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スーツケースの機内持ち込み|メリットは?サイズや重さも解説

旅行や出張などで飛行機を利用する際は、携行品を肌身離さずにおいておけたり、空港内で何かと時間が節約できるので、スーツケースを機内に持ち込みたい方が多いのではないだろうか。

 
とはいえ、飛行機や航空会社によって規定サイズが違ったり、追加料金がかかる場合もあり、システムの複雑さについ預けてしまいがち。今回は、一見難しそうな規定サイズや重さを解説し、機内持ち込みOKなスーツケースのおすすめを紹介する。

 
この特集では

 
・機内持ち込みのメリット・デメリット
・規定サイズや重さの解説
・おすすめの小型スーツケース9選

 
についてお伝えしよう。

 

あなたは預ける派?持ち込む派?

スーツケースの機内持ち込みは旅の時短に!(メリット1)

スーツケースの機内持ち込みがおすすめの理由は、ずばり「時間短縮」ができるからだ。出発の際には、行列になりがちな手荷物カウンターに並ばずに保安検査場へ一直線。預ける時間を短縮し、搭乗までの時間を有意義に過ごすことができる。

 
また、荷物を預け入れしているなら、到着の際には当然「受け取る」という行為が発生する。しかし機内持ち込みなら、自分の荷物がターンテーブルから出てくるのを待つ時間を短縮することができる。

 
手荷物のピックアップに時間がかかり、乗ろうと思っていたシャトルバスに乗り遅れた……というようなリスクは避けたいもの。出張などで先々のスケジュールが分刻みで決まっている場合は特に、手荷物は預けず、機内に持ち込むことをおすすめする。

 

機内持ち込みなら必要なものがすぐ取り出せる(メリット2)

二つ目のメリットは、自分の持ち物すべてをいつでも取り出せること。機内持ち込みにしておけば、フライト中に急に「使いたい」「見たい」ものがスーツケースの中にしまわれていても、すぐに取り出すことができる。

 
フライト中に予習しようと思っていたガイドブックや資料をうっかり預け入れてしまってがっくり……なんてこともなくなるだろう。パッキングする際に、持っていく物一つ一つをどっちのカバンに入れるかを、あれこれ悩まずにすむというのもメリットだ。

 

スーツケースの紛失・破損リスクを回避(メリット3)

考えたくはないが、国際線搭乗時にはごく稀に「ロストバゲージ」や「スーツケース破損」という悲しい事態に遭遇することがある。これらは自分の大切な荷物を預けさえしなければ、回避することができる事故だ。

 
1週間程度の海外滞在に、機内持ち込みサイズのスーツケース1個で旅に出るのは難しい、と考える人も多いが、試しにパッキングしてみると意外に何とかなるもの。リスクをゼロに近づけたいなら、持ち物の現地調達も視野に入れ、まずは家から持参する物をどこまで減らせるか見直してみてはいかがだろう?

 
▼パッキングについてもっと詳しく知りたい方はこちら

【旅行パッキングの極意】荷物を減らすコツやスーツケース内の仕分けを解説

 

スーツケースが移動時の負担になる可能性(デメリット)

荷物と常に一緒にいる安心感は、荷物をいつも持ち歩かないといけないという負担と表裏一体。空港が広く、保安検査場から搭乗ゲートまでが果てしなく遠い場合などは、「預ければ楽だったのに」と後悔する可能性もある。

 
ただ、素材の進化による軽量化や、トロリーの走行性向上などで、スーツケースやキャリーケースの持ち歩きや取り回しは昔と比べて随分と楽になっている。これを機会に、機内持ち込みに特化したスーツケースを新調してみると、旅が断然快適になるかもしれない。

 
おすすめのスーツケースを本記事の最後に紹介しているので、参考にしてほしい。

 

機内持ち込みの規定サイズや重さは?

機内持ち込みの基本は3辺合計115cm以内が目安!

