沿いドライブの立ち寄りスポットとして人気を集めている。
最大の特徴は、全国でも珍しいマンボウのグルメが味わえること。そのほかに、地元漁港直送の鮮魚や干物など、海産物のお土産も豊富。

 
広々とした駐車場や清潔なトイレも完備されており、ライダーや長距離ドライバーにも高く支持されている。

 

道の駅 おすすめ地元グルメ

▲マンボウフライ定食。出典:三重の里 いなか旅のススメ(URL

 
道の駅の名前にもなっている「マンボウ」。紀北町では古くからマンボウを食べる文化が根付いており、道の駅では「マンボウフライ定食」や、土日祝日限定の「マンボウ串焼き」などが提供されている。

 
気になる味はというと、まるで鶏のささみのように淡白でヘルシー。クセがなく食べやすいため、初めての方も気軽にトライできる。さらに、サメやウツボといった珍味もチェックしよう。

 

道の駅 おすすめ土産

▲出典:三重の里 いなか旅のススメ(URL

 
紀北の名産品を中心に、さんま寿司や鮮魚、干物、地元ならではの商品まで幅広く取り揃えているが、やっぱりお土産にもマンボウを。三重県紀北町限定のスナック菓子「マンボウあられ」や「ウツボあられ」をぜひ。

 

絶景ドライブスポット

▲鬼ヶ城。出典:観光三重(URL

 
道の駅 紀伊長島マンボウから車で南へ国道42号線で約40分。熊野市周辺は、世界遺産と海岸美がシームレスにつながる、唯一無二のドライブエリアだ。

 
「鬼ヶ城(おにがじょう)」の荒々しい岩壁、「七里御浜(しちりみはま)」の果てしなく続く砂浜、そして「花の窟神社(はなのいわやじんじゃ)」の巨岩信仰という、熊野ならではの自然信仰と地形美を一気に体感できる。いずれも車で15分圏内とアクセス性が高く、道を外れることなく巡れるのも大きな魅力。

 

道の駅 紀伊長島マンボウ
住所:三重県北牟婁郡紀北町東長島2410-73
電話:0597-47-5444
営業時間:平日8:15~18:00、土日祝8:00~18:00(食堂9:00~15:00)
※マンボウ屋台は土日のみ9:00~16:00
URL:https://42manbou.com/

 

 

青森県|道の駅「よこはま 『菜の花プラザ』」

▲出典:道の駅 よこはま「菜の花プラザ」(URL

 
秘境気分を味わいながら絶景ドライブを楽しみたいなら、本州最北端・青森県の下北半島がぴったりだ。下北半島のほぼ中央に位置する道の駅「よこはま『菜の花プラザ』」は、恐山(おそれざん)や仏ヶ浦などの観光地へのアクセスにも便利。

 
下北ドライブの“はじまりの一歩”にふさわしく、観光情報の収集や休憩に最適なスポットとなっている。

 

道の駅 おすすめ地元グルメ

▲出典:道の駅 よこはま「菜の花プラザ」(URL

 
地元横浜町の漁師さん直送の新鮮なプリプリのホタテを贅沢に使った「ほたて丼」は、甘みと旨味が口いっぱいに広がる絶品の一杯。

 
ホタテおにぎりや、サクサクの衣とジューシーな身がたまらないホタテの唐揚げも人気メニュー。どれも地元の海の恵みをダイレクトに味わえる、ここでしか味わえないごちそうだ。地元牧場の生乳を使い、菜花を練り込んだ「菜花ソフトクリーム」もおすすめ。

 

道の駅 おすすめ土産

▲出典:道の駅 よこはま「菜の花プラザ」(URL

 
青森県横浜町の菜の花畑は日本最大級の広さを誇り、5月には満開の菜の花を目当てに多くの観光客が訪れる。道の駅 よこはまには菜の花を使った商品があり、中でもおすすめの土産が「菜の花ドーナツ」。

 
菜の花を練り込んだ生地をなたね油で揚げたドーナツは、優しい甘さとふんわり食感が魅力。おやつにも贈り物にも喜ばれる一品で、訪れたらぜひ手に入れたい。

 

