思い立ったらすぐ行けるのが1泊旅行のよさ。週末の天気予報が晴れ、SNSやテレビで話題になった旬の味覚や景色、見どころなどを楽しみたい……。時には急な出発もあるだけに、必要な持ち物は忘れず用意したいもの。
そこでこの記事では、1泊2日の旅行において、
・忘れずに持参するべき持ち物チェックリスト
・これがあればより快適、あると便利な持ち物
をご紹介しよう。
チェックリストを活用し、無駄なく濃密な1泊旅行を楽しんでほしい。
目次
1泊旅行に必須の持ち物14:これだけあれば大丈夫!
なにはなくとも現金やクレジットカードなどのお金、移動に使うチケット、毎日飲むべき薬、そして必携となったマスクなど、忘れてはいけない必須の持ち物を以下にリストアップした。すべての項目を確認し、漏れのないよう準備をしよう。
・現金
・クレジットカード・デビットカード・電子マネー
・ETCカード
・携帯電話・スマートフォン
・充電器
・航空券や新幹線のチケット(データ画面や二次元コード)
・免許証・保険証・学生証
・コンタクトレンズ・眼鏡
・常備薬(胃腸薬・頭痛薬・風邪薬・酔い止め薬・ピルなど)
・マスク
・下着
・靴下
・化粧品・洗面用具
・番外編・家の鍵
それでは順に詳細を見ていこう。
現金
もはや説明も不要だと思うが、旅先で最も頼りになるのはやはり現金。地方や離島、小さな土産物店や露店、朝市などでの買い物を楽しみ風情を満喫するためにも、現金や小銭はある程度持っておくのが安心だ。
クレジットカード・デビットカード・電子マネー
現金はあっても、外資系ホテルでのデポジット処理にクレジットカードが必要なことも。急にレンタカーを借りたくなったり懐石料理を食べたくなったりという場合にも、クレジットカードがあれば臆せず楽しめるはずだ。
ETCカード
ドライブ旅行の必需品。特に旅先でレンタカーを借りる場合は、自宅の愛車の中に置いたままにならないよう注意。料金所のスムーズな通過のためだけでなく、現金払いとETCとでは料金が違うことが多いので忘れずに。
携帯電話・スマートフォン
携帯電話・スマートフォンは忘れて困るものの筆頭。連絡手段としてだけでなく、電車や飛行機のチケットレスサービスのデータや電子クーポンなどが入っている場合は決して忘れてはいけない必需品だ。
充電器
スマートフォンは動画撮影やアプリ利用などが多いと案外1泊でもバッテリーを消費する。カメラも同様。「1泊だから要らないと思って」という人は意外に多いが、充電器は持っておいたほうがいいものの一つ。なお、モバイルバッテリーは機内預け入れ不可なので、手荷物として持ち込むようご注意を。
航空券や新幹線のチケット(データ画面や二次元コード)
移動に必要なチケット類は必ず確認したい。予定の飛行機や列車に乗れない事態は、旅の骨格を大きく崩してしまうもの。スマートフォンなどの電子端末に入れてある場合は、二次元コードや予約画面、予約確認メールを提示しやすいよう準備するだけでなく、充電切れにも注意したい。
免許証・保険証・学生証
旅先でレンタカーを借りるなら運転免許証は必須。Go To トラベルキャンペーン利用時や、各種割引を受ける際の身分証も持っておきたい。また、急なけがや病気で慌てないためにも健康保険証を持参しておくといい。
コンタクトレンズ・眼鏡
常用している人にとってはこれも「ないと困る」もの。慣れない旅先で看板や案内表示を見る際にも欠かせない。ワンデーコンタクトレンズなどは予備もあると安心だ。
常備薬(胃腸薬・頭痛薬・風邪薬・酔い止め薬・ピルなど)
毎日薬を飲んでいる人は必ずその薬を持参しよう。そうでない人も最低限の薬をポーチに入れて。旅先は思いのほか普段と環境が違う場合があり、例えば、メンタルが原因でお腹を壊すこともある。そんなときに飲む胃腸薬や、我慢できない痒みを抑える薬なども準備しておきたい。
マスク
「新しい生活様式」の必需品となったマスク。食事の際に汚してしまったり、失くしてしまうことも考えられるので、使い捨てマスクならプラス数枚持っておくといい。
下着
1泊旅行なら1セットの替えが基本だが、帰り際に日帰り温泉に入ったり、雨に濡れる事態なども考えるなら、もう1セットを持っていく手もある。
靴下
下着同様、清潔だと気持ちよく過ごせるものなので忘れずに。普段ストッキングを履いている女性が部屋が少し寒いときに使ったり、あるいは、靴を脱いで上がる店に行く際に素足を避けるためにも重宝するはず。
化粧品・洗面用具
国内旅行では基本的な洗面用具は宿泊施設にあることが多いが、自分に合うものでないことも。気になる人は使い慣れている化粧品や、髭剃りなどを持参しよう。「おしゃれ」は気分を上げる重要要素だけに、お気に入りの香水なども忘れずに。また、女性は生理用品なども準備しておくと安心だ。
番外編・家の鍵
掛け忘れて出かける人は少ないものの、お土産いっぱいで帰宅したときに「鍵をどこにやったか……」とバッグやカバンをひっくり返す事態になる人も。忘れないことはもちろん、バッグの内ポケットなど、定位置を決めることも大切。
2泊以上の国内旅行はこちらを参照
国内旅行の持ち物チェックリスト|これからの旅に必要な物はコレ!
