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那智の滝|知る人ぞ知る穴場スポットや大自然を満喫!アクセス情報からご当地グルメまで網羅

深い森に包まれた和歌山県・那智(なち)の滝は、落差133mと、一段滝としては日本一落差のある滝だ。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として、熊野古道や熊野三山と並び、多くの参拝者や旅人を魅了してきた。

 
本記事では、那智の滝の見どころやアクセス方法に加え、周辺の穴場スポットやご当地グルメまで徹底解説する。和歌山旅行や熊野古道歩きを計画している人は参考にしてほしい。

 

目次

那智の滝とは?基本情報

落差133m、日本一の一段滝の迫力

 
那智の滝は落差133mの一段滝であり、途中に段差のない直瀑(ちょくばく)としては日本一の落差を誇る。

 
ドドドドドドド―――
毎秒およそ1トンの水が大音響を立てて豪快に落下し、その迫力は圧倒的! 現地で間近に見ると、大自然の地鳴りを思わせる響きに息をのむ。

 

▲タイミングがあえば、虹がかかることも。

 

信仰と歴史に守られた御神体としての滝

 
那智の滝は単なる景勝地ではなく、熊野那智大社の別宮・飛瀧神社の御神体であり、古来より滝そのものが神として祀られてきた。平安時代末期から鎌倉時代にかけては、延命長寿や家内安全を願い、多くの人々がこの滝の前で祈りを捧げたという。

 
また、那智の滝は、現在も修行の場として息づいており、毎年1月には極寒の中、山伏(やまぶし)が48の滝に打たれる寒行「那智四十八滝回峰(かいほう)行」が行われ、古来の信仰が現代に受け継がれている。

 
滝の前に立つと、心を浄化してくれるような心持ちになる――。
深い原始の森に囲まれた滝は、「神が宿る聖域」として今もなお人々を惹きつける。

 

世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部

2004年に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」は、和歌山県・奈良県・三重県にまたがる広大なエリアだ。ここには熊野三山や高野山、吉野・大峯の霊場が点在し、それらを結ぶ熊野古道も含まれている。

 
那智の滝がある那智山周辺もその一部で、熊野那智大社や那智山青岸渡寺(せいがんとじ)、熊野古道が登録されている。

 

▲出典:和歌山県世界遺産センター(URL

 
【熊野三山とは】
・熊野本宮(ほんぐう)大社……山間の静かな場所に立ち、白木の社殿が趣深い。
・熊野速玉(はやたま)大社……熊野川河口にあり、海上安全や地域の守り神として信仰されてきた。
・熊野那智大社……別宮の飛瀧神社が那智の滝を神体山の一部として祀る神聖な神社。
・那智山 青岸渡寺(なちさん せいがんとじ)……熊野那智大社に隣接する寺院。

 

大自然を感じる那智の滝の魅力

拝所舞台からの絶景ビュー

 
那智の滝の見学はもちろん無料だが、滝を身近に感じたいなら、有料の御瀧拝所舞台に立ち寄ろう。大人300円、小中学生200円、未就学児無料。

 

マイナスイオンと御神水で五感を満たす

 
有料の御瀧拝所舞台では、滝壺から立ちのぼる霧状の水しぶきに包まれ、全身にマイナスイオンが染みわたるような感覚に。

 
滝壺の水「お瀧水」は延命長寿の御利益があると伝わり、白い神盃(200円)でいただける。盃は持ち帰り可能で旅の記念になる。

 

四季ごとの景観(春・新緑・紅葉・雨季・冬)

▲写真提供:(公社)和歌山県観光連盟

 

春:那智山は桜に彩られ、華やかな雰囲気に包まれる
新緑:青々とした森に囲まれる
紅葉:赤や黄に染まる山々と滝のコントラスト
雨季:水量が増して迫力増
冬:雪景色の中で静謐な雰囲気

 

イベントと祭り(那智の火祭り、ライトアップ)

▲出典:熊野那智大社(URL

 
• 毎年7月14日:「那智の火祭り」。大松明の炎が乱舞する迫力満点の奇祭。
• 年末年始:青岸渡寺の三重塔と那智の滝のライトアップ

 

その他の周辺観光とご当地グルメを楽しむ

熊野那智大社

 
那智の滝入口から熊野那智大社は約500m。現世の縁を結ぶ神社として知られる熊野那智大社。境内には、神武天皇を大和(現在の奈良県)に導いた三本足のからす「八咫烏(やたがらす)」も祀られている。

