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【香川県】観光スポットおすすめ20選!【2024年最新版】

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歴史文化の見所も多く、瀬戸内の多島美を有する香川県。最近では「アート県」としても人気が高まっている。この記事では、

 
・香川のエリアごとの特徴
・香川で観光すべきスポット

 
を紹介する。

 

香川の観光を楽しみたい!

国の出先機関や企業の支店が多く、拠点都市として栄え、コンパクトな街ながら飲食店の数や都市公園などの面積の広さ、道路網の充実は全国有数で、快適に生活できる環境が整っているのが香川県の特徴だ。

 
愛媛県と徳島県と県境を接しているほか、本州とは瀬戸大橋を通じて岡山県倉敷市にも渡ることができるうえ、高松空港から主要都市や海外へのアクセスも可能で、交通の利便性も高い。東京からは飛行機で約60分、大阪からバスで約3時間半の距離だ。

 
瀬戸内の美しい島々があるほか、現代美術を通して世界中から人が訪れる瀬戸内国際芸術祭が開かれるなど、アートでも注目される。歴史文化面でも見どころ豊富で、年間約300万人が訪れる金毘羅宮や現存十二天守の丸亀城、毎年歌舞伎公演が行われる金丸座など話題が絶えないエリアだ。自然と歴史、文化が共存する香川の魅力を現地で味わってみてはいかがだろうか。

 

高松エリア

香川県の県庁所在地で、四国の中枢管理都市として発展してきた高松。瀬戸内海に面している海に開かれた地理で、本州へ渡る瀬戸大橋がかかる坂出市まで車で40分ほどの距離にある。人口は愛媛県松山市に次いで四国第2位。大手企業の四国支社や四国を代表する企業本社が集まる。自然はもちろん、歴史文化においても豊かな側面を持っており、市街地はかつて高松松平家高松城の城下町として栄えた歴史がある。

 

栗林公園

 
国の特別名勝に指定されている庭園でも最大の広さを誇る池泉回遊式庭園。栗林公園は広大な敷地に池や泉、築山などを配置する様式で、特に一歩歩くごとに風景が変わる「一歩一景」の魅力があるといわれる。

 
1600年代の治水工事で庭の基礎が築かれ、その後、高松藩主に代々引き継がれて、約100年をかけて造られた。明治維新のころまでは高松松平家の下屋敷として使用され、1875(明治8)年から一般公開が開始された歴史を持つ。2009(平成21)年には、フランスの旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』において、「わざわざ旅行する価値がある」を意味する最高評価の三つ星に選ばれている。

 

栗林公園|
住所:高松市栗林町1-20-16
URL:https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden

 

史跡高松城跡(玉藻公園)

 
1588年に豊臣秀吉の家臣生駒親正によって築城された水城で、国の指定史跡になっている。瀬戸内海の海水を濠に引き込んだ城は日本三大水城をして知られ、園内には国の重要文化財に指定されている艮櫓、月見櫓、水手御門などがあるほか、国の名勝に指定されている披雲閣の庭園も。城跡一帯は玉藻公園として開かれている。玉藻という名称は、万葉集で柿本人麻呂が讃岐の国の枕詞に「玉藻よし」と詠んだことにちなんで名づけられた。

 

史跡高松城跡(玉藻公園)|
住所:高松市玉藻町2-1
URL:http://www.takamatsujyo.com/

 

サンポート高松

 
海陸交通ターミナルからホテルや広場などで構成される高松港頭エリア。四国最大の高層ビル「高松シンボルタワー」や子どもから大人まで楽しむことができるショッピングモール「マリタイムプラザ高松」などの施設が立ち並ぶ。週末には多目的広場などでイベントも開催され、多くの人で賑わう。天気のよい日には、世界初のガラス灯台「せとしるべ」や瀬戸内国際芸術祭の作品を観ながら、海沿いを散歩できる。

 

サンポート高松|
住所:高松市サンポート2-1
URL:https://www.symboltower.com/

 

さぬきこどもの国

 
児童館を貫く竜をモチーフにした巨大遊具がシンボルとなり、3つのエリアからなる大型児童館。中央エリアには、美術工房や音楽工房など4つの工房が楽しめる「わくわく児童館」やプラネタリウム番組などが見られる「スペースシアター」などがある。東ウイング、西ウイングエリアには、大型遊具やYS-11型航空機の展示、ことでん60形62号の実物展示があり、一日中楽しめる内容になっている。高松空港に隣接しているため、飛行機の離発着を眺めることもできる。

