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子供に腕時計をプレゼントするならこれ!カシオなどの人気モデルを紹介

入学祝いや誕生日に、子供へのプレゼントとして最適なものは何だろう?洋服や靴はすぐにサイズがあわなくなるし、人気のゲームやスマートフォンをねだられるけれど、本当にそれでいいものか……親の悩みは尽きない。

 
そこで、SKYWARD編集部がおすすめしたいのが、腕時計。腕時計をすることで、自分が少し大人になったような気分が味わえるうえ、「自分で時間を管理する」意識を育てることにもつながる。ここでは、

 
・子供に腕時計を贈るタイミングと意義
・子供向けに腕時計を選ぶポイント
・キッズウォッチのおすすめブランド5選

 
をお伝えしよう。

 

いつが贈りどき?本当に必要なの?

 
子供にファースト腕時計を持たせるタイミングは人それぞれだが、小学校の入学祝いにプレゼントしたという声が大多数。小学校に上がると子供の交友関係や行動範囲がぐんと広がり、友達との約束、習い事や塾など、時間を気にする必要が高まるからだ。

 
また、受験を控えた子供にプレゼントしたという親御さんの声もある。限られた時間のなか、自分でうまく時間配分をして解答を作らなければならないのが、試験。お気に入りの腕時計は、そんなタフな場面を支えてくれるお守りのようなものだ。

 
「1時間後に待ち合わせ」「あと30分で試験終了」「何時何分の電車に乗る」などのシチュエーションで、自分が身につけている腕時計に目を落として時間を確認するという行動は、時間管理を意識する第一歩にもなる。

 
主体的に動けるようになるためにも、時間を確認する手段を自分で持っていることは重要なのだ。

 

子供に腕時計を選ぶときのポイント

 
今や子供向けのスマートウォッチも登場するなど、腕時計としての機能は大人向けも子供向けも、そんなに違いはない。異なるのは、軽さやデザイン性、そして価格くらいだろう。選ぶ際に何をチェックすればいいのか、ポイントをおさらいしよう。

 

アナログかデジタルか

時計の針の位置で時間を視覚的に認識するアナログ時計と、液晶に現れた数字で瞬時に現在時刻が把握できるデジタル時計。「時間を確認する」という機能面においては、いずれも甲乙つけがたい。

 
アナログ時計は、最初に短針と長針の読み取り方を覚える必要はあるが、針の動きによって時間の経過が視覚的に理解できるので、「30分後」などの感覚がつかみやすい。一方のデジタルは、数字さえ読めれば瞬時に時間がわかるというのがメリットだ。

 
いずれも時刻の見やすさを優先し、あまり複雑ではないデザインのものを選ぶといいだろう。

 
アナログかデジタルか。これによって見た目がかなり変わるので、子供の好みもぜひ聞いてあげてほしい。

 

サイズを吟味しよう

子供の体に負担がかからないよう、軽くて大きすぎないものを選びたい。重量は基本的に30g以下が適切といわれている。また、手首のサイズ(細さ)に対して時計本体が大きすぎると、手を動かしたときに周囲の物や人に当たる心配もある。できるだけ試着して、サイズやフィット感を確認したい。

 

機能も進化している

ここ数年、着実に支持層を増やしてきているのが子供向けのスマートウォッチ。GPS機能や歩数計算機能など、親のスマホと連動させることも可能だ。また、アクティブに遊ぶ子供のことを考えると、最低限、日常生活用防水を備えたモデルを選びたい。

 

1本目は5,000円以内がおすすめ

時計が持つ機能に比例して上がるのが価格。スマートウォッチやソーラー機能などはどうしても価格が割高になる。ダイナミックに動き回る子供のことが心配なら、まずは5,000円前後で購入できるベーシックな腕時計から使い始めたほうが安心だ。

 

これなら満足!キッズウォッチのおすすめブランド5選

ここからは、子供へのプレゼントに編集部がおすすめしたい5つのブランドを紹介しよう。

 

ファースト腕時計に!「カシオ スタンダード」

「チープカシオ」という愛称で不動の人気を誇るのが、カシオの「スタンダード」シリーズ。1万円を切る手頃な価格帯で、性別問わずに身につけられるシンプルなデザインのものが揃う。安定の国産ブランドというのも評価ポイントだ。

 
「デジタル」「アナログ」「コンビネーション」という3つのカテゴリーのなかで、「デジタル」と「アナログ」がシンプルな機構のため子供用としてもおすすめ。ファンシーさは一切ないが、そこが大人っぽくもあり、男女問わずに長く使い続けられるデザインとなっている。

