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国内旅行の持ち物15の必須チェックリスト|後悔しない旅準備

心待ちにしていた旅行。旅先でどんなことをしようか、何を着ようか、などとあれこれ考えながらパッキング(荷造り)するのも、旅の楽しみの一つ。しかし、ワードローブが完璧でも、肝心のお財布や毎日飲む薬などを忘れてしまっては、元も子もない。

 
そこでこの記事では、

 
・これさえあれば安心、必須持ち物チェックリスト
・これがあればもっと快適、あると便利な持ち物

 
を紹介する。

 
チェックリストを活用して、旅の準備を完璧なものにしていただきたい。

 
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国内旅行に必須の持ち物15:これだけあれば大丈夫!

 
現金やクレジットカードなどのお金、移動に使うチケット、毎日飲まなければいけない薬など、忘れてはいけない持ち物を以下にリストアップした。すべての項目を一つずつ確認し、漏れのないように準備をしよう。

 
・現金
・クレジットカード・デビットカード・電子マネー
・携帯電話・スマートフォン
・充電器・バッテリー
・航空券や新幹線のチケット(データ画面や二次元コード)
・免許証・保険証・学生証
・ETCカード(レンタカー使用の場合)
・コンタクトレンズ・眼鏡
・常備薬(胃腸薬・頭痛薬・風邪薬・酔い止め薬・ピルなど)
・マスク(ないと入れない店も)
・下着
・靴下
・着替え
・化粧品・洗面道具
・番外編:家の鍵

 
ちなみに海外旅行の場合はパスポートなど必須の持ち物が増えるのでご注意を

海外旅行に必須の持ち物チェックリスト20【2023年最新】

 

現金

これがなければ何もできないのに、意外と直前まで忘れがちなのが現金。電子マネーやクレジットカード決済が使えない店もまだまだ多い。旅先の屋台などで不意に必要になることも。銀行やコンビニのATMの数も増えたが、手数料が高かったり、自分のキャッシュカードに対応していなかったりすることもあるので、事前に現金を準備しておくほうが安心だ。

 

クレジットカード・電子マネー

旅先で出会ってしまったほしい物が、持ちあわせている現金だけでは買えない!そんなときも、クレジットカードがあれば大丈夫。外資系ホテルなどは、チェックイン時にデポジット処理としてカードの提示が求められることもあるので、一枚は携帯しておこう。

 

ETCカード

忘れると地味に困るドライブ旅行の必需品。有人料金所を利用すればどうにかなるが、現金払いとETCとでは料金が違うことが多い。自宅の愛車の中に置いたまま旅に出ることのないよう気をつけたい。

 

携帯電話・スマートフォン

旅先で仕事の電話に追われることは避けたいが、お店に問い合わせの電話をしたり、同行者と別行動をとったりするとき、そしてもちろん緊急連絡手段として、携帯電話があるに越したことはない。また、電車や飛行機のチケットレスサービスや、電子クーポンなどを電子端末に保管しているなら、絶対に忘れないように。

 

充電器

携帯電話の普及に付随して、旅のマストアイテムとなった充電器。スペアのバッテリーがあればなお安心。なお、モバイルバッテリーは機内預け入れ不可なので、手荷物として持ち込むようご注意を。

 

航空券や新幹線のチケット(データ画面や二次元コード)


さすがにこれは忘れないだろう……と思う物ほど、うっかりバッグに入れ忘れたりするもの。移動に必要なチケット類は必ず確認を。携帯電話などの電子端末から確認する二次元コードや予約画面、予約確認メールなども、すぐに取り出せるようにしておこう。

 

運転免許証・健康保険証・学生証

旅先でレンタカーを借りるなら、運転免許証は必須。また、急なけがや病気に備えて、健康保険証も持参していると安心だ。身分証明書の提示を求められる場合も運転免許証があれば対応できる。学生の方は学生証を携帯しておくと思わぬ場所で割引が効くことがある。

 