 

熊野那智大社
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
参拝時間 6:00~18:00頃
URL https://kumanonachitaisha.or.jp/
駐車場 あり(有料道路利用)
アクセス 那智の滝入口から徒歩で約20~30分。道中に467段の石段があるため、昇り降りが不安な方は歩きではなく車やバスの利用を。熊野那智大社と青岸渡寺は隣接しており、すぐに行き来できる。

 

那智山 青岸渡寺(なちさん せいがんとじ)

 
青岸渡寺からは、三重塔と那智の滝の絶景が見られる。この風景は有名だが、豊臣秀吉の命により再建された本殿の社寺建築も見どころ。那智山青岸渡寺は熊野信仰の山伏の修行拠点でもあり、2025年は10月19日に熊野修験者による護摩炊きが開催される。

 

那智山 青岸渡寺
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
開門時間 7:00~16:30
駐車場 あり(有料道路利用)
アクセス 熊野那智大社から徒歩1分。
URL https://seigantoji.or.jp/

 

那智原始林の自然散策

▲出典:那智勝浦観光サイト(URL

 
那智の滝は手つかずの深い森に静かに抱かれている。その理由は、古くから熊野那智大社の神域として立ち入りや樹木の伐採が禁止されてきた歴史にある。

 
普段は立ち入り禁止だが、特別許可のもと毎年2月~6月限定の登山ツアー「神秘ウォーク」が開催され、滝の上流や原始の森をガイドとともに楽しめる。

 

勝浦温泉で癒やしの時間

那智の滝の宿泊先は、海沿いに広がる勝浦温泉(南紀勝浦温泉)が便利。2つの天然洞窟風呂が自慢の「ホテル浦島」は、送迎船に乗って岬に渡る体験や、地下トンネル、エスカレーターで館内を移動するなど、まるでテーマパーク。日帰り入浴も利用できる。

 

▲(上、左下)天然洞窟温泉「忘帰洞」。(右下)天然洞窟温泉「玄武洞」。男女入れ替え制。出典:ホテル浦島(URL

 

ホテル浦島
住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
アクセス JR紀伊勝浦駅から勝浦港・観光桟橋へ徒歩約6分、送迎船で約5分
駐車場 あり
日帰り入浴 大人2,500円、お子様1,250円(タオル・バスタオル付)
日帰り営業時間 9:00~18:00(最終利用19:00)
【清掃時間】以下の時間帯は各温泉が利用できないのでご注意を。
忘帰洞10:00~13:00
玄武洞12:00~16:00
ハマユウの湯 / 滝の湯12:00~15:00
磯の湯9:00~12:00
URL https://urashimaresortsandspa.jp/wakayama-hotelurashima/spa/

 
ゆりの山温泉

加水・加温なし、源泉100%かけ流しの良質な温泉をリーズナブルに入浴できる。

 

住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町二河8
営業時間 9:00~22:00
入浴料 大人400円、小人220円(0才以上小学生まで)
定休日 火曜(火曜が祝日の場合、祝日は営業)
アクセス JR湯川駅から徒歩10分
駐車場 約20台(無料)

 

那智勝浦 名物マグロ料理

那智勝浦は国内屈指の生マグロの水揚げ量を誇る港町で、一度も冷凍されていない新鮮なマグロを味わえることで知られる。

 
お食事処 桂城(かつらぎ)
マグロ料理を中心とした地魚料理店。希少部位を使用した逸品も美味。

 

▲出展:那智勝浦観光サイト(URL

 

住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦398-11
電話 0735-52-1845
営業時間 11:30~14:00 17:00~22:00
定休日 月曜・第4日曜(翌月曜は営業)
アクセス JR紀伊勝浦駅徒歩約5分
駐車場 4台
URL https://nachikan.jp/restaurant/2864/

 
bodai(ボダイ)
カフェのような雰囲気の創作和食店。生まぐろを高温瞬間揚げした「生まぐろ中とろカツ」が名物。

 

▲出展:那智勝浦観光サイト(URL

 

住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地5-1-3
電話 050-5492-6956
営業時間 11:00~14:00 L.O.13:30、17:30~21:30 L.O.21:00
定休日 火曜、不定休有り
アクセス JR紀伊勝浦駅徒歩約1分
駐車場 共有無料。昼営業時(土日祝のみ)、夜営業時は5台
URL https://bodai.gorp.jp/

