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スポーツサンダル10選|おしゃれメンズにおすすめの最新モデル

スポーツサンダルは、アウトドアだけでなくタウンユースにも活躍する万能ファッションアイテム。レジャーシーンで本領を発揮するのはもちろんのこと、おしゃれメンズにとっては抜け感やリラックス感を演出する小道具として、今やスニーカーと並ぶ人気を誇る。

 
ここでは、

 
・スポーツサンダルとは
・スポーツサンダルの選び方
・おすすめブランド10選

 
を紹介する。

 
歩きやすくて足が疲れないうえに、コーディネートを今っぽく見せてくれる!そんなスポーツサンダルをぜひ使いこなしてほしい。

 

履き心地抜群!スポーツサンダルは最強の夏用シューズ

 
スポーツサンダル、略して「スポサン」はアウトドア用に作られたもの。長時間アクティブに屋外(特に自然のなか)で履くことを想定しているので、以下の特徴が挙げられる。

 
・靴底がフラット
・滑りにくい
・足が疲れにくい
・水や泥に強い
・丸洗いできる

 
つまり、サンダルとはいえビーチサンダルやシャワーサンダルのような“つっかけ”とは異なり、「履いたまま全力で走れる」のがスポーツサンダル。足の甲や指先がむき出しであっても、ストラップやコードの構造によってしっかり足全体をホールドするデザインとなっている。

 
履き心地がよくシンプルなデザインで、どんなコーディネートともあわせやすい。そして何より足指が解放されるので、夏場のスニーカー代わりとして重宝する。普段のコーディネートにスポーツサンダルを組み合わせるだけで、今っぽいリラックスした雰囲気が醸し出せる便利なアイテムでもある。

 
ほとんどのメーカーやブランドが、スニーカー同様ユニセックスで商品を展開している。メンズとレディース、時にはキッズサイズで同じデザインが見つかるので、家族やカップルで揃えることも可能だ。

 

安定感抜群のベルトストラップ

 
いわゆるスポサンの典型が、このベルトストラップタイプ。足の甲、足首、踵を「マジックテープ」や「ベルクロ」などの面ファスナーでホールドする構造だ。靴下あり・なしどちらでも履くことができ、ほぼオールシーズン活躍する。

 
自分の足のサイズ感にあわせて調節でき、両サイドからしっかり足を支えるデザインなので、履きやすく疲れにくい。歩きやすさと通気性が抜群のため、旅慣れた人のなかに愛用者が多く、旅のサブシューズとしても優秀。

 
このほか、ベアフットランニングで注目されるようになった、極薄ソールに細いひものようなコードストラップを組み合わせたタイプも。素足で大地を踏みしめるような感覚と足指の解放感は慣れるとやみつきに。

 

厚底か、薄底か。ソールのバリエーションを知る

 
ソールにもいくつかのタイプがあるので、スポーツサンダルをどんなシーンで使うのか想定して選ぶと間違いがない。例えば、グランピングなどの気軽なレジャーユースとタウンユースを兼用するなら、靴底にある程度の厚みがあり、クッション性に優れたタイプを選ぶといい。

 
リラックス感を重視しつつも、ビーチサンダルより歩きやすくカジュアルすぎないものを探しているなら、薄底タイプがおすすめ。アウトドア感を抑えたデザインのものなら、見た目もゴツくなく、街場でもさらっと履きこなせる。

 
アウトドアシーンでのメインづかいを想定するなら、ソールに凹凸があるタイプを選ぼう。グリップが強く、クッション性の高いものなら、不安定な足場でも安心して履くことができる。

 

コーディネートしやすいカラーリングは?

黒、グレー、カーキなどの定番カラーの単色は、アウトドアにもタウンユースにもあわせやすく、最初の一足としておすすめ。サンダル単体で主張しすぎず、流行にも左右されないため、飽きがこずに重宝する。

 
カラフルなスカイブルーやピンク、イエローなどのビタミンカラーを取り入れたものは、夏のおしゃれのアクセントに。黒や白の定番カラーをベースに、小さい面積に明るい色を取り入れたバイカラーデザインなら、鮮やかな色も着こなしやすい。

 
また、スポーツサンダルはアメリカ発祥のため、ネイティブアメリカンの伝統柄をストラップに採用したブランドなどもある。シンプルなコーディネートに、足元だけ柄物をあわせる、というのもおしゃれ。

 

おすすめの定番ブランド10選

それでは、スポーツサンダルのおすすめブランドを見ていこう。今回は定番ブランドとして、アウトドアメーカーやスニーカーブランドをご紹介する。中心価格帯は7,000~8,000円、上位モデルも15,000円前後だ。数種を揃えてシーンによって使い分けてもいいだろう。

