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【静岡県】観光スポットおすすめ20選【2022年最新版】

熱海や伊豆などの有名観光地をはじめ、日本一の高さを誇る富士山を有する静岡県。一言に「静岡県」と言ってもその範囲は横に長く、エリアごとにバラエティー豊かな観光を楽しむことができる。

 
この記事では、

 
・静岡県で観光すべきスポット
・静岡県内のエリアごとの特徴

 
を紹介していく。

 
これを読めば、自分の好みにあった静岡県の観光スポットを見つけられるはず。

 
それぞれのスポットには興味にあわせたジャンルがわかるマークもつけているので、参考にしてみてほしい。

 

静岡県の観光を楽しみたい!

 
東日本と西日本のほぼ真ん中に位置し、東西約155km、南北約118kmの広大な県域からなる静岡県。南側は太平洋に面し、相模湾、駿河湾、遠州灘といったそれぞれ特徴のある海域が続き、その海岸線は約500kmにもなる。また、北側は霊峰・富士山や南アルプスをはじめとする3,000m級の山々からなる山岳地帯が広がる。

 

▲出典:静岡県観光公式サイト ハローナビしずおかURL

 
県内をエリア分けすると、東から、海・山の雄大な自然を擁する伊豆半島を中心とした「伊豆エリア」、富士山の広大な麓に広がる「富士エリア」、県の東西ほぼ中央になる静岡市街から奥大井の秘境まで広がる「中部エリア」、浜松市と浜名湖を中心に大茶園や最南端の岬を含む「西部エリア」の四つの地域に。それぞれ自然、風物、食べ物、祭りなど際立った特徴があるので、その性格をおさえて旅の計画を立てるのがおすすめだ。

 

伊豆エリア(伊豆・熱海・三島・沼津)

東を相模灘、南を太平洋、西を駿河湾に囲まれ、内陸部には「天城越え」で知られる標高約1,400mの天城連山がそびえる伊豆半島のエリア。

 
「熱海温泉」「修善寺温泉」をはじめ40カ所以上の温泉があり、「大室山(おおむろやま)」「堂ヶ島」「石廊崎(いろうざき)」といった、太古の火山活動の痕跡が色濃く残る独特な造形の自然も数多い。

 
ユネスコ世界文化遺産に登録された「韮山反射炉」や、富士山を望む日本最長の人道吊橋「三島スカイウォーク」など、話題のスポットも点在する。

 

熱海温泉

 
伊豆半島の東側の付け根にある日本でも屈指の大規模温泉。海岸沿いから山手にかけて旅館やホテル、飲食店、土産物店などが軒を連ね、一大温泉リゾートを形成。源泉の総数は500以上にもなり、その約9割が42℃以上の高温泉となっているのも大きな特徴。

 
温泉の発見は奈良時代、あるいはそれ以前ともいわれ、713(和銅6)年のものとされる伊豆の風土記にはすでに記録が残る。地名の由来は、海中から熱湯が湧き出したためと伝わる。戦国時代には療養地として広く知られるようになっており、徳川家康も2人の息子を連れて湯治に訪れており、3代将軍・家光の時代からは江戸城へ湯を運ばせたという。

 
明治時代に入ると保養地・別荘地として発展。文豪や芸術家も多く訪れるようになり、尾崎紅葉の名作『金色夜叉』で一躍有名に。温暖な気候のなか、豊富な湯量の温泉がさまざまなタイプの宿泊施設で楽しめ、伊豆各地の漁港で挙がる魚介を味わえるほか、日本一早咲きの梅・熱海梅園や真冬の海上花火大会など行楽地やイベントも尽きず、老若男女を問わず人気を誇る。

 

熱海温泉|
住所:熱海市東海岸町ほか
URL:https://www.ataminews.gr.jp/about/

 

初島

 
伊豆半島の東方沖の海上、熱海から約10kmの距離にある静岡県で唯一の有人島。外周約4km、最高地点の標高が約51mの小さな島で、約200人の島民が住む。南方からの海流の影響で年間を通じて温暖な気候で、亜熱帯の植物が茂る南国ムードいっぱいの島だ。

 
東京から約2時間で行けるリゾートアイランドとして人気で、海水浴やシュノーケリング、スキューバダイビング、フィッシングなどが楽しめるほか、のんびり島内を散策するのもおすすめ。初島港近くの海岸沿いには、目の前の海でとれた新鮮な魚介を堪能できる食堂が集まった漁師食堂街もあり、通年多くの人が訪れる。

