沖縄の旬の食材を使用した伝統的な料理を楽しめる「食酒房 助(しょくしゅぼう ひろ)」。サクサクのもずく天ぷらやゴーヤーチャンプルーなど、絶品の沖縄料理を味わうことができますが、私がお薦めしたいメニューは、「ドゥルワカシー」(写真手前右の小鉢)と呼ばれる、沖縄名産の田芋を使った料理です。
料理中の様子がまるで泥を煮ているよう(泥沸かし)に見えたことからこの名前がついたそうですが、琉球王朝時代からお祝いには欠かせない宮廷料理の一つでした。
助のドゥルワカシーは、口に入れるとねっとりとした田芋の食感と、シイタケなどの出汁から出たやさしい味が広がります。沖縄の酒・泡盛との相性もよく、お酒のあてとして注文する方も多い逸品です。
店主である國場さんのお母さんのような温かい人柄と美味しい料理で、20年以上も愛されている助。皆さまも美味しいうちなー料理とすてきな笑顔に会いに、ぜひ一度行ってみてはいかがでしょうか。
松元美乃里 Minori Matsumoto
琉球エアーコミューター
客室乗務員
出身地:沖縄県
趣味:映画鑑賞、スポーツ観戦
食酒房 助
電話:098-862-7461
住所:沖縄県那覇市久茂地3-29-21
営業時間:17:00~0:00
休日:日
関連記事