コンタクトレンズ・眼鏡

遠くの絶景がぼやけて見えない、近くのメニュー表の文字がどうにも見づらい……なんてことがないように、普段使っているものを忘れずに。慣れない駅や空港などで案内表示を確認する際にも、「よく見えている」と旅の安心感がグッと高まる。使い捨てコンタクトレンズの方は、旅の日数よりも多めに予備を持っていこう。

 

常備薬(胃腸薬・頭痛薬・風邪薬・酔い止め薬・ピルなど)

毎日薬を飲んでいる人は、旅行日数分の薬を。また、何かあったときのための保険として、飲み慣れた風邪薬や胃腸薬、酔い止めなどを持っていくこともおすすめする。

 

マスク

ふいに現れる「入店時マスク着用」というお店に入りたい場合に備え、普段着用しない方も1枚は忍ばせておきたい。

 

下着・靴下・着替え

毎日を気持ちよく過ごすために日数分持って行きたい下着。1セット余分に持っておくと、汗をかいたときや突然の雨、立ち寄った温泉などでも気軽に着替えることができる。

 
普段はストッキングを履いている方は意外に忘れがちな靴下だが、部屋が少し寒いときや、参拝で社殿に上がる時など、靴下があると快適に過ごせる。1足はカバンに入れておくのがおすすめ。

 

化粧品・洗面用具

化粧品、シェービング用品、歯磨きセットなど。客室に常備している宿もあるが、自分が気に入って使っている物を持っていってもいいだろう。また、女性は生理用品も準備しておくと安心だ。

 

番外編:家の鍵

掛け忘れて出かける人は少ないものの、お土産いっぱいで帰宅したときに「鍵をどこにやったか……」とバッグやカバンをひっくり返す事態になる人も。忘れないことはもちろん、旅先で使わないものだけに、出しやすく邪魔にならない定位置を決めておきたい。

 
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プラスαで持参したい旅の持ち物チェックリスト

 
ここからは、プラスαで持っていると、さらに快適に旅を楽しめるグッズをピックアップ。機内誌『SKYWARD』の編集スタッフが、「これがあったらよかった!」「あってよかった!」と感じた物を、まずは箇条書きでずらりとご紹介。

 

衛生的に安心

・ハンカチ・ポケットティッシュ・ウェットティッシュ
・携帯用消毒グッズ/マスクスプレー
・ポリ袋・チャック付きポリ袋
・ルームシューズ
・タオル・雑巾

 

電子機器系

・モバイルバッテリー
・腕時計
・電源タップ
・カーチャージャー(車載充電器)
・カメラ/メモリーカード/バッテリー/充電器
・自撮り棒・三脚
・モバイルWi-Fiルーター

 

いざというとき助かる

・旅程表
・地図・ガイドブック
・ノート/筆記具
・エコバッグ・クラッチバッグ
・ストール・羽織りもの
・ばんそうこう(靴ずれ、切り傷など)
・のど飴/お菓子(喉の保湿、空腹対策)
・ガム(眠気、口臭対策)
・S字フック
・圧縮袋/洗濯ネット(帰宅してすぐ洗濯)
・お土産リスト(作っておく)
・宅配便伝票(自宅用)
・クリアファイル(パンフレット・レシートなどを保管)

 

あると快適/心地いい

・水筒/ティーバッグ
・イヤホン・音楽プレイヤー
・耳栓/アイマスク/ネックピロー
・ミニ加湿器
・アロマ/香りもの
・入浴剤
・寝巻き
・本

 

季節や旅先に合わせて

・雨具
・サングラス
・帽子/日傘
・水着
・日焼け止め
・虫除け/かゆみ止め
・冷却シート/制汗剤
・カイロ/温熱シート
・替えの靴

 
以上41種類、プリントアウトしてあなたの旅に必要なものに印をつけていただくと、安心して荷造りができるはずだ。

 
以下、もうすこし詳細に使い方やおすすめのグッズなどを紹介していきたい。

 

どんな時に使う?プラスαのグッズ深堀り

 