 
島内には大規模なリゾートエリア「PICA初島」も。ガーデン、温浴施設、トレーラーハウス、屋外プール(夏季のみ)の四つの施設で構成されており、島ならではのリゾートが満喫できる。

 

初島|
住所:熱海市初島
URL:http://hatsushima.or.jp/index.html

 

来宮神社(きのみやじんじゃ)

 
熱海の地主の神であり、古くから来福・縁起の神として信仰を集めてきた神社。近年は全国屈指のパワースポットとして、特に女性の参拝者が多く訪れることで知られている。

 
神社のシンボルで、境内で最もご利益があるとされるのが、本殿奥で圧倒的な存在感を見せる大楠のご神木。幹の周り約24m、高さ約26m、樹齢2100年以上とされ、国内で2番目といわれる巨樹で、国の天然記念物にも指定されている。

 
長寿の神木・成就の神木として信仰を集め、幹の周囲に造られた歩道をひと回りすると1年寿命が延びると伝えられる。また、心に願いを秘め誰にも言わずにひと回りすると願い事がまとまるとも。その生命力にあやかろうと長寿・病気平癒・健康祈願の参拝者が多く訪れている。

 
境内参集殿の脇にはオープンテラスのカフェ「茶寮 報鼓(ほうこ)」が営業。来宮神社の神様が召し上がったと伝わる麦こがしをはじめ、ゆりねなどを使用した「来福スイーツ」やこだわりのコーヒー、ご当地タピオカサイダーなど豊富なメニューが揃うので、参拝後の休憩に立ち寄りたい。なお、境内は夜間にライトアップされるので、夜の参拝もおすすめだ。大楠を中心に幻想的な雰囲気にひたることができる。

 

来宮神社|
住所:熱海市西山町43-1
URL:http://kinomiya.or.jp/

 

大室山

 
伊豆東部火山群の一つで、すり鉢をふせたようななだらかなシルエットの山容が特徴。山全体が草に覆われ、標高約580mの頂上には直径約300m、深さ約70mの火口が開いており、火山であることがわかる。

 
山麓から観光登山リフトが運行されており、約6分の空中散歩で山頂へ。火山口を周回する約1kmの遊歩道があり、散策しながら大島をはじめとした伊豆七島、富士山、箱根や天城の山々が360度のパノラマで一望できる。

 
毎年2月の第2日曜に行われる山の保全を目的とした伝統行事の「山焼き」は、伊東に春を告げる風物詩として知られている。

 

大室山|
住所:伊東市富戸先原1317-5
URL:https://omuroyama.com/

 

河津七滝(かわづななだる)

 
伊豆天城山から流れ下る河津川には数々の滝があるが、その中でも特に有名な七つの滝を総称して「河津七滝」と呼び習わしている。ちなみに、河津では滝のことを「水が垂れる」と形容し、垂水(たるみ)と呼んでいたことから「ななだる」の呼称となったという。

 
上流から釜滝、エビ滝、蛇滝、初景滝、カニ滝、出合滝、大滝の順に現れ、それぞれ滝の形状などから名がつけられている。迫力満点の釜滝、海老の尾ひれに似ているというエビ滝、岩の模様が蛇の鱗のような蛇滝、小説『伊豆の踊り子』にちなむブロンズ像で知られる初景滝、流れと緑のコントラストが美しいカニ滝、2つの川の流れが出合う出合滝、そして七滝中最大で高さ約30mの大滝とどれも個性豊か。

 
川沿いに全長約850mの遊歩道が整備されており、吊り橋や滝のしぶきが間近の展望デッキなどを楽しみながら片道1時間ほどの散策が楽しめる。四季折々の多彩な風情が楽しめるが、なかでも新緑と紅葉の美しさが際立つ。

 

河津七滝|
住所:賀茂郡河津町梨本
URL:https://www.nanadaru.com/index.html

 

三島スカイウォーク

 
全長400m、日本一の長さを誇る歩行者専用の吊り橋。三島スカイウォークは愛称で、正式名称は「箱根西麓・三島大吊橋」といい、文字通り箱根の西側にあたる三島市にある。