 

熊野の名物 めはりずし

 
「めはりずし」は高菜漬けを巻いたおにぎりで、熊野地域の郷土料理。那智勝浦や新宮などの専門店や、道の駅などでも気軽にテイクアウトできる。こちらもご賞味あれ。散策の疲れた体に、ほっとする味。

 

那智の滝と巡る穴場スポット

神宿る巨石。神倉神社の「ゴトビキ岩」(新宮市)


 
那智の滝のある紀伊勝浦駅から海岸線沿いに北上したところにある新宮エリア。標高約120mの神倉山の頂上には、神倉神社の御神体「ゴトビキ岩」が鎮座している。熊野三山成立以前に神が降臨したと伝えられる、熊野信仰の原点ともいえる巨岩だ。

 
実はこのゴトビキ岩にたどり着くには、538段の急勾配な石段を登らなければならない。自然のままの石が積まれた階段は登りにくく、最大斜度は45度以上。ときに崖登りのような感覚に。登り詰めた先で対面するゴトビキ岩は、まさに威風堂々とした神々しい存在に見える。圧倒的な力を、全身で感じられる瞬間だ。

 

神倉神社
住所 和歌山県新宮市神倉1-13-8
参拝時間 自由
アクセス JR新宮駅から駐車場まで車で約6分、徒歩で約15分
駐車場 7台、無料 (神倉神社来訪者駐車場)
URL https://kumanohayatama.jp/?page_id=18

 

干潮時のみ行ける。穴場の南紀熊野「フェニックス褶曲(しゅうきょく)」

▲ここまでくっきりと折りたたまれた褶曲は、世界でも珍しい。

 
干潮時にしか訪れることができない南紀熊野の「フェニックス褶曲(しゅうきょく)」は、まさに地球のエネルギーを感じる穴場スポットだ。重なった地層がぐにゃりと折れ曲がり、ミルフィーユのように連なる姿は圧巻で、世界的にも珍しいといわれる。見学にはガイドツアーへの参加が必須で、干潮時のみ立ち入れる。足元は岩場が多いため、滑りにくい靴で臨むのがおすすめだ。

 
和歌山への旅行が決まったら、まずは以下の潮見表を確認。利用希望⽇の3⽇前までに申し込みができる。日程を決めたら、予約サイトより書類をダウンロードして、記入後メールまたはFAXを。指定の口座へ利用⽇の3⽇前までに振り込む。

 
●潮見表
https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php

 

フェニックス褶曲ガイドツアー(要予約)
住所 和歌山県西牟婁郡すさみ町
集合場所 すさみ町 観光案内所 FRONT 110(和歌山県西牟婁郡すさみ町周参見4581-14)
電話 0739-34-3200(すさみ町観光協会)
開催日時 干潮時間の前後1時間程度(潮位50cm以下推奨)のみ開催
ガイド派遣料 1名7,000円(ガイド1名につき利用者は5名まで)
予約サイト https://susami-kanko.com/geopark-guide-phoenixfold/
アクセス 南紀白浜空港から車で約25分、紀伊勝浦駅から車で約1時間30分。公共交通機関がないため、車がない場合は自身でのタクシーの手配が必要になる。

 
※干潮時でも、潮位の高い場合や波高の場合は中止になる場合があります。

 

那智の滝へ訪問者の口コミ・体験談

実際に訪れた人の感想

▲滝の正面には白い鳥居が立つ。

 
「早朝だったため人も少なく、静かに参拝できました。晴天の日は観光しやすいですが、雨の後は滝の水量が増し、周囲の緑も深まって、より聖地らしい雰囲気になります。特に雨上がりは滝の水量が増して迫力が段違い!
滝は階段を下りた場所にあり、行きは問題ありませんが、帰りの上りはやや大変。熊野エリアは石段や坂が多いため、クッション性のあるスニーカーがおすすめです。また、山間のため日没が早いので、訪問時間にはご注意を」(『スカイワードプラス』編集部 源さち恵)

 

所要時間と観光の流れ

見学にかかる所要時間の目安

那智の滝の見学は、滝壺や拝所舞台を含めて約30分~1時間程度。

 