スーツケースの機内持ち込みを決めたら、まず確認したいのは各航空会社が規定しているサイズや重さ。機内に持ち込める手荷物の基本サイズは、「3辺合計115cm以内」。お手持ちのスーツケースが規定をクリアしているのかどうか、まずは調べてみよう。

 

国内線は機材の座席数に注意を

ただ国内線の場合は、飛行機の座席数が100席以上か100席未満かによって、機内に持ち込める手荷物のサイズが異なる。重量はいずれも10kg以内で、身の回りの品1個のほか、下記条件の手荷物1個までが持ち込み可能だ(JALの場合)。

 
【100席未満】
高さ:45cm以内×幅:35cm以内×奥行き20cm以内 3辺合計100cm以内

 
【100席以上】
高さ:55cm以内×幅:40cm以内×奥行き25cm以内 3辺合計115cm以内

 
主要空港への路線は100席以上の飛行機であることが多いが、地方空港や離島との路線は小型飛行機の場合も。事前に飛行機の座席数を確認しておこう。

 
合計:115cm以内 55cm×40cm×25cm以内 付属品(ハンドル、ポケット、キャスター等)を含みます。

▲出典:JAL国内線URL

 

国際線は3辺合計115cm以内に(目安容量:30~40L)

国際線は、国内線の100席以上の規定と同じ3辺合計115cm以内で10kgまでであればOKの場合が多数。とはいえ、利用する航空会社によってはサイズ規定が大きく異なることも。国際線は各航空会社のWebサイトでの確認が必須だ。

 
【JALの場合】
高さ:55cm以内×幅:40cm以内×奥行き:25cm以内 3辺合計115cm以内

 

LCCは7kg以内が主流。追加費用も要チェック!

LCCを利用する際は、手荷物を預けるには別途料金が必要な場合が多く、乗客の大半は荷物を機内に持ち込む。また、LCCの場合は使用する飛行機が小型で、機内持ち込み可能な重量が厳しく決められていることが多いので注意が必要だ。

 

 
例えば、ZIPAIRの場合、サイズの規定は3辺合計120cm以内だが、重量制限が7kg以内。超過分は追加料金(2,000円~)が発生し、上限12kgとなっているので要注意。他の国内LCC3社も規定はほぼ同様だ。

 
ZIPAIRと国内LCC3社の規定サイズを調べてみた。

 
【ZIPAIR】
高さ:55cm以内×幅:40cm以内×奥行き:25cm以内 手荷物合計:7kg以内

 
【LCC航空A社】
高さ:56cm以内×幅:36cm以内×奥行き:23cm以内 手荷物合計:7kg以内

 
【LCC航空B社】
高さ:50cm以内×幅:40cm以内×奥行き:25cm以内 手荷物合計:10kg以内

 
【LCC航空C社】
高さ:55cm以内×横:40cm以内×奥行き:20cm以内 手荷物合計:7kg以内

 
航空会社によっては、手荷物合計が7kgを超えてしまう場合、預け入れ手荷物扱いに変更しなければならず、追加料金が必要なことも。旅行や出張で急な出費は避けたいところなので、搭乗する前に確認しておこう。持ち込みを考えている方は、スーツケースは「超軽量型」を選んでおくのが安心だ。

 

機内持ち込みサイズのスーツケースおすすめ9選

常に新作が登場するスーツケースから、自分にぴったりのものを選ぶのは至難の業。ここでは、機内持ち込みの規定に対応したおすすめ9選をご紹介しよう。

 

旅行、ビジネス、用途にあわせて使い分けよう

スーツケースの機内持ち込みの便利さや規定をお伝えしたところで、今度は「軽量型」「大容量」「ビジネスユース」のタイプ別で、おすすめスーツケースをご紹介する。楽しい旅行や重要な出張の相棒に、あなたにぴったりのスーツケースを手に入れよう。

 

LCCにも対応する軽量型3選

 
重量の規定が厳しいLCCにおすすめなのが、とにかく「軽量」にこだわったスーツケース。しかし、軽さを重視すると、気になるのが耐久性だ。ここでは、LCCの重量規定をクリアし、長期の旅や出張でも問題なく使用できる耐久性をも兼ね備えたスーツケースをご紹介。

 

サムソナイト史上最軽量「ライトショック スポーツ」

▲出典:サムソナイトURL

 
革新的な技術を取り入れたスーツケースを展開している「サムソナイト」から、ブランド史上最軽量のスーツケース「ライトショック スポーツ スピナー55」をご紹介。軽さはもちろん、特許素材である「CURV(カーヴ)」を使っているため、耐衝撃性に優れているのもポイント。1.7kgと超軽量型ながら36Lの容量があるので、荷物が多い方にもおすすめ。