 

さぬきこどもの国|
住所:高松市香南町由佐3209
URL:https://www.sanuki.or.jp/

 

琴平・丸亀・坂出エリア

高松市の西に位置するエリア。瀬戸大橋を通じて本州からの玄関口となっている。瀬戸大橋のある坂出市やこんぴらさんや琴電で知られる琴平町、石垣の造りが特徴の丸亀城など見どころ満載の地域だ。

 

金刀比羅宮

 
「こんぴらさん」として親しまれている琴平町の象頭山に鎮座する神社で、正式名称は金刀比羅(ことひら)宮。本宮の御祭神は、大物主神と崇徳天皇で、古来、農業・殖産・医薬・海上守護の神として信仰されている。参道口から御本宮までは785段、奥社までは1,368段の石段があり、道中には重要文化財の建築物や美術品などを収めた施設が点在。年間で約300万人もの参拝者が訪れる人気のスポットだ。

 

金刀比羅宮|
住所:仲多度郡琴平町892-1
URL:http://www.konpira.or.jp/

 

旧金毘羅大芝居「金丸座」

 
1835(天保6)年に建てられ、現存する日本最古の芝居小屋として知られる。江戸時代に全国各地から金毘羅参りに人々が訪れたことから、常設の芝居小屋ができたとされる。1960(昭和35)年には「旧金毘羅大芝居」として国の重要文化財に指定されている。1985(昭和60)年から歌舞伎公演が毎年春に行われており、「四国こんぴら歌舞伎大芝居」として開催。舞台装置はすべて人力で動かす設備になっており、江戸時代の雰囲気をそのまま伝える施設になっている。

 

旧金毘羅大芝居「金丸座」|
住所:仲多度郡琴平町乙1241
URL:https://www.konpirakabuki.jp/index.html

 

瀬戸大橋

 
1988(昭和63)年に開通し、鉄道と道路併用橋として世界最大級の規模を誇る瀬戸大橋。坂出市と岡山県倉敷市を結び、橋を渡る際には瀬戸内の海や美しい島々の景観が楽しめる。夜にはライトアップされ、日中とはまた違った一面をのぞかせる。毎年春と秋には、建設に携わった技術者らが、その歴史などを分かりやすく伝える「瀬戸大橋スカイツアー」が開かれる。橋の管理通路や海面から175mの塔頂部にも案内される迫力満点のツアーになっている。

 

瀬戸大橋|
住所:坂出市川津町
URL:https://www.jb-honshi.co.jp/seto-ohashi/

 

瀬戸大橋記念公園

 
瀬戸大橋のたもとに広がる海浜公園。吊橋や斜張橋をイメージした噴水や芝生広場、こども広場があるほか、架橋実現への道のりなどが動く模型や映像で分かりやすく紹介される「瀬戸大橋記念館」、展望・イベント施設である「マリンドーム」などが楽しめる。また、回転式展望タワーで、地上108mまで上昇する瀬戸大橋タワーも。観光の広域拠点としても活用できるスポットになっている。

 

瀬戸大橋記念公園|
住所:坂出市番の州緑町6-13
URL:http://www.setoohhashi.com/

 

丸亀城

 
天守が現存するお城である現存十二天守のひとつで、日本100名城にも数えられる「丸亀城」。石垣の名城として知られており、その高さは日本一を誇る。江戸時代初期、城郭石垣を築く技術が高まった時代に造られたもので、当時の最高技巧を間近で体感することができる。石垣の頂に向かうにつれ、垂直になる反り「扇の勾配」が特徴。国指定重要文化財である三重三階の木造天守の見学も可能で、唐破風や千鳥破風、素木の格子など、その意匠を楽しめる。

 

丸亀城|
住所:丸亀市一番丁(城内)
URL:https://www.marugame-castle.jp/

 

小豆島

瀬戸内海国立公園の中心地で、ヨーロッパの地中海地方に似た穏やかな気候が特徴のエリア。人口約28,000人、醤油やオリーブ、そうめんなどの食品製造が盛んで、それらにちなんだ観光地が点在している。そのほか、寒霞渓など自然豊かなスポットも。高松や岡山からフェリーや高速艇でアクセス可能だ。

 