 
吊り橋の標高は約415mにもなり、橋の上からは富士山や広々とした駿河湾、その先の伊豆半島までの絶景が楽しめる。橋には透過性の高いメッシュ構造のデザイン高欄が採用され、橋を吊る垂直方向のケーブルの間隔も広くとるように工夫されており、開放感いっぱいで周りの景色が隅々まで目に飛び込んでくる。

 
吊り橋ということもあり揺れを感じるが、マグニチュード9.0クラスの地震でも壊れないよう、安全性もしっかり確保されているというのでご安心を。施設内には吊橋のほか、さまざまな角度から景色が楽しめる展望デッキやこだわりのコーヒーとソフトクリームが人気のカフェ「SKYWALK COFFEE」や、地域の特産品などの販売ショップ「スカイガーデン」なども。空を滑走できる往復約560mのジップライン、アスレチックパークなども併設する。

 

三島スカイウォーク|
住所:三島市笹原新田313
URL:https://mishima-skywalk.jp/

 

修善寺温泉

 
開湯から1200年以上といわれ、伊豆半島で最も歴史があり、中伊豆を代表する名湯の一つ、修善寺温泉。温泉街の中心を狩野川の支流・桂川が流れ、その両岸に純和風の温泉旅館をはじめ飲食店などが軒を連ね、「伊豆の小京都」とも称される昔ながらの街並みが残る。夏目漱石をはじめゆかりの文人墨客も多い。

 
温泉街中央の河原にある修善寺温泉のシンボルは、弘法大師が仏具の独鈷を打ちつけたところ、湯が湧き出したという伝説の「独鈷の湯」。そして、桂川沿いの遊歩道で、左右に見事に伸びた竹が立ち並ぶ「竹林の小径」、鎌倉幕府2代将軍・源頼家が入浴していたという伝説の温泉にちなんで造られた外湯の「筥湯(はこゆ)」。

 
また、温泉の名前の由来となった弘法大師開基の「福知山 修禅寺」など、温泉宿泊を楽しむ合間に立ち寄りたいスポットも数多くあり、しっとりとした日本情緒を感じられる温泉地だ。

 

修善寺温泉|
住所:伊豆市修善寺
URL:https://www.shuzenji-kankou.com/

 

韮山(にらやま)反射炉

 
江戸時代末期、韮山の代官・江川太郎左衛門英龍(坦庵)は、ペリーの来航などもあり、海防上の必要性を幕府に建議。幕府の命により、大砲の鋳造が可能な製鉄炉の建造に取り組み、1857(安政4)年に溶鉱炉である韮山反射を完成させた。

 
炉の内部が耐火レンガを積んだアーチ構造になっており、この湾曲によって熱と炎を反射させ鉄を溶解させることから反射炉の名が。江戸湾の品川台場に配備することを目的に多くの西洋式大砲などの鋳造が行われ、現在では、実際に大砲を鋳造した実用炉として唯一現存する貴重なものになっている。「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として世界文化遺産にも登録されている。

 
近隣には、江川英龍ゆかりの屋敷「江川邸」が公開されている。こちらは江戸時代初期に建てられたもので、国の重要文化財に指定されている貴重な建造物。反射炉と合わせて訪れ、江川英龍の偉業に触れてみたい。

 

韮山反射炉|
住所:伊豆の国市中268
URL:https://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/bunka_bunkazai/manabi/bunkazai/hansyaro/

 

堂ヶ島

 
伊豆西海岸の中央あたり、西伊豆町の安城岬から瀬浜までの間に連なる約2kmの海岸線で、白い火山灰層が折り重なってできた美景が特徴。海底火山の噴火で噴出した火山灰による岩塊を、長い年月波が作り上げた洞窟や奇岩など自然の芸術の宝庫となっている。

 
波の侵食でできた洞窟の天井が崩れて天窓があいた「天窓洞」は、遊歩道から穴を眺められるほか、遊覧船で中へ入ることも可能。天窓から降り注ぐ太陽光が海水に差し込み青く光る様子はまさに幻想的だ。

 
堂ヶ島沖の四つの島からなる「三四郎島」は、高島、沖ノ瀬島、中ノ島、象島(伝兵衛島)のそれぞれの島が海岸から一直線に並んでおり、見る角度によって3つの島に見えることから、この名で呼ばれるように。干潮時には一番手前の象島まで瀬が現れて足を濡らさず歩いて渡れるようになるが、「トンボロ」といわれる日本では非常に珍しい現象だ。