絶景ドライブスポット

▲仏ヶ浦

 
季節ごとに見どころが変わるのも、下北半島ドライブの魅力だ。夏は、日本三大霊場のひとつ・恐山や、白緑色の奇岩が約2kmにわたって続く絶景・仏ヶ浦を訪れたい。

 
秋から初冬にかけては、大間のマグロ漁が最盛期を迎え、新鮮な旬のマグロを求めて遠方からドライブやツーリングで訪れる人々で賑わう。

 

道の駅 よこはま「菜の花プラザ」
住所:青森県上北郡横浜町字林ノ脇79-12
電話:0175-78-6687
休館日:1~3月の火曜(祝日の場合は翌日)
営業時間:物産館[4~10月]8:30~18:00、[11~3月]9:00~17:00
レストラン[7~10月]11:00~16:00 L.O.15:30、[11~3月]11:00~15:00 L.O.14:30、[4~6月]11:00~17:00 L.O.16:30
URL:https://www.nanohana-plaza.com/

 

 

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静岡県|道の駅「開国下田みなと」

▲道の駅 開国下田みなと

 
静岡県下田市、伊豆半島の南東部にある道の駅「開国下田みなと」は、黒船来航の歴史を今に伝える観光型の施設。

 
注目は、港に隣接した立地を活かした新鮮な地魚グルメ。水揚げされたばかりの魚を使った回転寿司や、下田名物の金目鯛をふんだんに使った定食、話題の下田バーガーなどが楽しめる。さらに館内には、下田の歴史ミュージアムと迫力満点のカジキミュージアムも併設されており、グルメだけでなく見どころも満載だ。
 

道の駅 おすすめ地元グルメ

▲出典:下田市観光協会(URL

 
道の駅の2階にある「地魚回転寿司 魚どんや」は、創業100年以上を誇る老舗・渡辺水産が手がける人気店。地魚や金目鯛の寿司をさまざまな味わいで堪能したい。
 

道の駅 グルメ以外の楽しみ方

▲出典:道の駅 開国下田みなと(URL

 
道の駅 開国下田みなとの4階には、黒船と開国の歴史展示や、日本で唯一の「カジキミュージアム」を併設。毎年開催されるカジキ釣り大会の迫力を、実物大のレプリカや映像で体感できる。屋内施設のため、雨の日でもゆっくり楽しめるのも嬉しい。
 

絶景ドライブスポット

▲龍宮窟

 
ドライブをするなら、伊豆・下田から南へ続く海沿いのルートがおすすめ。透明度抜群の多々戸浜や入田浜を過ぎると、SNSでも人気のスポット「龍宮窟(りゅうぐうくつ)」が現れる。直径約50mの天窓が開いた洞窟を下から見上げれば、波の浸食が生んだ自然の芸術に思わず息を呑む。
 
さらに南下すると、白砂が弧を描く弓ヶ浜が広がり、ドライブの締めくくりには伊豆半島最南端・石廊崎へ。断崖の先からは、雄大な太平洋が視界いっぱいに広がる。

 

道の駅 開国下田みなと
住所:静岡県下田市外ヶ岡1-1
電話:0558-25-3500
営業時間:9:00~17:00(魚どんや11:00~15:30、17:30~20:30)
URL:https://www.kaikokushimodaminato.co.jp/

 

 

和歌山県|道の駅「くしもと橋杭岩」

▲道の駅 くしもと橋杭岩

 
和歌山県の紀伊半島の南端にある道の駅「くしもと橋杭岩(はしぐいいわ)」は、なんといっても目の前に国の名勝「橋杭岩」を望む、唯一無二のロケーション。2階展望スペースからは、串本沖に約850m続く岩柱群のダイナミックな景観を一望できる。
 
景色のよい道の駅は他にもあるが、国指定名勝が道の駅の目の前にあるのは非常に珍しい。
 

道の駅 おすすめ地元グルメ

▲出典:南紀串本観光協会インスタグラム(URL

 
和歌山県の特産といえば柑橘類。道の駅 くしもと橋杭岩では地元産のポンカンジュースなどを使った柑橘系のソフトクリームを販売している。甘さは控えめで、ほどよい酸味と爽やかさが特徴。ここでしか味わえないオリジナルの味だ。
 