 

Teva(R)(テバ)

1984年にアメリカで設立。世界で初めてストラップ付きのスポーツサンダルを発表したブランドとして知られる。グランドキャニオンで、一人のリバーガイドが水辺でも脱げないようにビーチサンダルにアンクルストラップを付けたことが、ブランドの原点だ。

 
初期モデル「オリジナル ユニバーサル」、衝撃を緩和するヒールタブで履き心地を進化させた「ハリケーン XLT 2」が定番のベストセラー。ほかにも厚底タイプやクロスストラップタイプなど、新モデルも続々。

 

オリジナル ユニバーサル – アーバン

▲出典:テバURL

 
テバのオリジナルスポーツサンダル初期のモデル。速乾性に優れたストラップは、2カ所の面ファスナーで着脱と調節が簡単に行える。衝撃を緩和する軽量ミッドソールにより、1日中履いていても快適。

 
速乾性に優れたストラップは、米国Unifi社のREPREVE(R)100%再生ポリエステルウェビングを使用。1足あたり、4本のプラスチックボトルが埋め立て廃棄物になるのを防ぐというエシカルなアイテムでもある。6,930円(税込)。

 

ハリケーン XLT 2

▲出典:テバURL

 
機能性とデザイン性を兼ね揃えた「ハリケーン XLT 2」はブランドのベストセラー。衝撃を緩和し、足をサポートするEVAフォームのミッドソールにより、1日中快適に履くことができる。起伏の激しい路面でもナイロンシャンクが足をしっかりとサポートし、安定性を確保する。

 
テバ独自のユニバーサルストラップシステムでお好みのサイズ感に調整可能。やや大きめの作りなので、実際のサイズよりも小さめを選ぶのがおすすめだ。写真の「ブライト レトロ マルチ」は2021年7月発売の新色。8,580円(税込)。

 

Chaco(チャコ)

チャコは1989年、コロラド州でラフティングガイドとして働いていたマーク・ペイジェンが設立。当時売られていたアウトドアスポーツ向けのフットウェアに満足していなかった彼は、かつてシューズメーカーの靴職人だった経験を生かして自分でサンダルを作ることを決意。チャコサンダルが誕生した。

 

メンズ Z1 クラシック

▲出典:チャコURL

 
ブランドを代表するZシリーズのなかで、シングルウェイビングタイプの男性向けサンダル。街履きからキャンプまでさまざまなシーンで活躍する。従来のアウトソールからトラクション性、グリップ性といった性能が向上したチャコ独自開発によるCHACOGRIP(TM)を採用したモデル。10,450円(税込)。

 

SHAKA(シャカ)

シャカは1990年代、南アフリカ共和国でサンダルブランドとして誕生した。2000年代初頭にいったんブランドの歴史に幕を下ろすも、現代的なデザイン提案やさらなる履き心地の向上を図り、ブランドを再興。山地や砂漠といった厳しい環境に順応する機能性と、美しい民族調の色柄を落とし込んだウェビングテープが特徴。

 

433138 ネオ クライミング

▲出典:シャカURL

 
定番人気のユニセックスモデル「クライミング」のマイナーチェンジモデル。シンプルなアッパーはそのままにテープ裏にネオプレーンを使用することでフィット感が大きく向上。全体的なボリューム感と重厚なソールが絶妙なバランスをとるアイテム。写真のレオパード柄のほか、無地のブラック、グレー、コヨーテブラウンなどの単色モデルもある。9,680円(税込)。

 

SUICOKE(スイコック)

2006年に誕生した、日本発のシューズブランド。一流ソールメーカーのビブラム社と共同開発したオリジナルフットベッドを採用しており、履きやすさは折り紙付き。

 
洗練されたデザイン、アッパーのナイロンテープの絶妙なカラーリングがおしゃれで、大人のタウンユースにぴったりだ。

 

デパ-V2 – ネイビー

▲出典:スイコックURL

 
スイコックの定番「デパ(DEPA)」。ビブラム社と共同開発したフットベッドは立体構造。アーチサポートが足の滑りを抑え、指を正しい位置へと導いてくれるという。15,400円(税込)。

 

MERRELL(R)(メレル)

1981年にハイキングブーツメーカーとしてアメリカ・ユタ州に創業。現在は、ハイキングシューズ、トレイルランニングシューズ、ベアフットシューズを核として展開。アウトドア文化を街にも融合させるため、アフタースポーツシューズやタウンユース向けのラインナップも充実させている。

 