出発・移動中にあると便利なグッズ
ここから先は、持っていれば旅がさらに快適になるアイテムをご紹介。機内誌『SKYWARD』編集部が「あってよかった」「あったらよかった」と感じたものをリストアップした。
雨具(天気による)
1泊旅行の場合、「明らかに2日間とも晴れ」の予報なら割愛されることの多い雨具。とはいえ山がちなエリアは天気が急変したりすることも。最新の超軽量折り畳み傘などは、あると安心な旅のアイテムといえるだろう。
ハンカチ&ポケットティッシュ
日頃の身だしなみとして肌身離さず、が基本のハンカチ&ポケットティッシュ。手洗い・うがいの励行が求められる日常では、一層大切になってきた。旅先の店や宿で「消毒液のワンプッシュが多すぎて拭きたい」といった事態も間々あるので、手を拭くものはあるほうがいい。
携帯用消毒グッズ
これも新しい日常の基本アイテム。小さな容器に入った消毒液や除菌シートなど。消毒液は好みもあるが、思わぬ液漏れでバッグを濡らしたりしないよう、筆者はジェルタイプで蓋がしっかりした容器のものを愛用している。
イヤホン・音楽プレイヤー
旅が長くなるほど音楽は心の拠り所になる。1泊では不要と言えなくもないが、長距離移動の退屈を紛らわせたり、天気が思わしくない場合の気分転換なども勘案し、旅のBGMとして用意するのもいいだろう。
ビニール袋・チャック付きポリ袋
レジ袋が有料になった今、汚れた物や濡れた物を入れたり、ゴミをまとめたりするビニール袋があるといい。また、チャック付きのポリ袋は小物の仕分けや、中身がこぼれそうな物を入れるなど多用途に使える便利グッズだ。荷物のパッキングを上手に行うために、いくつか持っておくといい。
水筒
エコの観点で日頃から「マイ水筒」を愛用する人も増えてきた。宿のポットでお湯を沸かすこともできるので、お気に入りのティーバッグやコーヒードリップバッグなどと合わせて持参すれば、普段のペースで旅を楽しめる。
本
単なる退屈しのぎだけでなく、ネット時代でどこでも仕事ができてしまう今は、「のんびり本を読む時間」すら貴重。旅のさなかにそうした時間が取れるなら、あえて本を開いてみるのもいいのかも。
のど飴・お菓子
旅先事情の意外な盲点の一つは「湿度」。冬場など季節によっては車内や機内、客室が想像以上に乾燥していることもある。のど飴はそうした際に役立つほか、友人との旅でたくさんしゃべってのどが痛い……などというときにも。また、お菓子はドライブのお供や宿泊時の夜食用として。自宅と違って宿は夜に小腹がすいたときに案外何もなく、さみしい思いをすることもある。
巻き物・防寒着
冬場や、寒冷地への旅に。国内1泊旅行では海外ほど旅先の気候を気にしないものだが、そこが盲点。旅先が「思ったよりずっと寒かった」は誰もが一度は経験があるはず。念のため、準備の際に思いを馳せたい。
地図・ガイドブック
ガイドブックは「あったら便利」の最有力候補。なくてもそれなりに楽しめるが、素敵な場所を知らずに素通りすることがないように、旅先の見所を総覧して自分に合った場所を選ぶのには便利。地図は、現在位置がリアルタイムで把握できるスマートフォンの地図アプリを愛用する人も多いだろう。
ネックピロー・アイマスク
