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バレンタインデーの由来と魅惑の最新ホテルチョコレート

2月に入るとチョコレートが街を席巻する。バレンタインの到来だ。キリスト教由来の“愛の記念日”、その起源は古代ローマまで遡る。今回は、そんなバレンタインの歴史と由来を掘り下げるとともに、有名ホテルが販売する2020年の最新チョコレートを紹介していく。

 

バレンタインの歴史と由来

古代ローマでは、2月13日から15日までの3日間、多産や豊穣を祈願する祭り“ルペルカリア祭”が行われていた。裸の男がヤギや犬の皮から作ったムチで未婚の女性を叩くという、現在のバレンタインからは想像がつかないような光景である。

 
この古代ローマの祝祭がキリスト教と交わるのは496年。そのきっかけとなったのは、キリスト教が認められていなかった3世紀のローマ帝国で司祭として活動していたヴァレンティヌスの存在だ。

 
当時のローマ帝国では、皇帝クラウディウス2世が軍の士気向上のために若い兵士の結婚を禁止。ヴァレンティヌスはこの令に反して兵士たちを結婚させていたために、270年に処刑された。

 
その後、496年にローマ教皇ゲラシウス1世がヴァレンティヌスを聖人とし、聖バレンタインデーを制定。その日こそ、ヴァレンティヌスが殉教したという2月14日だ。以降、世界各国で家族や恋人、友人に愛を伝える日となっている。

 
バレンタインが日本で広まったのは1956年、新聞に大手百貨店のバレンタインセールの広告が載ったことがきっかけといわれている。当時の日本には女性が男性にプレゼントを渡すイベントがなかったこともあり、女性を中心にバレンタイン文化が浸透。チョコレートに限らず、衣類をはじめとするさまざまなものがプレゼントされていた。

 
現在のようにチョコレートをプレゼントするようになったのは、1960〜70年代頃。大手製菓メーカーがバレンタインデーに合わせてチョコレートの販促を打ち出したことがきっかけとなっている。

 

有名ホテルの2020年バレンタインチョコレート

【マンダリン オリエンタル 東京】パリの街を散歩するカップルの姿を表現

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東京・中央区日本橋室町の「マンダリン オリエンタル 東京」の1階、「ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ」では、2020年2月1日(土)から3月14日(土)までバレンタインデイ&ホワイトデイ スイーツ全5種を販売する。

 
毎年恒例の帽子型ケーキ「プロムナード」は、今年はエッフェル塔をあしらった「プロムナード 2020」(税別 1,500円)に。パリの街を散歩するカップルの姿が、ラズベリーとピスタチオのムース、フレーバーティーとイチゴのムースで表現されている。

 
同ショップで毎朝行列ができるほど人気の雲をかたどったケーキ「KUMO(R)」は、濃厚な仕上がりの期間限定フレーバー「KUMO(R) チョコレート」(税別 2,000円)のほか、柑橘、木の実、フルーツといった6種の味が愉しめるチョコレート「KUMO(R) ボンボン」(税別 3,800円)として初登場。

 
「ステファンのオルゴール」(税別 2,700円)は、芳醇な香りのトリュフ、ビター&スウィートなオランジェット、香ばしいアーモンドを使った、白鳥をあしらったオルゴール型のチョコレートだ。なかには、同店のエグゼクティブ・ペストリーシェフ、ステファン・トランシェによるサプライズチョコレートが隠れている。

 

【京都ホテルオークラ】和洋の素材を用いたチョコレート

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京都・中京区河原町御池の「京都ホテルオークラ」は2020年1月15日(水)から2月14日(金)まで、ホテル1階のカフェ「レックコート」にてチョコレートや和洋素材のスイーツが集う「バレンタインアフタヌーンティー」(1名/税込 3,630円)が登場。

 
3段のケーキスタンドに載ったスイーツと別添えのフィンガーフードが提供されるのに加え、テイクアウトでは各種チョコレートも販売される。

 
ベルギー産のチョコレートにオレンジの香りが効いた生チョコレートと、老舗茶舗の抹茶を混ぜた生チョコレートが用意された「生チョコレート・抹茶 生チョコレート」(12粒入/税込 各900円)、キャラメルバナーヌ、ポワール、大徳寺納豆、グランマニエ、テヴェール柚子の5つからなる可愛らしい「サンクショコラ」(5個入 税込 1,296円/10個入 税込 2,592円)が新しく登場。ベルギー産チョコレートを使った直径約12cmの「ガトーショコラ」(税込 1,620円)は、しっとりとした生地となかの濃厚なチョコレートとのバランスが絶妙な一品だ。この3種のチョコレートは同ホテルのオンラインショップでも購入できる。

 

【コンラッド大阪】風味豊かな6種のフレーバー

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大阪・北区中之島、「コンラッド大阪」 の40階に店舗を構えるパティスリー、「アエリア」 では2020年1月14日(火)から2月14日(金)までの期間、スパイスを使用した限定フレーバーのバレンタインチョコレート「Spicy Valentine」を6個入(税別 3,300円)、4個入(税別 2,200円)、2個入(税別 1,100円)で提供する。

 
味わえるチョコレートは、実物の桜をペーストにしてキャラメルと混ぜ、隠し味にソルトを効かせた、一足はやく春を楽しめるチョコレート「サクラ」、スパイシーかつスモーキーな香りのブラックカルダモンと口のなかで弾ける飴、ポッピングシュガーを取り入れたチョコレート「スパークリングハート」など全6種類。どれも手作りで、恋人や友人、家族への心を込めたプレゼントに最適だ。

 

【星野リゾート トマム】幻想的なスペシャリテ「チョコレート焼き氷」

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北海道・勇払郡の滞在型スノーリゾート、「星野リゾート トマム」は「氷のアフタヌーンティー」(大人1名 税込 3,850円/子供1名 税込 2,750円)を開催。2020年2月1日(土)から29日(水)の期間、ライトアップされた氷の席に座りスイーツを楽しむという特別な時間が過ごせる。

 
同期間内には、スペシャリテ「チョコレート焼き氷」を新メニューとしてラインナップ。フルーツとミルクチョコレート味のかき氷をメレンゲでコーティングしている。目の前でかき氷に火が点くため、白樺の森にある氷の空間に火が灯ったような幻想的な雰囲気が漂う。焦がすことで甘さと香ばしさが増したメレンゲとなかに隠れたフルーツが口内で混じり合うと、より濃厚な味わいになる。

 
ケーキやマカロンといった小菓子「アイスプティフール」も用意。ピンクや緑といった色鮮やかな小菓子が氷のティースタンドに載って運ばれてくる光景は、フォトジェニックな一瞬だ。

 

歴史ある“愛の記念日”に特別なチョコレートを贈ろう

古代ローマにまで起源が遡るバレンタインデー。ローマ人に愛された祝祭の日がキリスト教文化と交わり世界に広まっていった。そして、日本ではチョコレートをプレゼントするという独自の文化として人々に親しまれてきた。

 
2月には毎年さまざまなチョコレートが発表される。お気に入りのチョコレートを見つけて、大切な人へ愛と感謝を伝えよう。

 
 

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