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【大分県】観光スポットおすすめ21選【2022年最新版】

日本有数の温泉どころ大分。観光の際には、雄大な山々に囲まれているエリアや豊後水道の豊かな海が広がるエリアなど、温泉以外にも絶景やご当地グルメなどに事欠かない。この記事では、注目の観光名所はどこか、話題のスポットがどのエリアにあるかなどがわからない人に向けて、

 
・大分で観光すべきスポット
・大分県内のエリアごとの特徴

 
を紹介していく。

 
これを読めば、自分の好みにあった大分のスポットを見つけられるはず。

 
それぞれのスポットには興味にあわせたジャンルがわかるマークもつけているので、参考にしてもらえたら嬉しい。

 

大分の観光を楽しみたい!

九州の東岸にあり、北は福岡県、西は熊本県、南は宮崎県と接し、東は豊後水道の豊かな海が広がる大分県。「日本一のおんせん県おおいた」のキャッチフレーズで知られるように、源泉の数が約5,102カ所、1分間にわき出る温泉水量も約29.8万リットルといずれも全国一。別府(べっぷ)や由布院といった全国的知名度を誇る温泉郷をはじめ、県内各所に温泉が湧出する。

 
県庁所在地の大分市をはじめ、別府市や宇佐市、佐伯市など人口の多い自治体は、豊後水道に面した海岸沿いに集まる。北東部には独特な仏教文化が栄え“九州のこぶ”と称される国東半島がある。海岸沿いを南へ下れば、別府湾、日豊海岸と特色あるエリアが続く。

 
一方、内陸部は由布院や玖珠、日田などの盆地。西部は九州の屋根といわれる九重連山はじめ祖母・傾山系(そぼ・かたむきさんけい)、由布岳など、雄大な山々に囲まれるやまなみエリアが広がる。こうした複雑な地形からトンネルの数が日本一多いのも大分県ならではだ。

 
このように変化に富んだ地形から、温泉以外にもさまざまな絶景が楽しめるほか、豊後水道から揚がる新鮮な海の幸、山深いエリアならではの山の幸も多彩。温泉をメインにしつつも、自然、文化、風土など興味惹かれることをプラスして、自分ならではのオリジナルな旅のプランを作ってみよう。

 

別府・由布院エリア

東に別府湾、西に鶴見岳と、海と山に囲まれた別府市は、湯けむり漂うまさに「日本一の温泉のまち」。国内にある源泉の約1割にあたる2,800あまりもの源泉が別府にあり、源泉の種類も豊富。一方、由布院温泉は温泉地につきものの歓楽街などがなく、また景観を守るために開発などを行わなかったので、落ち着いた雰囲気のなか純粋に温泉を楽しめる。

 

別府地獄めぐり

 
熱湯やガスを激しく吹き出すことから「地獄」に例えられる温泉噴出口。別府市の鉄輪(かんなわ)・亀川(かめがわ)地区では、それぞれ特徴のある噴出口7つを「別府地獄めぐり」と総称し、別府観光の代名詞としている。

 
「海地獄」は7つのなかで最大。コバルトブルーの水面は、地獄とは裏腹の美しさだ。一見涼しげだが源泉の温度は98℃にも。「血の池地獄」は池一面が赤く染まった、赤い熱泥の池。日本で一番古い天然の地獄とされている。「龍巻地獄」は、間欠泉で高さ約30mまで熱水が豪快に吹き出す。「白池地獄」は情緒ある和風庭園になった池で、青みを帯びた白色をしている。「鬼石坊主地獄」は、灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ていることからその名がつけられた。「鬼山地獄」は、別名・ワニ地獄。1923(大正12)年に日本で初めて温泉熱を利用してワニ飼育を開始。現在は約80頭ものワニが飼育されている。そして、「かまど地獄」は、98℃の温泉が湧出。古来、氏神・竃門八幡宮の大祭に、地獄の噴気でお供え飯を炊いたのが名の由来である。