移動時間が長めの旅に。特に窓外に見るべきものがない場合などは、移動中にしっかり仮眠して体を休め、現地に着いたら思いきりパワーを使うのが効率的。周囲の音が気になる方、友人などと相部屋になる旅では耳栓を加えてもいい。
カーチャージャー(車載充電器)
主に携帯電話・スマートフォンの充電に利用する車載の充電器。スマートフォンは移動が多いと電波を探してバッテリーを消耗しがちなので、ドライブ時にはこれがあると便利。最近はUSBポートを持つ車も増えてケーブルだけで済む場合があるものの、ケーブル忘れにもご注意を。
パッキング前も含めた旅全体の便利グッズはこちらを参照
旅に便利な持ち物20選 | 荷物を少なく快適に、旅に役立つグッズ紹介
旅先ではこれが役立つ
ここでは、旅先での楽しさと快適性を増すアイテムをピックアップ。なくても済むが、あれば旅が一層思い出深いものになるはずだ。
カメラ
スマートフォンのカメラで代用可能だと考える人も多いが、デジタルカメラ、特にデジタル一眼は撮れる写真の幅が違う。広角レンズが多いスマートフォンには不得意の「遠くをアップで写す」「人物のスタイルをゆがませない」「料理をアップで美味しそうに切り取る」などの撮影は、圧倒的にデジタルカメラに分がある。
自撮り棒・三脚
記念写真を自撮りする際に。「なくてもいい」人も多い反面、全員での記念写真がなくて残念、という結果になるくらいなら持っていたほうがいいことも。
エコバッグ・サブバッグ
買い物以外にも、着終わった服を分けたり入浴時に持ち物を入れるのに使ったりと用途はさまざま。旅行カバンはなるべくコンパクトにしておきたいだけに、必要なときにだけ容量を増やせるエコバッグやサブバッグは、旅の機動力アップにも貢献する。
メモ・筆記用具
意外と忘れがちなメモや筆記用具。列車の時刻や旅のふとした思い出などを、ちょっとメモしたいときに。ペン1本くらいは常備しておきたい。
帽子・サングラス(夏以外でも)
帽子やサングラスは夏でなくとも案外必要なときがある。例えば晴れた日の雪景色は眩しく日焼けもする。状況により日焼け止めも加えたい。
入場券・クーポン
観光施設や食事処によってはクーポン入手で割引があることも。事前購入した入場券やクーポン類も忘れずに。
水着、サンダル、タオル
夏の海辺の旅やリゾートホテルなどではあるといい。プール付きのホテルに泊まる際などは特に。水着はサイズや色・柄など好みも多様なだけに現地入手では心もとなく、やはり自分のお気に入りを持って行きたい。
宿泊時はこれで快適!
ここでは宿泊時に便利な持ち物をご紹介。男女によって必要度が違う場合もあるので、それぞれのニーズを踏まえて読んでほしい。
洗面用具・男性編
たいがいのものはホテルにあるが、電気シェーバーなどは愛用品を持参したほうが快適だ。1泊なら充電器は不要だが、満充電にしておくことを忘れずに。
洗面用具・女性編
愛用品が多い女性の洗面用具。ホテルのものに満足できないこともあるので、メイク落としや化粧品類、人によってはシャンプー・リンスなども小瓶に入れて。100円ショップなどで買える小さな容器で持っていくのがいい。
ルームシューズ、スリッパ
備え付けのものがある場合も、ない場合もある。気になる人はコンパクトになる旅行用をぜひ。飛行機や長距離移動の列車内でも重宝する。
編集部がおすすめする携帯用スリッパの具体的な商品はこちら
携帯用スリッパのススメ|外出先やホテルでの部屋履きに大活躍!
