橋向あゆみ Hashimuko Ayumi
JAL
客室乗務員
出身地:石川県
趣味:読書、料理
JAL客室乗務員の橋向あゆみです。石川県・能登半島の「おすすめグルメ3選と絶景ポイント」は、石川県出身の私がナビゲートします!
目次
能登半島のおすすめグルメ3選
トーストにかけて食べるこんぶ(大脇昆布)
▲大脇昆布の店舗(日曜休み)や、「道の駅 のと千里浜」などで購入可能。出典:大脇昆布(URL)
近年、能登の新たな名物としてじわじわ話題になっているのが、「トーストにかけて食べるこんぶ」です。和食のイメージが強いとろろ昆布をパンに?と思うかもしれませんが、意外なほど相性抜群なんです。
使い方は簡単。トーストにバターを塗って、上からたっぷりとふりかけるだけ。バターのコクと昆布の旨味が合わさって、噛むほどにじんわりとおいしさが広がります。
手がけたのは、能登町宇出津(うしつ)で30年にわたり昆布加工を続けてきた、おぼろ昆布が評判の「大脇昆布」さん。もっと気軽に昆布を楽しんでほしいという思いから生まれたそう。
この昆布ふりかけの中身は、とろろ昆布の粉末に、能登の魚醤いしるを使った、輪島朝市名物のいしる煎餅のクランチ、白ごま、あおさなど。旨味も香ばしさも詰まっています。
大脇昆布
住所:石川県鳳珠郡能登町宇出津山分4-63-2
電話:0120-62-3447
URL:https://www.ohwakikonbu.jp/
道の駅 のと千里浜
住所:石川県羽咋市千里浜町タ1-62
URL:https://noto-chirihama.com/
もち麦うどん(紅白)(農事組合法人あいかみ)
▲「道の駅 とぎ海街道」などで購入可能。
能登半島の中ほど、志賀町(しかまち)で育てられたもち麦を使った「もち麦うどん(紅白)」は、乾麺とは思えないほどのもちもち感と、つるっとした喉ごしがたまりません! 温かいうどんにも、ざるうどんにもよく合います。
桜色の麺は、地元・増穂浦(ますほがうら)に打ち寄せるさくら貝をイメージ。見た目も華やかで、贈り物にもぴったりです。
うどんに練り込まれたもち麦は、大麦の一種。お米に「うるち米」と「もち米」があるように、大麦にも2タイプあり、一般的な押し麦はぷちぷちした「うるち麦」ですが、「もち麦」はその名のとおりもちもち食感で、水溶性食物繊維β-グルカンも豊富。腸活にもひと役買ってくれそうです。
この「もち麦うどん(紅白)」は、2025年度の「半島産品アワード」で「MDP賞(MD-Planning)」を受賞。能登半島地震の被害を受けた志賀町あいかみ地区を、食べて応援したい方にもおすすめです。
道の駅 とぎ海街道
住所:石川県羽咋郡志賀町富来領家町甲3-5
電話:0767-42-0975
URL:https://togi-michinoeki.com/
農事組合法人あいかみ
URL:https://www.auc-aikami.com/
能登名物おだまき(御菓子司たにぐち)
▲御菓子司たにぐちの店舗や道の駅 のと千里浜などで購入可能。
和菓子といえば金沢が有名ですが、能登にも銘菓があります。宝達志水町(ほうだつしみずちょう)の「御菓子司たにぐち」の「おだまき」です。
石川県産コシヒカリを使ったもちもちの生地で餡を包んだ餅菓子で、ころんとした三角形と繊細な筋模様が特徴。すべて手作業でつくられており、どこかほっとする優しい味わいなんです。
餡の種類も豊富で、定番の粒餡(白)、いちじく(ピンク)、黒米・くるみ(紫)、よもぎ(緑)に加え、春の桜、夏の冷やしずんだ、秋の能登栗、冬の金沢柚子といった季節限定の味も楽しめます。道の駅 のと千里浜でしか買えない宇治抹茶おだまきも、立ち寄ったらぜひチェックしたい一品です。
道の駅 のと千里浜
住所:石川県羽咋市千里浜町タ1-62
URL:https://noto-chirihama.com/
御菓子司たにぐち
住所:石川県羽咋郡宝達志水町荻市ヘ9-1
電話:0767-29-2112
URL:https://odamaki.shop-pro.jp/
能登半島の絶景ポイントはこちら!