絶景ドライブスポット

▲橋杭岩

 
日本最大の半島である紀伊半島は、ダイナミックな地形と自然美が魅力の絶景ドライブスポットがあり、山間部には熊野古道など世界遺産も点在するドライブコースの宝庫。
 
串本エリアの橋杭岩や本州最南端の潮岬(しおのみさき)、くしもと大橋周辺は、紀伊半島ならではの切り立つ海岸線と太平洋の大パノラマが広がる特別な景観を誇る。
 

道の駅 くしもと橋杭岩
住所:和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川1549-8
電話:0735-62-5755
営業時間:[4〜9月]9:00〜18:00、[10~3月]9:00〜17:00
URL:https://kumanokanko.nankai-nanki.jp/kushimoto/

 

 

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鹿児島県|道の駅「川辺やすらぎの郷」

▲出典:かごしまの旅(URL

 
鹿児島市から車で約30分。鹿児島県の西側、薩摩半島の内陸に位置する道の駅「川辺(かわなべ)やすらぎの郷」は、南薩ドライブの立ち寄りスポットとして高い人気を集めている。物産館では、名物の寄せ豆腐をはじめ、地元で採れた野菜やオリジナルの加工品などが並び、品揃えは県内でもトップクラス。
 
レストランでは、地元ブランドの「かわなべ牛」や黒さつま鶏を使った料理が味わえる。ドライブ途中の休憩にとどまらず、グルメを目的に訪れる人も多い。
 

道の駅 おすすめ地元グルメ

▲一番人気の「かわなべ牛定食」(左上)の他に、「鹿児島県産若鳥 からあげ定食」(右上)、「豆腐ハンバーグ定食」(左下)、かわなべ牛の「牛すじうどん」(右下)など、鹿児島グルメが充実。
出典:道の駅 川辺やすらぎの郷(URL

 
南九州市の新鮮な食材を使ったレストランメニューの中でも、特に人気なのが「かわなべ牛定食」。畜産王国・鹿児島県で育てられたA4等級以上の黒毛和牛かわなべ牛のサーロインステーキを、贅沢に堪能できる。できたての寄せ豆腐とドリンクバーがセットになっており、満足度も◎。
 

道の駅 おすすめ土産

▲出典:道の駅 川辺やすらぎの郷インスタグラム(URL

 
道の駅 川辺やすらぎの郷は開業から20年以上たつが、不動の人気No.1が作りたての寄せ豆腐。朝一番に提供されるアツアツでとろけるような食感は、ここでしか味わえない逸品だ。
 

絶景ドライブスポット

▲頴娃(えい)町にある、番所鼻(ばんどころばな)自然公園からの眺め。

 
鹿児島市から海沿いを南下し、砂むし温泉で知られる指宿(いぶすき)へ向かうルートは、鹿児島ドライブの定番コース。その先、さらに内陸へ足を延ばし、道の駅 川辺やすらぎの郷をゴールにすることで、海・山・温泉・歴史・グルメを一度に楽しめる充実のルートになる。

 
薩摩富士とも呼ばれる開聞岳(かいもんだけ)を望む南九州市頴娃(えい)町の海沿いエリアや、武家屋敷の町並みが残る知覧(ちらん)を経由し、最後は道の駅 川辺やすらぎの郷で地元食材を味わいながらのんびりと旅を締めくくろう。
 

道の駅 川辺やすらぎの郷
住所:鹿児島県南九州市川辺町清水6910
電話:0993-58-3131
定休日:水曜(レストラン)
営業時間:9:00~18:00(レストラン11:00~15:00 14:30L.O.)
URL:https://www.yasuraginosato.com/

 

 

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愛媛県|道の駅「伊方きらら館」

▲道の駅 伊方きらら館

 
愛媛県西部、日本一細長い半島、佐田岬(さだみさき)半島の付け根に位置する道の駅「伊方きらら館」はドライブ休憩に絶好のスポット。瀬戸内海を見下ろす高台にあり、晴れた日には九州の山々まで一望することができる。
 