ティーバッグ、コーヒー顆粒
泊まる施設の情報はたいがいインターネットで拾えても、案外わからないのがこれらの備えの有無。国内の宿では「お茶はあってもコーヒーはない」ことが多い。普段愛飲していて心安らぐハーブティーやコーヒーなどは、あると気分がかなりいい。
電源タップ
最近はワーケーションなどもあって旅先に複数のデバイスを持参する人が増えた。古い宿泊施設はコンセントが一つしかない場合もあり、スマートフォンとノートパソコンとカメラの充電と……と考えると電源タップはあると便利。
耳栓
周囲の音を気にせず眠りたいときに。移動中での利用のほか、友人など複数人での相部屋の際にはいびき対策としても有効。
入浴剤
特にビジネスホテルやシティホテルなど自室のバスタブを利用する場合、お気に入りの入浴剤を使うと気分が安らぐ。
ミニ加湿器
季節や行き先によっては客室内が乾燥していることも。特に冬場は暖房で空気が乾燥しているケースが多く、ミニ加湿器があると便利。USB電源で使えたり、ペットボトルを流用できるもの、紙を使った電源不要の製品もある。
アロマ、香りもの
上述の加湿器にはアロマ機能があるものも。旅先の部屋を自分好みの快適空間にするための、あったらちょっと嬉しいアイテム。
寝巻き
意外に見落としがちなのが寝巻き。旅館なら浴衣、ホテルならローブがあるものだが、糊が効きすぎていたり着心地がよくないことも。荷物に余裕があるなら、快眠のために「マイ寝巻き」を持参するのも一案だ。
S字フック
ちょっと何かを掛けておきたいときに便利なS字フック。一つ二つはかさばらないのでバッグに忍ばせておいてもいいかも。
圧縮袋
1泊旅行ではそこまで必須ではないものの、衣服や着終わった洗濯物を分けたり、小さくしまうのには便利。必要に応じて持っていこう。
季節によっては必須の盲点グッズ
旅の荷物は誰もがいつも持って行くべき「基本装備」がある一方で、行き先による事情や季節に応じて追加したいものもある。ここではそんなプラスアルファの持ち物リストをご紹介。
虫除け・かゆみ止め
夏場や自然豊かな所へ行く際に。お庭が美しい旅館などにも必携。最近は温暖化の影響か、虫に悩まされる季節が長くなった感もある。自分の体質に合った虫除けや、刺されてしまった場合のかゆみ止めなども必要に応じて持っていきたい。
冷却シート・制汗剤
旅先ではいつも以上に行動するもの。例えば荷物を持っての長時間移動による肩こりが、頭痛を引き起こすこともある。冷却シートはそんなときにも役立つし、また、制汗剤は同行者などへのエチケットが気になる場合に有効だ。
カイロ・温熱シート
寒い季節や寒い場所への旅は、カイロ類があるといい。また温熱シートは肩こりや目の疲れへの対策に。なお、オイル充填式カイロは飛行機では機内持ち込み・受託手荷物ともに不可なので念のため。
番外・お土産リスト
1泊旅は両日ともに移動日となるので案外時間が限られる。ゆえに自分が欲しかったものだけでなく、同僚や友人へのお土産も手早く忘れずに購入したい。「誰々さんに買い忘れた」ということがないようリスト化するのが得策だ。
意外に持っていかなくてよかったおまけリスト
ここではおまけ情報として「意外に持っていかなくてよかったもの」のリストをご紹介しよう。
歯ブラシ
賛否が分かれる荷物。たいがいの宿に用意があるので「持っていかなくてよかったな」と思うケースは少なくない。持参すべき理由があるなら「エコの観点からマイ歯ブラシを」あるいは「備え付けのものは質が悪いことが多い」「自宅では電動歯ブラシを使っているので旅行も携帯式の電動歯ブラシを」といった具合だろう。なお、知識として覚えておきたいのは、海外旅行の場合はホテルに歯ブラシの用意がないケースが多いこと。「歯ブラシは必ず宿にある」は日本国内での常識だ。
タオル
日本の宿ではたいがい用意がある。温泉旅館や民宿などではチェックアウト後に持ち帰り可能なことも。移動中にも必要ならマイタオルを持参。
ドライヤー
今や宿泊施設にほぼ常備。「使わない割にかさばる」ものだけに、割愛される持ち物として有力か。ただ、場合によっては用意がないことも。また、大浴場にだけあって、朝のセットが自室でできないケースもある。そうした宿の場合は要持参。
おやつ(現地で買うほうが楽しい)
旅のスタイルや価値観によるものの、余裕があるなら現地ならではの甘味やスイーツなどを購入したい。いつでも全国共通のコンビニおやつというのも、旅としては味気ない。
ところでどんな旅行カバンに入れる?