千里浜なぎさドライブウェイ
▲出典:のと千里浜 観光ガイド(URL)
全国にはさまざまなドライブルートがありますが、日本で唯一、波打ち際を走れる「千里浜なぎさドライブウェイ」の爽快感は別格。砂浜の上を車で走れる、世界でも珍しいスポットで、車窓から波しぶきを浴びるような体験ができます。
全長は約8km。軽自動車やバイク、自転車も走行可能です。通年利用できますが、冬は波が高く通行止めになることもあるので、「石川みち情報ネット」で状況を確認してから出かけるのがおすすめです。
関連記事
半島彩発見 関連記事
-
2025年07月24日
【佐田岬半島】海の向こうに見えるは九州。「日本一細長い半島」の先端へ
-
2024年08月16日
【伊豆半島(伊豆中南部地域)】食の宝庫! 魅惑の伊豆半島で自然の恵みを味わう
-
2024年11月08日
【紀伊半島】海辺から山懐まで楽しめる日本最大の半島
-
2025年07月23日
【積丹半島】北海道の絶景「積丹ブルー」と豊かな恵みを味わう
-
2025年07月11日
道の駅おすすめ10選|海岸線の絶景ドライブとグルメが楽しめる道の駅を厳選
-
2025年01月31日
【島原半島】自然の豊かさを感じながら、受け継がれる半島の味を探しに
-
2025年08月14日
【国東(くにさき)半島】巡礼の道トレッキングと美食を楽しむ旅
-
2024年12月13日
【北松浦半島】「アジフライの聖地」と「西の都・フィランド」を巡る旅
-
2025年07月09日
【房総半島(南房総地域)】都心から日帰り可能! 自然が織りなす癒やしと絶品グルメ
-
2025年06月27日
【薩摩半島】鹿児島県日置市 小正嘉之助蒸溜所 マスターブレンダー 小正芳嗣さん
-
2024年10月11日
【大隅半島】絶景と絶品の宝庫、秘境の雰囲気を宿す本土最南端の地へ
-
2025年08月08日
【伊豆半島(伊豆中南部地域)】JALクルーのおすすめグルメ3選|キラキラ輝く幻の黄金いくら、希少な“川の宝石”とは?
-
2024年12月06日
【東松浦半島】玄界灘の幸と城下町の文化を巡る
-
2024年12月20日
【男鹿半島】伝承と新しい風が行き交う地へ
-
2025年07月18日
【丹後半島】京都府京丹後市 民谷螺鈿 螺鈿織作家 民谷共路さん
-
2025年08月01日
【能登半島】石川県七尾市 レストラン ブロッサム シェフ 黒川恭平さん
-
2025年07月21日
【津軽半島】心を揺さぶる北国の旅情!絶景と湖海の幸を満喫する
-
2025年07月04日
【渡島半島】JALクルーのおすすめグルメ3選 | 本マグロや黒千石大豆など希少な食材を味わおう!
-
2025年07月04日
【男鹿半島】秋田県男鹿市 稲とアガベ 代表 岡住修兵さん
-
2024年09月20日
【島根半島】心と体を潤す旅——日本海が紡ぐ至福の美食と息をのむ絶景
-
2025年07月23日
【渡島(おしま)半島】3つの海に囲まれた北海道の南端で、個性豊かな町を巡る
-
2025年07月24日
【幡多半島】静かな川、迫力ある海。四国の最南端で多彩な自然に出合う
-
2025年07月11日
【下北半島】JALクルーのおすすめグルメ3選!|昆布の旨味たっぷり、身体が喜ぶヘルシーなご当地ラーメン
-
2025年01月24日
【西彼杵半島】夕景の美しい海岸線を縦断!祈りの半島を旅する
-
2025年08月15日
“土地を味わう楽しみ” 令和7年度「半島産品アワード」受賞商品が決定!
-
2025年07月16日
【下北半島】本州最北端をぐるり周遊!雄大な自然の恵みを巡る旅
-
2025年07月25日
江島大橋(ベタ踏み坂)|周辺の観光情報や、見どころ・アクセス・撮影スポットまで徹底解説!
-
2025年07月18日
【津軽半島】JALクルーのおすすめグルメ3選 | 夏にピッタリ! ひんやりリンゴジュースで爽快に
-
2024年10月25日
1都3県で開催!「美食半島 能登半島フェア」
-
2025年08月01日
【房総半島】JALクルーのおすすめグルメ3選!|日本酪農の原点で味わう、放牧場のジャージー牛乳と生シェイク
-
2024年11月29日
【丹後半島】「海の京都」——心を癒やす絶景と美食を巡る旅
-
2024年10月18日
東京・大阪で開催!「美食半島食材メニューフェア」
-
2025年07月25日
【男鹿半島】JALクルーのおすすめグルメ3選 |つるんとした喉越しに感動! 「食べるエメラルド」じゅんさい
-
2025年08月14日
【能登半島】旅で応援!日本海の絶景と半島の幸を心ゆくまで
-
2024年10月25日
「旅するメーカーズディナー九州編」で、九州各地の美味を堪能
-
2025年06月27日
【積丹半島】JALクルーのおすすめグルメ3選|北海道といえば、ウニ&いくらは外せない!
-
2024年09月27日
【江能倉橋(えのうくらはし)島半島】瀬戸内の絶景と味を訪ねて
-
2024年10月04日
【室津大島半島】アロハな周防大島でリゾート感と豊かな食を堪能する
-
2025年01月17日
【宇土天草半島】蒼海に連なる島々を橋が結ぶ、変化に富んだ半島へ
-
2025年08月08日
なまはげ館の魅力を徹底解説!展示・体験・周辺観光スポットも網羅
-
2024年08月16日
令和6年度「半島産品アワード」受賞商品が決定!
-
2024年10月04日
【薩摩半島】温暖な気候とシラス台地が育んだ、自然美と絶品グルメを堪能する