 

サイズ:55×40×20cm
容量:36L
重さ:1.7kg 
税込価格:69,300円

 
・サムソナイト史上最軽量の1.7kg
・優れた耐衝撃性
・軽量型ながら36Lの大容量

 

日本の老舗が作る軽量スーツケース、サンコー「スカイマックス」

▲出典:サンコーURL

 
明治26(1893)年創業の、日本の老舗旅行カバンブランド「サンコー」から発売中の「スカイマックス」。日本製のしっかりした作りと、旅行を快適にする“軽量”さが、旅好きやビジネスマンに愛されているブランドだ。拡張機能によって49Lの大容量を実現。拡張部分には出し入れしやすい隠しポケットを装備し、キャスターには、走行性・静音性・耐久性に優れた日本製を採用している。

 

サイズ:55×36×24cm
容量:39/49L
重さ:2.7kg 
税込価格:22,880円

 
・2.7kgの軽量設計
・走行性・静音性・耐久性に優れたキャスター
・隠しポケットで小物の出し入れが楽に

 

高機能かつ軽量 アリ(A・L・I)「パンテオン PTS-4006」

▲出典:A.L.IURL

 
洗練されたデザインが特徴の「アリ(A.L.I)」パンテオンシリーズから、機内持ち込み対応サイズのスーツケース「パンテオン PTS-4006」が登場。両手で持ち上げるときに便利な底面ハンドルや、ワンタッチストッパースイッチのほか、大型ダブルホイールキャスターやフロントオープンポケットなど、便利な機能が満載のスーツケース。

 

サイズ:43.5×35×20cm
容量:22L
重さ:3.0kg 
税込価格:21,780円

 
・持ち上げに便利な底面ハンドル
・ワンタッチでロックができるので坂道や電車内でも安心
・フロントオープンポケット付き

 
▼超軽量スーツケースについてもっと詳しく知りたい方はこちら

超軽量スーツケース最新おすすめ8選|国内海外ブランドから厳選

 

旅行にぴったりの大容量3選

 
機内持ち込みの規定サイズはクリアしながらも、容量は減らしたくない!という方におすすめのスーツケースをご紹介する。荷物が多くなる長旅や、必要な資料が多い出張など、とにかく容量を求める方は必見だ。

 

容量なんと40L プロテカ「マックスパス3」

▲出典:プロテカURL

 
日本の旅行カバンメーカー「エース」の主力ブランド「プロテカ」のスーツケースは、“日本製”にこだわり、熟練した職人の繊細な手作業で作られるのが特徴。「マックスパス3」は機内持ち込み規定サイズをクリアしながら、40Lの大容量を実現した。フロントオープンポケットにはPCも入る設計なので、急な取り出しにも便利だ。

 

サイズ:50×40×25cm
容量:40L
重さ:3.6kg 
税込価格:66,000円

 
・職人技を詰め込んだ逸品
・小型ながら40Lの大容量
・フロントオープンポケットなど便利ポイントが充実

 

拡張ファスナーで荷物が増えても安心 デルセー「MONTROUGE(モントルージュ) ソフトスーツケース」

▲出典:デルセーURL

 
70年の歴史を持つフランス発祥のスーツケースブランド「デルセー」の「MONTROUGE(モントルージュ)ソフトスーツケース」は、機内持ち込みの規定サイズをクリアしながら大容量の収納力を兼ね備えているのがポイント。容量拡張ファスナーがついているので、荷物が増えたときも安心。また、汚れた際には着脱して洗濯可能な内装や、防犯性能のある2重ファスナーの採用など、旅にぴったりの機能が充実したスーツケースだ。

 

サイズ:51×35×25cm
容量:45L
重さ:2.6kg 
税込価格:28,600円

 
・容量を広げる拡張ファスナー
・洗濯可能な内装
・2重ファスナーで防犯対策も

 