さぁ、そろそろ旅の持ち物は揃っただろうか? さてその1泊旅行の持ち物、どんなカバンに入れて旅立とう?
一般的に1泊旅行では25Lほどの容量があれば十分とされている。
カバンの種類としてはリュックやスーツケース、ボストンなど、どれを選んでもそこまで持ち運びに困らないサイズだ。
しかし宿泊先などが許すのであれば、編集部としては両手があく、機動力が増す、軽量素材が多いといった理由からリュックをおすすめしたい。
リュックのメリットデメリットと、おすすめ商品はこちら
バックパックやリュックサックは旅に最適!選び方とおすすめモデル8選
サイズ感としては、3辺の合計が160cm以内なら新幹線の「特大手荷物スペース」の予約は不要。100cm以内であれば大抵の航空機では機内持ち込みが可能となる。
機内へ持ち込める荷物サイズと重さについての詳細はこちら
機内持ち込みOKな最新スーツケース9選!規定サイズや重さを解説
1泊でもパッキングのコツってある?
カバンと持ち物が決まったところで、パッキングに入ろう。
一泊だからとタカをくくって無造作にバックパックなどに詰め込んでいくと、旅先で下の方から荷物を引っ張り出す羽目になる。そうならないために「パッキング・5つの掟」を伝えておきたい。
1. 自分なりのおおよその定位置を決めておく
2. 服や小物は袋類やインナーバッグを活用して種類ごとにまとめる
3. 「重たいものは下のほう」など、荷崩れしにくい詰め方に
4. 割れ物は柔らかい服などで保護
5. お土産を入れるスペースも事前に空けておく
まずは持っていくものを床やベッドに広げ、使うシーン別にグループ分けするところから始めたい。
さらに詳しい荷造り術はこちら
旅行パッキングの極意|荷物を減らすコツやスーツケース内の仕分けを解説
履いていく靴は決めた?
ここまで来たらあとは旅立ちの日を待つだけ。当日は何を着ていこう、そして何を履いて行こうか。
この「足元」、実は旅の成否を決める重要ポイントでもある。新しい靴を避けることはもちろん、自分が想定している靴は、以下のチェックポイントをクリアしているだろうか。
・サイズはぴったりか
・接地面が広く、安定しているか
・靴底は滑りにくいか
・水濡れに強い素材か
・軽くて疲れにくいか
安心できる靴で、快適な1泊旅を満喫してほしい。
もっと詳しいトラベルシューズの選び方はこちら
旅行に最適な靴のタイプと賢い選び方|サブシューズが必要な場合は?
必須の持ち物+気分がアガる厳選グッズで、最高の1泊旅を
1泊とはいえ旅の荷物を挙げればきりがなく、なかには何を持って行くかに毎度迷う人もいるかもしれない。旅先の「持ってくればよかった」は人によって違うものであり、そのリストは自分の趣味嗜好や行動パターンを踏まえて、自分で作りあげてゆくものだ。
旅のタイプを大きく二分するならば、それが身軽な1泊旅なのか、まるで自宅ごと移動するような快適さを諦めない1泊旅なのか、ということ。マイカー移動なら際限なく荷物を増やせるけれど、何よりも「荷物は少ないほど楽に行動できる」ことを忘れずに。
覚えておきたいのは、旅慣れた人たちの間で言われる以下の格言。
「あったら便利」は裏を返せば「なくても済む」。
まるで引越しのように何でも持参するのは決してスマートとは言い難い。線引きの難しい品物は、常備薬のように「もしもの際に本当に助かる」から持参すべきものと、単に「あったら便利」なものとで分けて考えたい。
また、快適性をもたらすアイテムに関しては、それがあると「気分が上がる」「ハッピーになる」という心理的な視点で厳選しよう。お気に入りの曲を聴きながらの旅と、それがない旅路とでは、かなり印象も違うはず。
ベストな持ち物をチョイスして、快適で楽しいご旅行を!
関連記事