アルパイン ストラップ

▲出典:メレルURL

 
「アルパイン」シリーズは“THE FUTURE RETRO”を掲げ、懐かしさと新鮮さを組み合わせたアウトドアカジュアルライン。

 
2021年春夏の新作は、アーバンスタイルで活躍するストラップサンダル。ラバー素材のシャークソールと、アウトソールと一体型のEVAインソールにより安定した歩行をサポート。8,800円(税込)。

 

THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)

1968年にアメリカ・サンフランシスコで創業したアウトドアブランド。ランニングから本格登山まで、アウトドア全般のさまざまなシーンに対応するアイテムを展開している。

 

ウルトラ ストレイタム(ユニセックス)

▲出典:ザ・ノース・フェイスURL

 
ユニセックスモデルの軽量スポーツサンダル。ミニマル(無駄を省いた構造)とモーション(操作)をコンセプトに、歩く、走るシーンにおいて、足との高いフィット性を実現するストラップ構造を採用。フィット感の調節が可能で、着脱も容易だ。

 
ウェビングテープは100%リサイクル素材を採用。ボトムユニットには、優れたクッション性を誇るXTRAFOAMフットベッドを配し、軽量なEVAミッドソールとアウトソールが快適な履き心地を実現する。6,006円(税込)。

 

KEEN(キーン)

2003年に創設された、オレゴン州・ポートランドのフットウェアブランド。サンダルとシューズ・陸と水・快適性と性能・ファッションと機能性など、異なる概念を融合した“ハイブリッド・フットウェア”を展開する。

 

ユニーク

▲出典:キーンURL

 
UNEEK(ユニーク)は、2本のコードと1枚のソールから作られた次世代のスニーカー。ゼロから靴作りの方法を再考し、構想から3年半の月日を経て完成したという、革命的でユニークなハイブリッド・フットウェア。

 
ポリエステル製伸縮コードが足の動きにあわせて変形し、優れたフィット感を発揮する。踵はソフトな当たりのマイクロファイバー製のヒールバックがホールド。薄手のソックスからフリースソックスまで、3シーズン対応可能。13,200円(税込)。

 

NIKE(ナイキ)

スニーカーブランドが作るスポーツサンダルも近年注目。ナイキが誇るクッション性を生かしたサンダルは、どんなシーンでも足取り軽やかに。

 

ナイキ キャニオン

▲出典:ナイキURL

 
ナイキの伝統やテクニカルなアパレルをイメージしたデザインのサンダル「キャニオン」。通気性と耐久性に優れたアッパーは夏に最適で、スタイリッシュな印象。

 
大きなアウトソール、快適なフォームミッドソール、トリプルストラップが足をしっかりと安定させ、都会でもアウトドアでも快適に履くことができる。8,800円(税込)。

 

New Balance(ニューバランス)

アメリカ・ボストンを拠点とするスポーツシューズメーカー。1906年に矯正靴のメーカーとして創業し、足の解剖学のノウハウを元に60年代からはカスタムメイドのランニングシューズ作りを手がけるようになった。フィット性を追求した履き心地のよさと、シンプルでクラフト感あるデザインが人気。

 

750 ストラップ

▲出典:ニューバランスURL

 
さまざまなアクティビティーからデイリーユースまでサマーシーズンの足元を1足でカバーするスポーツサンダル。

 
フィット調整が可能なストラップを爪先、甲部、踵部の3カ所に備えたアッパーは、シックなベージュ~ブラウンのグラデーションで彩られている。ユニセックスサイズでの展開。9,350円(税込)。

 

Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)

1949年、兵庫で鬼塚喜八郎氏が創業したスポーツシューズブランド。1977年からはアシックス社のブランドとなり、2002年にハリウッド映画『キル・ビル』にスニーカーが採用されたことをきっかけに、欧米で大ブレーク。現在も国内外を問わず根強い人気を誇る。

 

デンティグレ ストラップ

▲出典:オニツカタイガーURL

 
軽快感のあるストラップ構造のサンダルスタイルと、ラギットな印象でありながらも快適な履き心地のソールを組み合わせたハイブリッドモデル。面ファスナーで着脱とフィッティングの調整が簡単にできる。

 
足首部分のパーツに施されたオニツカタイガーのロゴが、さりげなく主張しデザインにアクセントを添える。ブラックとホワイトの単色モデルもあり。18,700円(税込)。

 

スポサンで夏の足取りを軽やかに!

スポーツサンダルの人気ブランドおすすめ10選、いかがだっただろうか?既に一足持っているという方も、2021年の新作をぜひチェックしてみてほしい。手頃な価格でコーディネートをアップデートできる一足を、夏のワードローブのスタメンにぜひ取り入れたい。

 
 

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