エンジェルロード

 
1日2回の引き潮の際に現れ、弁天島からつながった4つの島を砂浜で結ぶ約500mの砂の道。幻想的なスポットとして、天使の散歩道「エンジェルロード」と呼ばれるようになったという。縁結びのスポットとしても人気がある。干潮時間の前後3時間で、エンジェルロードが現れるため、潮見表をチェックすることが必須。エンジェルロードのすぐ側にある「約束の丘展望台」は、瀬戸内海を見下ろせる絶景スポットなので、併せて訪れてみるのもおすすめ。

 
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エンジェルロード|
住所:小豆郡土庄町甲24-92
URL:https://www.my-kagawa.jp/point/306/

 

道の駅 小豆島オリーブ公園

 
瀬戸内海と見下ろす小高い丘に、約2,000本のオリーブ畑が広がる道の駅。園内は、オリーブの歴史が学べる「オリーブ記念館」や地中海を思わせる「ギリシャ風車」、約120種のハーブが栽培される「ハーブ温室」などの施設がある。実写版『魔女の宅急便』の撮影で使用したセットが雑貨店として営業しており、映画の世界観を楽しめる。

 
小豆島産のオリーブオイルなどが購入できる売店やカフェ、温泉や宿泊施設までそろっており、ゆっくりと小豆島の景色や文化を体感できる。

 

道の駅 小豆島オリーブ公園|
住所:小豆郡小豆島町西村甲1941-1
URL:https://www.olive-pk.jp/

 

マルキン醤油記念館

 
1987(昭和62)年に丸金醤油の創業80周年を記念して、大正初期に建てられた工場の一つを記念館として開館。合掌造りの建物として国内最大規模を誇り、1996(平成8)年には国の登録有形文化財に指定されている。古くから使われていた道具や醤油造りの歴史や技術を学べる内容が展示される。物産館では天然醸造蔵の木桶で仕込んだ生醤油を使ったオリジナルの「醤油ソフトクリーム」が味わえるほか、限定の醤油が販売されており、ここでしか手に入れられないお土産などを購入できる。

 

マルキン醤油記念館|
住所:小豆郡小豆島町苗羽甲1850
URL:http://moritakk.com/know_enjoy/shoyukan/

 

二十四の瞳映画村

 
瀬戸内海を見渡す小豆島田浦地区にある映画『二十四の瞳』のロケ用オープンセットを改築した映画村。ロケで使用された「漁師の家」や苗羽尋常小学校田ノ浦分校の撮影用セットなど、映画に関連する施設が並び、ノスタルジックな大正・昭和初期の雰囲気を味わえる。

 
そのほか、フィギュアギャラリーや昭和30年代の映画館を再現した「松竹座」、大女優にして作家であった高峰秀子の直筆原稿や愛用の調度品などの展示などがある「Book Café 書肆海風堂」、瀬戸内国際芸術祭作品など、見て、食べて、買うスポットが点在している。

 

二十四の瞳映画村|
住所:小豆郡小豆島町田浦甲931
URL:https://www.24hitomi.or.jp/

 

国立公園 寒霞渓

 
日本三大渓谷美のひとつで、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地。約1,300万年前の火山活動によってできた安山岩層などの岩塊や長年の地殻変動や風化・浸食によって多種多様な奇岩、崖地などが創りあげられた。片道約1時間をかけて歩く登山道も整備されており、奇岩怪石の表情や自生した植物を観察できる。気軽に自然を満喫したいなら、垂直にそそり立つ大岩壁の中をいくロープウェイでのアクセスがおすすめ。映画『八日目の蝉』や『魔女の宅急便』などのロケ地にもなったことでも知られる。

 

国立公園 寒霞渓|
住所:小豆郡小豆島町神懸通乙168(山頂駅)
URL:https://www.kankakei.co.jp/

 

直島・豊島

瀬戸内海に浮かぶ島民約3,100人の直島と約900人の豊島。直島は、大正時代から行われる銅製錬業やハマチや海苔の養殖漁業が盛んで、かつては江戸幕府の天領として瀬戸内海の海上交通の要衝だった歴史もある。直島は、オリーブやレモンなどの農業や酪農で知られ、「食の豊かな島」として栄えた。両島とも、瀬戸内国際芸術祭の舞台となっており、近年ではアートの島としての認知度が高まっている。

 