 
周辺には堂ヶ島温泉や夕景で知られる黄金崎などの西伊豆を代表する人気スポットも多いので、合わせて楽しんでみては。

 

堂ヶ島|
住所:賀茂郡西伊豆町仁科
URL:https://www.nishiizu-kankou.com/sightseeing/dougashima

 

石廊崎

 
伊豆半島の最南端に位置する石廊崎は、海底火山が生み出し、相模湾と遠州灘の荒々しい波を受けてできた、高さ約100mにもなる切り立った断崖。年間の3分の1は風速約10mを超える場所で、戦前から測候所が置かれ、現在も台風などの気象情報でおなじみのスポットだ。

 
岬の先端には1871(明治4)年に英国人ブラントンによって建設された石廊埼灯台が立つほか、船乗りの守護神・石室神社(いろうじんじゃ)が。断崖上に立てば、東に蓑掛岩、南東に神子元島、さらに大島、新島、三宅島、御蔵島などの伊豆七島を一望することができる。

 
2019年には、駐車場、休憩棟などからなる「石廊崎オーシャンパーク」が開業。より気軽に大海原が描く大パノラマを楽しめるようになった。また、石廊崎漁港からは、30分ほどで石廊崎の岩礁地帯を海から楽しめる遊覧船も出航している。

 

石廊崎|
住所:賀茂郡南伊豆町石廊崎
URL:http://www.minami-izu.vision/irozaki-op/

 

富士エリア(富士宮・御殿場)

名峰・富士山を間近に望めるエリア。静岡県を代表する富士山の景観は、四季折々姿を変えさまざまな魅力を放つ。訪れるスポットごとに、そこならではの富士山の姿に出会えるのも魅力。

 
富士信仰の歴史を今に伝える「富士山本宮浅間大社」や、富士山の伏流水が作り出す美景「白糸の滝」、山麓の広大な敷地を活かした「富士サファリパーク」など、いずれも富士山の恵みを感じられるスポットが目白押しだ。

 
静岡県と山梨県にまたがる富士山。山梨県側の富士山周辺の観光については下記もチェックしてみてほしい。

 

【山梨県】観光スポットおすすめ23選【2022年最新版】

 

富士山本宮浅間大社

 
駿河国一宮で、全国に1,300社以上ある浅間神社の総本宮。御神体は富士山そのもので、神社の境内は富士宮市街の約17,000坪の本宮と、富士山山頂の奥宮からなる。富士山の8合目以上は奥宮の境内地であり、広さは120万坪にもなる。

 
その起源は、垂仁天皇3(紀元前27)年に、富士山の噴火を鎮めるために、水の神である浅間大神を富士山麓に祀ったこととされる。源頼朝をはじめ北条義時、武田信玄・勝頼親子、徳川家康など多くの武将に崇敬されてきたことで知られ、本殿・拝殿・楼門は徳川家康の寄進によるもの。中でも本殿は、浅間造りと称される二重楼閣造りでほかに例がなく、国の重要文化財に指定されている。

 
御祭神は木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやびめ)。命を生む神様、美の象徴といわれ、安産祈願に参拝する人が多く、また瓊々杵尊(ににぎのみこと)に見初められて夫婦になったことから縁結びのご利益でも知られる。

 
毎年5月5日には、源頼朝が奉納した古儀を起源とする流鏑馬祭。11月3~5日は例祭で、浅間大社を中心とした富士宮中心市街地にて山車が引き回され、県指定無形民俗文化財の富士宮囃子が登場する。

 

富士山本宮浅間大社|
住所:富士宮市宮町1-1
URL:http://www.fuji-hongu.or.jp/sengen/

 

富士サファリパーク

 
標高約850mに位置し、富士山麓の自然林を生かした、国内初の森林型自然動物公園で1980(昭和55)年に開園。東京ドーム16個分の敷地に、70種、約900頭の動物が暮らす。

 
園内は、世界中の動物たちがのんびり暮らすサファリゾーンと、小動物との触れあいを楽しむふれあいゾーンの2つに大きく分かれる。サファリゾーンは約50分のドライブコースとなっており、マイカーでも園内バスでも見学可能。人気は金網張りの「ジャングルバス」で、ライオン、クマ、キリンなどに金網越しに餌やりができて迫力満点だ。