 
「海地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」「白池地獄」は、国の名勝にも指定。足湯や内湯を設けている施設や、休憩スポットには名物の「温泉たまご」や「地獄蒸し焼きプリン」も。各地獄を周遊する定期観光バスを利用するのが便利だ。

 

別府地獄めぐり|
住所:別府市鉄輪、野田
URL:http://www.beppu-jigoku.com/

 

別府八湯(べっぷはっとう)

 
市内の至るところから温泉の湧き出る別府市。なかでも、別府・鉄輪・観海寺(かんかいじ)・明礬(みょうばん)・亀川・柴石(しばせき)・堀田(ほりた)・浜脇(はまわき)の8つの温泉郷を中心に源泉が湧出していることから、これを総称して「別府八湯」と呼ぶようになった。もともと独立した温泉郷としてそれぞれ栄え、中には8世紀初めまで遡ることのできる温泉もある。

 
8つの温泉郷は市内各所に点在し、同じ市内にありながら泉質だけでも7種とさまざまだ。現在、地球上の温泉の泉質は10種に分けられており、そのうちの7種が楽しめるのも別府ならでは。また、町なかから自然のなかまでと立地が異なることから、周囲の風景も多彩で、温泉の入浴形態もさまざま。まさに、温泉天国といえる。

 

別府八湯|
住所:別府市各所
URL:https://www.city.beppu.oita.jp/sangyou/onsen/detail1.html

 

竹瓦温泉

 
1879(明治12)年開業、140年余りにわたり地元で愛されてきた市営温泉。開業当初は竹屋根葺きの浴場で、その後瓦葺きに改築されたことから、竹瓦温泉の名称がついたとされる。

 
現在の建物は1938(昭和13)年に建てられたもので、正面に豪華な唐破風造の屋根をもつ木造建築で、その外観はまさに別府温泉のシンボルとなっている。また、湯上がりにくつろげる天井の高いロビーは、昭和初期の趣を今に伝えるもの。

 
普通浴場と名物の砂湯があり、砂場では浴衣を着て砂の上に横たわると砂かけさんが温泉で温めた砂をかけてくれ、まさに別天地の心地よさを味わえる。料金は、普通浴場のみは大人300円、砂湯利用の場合は、普通浴場も利用できて1,500円とリーズナブルだ。

 

竹瓦温泉|
住所:別府市元町16-23
URL:https://takegawaragroup.jp/index-take.html

 

湯けむり展望台

 
市内の鉄輪にある「湯けむり展望台」。その名の通り、街のあちらこちらから湯けむりが立ち上る温泉街をはじめ雄大な鶴見岳や扇山などを一望できる。

 
その景観は、文化財保護法で定められた重要文化的景観に別府の湯けむり・温泉地景観として選定されているほか、NHKが募集した「21世紀に残したい日本の風景」でも富士山に次いで2位に、そしてライトアップした湯けむりの夜景は「日本夜景遺産」にも認定されている。

 
展望台から見える湯けむりや山の景色を分かりやすく紹介する案内板があり、ベンチも設置されているので、じっくりと絶景を楽しめる。晴れ渡った日中に見える温泉街とその先の山々、日没時に山々のシルエットを背景に浮かび上る温泉街の明かり、そして湯けむりが立ち上がる幻想的な夜景と、どの時間に訪れても印象的な景色に出合えるだろう。

 

湯けむり展望台|
住所:別府市鉄輪東8組
URL:https://www.gokuraku-jigoku-beppu.com/entries/lookout-spot

 

城島(きじま)高原パーク

 
阿蘇くじゅう国立公園内、由布岳の南麓に広がるなだらかな高原地帯にある「城島高原パーク」。約100万坪の敷地に、遊園地のほかホテルや18ホールの本格的なゴルフ場を併設するリゾートスポットだ。