ハンカチ・ポケットティッシュ・ウェットティッシュ

日々の身だしなみとして1セット持ち歩く方が多いだろうが、旅先ではさらに活躍の場が増える。すこし寒い場合にハンカチをスカーフにしたり、いざというときの止血にも。ウェットティッシュもあれば、旅先の市場や屋台でちょっと軽食を……というときに役立つ。

 

携帯用消毒グッズ

感染症予防対策に、必須となったアルコール消毒や除菌。携帯用のハンドジェルやスプレーがいろいろ売り出されているので、一つ持っておくといいだろう。

 
またマスクスプレーはマスクにシュッと吹きかけることで除菌・消臭・リフレッシュできる便利な旅アイテムだ。

 

マスクスプレー7選|オーガニックや国産ブランドでプレゼントにも最適!

 

ポリ袋・チャック付きポリ袋

汚れた物や、濡れた物を一時的にまとめておきたいときや、ゴミをまとめたいときに活躍するのが、ポリ袋。旅先ではあえて、買い物時に有料のレジ袋に入れてもらってそれを活用するのも手だ。

 
また、チャック付きポリ袋は、カットフルーツやお菓子を小分けにして持ち歩きたいとき、中身がこぼれやすい物や、ほかに匂いがうつりそうな石鹸などをお土産に買ったときに活躍する。

 
さらにクッキーや煎餅、ジャム瓶といった壊れると悲惨な物を持ち帰りたいときに、あえて空気を入れて密封すれば破損を防げるのでお薦めだ。

 

ルームシューズ

部屋に使い捨てスリッパを用意しているホテルが増えてきたが、もしものときのために、衛生面や防寒を考えて部屋履きを持参すると、快適度がアップ。ビーチサンダルも一つあると便利だ。

 
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腕時計

携帯電話の登場で、日常生活ではファッションアイテム扱いされることが増えた腕時計。しかし旅先では、一目で時間が分かるという利便性や、携帯バッテリー節約のためにも、忘れず身につけておきたい。

 
旅行用に新調する場合は、電池交換不要、時間合わせも不要な電波ソーラータイプがおすすめ。

 
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電源タップ

一カ所のコンセントの差し込み口の数を増やすときに使うのが電源タップ。古い建物ほど室内のコンセントが少ないので、モバイル機器を多く持ち歩く人や、何人かで部屋をシェアする際に、これがあるとノーストレス。

 

モバイルWi-Fiルーター

フリーWi-Fiが使えるホテルやカフェ、公共施設は随分と増えた。とはいえ風情のある旅館には用意がなかったり、使用が集中する時間に減速してストレスを感じたり、暗号化が不十分で通信が覗き見られるなど、セキュリティー面の不安もつきもの。モバイルWi-Fiルーターがあれば、そんな不安を解消でき、旅先からのテレビ電話やビデオ会議でも安心。

 

小ぶりのエコバッグ、クラッチバッグ

ホテルでの朝食時、夕食に出かけるときなど、貴重品と携帯電話、部屋の鍵だけを入れるような小ぶりのエコバッグやクラッチバッグがあると、スマートに装える。お土産などで荷物が増えた際もサブバッグとして活躍する。

 

ストール・羽織りもの

交通機関や飲食店で、空調が強めに効いていて「寒い」と感じる人は多い。そんなときに1枚ストールや軽い羽織りものを持っていると安心だ。急な雨をしのぐときに使ったり、冷たい椅子の座面に敷くこともできる。

 

水筒&ティーバッグ

日常的に「マイ水筒」を愛用している方も増えてきた。旅先に水筒を持参して、宿で淹れたお茶などを持ち歩いてみてはいかがだろう。保温機能のある水筒を持っていけば、部屋で温かい飲み物をゆっくり飲みたいときに、ポット代わりにもなる。

 
さらに体調管理のためにお気に入りのハーブティーや漢方茶をお茶パックに詰めて持っていくのもいい。

 

イヤホン・音楽プレイヤー

旅が長くなるほど音楽は心の拠り所になる。旅先に合わせたアルバムを決め、旅先とBGMをリンクさせるのもおすすめ。帰宅後にもその音楽が旅のテーマソングとなる。筆者はこうした「旅の音」と同様に、「旅の香り」も決めて楽しんでいる。