 
一方、歩いて周る「ふれあいゾーン」では、カンガルーやカピバラなどとふれあえるほか、世界各地のウサギたちとふれあえる「ウサギの館」、ミニチュアホースのダービーが開催される「ふれあい牧場」、手軽にパン作りが楽しめる「パン工房」などの施設が充実している。

 

富士サファリパーク|
住所:裾野市須山字藤原2255-27
URL:https://www.fujisafari.co.jp/

 

白糸の滝

 
幅約150m、高さ約20mの湾曲した絶壁の全面から、溶岩壁から湧き出る富士山の伏流水が大小数百の滝となって流れ落ちる。その名にふさわしく、幾筋もの絹糸をかけたように清冽な水が流れ落ちる様子は、どこか女性的な美しさ、やさしさを感じさせる。滝壺に近づけば、三方から滝がアーチ状になって迫り、幻想的な世界へいざなってくれる。

 
源頼朝をはじめ、古来、多くの人々が歌に詠んできた名所で、江戸時代には富士講を中心に巡礼・修行の場にもなった。1936(昭和11)年には国の名勝及び天然記念物に指定。1990(平成2)年には日本の滝百選にも選出されており、ユネスコ世界遺産「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」構成資産の一つでもある。

 
白糸の滝と隣合わせで、芝川本流にかかる高さ約25m、幅約5mの「音止の滝」もぜひ訪れたい。白糸の滝とは対照的な、勇壮な姿が楽しめる。

 

白糸の滝|
住所:富士宮市上井出
URL:https://fujinomiya.gr.jp/guide/170/

 

御殿場プレミアム・アウトレット

 
富士山を望む東京ドーム9個分にもなる敷地に展開する、国内最大のアウトレットモール。ファッションブランド、コスメ、アウトドア、生活雑貨、グルメなど、幅広いジャンルの約290の店舗が立ち並ぶ。東名高速御殿場ICから約2km、足柄スマートICから約3kmの距離にあり、東京をはじめ各地からのアクセスがよく、富士山などの観光と合わせての利用も便利だ。

 
アウトレットショップは、「EAST ZONE」「WEST ZONE」に、2020年に増設された「HILL SIDE」の3エリアで構成され、各エリア内ともに異なるジャンルのショップをまんべんなく配置。すべてのエリアが散策するように楽しめるのが大きな特徴だ。

 
アウトレットのほかに、富士山を一望できるリゾートホテル「HOTEL CLAD(ホテルクラッド)」や、日帰り温泉「木の花の湯(このはなのゆ)」、子ども向けのミニ遊園地などを併設。さらに、2021年には、海鮮料理の新店舗「熱海おさかな食堂」や、休憩スポット「オハナテラス」を増設。ショッピングとともに、食事、癒やし、遊びなど、丸一日楽しめる施設だ。

 

御殿場プレミアム・アウトレット|
住所:御殿場市深沢1312
URL:https://www.premiumoutlets.co.jp/gotemba/

 

中部エリア(静岡・清水・焼津)

静岡県の中央部にあたるエリアで、太平洋に面する県庁所在地・静岡市の市街地、秘境として知られる奥大井や南アルプス、お茶の一大生産地である牧之原大地などで構成。

 
徳川家ゆかりの「久能山(くのうざん)東照宮」はじめ、駿河湾越しの富士を望むビュースポット「日本平」、世界文化遺産の「三保松原(みほのまつばら)」など、いずれもこの地域ならではの地形が生み出したスポットが数多く点在する。清水港、焼津港など日本有数の漁港もあり、マグロ、カツオ、桜えびなどの海鮮グルメも外せない。

 

三保松原

 
静岡市の清水港から駿河湾へと突き出る三保半島の東岸に広がる景勝地。富士山を仰ぎ、約3万本のクロマツ林の緑と打ち寄せる白波、海の青さが織り成す風景は、まさに一幅の絵画のよう。万葉の時代から、この景観を讃美する詩歌や絵画が多く残されており、浮世絵師・歌川広重の『冨士三十六景 駿河三保之松原』など、馴染みのある作品も多い。世界文化遺産「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」の構成遺産の一つにも登録されている。