 
九州でも有数のスリルライドのバリエーションで知られ、中でも目玉は日本で最初といわれている木製コースター「ジュピター」。約6万本もの米松を使い複雑に交差させて組み上げられており、木製ならではの乗り心地が体験できる。その造形美も特色で、夜間営業時のライトアップされた姿は迫力に満ちている。そのほか、地上約40mから真下に垂直落下する「ニュートン」も人気だ。

 
そのほかに、「キッズ・ドライビング・スクール」「キディプレーン」といったほのぼの系アトラクションも豊富。また、とり天バーガーが人気のバーガーショップをはじめ飲食施設も充実。別府、由布院どちらからも車で15分ほどなので、温泉観光とあわせて楽しむことも可能だ。

 

城島高原パーク|
住所:大分県別府市城島高原123
URL:https://www.kijimakogen-park.jp/

 

由布岳

 
有名温泉地・由布院のシンボルで、阿蘇くじゅう国立公園内に位置する標高1,584mの活火山。東峰と西峰の2つのピークを持つ双耳峰で、美しく荘厳な姿から「豊後富士」と呼ばれ親しまれてきた。また、古代から神がおわす山として崇められ、数々の伝説が残るほか、『豊後国風土記』には「柚富峰」として記され、『万葉集』には「木綿山」として詠われている。

 
やまなみハイウェイ沿いの狭霧台(さぎりだい)や蛇越展望所などのビュースポットがあるほか、登山でも根強い人気を誇る。正面登山口から2~3時間で頂上まで登ることができ、山頂からは由布院の町をはじめ、別府湾、九重連山などが一望できる。

 
ツツジのミヤマキリシマや紅葉、霧氷と四季折々、さまざま表情が楽しめるほか、太陽を背に立つと、自分の影が前方の雲や霧に巨大に映り、周囲に色のついた光の輪が見える「ブロッケン現象」が体験できる山としても知られている。

 

由布岳|
住所:由布市湯布院町川上
URL:http://www.yufuin.gr.jp/

 

金鱗湖

 
湖に清水と温泉が流れ込んでいるといわれ、年間を通じて水温が13~15℃と高く、秋・冬の冷え込んだ日の早朝には、湖面から霧が立ち上る幻想的な光景に出合える。名前の由来は、明治期の儒学者・毛利空桑(もうりくうそう)が、湖の魚の鱗(うろこ)が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられている。

 
天候にも左右されるが、見頃は朝8時頃までで、朝の訪問が無理ならば、夕日で湖面がきらめく夕方もおすすめ。また、湖畔が緑に染まる新緑の季節や真っ赤に染まる紅葉の季節も人気。池の周りには、1周約400mの散策路が整備されているので、のんびり散歩を楽しみながらお気に入りの景色を見つけてみたい。周辺には早朝からオープンするカフェなどもある。

 

金鱗湖|
住所:由布市湯布院町川上1561-1
URL:https://yufu-tic.jp/shiori/444/

 

やまなみハイウェイ

 
県道11号線のなかでも由布市水分峠から阿蘇市一の宮を結ぶ区間の愛称で、約60kmにわたって絶景が連続する九州を代表するドライブコース。

 
由布市を出発して、由布岳の雄大な姿を目にした後は、樹林帯に囲まれて走る峠道、そして大石原あたりから景色は一変。視界が広がり、緑豊かな飯田高原とその向こうに雄大なくじゅう連山の一大パノラマが飛び込んでくる。その先は、道中の最高地点、標高1,330mの牧ノ戸峠付近へ。連続してカーブが続く峠道の沿道は阿蘇五岳が望める絶景スポットでもあるので、峠にある駐車場に車を停めて景色を楽しみたい。さらに、コース終盤の城山展望所でも絶景を目の当たりにできる。

 
沿道には、観光牧場などのレジャースポットや温泉、高原グルメなどが味わえる店が点在。ワインディングロードのドライブを一気に楽しむのもよし、さまざまな観光を満喫しながら行くのもよしのスポットである。