 

カシオ スタンダード F-91W-1JF

▲出典:カシオURL

 

税込販売価格:3,190円
素材:樹脂ガラス、樹脂
サイズ:38.2×35.2×8.5mm(H×W×D)
備考:日常生活用防水、LEDライト(グリーン)

 
これぞカシオ!という印象のデジタル腕時計。軽量で薄型、無駄を削ぎ落としたデザインのロングセラーモデル。液晶画面はLEDライトで光り、暗い場所でも時刻の確認が可能だ。ストップウォッチやアラーム機能を備え、電池寿命は7年とコスパも十分。最小限の機能で21.0gと軽量なため、子供向けにも最適だ。

 

カシオ スタンダード MQ-24-7BLLJF

▲出典:カシオURL

 

税込販売価格:3,190円
素材:樹脂ガラス、樹脂
サイズ:38.8×34.9×7.8mm(H×W×D)
備考:日常生活用防水

 
カシオにもこんなアナログ時計が!という嬉しい発見がこちら。「時計らしい」デザインで、重量20.0g、薄さ7.8mm。すっきりとした文字盤は時刻が確認しやすく、キャラクターなどが付いていないモノクロのデザインは大人っぽさも演出してくれる。電池寿命は約3年。

 

デザイン重視ならこれ!「カクタス」

オーストラリア生まれのブランド「カクタス(CACTUS)」は、長らく時計業界で活躍してきたシェリルとレン夫妻によって2006年に立ち上げられた。

 
子供のためにファーストウォッチを購入したいと思っている親が心から満足し、子供たちが喜んで身につけてくれるような腕時計、そして何より「自分たちが子供に贈りたい」と思える腕時計を生み出し続けている。

 

カクタス キッズ腕時計 ガールズデザイン CAC-71-L05

▲出典:カクタスURL

 

税込販売価格:3,850円
素材:合金、ポリウレタン
サイズ:26mm(ケース)、8mm(厚さ)
備考:3気圧防水

 
カラフルな型押し風ベルトに、揺れる王冠のチャームがついた腕時計。文字盤を囲むベゼルのラインストーン風の飾りがキラキラ輝き、お姫さまゴコロをくすぐる。

 
メインインデックスの内側には、分針と秒針を参照するための補助インデックスが5、10、15……とさりげなく刻まれており、時間学習にも使いやすい。写真のピンクのほか、パープル、レッドでも展開。重量は27.0g。

 

カクタス キッズ腕時計 ボーイズデザイン CAC-45-M03

▲出典:カクタスURL

 

税込販売価格:3,300円
素材:プラスチック、ナイロン、ベルクロ
サイズ:33mm(ケース)、13mm(厚さ)
備考:10気圧防水

 
着脱しやすいベルクロバンドを採用した腕時計。厚みのあるデザインながら23.0gと軽量で、アクティブなシーンでも使いやすい。アウトドア文化が浸透しているオーストラリアらしいモデルだ。ブルーのほか、イエロー、レッドでも展開。

 

個性を大切にするなら!「スウォッチ フリックフラック」

遊びごころ溢れるデザインで人気のスイスの腕時計ブランド「スウォッチ」。そのキッズラインが「フリックフラック」だ。1987年の誕生以来、「時間を楽しく学ぶ」をコンセプトに展開されてきた。

 
カラフルでキュートなデザインが特徴で、シーズンごとに発表される新作も豊富。はっきりとしたアラビア数字で表現された文字盤はとても見やすく、時計の読み方を覚えるのに最適だ。研磨できる強固なプラスチックケース、40度での洗濯機洗いが可能などの機能性も嬉しい。

 

スウォッチ GLITTER STARS FPNP054

▲出典:スウォッチURL

 

税込販売価格:5,225円
素材:プラスチック、ファブリック
サイズ:31.85mm(ケース)、9.25mm(厚さ)
備考:3気圧防水

 
「光をちりばめたパープルの宇宙空間に漂う銀河」をイメージしたというGLITTER STARSモデル。キラキラと光を放つメタリック糸を織り込んだブレスレットには、大小のスター柄があしらわれている。パープルのグラデーションで表現された、文字盤、ベゼル、針がおしゃれ。耐衝撃性を備えているので、安心して着用できる。

 

スウォッチ SHARKASM FBNP157

▲出典:スウォッチURL

 