地中美術館

「自然と人間を考える場所」として、2004(平成16)年に設立。建築家・安藤忠雄氏の設計で、瀬戸内の景観を損なわないよう、建物の大部分が地下に建てられている。それでありながら、自然光が降り注ぎ、一日を通して、また、四季を通して作品や空間の表情が変化する造りになっている。館内には、直島に長く関わってきた美術作家・ジェームズ・タレルをはじめ、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリアの作品が恒久的に展示されている。入館は、完全予約制で、オンラインより購入ができる。

 

地中美術館|
住所:香川郡直島町3449-1
URL:https://benesse-artsite.jp/art/chichu.html

 

ベネッセハウス ミュージアム

1992年に開館した、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトにした美術館兼ホテル。こちらも安藤忠雄氏の設計で、大きな開口部から島の自然に入っていく構造になっている。絵画や彫刻、写真などの収蔵作品の展示に加えて、アーティストたちがこの場所のために制作したサイトスペシフィック・ワークが恒久設置されている。直島の自然とアート、建築が融合する場として、展示スペースのみならず、館内のいたるところに、また、施設を取り巻く海岸線や林の中にも作品が展示されている。

 

ベネッセハウス ミュージアム|
住所:香川郡直島町琴弾地
URL:https://benesse-artsite.jp/art/benessehouse-museum.html

 

李禹煥美術館

現在ヨーロッパを中心に活動しているアーティスト・李禹煥氏と建築家・安藤忠雄氏のコラボレーションによる美術館で、2010(平成22)年にオープンした。李禹煥氏の70年代から現在にいたるまでの絵画や彫刻が展示されており、外と内が緩やかにつながった安藤建築と深く結びついている。海と山に囲まれた谷間に建つ美術館で、自然と建物と作品が呼応しているのも特徴。

 

李禹煥美術館|
住所:香川郡直島町字倉浦1390
URL:https://benesse-artsite.jp/art/lee-ufan.html

 

杉本博司ギャラリー 時の回廊

写真家・美術作家でもある杉本博司の究極の作品とも言える神奈川県小田原市の「江之浦測候所」の生まれるきっかけとなった経緯から、創作活動のひとつの原点と言える直島と江之浦を繋げる形で構想された。江之浦測候所が建築と作庭などが中心となっているのに対し、時の回廊は、杉本博司の写真やデザイン、彫刻作品などを継続的かつ本格的に観られる展示施設になっている。建築空間や自然環境を回遊・体験することを促す安藤建築と杉本博司が追求する時間に対する問い、そして直島との関係性を反映しているギャラリーといえるだろう。

 

杉本博司ギャラリー 時の回廊|
住所:香川郡直島町琴弾地(ベネッセハウス パーク内)
URL:https://benesse-artsite.jp/art/sugimoto-gallery.html

 

豊島美術館

瀬戸内海を臨む豊島唐櫃の小高い丘に建設されたアーティスト・内藤礼氏と建築家・西沢立衛氏による美術館。休耕田となっていた棚田を地元住民とともに再生させ、その一角に水滴のような形で建てられた。展示作品は、内藤礼の「母型」のみ。柱が1本もないコンクリートシェル構造で、天井の2カ所の開口部から周囲の風や音、光が内部に入る空間になっている。建築物の床には、186の穴が開いており、この穴から湧き出る地下水で、空間内に「泉」を作り出している。チケットセンターから美術館までは遊歩道が整備されており、景色を楽しみながら歩くことができる。

 

豊島美術館|
住所:小豆郡土庄町豊島唐櫃607
URL:https://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html

 

心臓音のアーカイブ

フランスを代表するアーティスト、クリスチャン・ボルタンスキーが、人々が生きた証として心臓音を収集するプロジェクトで、2008(平成20)年から展開している。世界中の人々の心音を恒久的に保存し、それらの心臓音を聞くことができる小さな美術館。音の主がその時に感じた想いや記憶を想像しながら、収蔵されている音が聴かれる。クリスチャン・ボルタンスキー自身も生前2010(平成22)年にこの場所で心臓音を録音し、芳名帳に記帳している。自分自身の音も採録することも可能だ。

 

心臓音のアーカイブ|
住所:小豆郡土庄町豊島唐櫃2801-1
URL:https://benesse-artsite.jp/art/boltanski.html

 

まとめ

魅力に溢れる香川県。行きたい場所は見つかっただろうか。
ぜひ、次の休みには、香川県を旅してみてはいかがだろう。

 
 

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