 

やまなみハイウェイ|
住所:由布市~阿蘇市一の宮町間
URL:https://k-miyachan.com/miru/

 

由布院温泉

 
由布岳の麓に広がる温泉郷で、900を超える源泉(全国第2位)から湧出する豊富な温泉を楽しめる良質な宿と、朝霧に包まれる金鱗湖など周辺の美しい自然が相まって全国的な人気を誇る。

 
おしゃれなレストランやカフェ、土産店も多く、家族や友人など少人数のプラベート旅行には絶好のエリア。地元産の豊後牛(ぶんごぎゅう)を使ったグルメも名物で、豊後牛ハンバーグや豊後牛まぶしなどはぜひ味わってみたい逸品だ。

 
なお、「由布院」と表記する場合は、旅館が多数軒を連ね多くの観光客で賑わう由布院、800年の歴史を持ち静かな時間が流れる湯平、草原の中に工房やレストランが点在する塚原温泉と広域の3つのエリアからのことを指す。

 

由布院温泉|
住所:由布市湯布院町
URL:http://www.yufuin.gr.jp/

 

湯の坪街道

 
由布院駅からメイン観光スポットのひとつである金鱗湖へ向かう道のりは、食べ歩きをしたり、日帰り温泉に立ち寄ったりと道中も楽しみがいっぱい。なかでも駅から徒歩5分ほどのところから始まる「湯の坪街道」は、最も賑やかな通り。道の両側に、レストランやカフェ、土産店のほか美術館やアンティーク雑貨店も。

 
駅から金鱗湖までは、途中どこにも立ち寄らなければ徒歩20分ほどの距離。しかし、せっかくならランチやスイーツ、土産物の品定めなど観光気分を満喫したいもの。3~4時間は確保して存分に楽しみたい。

 

湯の坪街道|
住所:由布市湯布院町川上湯の坪
URL:http://www.yufuin.gr.jp/

 

大分市エリア

北は別府湾、東は豊後水道に面し、西から南は高崎山をはじめとした山々が連なり、これらを縫うように大野川、大分川の二大河川が流れる大分市。7世紀には豊後国の国府が置かれ、以後、現代にいたるまで東九州の要地として栄えてきた。その一方で、市域の半分が森林であるように自然も豊か。歴史ある街、豊穣な海、山々の自然と変化に富んだ旅が楽しめる。

 

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」

 
大分市から別府市へとつながる海岸線の中間、田ノ浦ビーチ近くにある水族館。別府湾の景色と一体になったような建物が印象的だ。館内は半開放型の造りで、2階建ての屋内と開放的な屋外スペースで構成されている。大きく海獣ゾーンと魚類ゾーンに分かれ、海獣ゾーンには、セイウチやオットセイ、アザラシ、イルカなど、魚類ゾーンにはエイやサメ、チンアナゴ、ウミガメなどをはじめ、さまざまな魚類が展示されている。

 
サメやエイなど迫力満点の大型魚をはじめ、90種1,500匹の魚たちが暮らす水量1,250トンの「大回遊水槽」、大分県南に生息するサンゴを、人工照明下で日本で初めて繁殖に成功させた「サンゴ大水槽」、別府湾に溶け込むように設置された水槽でふれあいが楽しめる「タッチプール」をはじめ、工夫を凝らした展示が揃う。

 
セイウチやイルカのパフォーマンス、ダイバーによる餌付け、イシダイやハリセンボンの曲芸など、子どもたちに人気のコーナーも多数ある。

 

大分マリーンパレス水族館「うみたまご」|
住所:大分市大字神崎字ウト3078番地の22
URL:https://www.umitamago.jp/

 