税込販売価格:4,675円
素材:プラスチック、ファブリック
サイズ:31.85mm(ケース)、9.25mm(厚さ)
備考:3気圧防水

 
ファブリックストラップと文字盤に、ディープブルーの海を悠然と泳ぐサメ(SHARK)をプリント。文字盤の上で鬼ごっこをするフリックとフラックのきょうだいの姿をした針がかわいらしい。耐衝撃性と耐水性を兼ね備えているので、時計に気を使うことなく遊びに熱中することができる。

 

スマートウォッチ入門に!「フィットビット」

「フィットビット(Fitbit)」は2007年にアメリカで設立された、ウェアラブルデバイスメーカー。これまで数多くのスマートウォッチやアクティビティトラッカーを発売してきた。

 
アクティビティトラッカーとは、自分の1日の活動量を記録することで、健康管理をサポートするデバイス。タイマー、アラーム、ストップウォッチといったデジタル時計の基本機能に加え、歩数、アクティブな時間、睡眠時間を記録することができる。

 

Fitbit Ace 2

▲出典:フィットビットURL

 

税込販売価格:11,776円
素材:シリコン
サイズ:30×100×227mm(長さ×幅×高さ)
備考:iOS 10.0以上、Android5.0以上のバージョンに対応、水深50mまでの耐水仕様

 
健康的な生活習慣づくりをサポートする、6歳以上の子ども向けのアクティビティトラッカー。バックライト付きのタッチスクリーンに、ボタンは1つだけ。子供でも簡単に操作してデータをチェックできる。

 
就寝リマインダー、運動リマインダー、歩数チャレンジなどの便利機能もあり、アプリと連動させることで、子供の健康を保護者が管理することもできる。ただ、GPSは非搭載で居場所の確認には使えないので注意が必要だ。重量20.0g、バッテリー駆動最大5日間。

 

ソーラー腕時計なら!「セイコー スクールタイム」

小学校高学年に向けて作られたソーラーウォッチ「スクールタイム」。定期的な電池交換の必要がなく、環境にも優しいソーラー充電機能を搭載。試験当日、急な電池切れにより針が止まってしまうという心配がないのが受験生には何よりも嬉しい。

 
どの角度からでも時刻が読みやすいよう、ガラス内側には無反射コーティングが施されており、見やすくわかりやすいダイヤルデザインとの相乗効果で時間がスムーズに確認できる。子どもたちの時間管理をサポートするのにぴったりのシリーズだ。

 

セイコー スクールタイム

▲出典:セイコーURL

 

税込販売価格:27,500円
素材:ステンレス、ガラス、皮革(カーフ)
サイズ:7.7×31.5×37.5mm(厚さ×横×縦)
備考:10気圧防水、耐磁性、ソーラー

 
柔らかな質感で、子供の腕にもなじみやすい仕立てのレザーストラップは、腕時計にあまり馴染みがない子供でも違和感なく身につけられる。裏材は抗菌防臭加工素材(テグラン)を使用しており、衛生面も安心。バンドや文字盤の色とデザイン違いで、全4モデルを展開。重量27.0g。

 

キッズウォッチはどこで買う?

まずはインターネットを活用し、いろいろなキーワードで検索してみよう。本記事で気になったブランドがあれば、リンクにある公式サイトを見てみてほしい。また、ビックカメラやヨドバシカメラなどの量販店や、Amazonや楽天などの通販サイトを見てみると、日本未発売の並行輸入モデルなども見つかるはずだ。

 
時計専門店や百貨店は、時計に関する深い知識を持った専門スタッフの意見を聞きながら、複数メーカーの商品を実際に手に取って比較検討できるというメリットがある。日常的に必要となる機能がどの程度のものなのかなど、尋ねてみるのもいいだろう。

 
ただ、忘れないでほしいのは、「子供に自分の好みを押しつけない」こと。かくいう筆者も、小学生の頃にサプライズで両親からもらった腕時計が、正直なところあまり好みのデザインではなかったという思い出がある。そして腕時計はつけ心地も大切。できる限り子供に試着させながら、満足のいく1本を選んであげたいものだ。

 

子供が喜んで毎日つけることがゴール

 
子供が自らすすんで毎日つけたくなるような、魅力的な腕時計は見つかっただろうか?時計をつけるという習慣は、大人の仲間入りをしたような気分にもさせてくれるもの。しっかりと時間管理のできる子供に育てるためにも、記念すべきファースト腕時計は子供と一緒に吟味して、最高の1本をプレゼントしてあげよう。

 
 

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