子連れ・高齢者でも安心な見学ルート

那智の滝の入口へは石畳の階段を下る必要があるため、車椅子やベビーカーの利用はできず、徒歩での移動となる。滝や周辺スポットを巡る際は、車移動を基本とし、下段に記した「那智の滝 駐車場情報」を参考にしてほしい。

 
歩きやすい靴を準備し、子連れの場合は抱っこ紐もあると安心だ。

 

アクセス方法と行き方

那智の滝 主要都市からの所要時間

▼東京方面から
・約3時間(羽田→南紀白浜空港[約75分]。空港から車で約1時間40分、または公共交通機関で約2時間)

▼大阪方面から
・車で約3時間半~4時間半
・鉄道で約4時間半~5時間

▼名古屋方面から
・車で約3時間半~4時間半
・鉄道で約4時間半~5時間

 

那智の滝 最寄り駅(JR紀伊勝浦駅)からのアクセス

▲(上)JR紀伊勝浦駅前。(下)「那智の滝前」バス停。

▲(左)JR紀伊勝浦駅前。(右)「那智の滝前」バス停。

 
最寄り駅はJR那智駅だが、特急が停車し、アクセスや周辺施設が充実しているJR紀伊勝浦駅のほうが便利。ここから熊野御坊南海バスの那智山方面行き(31系統)に乗車し、「那智の滝前」で下車する。所要時間は約25分。バスの本数は1時間1~2本と多くないため、訪れる前に時刻表を確認しておこう。

 

バス那智山線 時刻表(pdf)※2025年8月1日改正

 

熊野古道「大門坂」から歩いて行くルート

 
せっかくなので、少しは熊野古道を歩きたい。そんな方におすすめなのが、熊野古道のハイライトとして人気の「大門坂」を歩くルートだ。大木が立ち並ぶ苔むした石畳を登りながら、熊野那智大社や那智山青岸渡寺を巡り、那智の滝へと至る約2.7kmの道のりを楽しめる。
 
大門坂には無料の駐車場があるので、車利用の方は、復路は路線バス(那智山線)を利用して「那智の滝」から「大門坂」へ戻ることも可能だ。

 

▲出展:那智勝浦観光サイト(URL

 

大門坂ルート情報
距離 約2.7km
標準歩行時間 約1時間
所要時間 約2時間半~3時間
アクセス JR紀伊勝浦駅から路線バス(那智山線)に乗車し、「大門坂」で下車(所要約20分)
駐車場 約100台、無料

 

モデルコース提案

那智の滝や熊野の観光は、マイカーやレンタカーを利用すると旅の自由度が高くなる。一方で、公共交通機関の利用でも下調べをしておけば効率よく巡ることが可能だ。

 

1日で楽しむ那智の滝 モデルコース

▲左から那智の滝、熊野那智大社、那智山 青岸渡寺

 
東京・大阪・名古屋方面から朝イチで出発すると、那智の滝の最寄りのJR紀伊勝浦駅に到着するのは昼頃になる。ここでは、公共交通機関を利用して午後から半日で巡るミニマムなモデルコースを紹介する。

 

昼食 ●JR紀伊勝浦駅周辺で生マグロランチ(おすすめ:お食事処 桂城またはbodai)
午後 ●路線バス:紀伊勝浦駅 → 那智の滝前(所要約25分)
●【那智の滝】(滞在約1時間)
●徒歩:那智の滝から熊野那智大社 約850m(石段467段)含む(所要約30分)
●【熊野那智大社】【那智山青岸渡寺】(滞在約1時間)
●路線バス:那智山 → 紀伊勝浦駅(所要約25分)
●紀伊勝浦駅から徒歩で南紀勝浦温泉エリアの宿に宿泊

 

2日目 熊野・新宮モデルコース ゴトビキ岩とめはりずし

▲(左)神倉神社。(右)めはりやのめはり寿司。出典:めはりや(URL

 
公共交通機関を利用して、新宮駅周辺のゴトビキ岩と熊野速玉大社を巡りながら、ランチは名物のめはりずしを、老舗の菓子店に立ち寄って、熊野速玉大社の神鈴を模した鈴カステラをお土産に。そして、当日中に、東京方面へ戻ることを意識したプランだ。

 