大分市美術館

 
大分市街の緑豊かな「上野丘子どものもり公園」内にある美術館。公園の自然環境に調和した落ち着いた佇まいの建物で、館内は常設展示室と企画展示室で構成されている。常設展示室では、国指定重要文化財の田能村竹田の豊後南画や高山辰雄の日本画など、大分ゆかりの作家の作品を中心にジャンル別に展示。日本画、洋画、現代アートにいたるまで、多岐にわたるジャンルの所蔵作品を鑑賞できるのも魅力だ。企画展示室では年数回の特別展を開催している。

 
美術作品の鑑賞だけでなく、その前後に緑あふれる公園の散策が楽しめるのもここならでは。美術館の周辺では、さまざまなオブジェ作品を目にすることもできる。また、館内にはレストランの「いろのわ」を併設。県産食材を多用した洋食やスイーツを、壁に飾られた若手アーティストの作品を見ながら楽しめる。

 

大分市美術館|
住所:大分市大字上野865
URL:http://www.city.oita.oita.jp/bunkasports/bunka/bijutsukan/

 

高崎山自然動物園

 
大分市の北西に位置する標高628mの高崎山には、2つの群れからなる約1,000頭の野生のニホンザルが生息する。その姿を間近で観察できる、日本でも数少ない自然動物園だ。都市近郊でのニホンザルの自然的集団として価値が高く、国の天然記念物に指定されている。

 
30分に1度、サル寄せ場では餌付けが行われており、2つの群れが入れ代わり立ち代わりで現れる。寄せ場では、係員がニホンザルの生態や習性などの説明を実施。サルたちの興味深い生活を見学することができる。

 
木々に覆われた園内は、自然散策にもおすすめ。四季折々色々な表情を見せてくれ、秋は紅葉スポットとしても人気。入園口からサル寄せ場までは徒歩で6分の距離だが、自身のない人はモノレールの「さるっこレール」が運行されているので利用してみては。園内の「おサルの銅像」は、頭をなでるとカップルは円満でいられるということで近年人気だ。

 

高崎山自然動物園|
住所:大分市神崎3098-1
URL:https://www.takasakiyama.jp/

 

帆足本家 酒造蔵

 
大分市南部の戸次(へつぎ)本町は、その昔から大野川沿いの交通の要所で、江戸時代には城下町と対置される在郷の中心となった街。現在も江戸時代から戦前にかけて建てられた歴史的建築物が現存・活用され、白壁の家が目を引く。

 
「帆足本家」は、1775(安政4)年から酒造りをはじめ、幕末から明治にかけて繁栄を極めた酒造所。酒造りは惜しくも1972(昭和47)年に幕を閉じ、帆足家14代当主によって大分市に建物を寄付。価値ある建物として評価され、約3年の歳月をかけて調査・リニューアルした。

 
2003年には大分市指定有形文化財「帆足本家 酒造蔵」としてよみがえった。かつて酒造りで使用された道具や樽、酒の瓶などが展示され、資料館となった酒蔵内を自由に見学することができる。

 
なお、同じ敷地内の母屋や酒蔵も含め「帆足本家 富春館」となっており、資料館・カフェ・レストラン、ギャラリー、菓子処、ショップなどで構成されている。往時を偲びながら、さまざまな楽しみ方ができる。

 

帆足本家 酒造蔵|
住所:大分市中戸次4381
URL:http://www.hoashi-honke.com/

 

大分銀行 赤レンガ館

 
大分市の中心部、中央通り沿いにある洋風建築物。1913(大正2)年に旧二十三銀行本店として建てられ、のちに大分銀行本店となり、1966(昭和41)年まで本店として使用された。本店移転後は、府内会館として貸しホールなどに使われていたが、大分銀行の創立100周年を記念して改築。1993年に赤レンガ館として竣工。国の登録有形文化財にも指定されている。

 
設計は東京駅や日本銀行本店なども手掛けたことで知られる辰野金吾と、同じく有名建築家の片岡安。ランタンを持つ八角形ドームの屋根は「辰野式ルネッサンス」の特徴をよく表している。内装は改築されているが、建築当時の姿を忠実に復元した外観は、当時の建築の特徴をよく残し、大分市中心部のシンボルとなっている。