 

耳栓

一人旅で、移動中に周りの会話が耳障りなときなどに活躍。また、夜行列車やバスを利用する際や、ホテルの隣室の音が気になるときに、騒音を気にせず眠ることもできる。ただし、寝坊や寝過ごしにはくれぐれも気をつけて。

 
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雨具

晴れの願掛けのために傘を持たない、というツワモノもいるが、万全を期して軽い折り畳み傘かレインコートを一つ持っていると、雨の日もアクティブに過ごせる。ポンチョタイプのレインコートは、肩に掛けたバッグやカメラごと雨から守ってくれるのでおすすめ。

 

サングラス

サングラスは夏場に活躍するものかと思いきや、冬でも西日がきついときなどにサングラスがほしくなるケースも。特に、運転する機会がありそうなら、持っていくことをおすすめする。

 
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帽子/日傘

帽子が活躍するのも夏だけではない。帽子は防寒や、髪型が決まらない時のお助けアイテムとしても活躍する。折りたためるタイプを一つ持っていくと重宝するはずだ。

 
日傘は軽量な晴雨兼用タイプを一本持っておくといざという時に安心。最近はユニセックスで使える商品も増えているのでチェックしてみてほしい。

 
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水着

滞在先のホテルにプールがあるなら、ぜひ水着も持参を。旅の途中だからこそ、リフレッシュの時間を設けてみてはいかがだろう。

 

替えの靴

旅の疲れを左右する靴。3泊以上の国内旅行なら、サブシューズを持っていくことをおすすめしたい。疲れ具合が大きく変わるだけでなく、雨や水場も安心だ。

 
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ところでどんな旅行カバンに入れる?

そろそろ旅の持ち物は揃っただろうか? さてその国内旅行の持ち物、どんなカバンに入れて旅立とう? 

 
旅行カバンは一般的に、1泊あたり20Lほどの容量があれば十分とされている。宿泊日数や衣類の厚みによって、最適なサイズを選びたい。

 
カバンの種類としてはリュックやスーツケース、ボストンなどが選択肢に入ってくる。重くなりそうなら、リュックやボストンにキャスターがついたタイプの旅行カバンも検討したい。

 
一から考える旅行カバンの選び方

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サイズ感としては、3辺の合計が160cm以内なら新幹線の「特大手荷物スペース」の予約は不要。100cm以内であれば大抵の航空機では機内持ち込みが可能となる。可能ならこのサイズにおさめて旅立ちたい。

 
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国内旅行のパッキングのコツ

持ち物とカバンが決まれば、あとはただ詰めるだけ。

 
とはいえ考え無しに詰め込んでいくと、旅先で取り出したいものがなかなか出てこず、地味にストレスだ。「こんなに物を持ってこなければよかった」と悲しい気持ちにならないために、「パッキングのコツ」をお伝えしておきたい。

 
・使用するシーン別に荷物を分け、袋類やインナーバッグを活用してまとめる
・自分なりのおおよその定位置を決めておく
・「重たいものは下のほう」など、荷崩れしにくい詰め方に(リュックの場合は重いものが上の方が疲れにくい)
・割れ物は柔らかい服などで保護
・お土産を入れるスペースも事前に空けておく

 
片付けの法則ではないが、まずは持っていくものをすべて床やベッドに広げ、使うシーン別にグループ分けするところから始めたい。

 
さらに詳しい荷造り術はこちら

旅行パッキング10のコツ|軽量化や上手な詰め方を基本から

 

自分だけの持ち物リストを育てよう

 
旅の持ち物リスト、参考にしていただけただろうか。旅先で感じた「不便」をメモしておいて、持ち物リストを自分なりにカスタマイズしていくと、未来の旅が一層快適になっていくはずだ。

 
さあ、パッキングが準備万端なら、あとは起きる時間にアラームをセットするだけ。どうぞ楽しいご旅行を!
 
 

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