午前 ●列車:JR紀伊勝浦駅 → JR新宮駅(所要約25分)
●徒歩:JR新宮駅 → 神倉神社(徒歩約15分)
●【神倉神社】ゴトビキ岩参拝(滞在約2時間)」
●徒歩:神倉神社 → ランチ「めはりや」へ(徒歩約10分)
昼食 ●【総本家めはりや】めはり寿司をランチに(URL)(滞在約1時間)
午後 ●徒歩:総本家めはりや→老舗菓子店「香梅堂」(徒歩約2分)
●【香梅堂】鈴カステラを購入(URL)(滞在約15分)→徒歩:香梅堂→熊野速玉大社(徒歩約5分)
●【熊野速玉大社】参拝(滞在15分)
●リムジンバスで[新宮駅]15:05発→[南紀白浜空港]17:30着(所要約2時間半)
●飛行機で[南紀白浜空港発羽田空港行]最終便

 

1日で世界遺産 熊野三山めぐりコース

▲出典:熊野御坊南海バス(URL

 
世界遺産・熊野三山を1日で巡る、紀伊勝浦駅発着の定期観光バス(完全予約制、昼食の弁当付き)。アクセスしにくい、熊野本宮大社も参拝できる。大人:7,600円、小児:4,670円。

 

午前 ●紀伊勝浦駅 8:30発
●【熊野本宮大社】(滞在約40分)
昼食 ●瀞峡めぐりの里熊野川(志古)で弁当(滞在約1時間)
午後 ●【熊野速玉大社】(滞在約20分)
●【熊野古道・大門坂】(滞在約15分)
●【那智の滝】(滞在約25分)
●【熊野那智大社】【那智山青岸渡寺】(滞在約50分)
●紀伊勝浦駅 15:10着予定

 

熊野御坊南海バス 予約サイト

URL:https://kumanogoboubus.rsvsys.jp/reservations/calendar

 

駐車場情報

那智の滝 周辺駐車場

那智の滝周辺には複数の駐車場があるが、売店や飲食店の駐車場を利用することもできる。あわせて熊野那智大社と那智山 青岸渡寺を参拝する場合は、467段の石段を上り下りするので留意しておこう。

 

▲オレンジ色の線が、「那智山観光センター 駐車場」から467段の石段を通って熊野那智大社と那智山 青岸渡寺へ向かう徒歩ルート。

 

那智山観光センター 駐車場
アクセス 那智の滝へ徒歩約10分、熊野那智大社へ徒歩約10~20分(途中467段の石段あり)
特徴 駐車場は那智山随一の広さ。和歌山名物じゃばらのソフトクリームが人気
駐車料金 平日無料、土日祝や繁忙期は普通車500円
営業時間 9:00~17:00
台数 約70台
URL https://kumanokanko.nankai-nanki.jp/nachisan/

 

熊野那智大社、青岸渡寺の駐車場

那智の滝からは少し離れるが、その分熊野那智大社や那智山青岸渡寺へ続く長い石段を上らずに済む。足腰に不安がある場合は、那智の滝周辺と熊野那智大社(または那智山青岸渡寺)の2か所の駐車場を利用するのがおすすめだ。

 

▲どちらも料金所を通過し、防災道路通行料として800円を支払う。出典:那智山 青岸渡寺(URL

 

熊野那智大社 駐車場
アクセス 那智の滝へ徒歩15〜20分(467段の石段を下る)、熊野那智大社・那智山 青岸渡寺へ徒歩数分
特徴 熊野那智大社や那智山青岸渡寺へ続く長い階段を上らずに済む
駐車料金 防災道路通行料として800円
台数 約30台
URL https://kumanonachitaisha.or.jp/access/

 

那智山 青岸渡寺駐車場
アクセス 那智の滝へ徒歩10〜15分(467段の石段を下る)、熊野那智大社・那智山 青岸渡寺へ徒歩数分
特徴 熊野那智大社や那智山青岸渡寺へ続く長い石段を上らずに済む
駐車料金 防災道路通行料として800円
台数 約80台
URL https://seigantoji.or.jp/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

 

まとめ:那智の滝で体感する“癒やしと祈りの旅”

▲出典:那智勝浦観光サイト(URL

 
那智の滝は熊野古道や熊野三山とあわせて巡ることで、世界遺産の魅力がより深く感じられるだろう。訪れる時期や時間によって異なる表情を見せるのも大きな魅力だ。熊野を旅するなら、ぜひ那智の滝を旅程に組み込み、この地ならではの神秘と迫力を体感してほしい。

 

 

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