 
松原の中央付近には、天女と地元の漁師の出会いを描いた『羽衣伝説』の舞台として有名な「羽衣の松」、その近くには創建が9世紀と伝わる「御穂神社」、そして海から神社までの神の通り道である「神の道」など、歴史的なスポットにも事欠かない。

 
2019年には、静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」がオープン。天気の悪い日でも松原と富士の美しい景観を映像で楽しめるほか、松原の生き物の標本、松で作った楽器など、触れて楽しむ体験展示も。周辺には自転車道も整備されているので、レンタサイクルで半島を一周してみてはいかがだろうか。

 

三保松原|
住所:静岡市清水区三保
URL:https://miho-no-matsubara.jp/

 

久能山東照宮

 
日光東照宮に先駆けて造られた徳川家康を祀る神社で、久能山山頂に鎮座する。75歳で生涯を閉じた家康の遺言により遺骸を埋葬し、2代将軍・秀忠が創建した。権現造の東照宮社殿は、二条城、名古屋城、仁和寺などを手がけた中井正清が棟梁を務め建造。日本の歴史的建築を代表するもののひとつであり、14棟の建築が国宝または文化財に指定されている。また、境内地である久能山一帯も史跡に指定されている。

 
もともと、駿河を治める上で重要な拠点・久能城のあった地であり、神社があるのは1,159段のつづら折りの石段を登りつめた先。徒歩で上がれば、総漆塗り極彩色を施した華麗な社殿を目にしたときの感激はひとしおだが、時間の都合や足に自信のない人は日本平ロープウェイの利用がおすすめ。日本平と久能山東照宮を約5分で結んでおり、ゴンドラ内から望む絶景も楽しめる。

 
参拝のあとはぜひ「久能山東照宮博物館」を訪れたい。徳川将軍家や幕府から神社に納められた数多くの品を、文化財として保存・展示。家康がスペイン国王フェリペ3世から贈られた洋時計をはじめ貴重な品を目にすることができる。

 

久能山東照宮|
住所:静岡市駿河区根古屋390
URL:https://www.toshogu.or.jp/

 

日本平

 
静岡市の駿河区と清水区の境界にあたり、駿河湾の沿岸に近い有度山(うどやま)の山頂とその一帯の丘陵地の総称。日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が東征の際、草薙の原で野火の難にあい、賊を平定した後、丘陵の頂上に登り四方を眺めたところ、という伝説が名前の由来となっている。

 
標高約307mの頂上からは、富士山を正面に駿河湾越しに伊豆半島、眼下には三保松原や清水港が広がる絶景が一望できる。日本観光地百選コンクールで1位に選ばれたことがあるほか、国の名勝地にも指定され、近年は日本を代表する夜景資源として日本夜景遺産にも認定された。

 
2018年には山頂に「日本平夢テラス」がオープン。新国立競技場の設計を担当した隈研吾建築都市設計事務所が手がけた施設で、静岡県産の木材を使い、周囲の自然景観と調和した美しい木造施設となっている。

 
1階は日本平の歴史や文化に関する「展示エリア」、2階は景色を楽しみながらくつろげる「ラウンジスペース」、そして3階は360度ガラス張りの「展望フロア」。さらに屋外には1周200mの展望回廊があり、その絶景を余すことなく楽しめる。

 

日本平|
住所:静岡市静岡市駿河区池田~清水区馬走
URL:https://nihondairakankou.jp/

 

西部エリア(掛川・浜松・浜名湖)

観光の中心となるのは、複雑な地形を描き、エリアごとにいろいろな表情を見せる浜名湖の周辺。湖畔に広がる「舘山寺(かんざんじ)温泉」、アミューズスポットの「遊園地パルパル」「はままつフラワーパーク」、浜名湖遊覧船や湖畔のサイクリングなど、老若男女、誰でも楽しめるリゾートエリアとなっている。

 
また、「出世城」の異名で知られる「浜松城」や、日本三大砂丘の一つに数えられる「中田島砂丘」も要チェックだ。代表的なグルメである、浜名湖養殖の鰻、全国的に知られる浜松餃子などもぜひ味わいたい。

 

浜松城

 
浜松市街にそびえる城で、文字通り浜松のシンボル。後に天下人となる徳川家康が数え年29歳から45歳の間在城し、その後は、家康ゆかりの譜代大名が代々城主を勤め、在城中に老中まで栄進した者が多いことから「出世城」の名で親しまれてきた。

