旅の寸景

歴史と文化の薫る町「知立」【クルーのお気に入り】

愛知県の中央部に位置し、近世東海道の宿場町「池鯉鮒宿(ちりゅうじゅく)」としておよそ400年にわたり栄えた知立市(ちりゅうし)。足を止めればそこかしこに往時の薫りが漂います。

 
知立神社の祭礼である「知立まつり」は初夏を飾る一大風物詩で、隔年で開催される本祭の山車の華々しさには目を奪われます。江戸時代からは山車の上で人形浄瑠璃芝居の「山車文楽」と「からくり」が奉納上演され、2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。

 
知立は古くからカキツバタの名勝地としても知られ、祭りと同じ時期に見頃を迎えます。その美しさに魅了される人も多く、『伊勢物語』には在原業平が無量壽寺(むりょうじゅじ)のカキツバタを詠んだ歌が登場します。

 
また、5千円札裏に描かれている尾形光琳『燕子花図(かきつばたず)』は、ここ知立のカキツバタがモデルとも。ぜひ5千円札と見比べてみてください。

 
歴史と文化を色濃く伝える町、知立。名物の「大あんまき」を手に散策してみてはいかがでしょうか。

 

岩瀨友里恵 Yurie Iwase
J-AIR
客室乗務員
出身地:愛知県
趣味:ミュージカル鑑賞

 

知立神社
電話:0566-81-0055
住所:愛知県知立市西町神田12
営業時間:終日
休日:なし
URL:https://chiryu-jinja.com

 

(SKYWARD2021年6月号掲載)
※記載の情報は2021年6月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
※最新の運航状況はJAL Webサイトをご確認ください。

 
 

関連記事

EDITORS RECOMMEND〜編集部のおすすめ〜

キーワードで記事を探す