館内には魚へのえさやりが楽しめる「ふれあい水槽」や、映像で海の世界を体感できるバーチャル水族館「きららアクアリウム」もあり、サイクリスト向けの休憩所も完備。
 

道の駅 おすすめ地元グルメ

▲出典:道の駅 伊方きらら館(URL

 

 
道の駅 伊方きらら館の名物といえば、駐車場にある「伊方じゃこてん」のじゃこカツとじゃこ天。近海でとれた新鮮な魚のすり身を使った、揚げたてをぜひ味わってほしい。道の駅館内の特産品コーナーにある、伊方町特産のミカンや伊予柑を使ったジュースやゼリーも好評だ。
 

絶景ドライブスポット

▲佐田岬灯台

 
佐田岬半島は国内で最も細長い半島として知られ、「佐田岬メロディーライン」(国道197号)は瀬戸内海と宇和海の絶景を楽しめるドライブコース。一定の速度で走行すると、「みかんの花咲く丘」などのメロディーが響く音響舗装が施されており、走る喜びが一層深まる。
 
ルート沿いには風力発電の風車が並ぶ丘陵があり、ゴールの佐田岬灯台からは九州まで見渡せる断崖の絶景が広がる。メロディー道路と自然美が楽しめる、四国屈指のユニークな海岸ドライブが叶う。
 

道の駅 伊方きらら館
住所:愛媛県西宇和郡伊方町九町越3番耕地179-1
電話:0894-39-0230
営業時間:9:00~17:30
URL:https://www.kirarakan.com/

 

 

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長崎県|道の駅「ひまわり」

▲出典:島原半島公式観光サイト(URL

 
長崎県の南東部に広がる島原半島は、豊かな海と山が織りなす美しい自然景観が魅力のエリア。2023年にリニューアルオープンした国道251号沿いに位置する道の駅「ひまわり」では、島原名物の具雑煮をはじめ、地元の味を楽しめる。
 
さらに、道の駅に隣接する「土石流被災家屋保存公園」は、雲仙普賢岳の噴火災害で被災した家屋を保存・公開しており、防災の重要性を学べる貴重なスポットとなっている。
 

道の駅 おすすめ地元グルメ

▲具雑煮(海老入り)。出典:道の駅 ひまわり(URL

 
道の駅 ひまわりのレストランでは、島原の郷土料理・具雑煮を味わえる。丁寧に煮出した旨味に溢れた出汁が、餅や野菜、エビなど多彩な具材と調和する滋味深い一杯だ。他にも、強いコシが魅力の島原手延そうめんや、長崎ちゃんぽんなど、地元ならではの味が揃う。
 

絶景ドライブスポット

▲仁田峠

 
島原半島のおすすめシーズンは春と秋。春はミヤマキリシマが山肌を鮮やかに染め、秋は紅葉と澄んだ空気の中、有明海越しに熊本の山々まで望める。
 
東海岸沿いは、有明海の穏やかな青と干潟が織りなす風景が続く爽快なシーサイドルートが魅力だ。道の駅 ひまわりでひと息ついた後は、その後は雲仙温泉へ向かって山道を上り、標高約1,000mの仁田峠展望台へ。雄大な普賢岳を背に、海と街並みを一望できる絶景が待っている。
 

道の駅 ひまわり
住所:長崎県南島原市深江町丁6077
電話:0957-61-0771
営業時間:9:00〜17:00(レストラン10:30〜15:00 L.O.14:50)
URL:https://michinoeki-himawari.com/

 

 

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まとめ|絶景ドライブと道の駅グルメを楽しもう

ドライブと道の駅の組み合わせは、旅の楽しみをぐっと広げてくれる。絶景ルートを走りながら各地の道の駅に立ち寄ることで、地域ならではの風景やグルメ、文化にふれることができ、移動そのものが特別な体験へと変わる。
 
ドライブの爽快感と、道の駅での発見が組み合わさることで、心に残る思い出深い旅が実現するだろう。
 

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※掲載施設の情報は変更されていることがあります。お訪ねの際はあらかじめご確認ください。
※価格は税込みです。

 
 

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