 
現在も銀行支店として使用されているほか、1、2階には市民も利用できるホールが設けられおり、こだわりの大分県産品を販売するショップやコーヒー専門店なども併設している。

 

大分銀行赤レンガ館|
住所:大分市府内町2-2-1
URL:https://www.oitabank.co.jp/atm/akarengakan/

 

県西エリア

九州の屋根といわれる九重連山や宮崎・熊本との三県にまたがる祖母山に代表される山深い地域。また、久住高原もこのエリアに。春夏秋冬、色を変え、風情を変える雄大な自然を楽しめるエリアだ。

 

九重“夢”大吊橋(ここのえゆめおおつりはし)

 
長さ390m、高さ173m、幅1.5m、人道専用吊り橋としては「日本一の高さ」を誇る。静岡県三島市に三島スカイウォークが完成するまでは、橋の長さも日本一だった。日本の技術力の結晶であり、荷重は大人(65kg)が一度に約1,800人乗っても大丈夫。風速約65mまで耐えられ、震度7の地震にも耐えられる設計になっている。

 
橋の上からは、日本の滝百選のひとつ「震動の滝」の雄滝(落差83m)や雌滝(落差93m)、新緑と紅葉の名所「九酔渓」が望め、足元には「鳴子川渓谷」の原生林が広がる。四季折々の大自然が360度楽しめるが、中でも秋の紅葉は絶景で、はるばる多くの観光客が詰めかける。

 
吊り橋全体が見渡せる展望広場があり、撮影ポイントとして人気。また、入場ゲート付近には食事や買い物を楽しめる「天空館」があり、豊後牛のほか猪・鹿・豚のパテが楽しめる「九重“夢”バーガー」が名物だ。

 

九重“夢”大吊橋|
住所:玖珠郡九重町田野1208
URL:https://www.yumeooturihashi.com/

 

サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド

▲出典:ハーモニーランドHPURL

 
ハローキティやシナモンをはじめ、サンリオの人気のキャラクターたちに会えるテーマパーク。サンリオのテーマパークはここ大分と東京の2カ所のみ。東京の「サンリオピューロランド」が屋内型のテーマパークに対し、「ハーモニーランド」は屋外型になっており、四季折々の風景の中で躍動するキャラクターが楽しめる。さらに「大観覧車ワンダーパノラマ」をはじめとする、子供から大人まで楽しめるライドなども多数設置。

 
サンリオキャラクターをモチーフとしたかわいいアトラクションや、人気キャラクターが出演するライブショーやパレードを毎日上演。夏はキッズプール、イルミネーションイベント、お花見イベントなど、年間を通して楽しむことができる。また、ステージは屋根付きなので、雨の日もショーを楽しむことができる。

 

サンリオキャラクターパーク ハーモニーランド|
住所:速見郡日出町大字藤原5933
URL:https://www.harmonyland.jp/

 

慈恩の滝

 
玖珠町の西部、日田市天瀬町との境に位置し、上段20m、下段10m、合わせて約30mの落差がある二段滝。滝の裏側へ回ることができるため別名「裏見の滝」とも呼ばれ、夜間はライトアップされ、昼とは違う幻想的な雰囲気を漂わせている。

 
大蛇伝説が残されているほか、滝を一周する際は、時計回りのほうが幸せを呼ぶともいわれている。また、上段は両側の岸壁に囲まれて奥まったところにあるため、正面からしか見えない絶景の滝となっている。

 
滝の近隣には「道の駅 慈恩の滝 くす」があり、地元の新鮮野菜や献上米にもなったこの地の米、名水豆腐など、各種特産品を販売。また、周辺は日本の棚田百選の「山浦早水の棚田」、平成の名水百選の「下園妙見様湧水」などの自然豊かなスポットもある。

