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約1,500本の梅が光り輝く!「チームラボ」と日本の三名園「偕楽園」がコラボし、新アート空間が誕生

茨城県水戸市の「偕楽園(かいらくえん)」で行われる「チームラボ 偕楽園 光の祭」が、緊急事態宣言の延長を受け、2021年3月1日(月)~3月31日(水)に会期変更となった。120年以上続く「水戸の梅まつり」と同時開催となる。

 

▲「Walk, Walk, Walk – 孟宗竹林/Walk, Walk, Walk – Moso Bamboo Forest」。

 
歴史ある偕楽園の森や庭を使い、「長い生命の連続性」を表現した全8作品を公開。好文亭の前に広がる約1,500本の梅がインタラクティブに光り輝く作品や、大杉からなる森が人々の存在によって変化する作品を展示する。

 

▲「生命は連続する光 – 梅林/Life is Continuous Light – Plum Trees」。

 
偕楽園は、国の史跡および名勝に指定された江戸後期(1842年)の池泉回遊式庭園で、金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ「日本三名園」の一つ。庭園には約100品種、3,000本の梅が植えられ、梅の名所としても知られている。

 

▲「具象と抽象 – 陽と陰の狭間/Abstract and Concrete – Between Yin and Yang」。

 
チームラボは、デジタルテクノロジーによって、自然を破壊することなく「自然そのものが自然のままアートになる」というプロジェクト「Digitized Nature」を行っている。

 
このプロジェクトは、人間は自分の人生より長い時間を認知できないのではないか、つまり、長い時間の連続性に対する認知の境界があるのではないかという考えに由来するという。

 

▲「呼応する松とつつじ/Resonating Pine and Azalea」。

 
長い年月をかけて自然がつくる形や、人と自然との営みによる造形、その形こそが長い時間を知覚できる形そのものであると考え、それらを使った、長い時間の連続性に対する認知の境界に対する模索をテーマに掲げている。

 
チケット販売は、2021年2月15日(月)から開始。梅が咲く春の偕楽園が、光のアート空間に変化する様子をぜひ楽しんでほしい。

 

チームラボ 偕楽園 光の祭
会期:2021年3月1日(月)〜3月31日(水)
開館時間:18:00~20:30 (最終入場20:00)
会場:偕楽園(茨城県水戸市常磐町1)
料金:大人1,500円、中高生800円、小学生以下無料
Webサイト:https://www.teamlab.art/jp/e/kairakuengarden/URL
展覧会公式チケットサイト:https://kairakuengarden.teamlabticket.com/URL

 
source:PR TIMESURL

 
 

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