最大容量42L! ヒデオワカマツ「マックスキャビン ウェーブ」

▲出典:ヒデオワカマツURL

 
スタイル、機能、有用性の融合をコンセプトに、旅行者やビジネスパーソンに向けたスーツケースを展開する「HIDEO WAKAMATSU(ヒデオ ワカマツ)」。機内持ち込みの規定サイズをクリアしながらも大容量42Lを実現した「マックスキャビン ウェーブ」は、360度回転式の医療用機器のノウハウで開発されたキャスターを採用し、回転部分のガタツキを極限までおさえている。フロントにはウレタン入りの、パソコン&タブレットポケットも内蔵して、使いやすさも抜群だ。

 

サイズ:50×40×25cm
容量:42L
重さ:3.3kg 
税込価格:20,900円

 
・小型ながら最大容量42Lを実現
・ウレタン入りパソコン&タブレット付きポケット
・大容量かつ高機能

 

仕事や出張にシンプルデザイン3選

 
出張など仕事で使いやすい、機能性と耐久性を兼ね備えた機内持ち込み可能なスーツケースをご紹介。ビジネスパーソンの方に人気のシンプルなデザインをラインナップした。

 
▼あわせて読みたい

出張に必要な10の持ち物と18の便利グッズ|仕事を成功させる万全装備

 

マットな色合い&安心の機能性 リモワ「エッセンシャルキャビン」

▲出典:リモワURL

 
人気のブランド「リモワ」から、シンプルなデザインで機能性と耐久性にすぐれたスーツケース「エッセンシャルキャビン」をご紹介。素材には、軽量性に加え、耐熱・耐寒・撥水性が特徴のオリジナルポリカーボネートを使用。表面にマットな加工がされているデザインは、落ち着いた印象になるのでおすすめ。4輪タイプの安定した走行性は、移動の多いビジネスパーソンにぴったりだ。

 

サイズ:51×38×21cm
容量:36L
重さ:3.2kg 
税込価格:94,600円

 
・ビジネスシーンにぴったりのシンプルデザイン
・安定した走行性が実現
・耐熱・耐寒・撥水性に優れた素材を使用

 

ビジネスパーソンご用達! ブリーフィング「H-34F SD」

▲出典:ブリーフィングURL

 
タフな見た目で、細部にまでこだわった高機能な「ブリーフィング」のスーツケースは、出張などで移動の多いビジネスパーソンからの支持も厚いブランドだ。特に「ブリーフィング H-34F SD」は、機内持ち込みに便利な軽量設計かつ、耐衝撃性、耐熱性を備え、フロントオープンポケットなどうれしい機能がついている。品のある印象を与える鏡面仕上げも、ビジネスシーンにぴったりだ。

 

サイズ:35×45×23cm
容量:34L
重さ:3.3kg 
税込価格:47,300円

 
・軽量かつ耐衝撃性、耐熱性を備える
・フロントオープンポケット付き
・光沢感のある鏡面仕上げ

 

移動中も充電ができる! トゥミ(TUMI)「インターナショナル・デュアル」

▲出典:トゥミ(TUMI)URL

 
アメリカ発祥の「トゥミ(TUMI)」は、ビジネス利用を見込んで作られたシンプルなデザインや機能性、耐久性が、世界中のビジネスパーソンから愛されているブランドだ。ビジネスバッグからスーツケースまでの幅広いラインナップも特徴。スーツにしわがつかないよう収納できる「ガーメントスリーブ」や、移動中もスマホやPCを充電できる「USB充電ポート」が搭載されているなど、出張に嬉しい機能が充実。

 

サイズ:56×35.5×23cm
容量:35L
重さ:4.8kg
税込価格:110,000円

 
・ビジネスパーソン目線で作られたシンプルデザイン&高機能
・スーツにしわがつかない「ガーメントスリーブ」
・「USB充電ポート」で移動中も充電可能

 

旅や出張に!ピッタリなスーツケースを手に入れて

 
機内持ち込みの利点や、タイプ別おすすめスーツケースはいかがだっただろうか。機内持ち込みをする際には、利用する航空会社の規定サイズや重量をしっかりと調べたうえで、目的にあったスーツケースを選ぶことを心がけるといいだろう。旅や出張をより快適なものにできる、素敵なスーツケースを手に入れよう。

 
 

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