 
永正年間の三善為連の築城に始まり、家康が1570(元亀元)年に入城して増改築。現存する石垣は築城当時のもので、野面(のづら)積みといわれ、当時の姿を残す貴重なもの。1958(昭和33)年、往時の石垣の上に天守閣が再建され、2014年には天守門を復元。天守閣からは、市内を一望のもとに見渡すことができる。

 
なお、浜松城を中心に、約10haの「浜松城公園」として整備されており、起伏に富んだ園内は、中央芝生広場を中心に日本庭園や冒険広場があり、春に桜、秋に紅葉が楽しめる市民の憩いの場となっている。公園内には「浜松市美術館」もある。

 

浜松城|
住所:浜松市中区元城町100-2
URL:https://www.entetsuassist-dms.com/hamamatsu-jyo/facility/#shiro

 

浜名湖

 
浜松市西部に広がる浜名湖は日本で10番目に大きい湖。南端で遠州灘とつながる汽水湖として有名。もともとは淡水湖だったが、1498(明応7)年の大地震と高潮により、境になっていた砂州が決壊し汽水湖となった。非常に複雑な形をしていることで有名で、細江湖、猪鼻湖、松見ヶ浦、庄内湖と4つの付属湖があり、湖の周囲長は約114kmにもおよび、汽水湖としては日本一の長さだ。

 
淡水と海水それぞれの栄養素が集まる恵まれた環境にあり、魚介類800種以上が生息。昔から漁業が盛んな地であり、名産の鰻をはじめ海苔、牡蠣、スッポンなどの養殖も盛ん。

 
湖の沿岸各所に有名観光地が数多くあるのも浜名湖ならでは。湖東岸の「舘山寺温泉」、北岸の寺院「舘山寺」、夕景の美しさと湖面の鳥居で知られる「弁天島」、遊園地の「浜名湖パルパル」や「浜名湖ガーデンパーク」など挙げていけばキリがないほど。湖面から周囲の風景を楽しめる「浜名湖遊覧船」や湖畔沿いを走るサイクリングも人気だ。

 

浜名湖|
住所:浜松市北区~西区
URL:https://hamamatsu-daisuki.net/

 

中田島砂丘

 
浜松市の南部、遠州灘に臨む東西約4km、南北約0.6kmの広さの砂丘で、鳥取砂丘、九十九里浜と並ぶ日本三大砂丘の一つに数えられる。冬を中心に、海から吹く強い風が砂地の表面に描き出す風紋の美しさが有名。夏には絶滅危惧種に指定されているアカウミガメが産卵のために砂丘に上陸する。

 
雄大な砂丘の風景が容易に撮影できることもあり、映画やプロモーションビデオのロケ地としてもよく利用されている。初日の出の名所でもあり、晴れた日に水平線へと太陽が沈み始め、オレンジ色の夕焼けから夜のとばりが降りる時間帯の美しさも特筆もの。

 
毎年5月3日~5日に行われる「浜松まつり」の一大イベントである「凧揚げ合戦」は砂丘のすぐ隣のエリアで開催。まつりに登場する畳1畳分もある大凧の展示などがある「浜松まつり会館」もぜひ訪れてみたい。

 

中田島砂丘|
住所:浜松市南区中田島町
URL:http://hellonavi.jp/detail/page/detail/1139

 

飛行機でもアクセスできる静岡県

 
静岡県には「富士山静岡空港」があり、フジドリームエアラインズ(FDA)がJALとのコードシェア便を運航中。札幌や出雲、福岡など、各地から空路でアクセスすることも可能だ。

 

▲出典:富士山静岡空港URL

 
飛行機を利用する際は、携行品を肌身離さずにおいておけて、空港内で何かと時間が節約できるので、スーツケースを機内に持ち込みたい方が多いのではないだろうか。荷造りの前に、機内持ち込みの規定サイズや重さなどを下記でチェックしておこう。

 

スーツケースの機内持ち込み|メリットは?サイズや重さも解説

 

何度でも行きたくなる、魅力溢れる静岡県

 
いかがだっただろうか。自然や歴史文化、温泉やグルメなど、一度の旅では味わいきれない魅力に溢れる静岡県。季節や目的、滞在期間などにあわせたプランで、静岡県の旅を何度でも楽しもう。

 
 

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