 
※2020年7月の豪雨の影響で、現在、滝の裏側は通れません。

 

慈恩の滝|
住所:玖珠郡玖珠町山浦618/日田市天瀬町杉河内1546-2
URL:http://kusumachi.jp/pg1516.html

 

くじゅう花公園

 
竹田市にある阿蘇国立公園内の久住高原に位置し、日本百名山のくじゅう連山や遠くに阿蘇五岳を背景とした四季折々の美しい自然が満喫できる。

 
22万平方mの園内には、春はチューリップ、夏はヒマワリやラベンダー、秋はコスモスなどが鑑賞でき、春から秋にかけて約500種500万本もの花々が咲く。敷地内には体験工房やショップなどもあり花をモチーフにしたアイテムが手に入る。

 

くじゅう花公園|
住所:竹田市久住町久住4050
URL:http://www.hanakoen.com/

 

宇佐・国東半島エリア

周防灘に突き出した国東半島は、1300年の歴史がある寺院など、六郷満山と呼ばれる神仏習合の文化が栄えたエリアである。温泉地も点在しており、雄大な自然と仏教文化を感じられる。

 

九州自然動物公園アフリカンサファリ

 
約115万㎡の広大な草原に、約70種1,400頭羽の野生動物が暮らす、九州唯一のサファリパーク。

 
7つのセクションからなる「動物ゾーン」は、約6kmのサファリロードをマイカーやジャングルバスで巡ることができる。動物たちを間近で観察できるほか、ジャングルバスではライオンやゾウなどに餌を与えることも可能だ。

 
一方、散策エリアの「ふれあいゾーン」では、カンガルーやリスザル、ウサギ、モルモットなどとふれあえるほか、ミニチュアホースの乗馬体験などができる。また、世界中の珍しいネコを集めたキャットサロン、世界中の小型犬を集めた「ドッグサロン」もある。

 

九州自然動物公園アフリカンサファリ|
住所:宇佐市安心院町南畑2-1755-1
URL:https://www.africansafari.co.jp/

 

宇佐神宮

 
全国に4万社以上ある八幡社の総本宮。創建は、応神天皇の御神霊、八幡大神を祀る本殿の一之御殿が造られた725(神亀2)年と伝わる。その他、二之御殿に比売大神(ひめおおかみ)、三之御殿に神功皇后がご祭神として祀られており、国東半島に広がる神仏習合の山岳信仰・六郷満山文化との深い関わりが指摘されている。

 
約50万㎡の広大な境内は、イチイガシなど太古からの原生林に囲まれ澄んだ空気に包まれる。八幡造の3棟の本殿(国宝)をはじめ、神橋、呉橋(くれはし)、能楽殿、宝物館など、歴史的・文化的に貴重な建築物が立ち並ぶ。

 
境内には3カ所のパワースポットがあることでも有名。参道にある「夫婦石」は、左右対称になった三角の石で、独り身は両足で踏めば良縁が訪れ、夫婦やカップルは手をつないでそれぞれ片方ずつ踏めば末長く仲良く暮らせると言い伝えられている。また、本殿前の推定樹齢約800年の巨大なご神木の大楠は、周りを1周してから、この木に触れてお願いをするとご利益があるとされる。そして、「願掛け地蔵」は、誰にも見られず願い事をすると叶うといわれている。

 
なお、宇佐神宮の参拝作法は、出雲大社と同じく、全国でもめずらしい「二礼・四拍手・一礼」となっている。

 

宇佐神宮|
住所:宇佐市南宇佐2859
URL:http://www.usajinguu.com/

 

大分は観光地の宝庫

国内有数の温泉郷や、由布岳をはじめとした雄大な自然美、歴史深い建造物など大分は見どころがたくさん。次の旅は日常の疲れを癒やしてくれる大分で過ごしてみるのはいかがだろうか。

 
 

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