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ドレスウォッチのメンズ厳選12ブランド|初めての1本を購入するポイントは?

フォーマルな場で服装に「ドレスコード」があるように、実は腕時計もシーンにあわせて選ぶ必要がある。

 
冠婚葬祭、格式のあるホテルでの式典、パーティー、会食などには、主催者に対して失礼のないよう「ドレスウォッチ」を身につけることが望ましい。では、ドレスウォッチとは一体どのような時計なのだろうか?

 
この記事では、

 
・ドレスウォッチとは何か?
・購入前に知っておきたいこと
・価格帯別でおすすめするドレスウォッチ12選

 
を紹介していく。

 
年齢を重ねるごとにフォーマルな場への参加が増えていく。ドレスウォッチがあればどんな場面でも安心して対応することができるはず。この機会にぜひお気に入りのドレスウォッチを見つけてほしい。

 

ドレスウォッチとは何か?購入前に知っておきたいこと

 
フォーマルなシーンで身につける「ドレスウォッチ」。基本的には、以下の5つのポイントをおさえておくといい。

 
・アナログ式の2針
・ラウンドタイプ
・ブラックレザーベルト
・袖口に収まるサイズ感と薄さ
・白の文字盤

 
こういった、無駄な機能や装飾のないシンプルなデザインが原則とされており、そのシンプルさゆえに、フォーマルな場だけでなく普段使いでもコーディネートしやすいモデルが多い。1本持っているだけで重宝するはずだ。

 
ここではドレスウォッチを活用できるシーン、特徴、男女のドレスウォッチの違いなどを見ていこう。

 

どんなシーンで求められる?

フォーマルなシーンで求められるのは、控えめで、失礼のない装いの腕時計。

 
例えば冠婚葬祭の場で時間を何度も確認するしぐさは、失礼だと感じる人が多いだろう。スマートフォンを取り出すのはさらに目立ってしまう。このような場では、シンプルなデザインで袖口に隠れるボリュームのドレスウォッチがふさわしい。

 
格式の高い式典やホテルなどでのパーティー・会食など、ドレスウォッチが求められる場面は意外に多い。それでは、細かい条件を見ていこう。

 

針の数

針の数もドレスウォッチの大切なポイントだ。基本的にはアナログ式の2針(時針・分針)、もしくは3針(時針・分針・秒針)を選ぶとよい。

 
昔ながらのマナーでは「時間を気にしない」ことが最上とされているので、秒まで刻む3針よりも、2針のほうが格が高いとされている。とはいえよほど厳しいドレスコードを求められていなければ、3針や、さらにはデイト付きでも問題はないだろう。

 

ケースサイズと素材

ケース径は36mm以下がよいとされるが、最近は40mmまでは許容される傾向にある。ただし厚みのあるケースは、スポーティーでカジュアルな印象を与えるので注意が必要。

 
素材はゴールドかプラチナが理想だが、スティールでも問題ない。

 

文字盤

 
フォーマルな装いでは、男性はシャツを着るため、文字盤の色は白またはシルバーがいいだろう。ブラックスーツにあわせて、黒の盤面にするのもおしゃれ。

 
デザインは、バーインデックスやローマ数字など、無駄な装飾を省いたシンプルなものが望ましい。

 

ベルト

ベルトは黒のレザーベルトが基本で、ブラウンでもよい。革の種類はクロコダイルが理想とされている。

 

どんなメリットがあるの?

ドレスウォッチは、2針や3針のアナログ式など、シンプルな機構が多いため、メンテナンスも比較的容易な場合が多い。

 
また、シンプルなデザインなので実はさまざまな服装にあわせやすく、フォーマルな場だけでなく日常生活でも使い勝手がいい。日常生活では自分でベルト交換をして色を変えたり、メタルブレスなどに交換したりして活用するのもおすすめだ。

 
ベルト交換についてはこちらでも紹介している。

腕時計のベルトを交換するには?選び方と初心者でも失敗しない方法

 

メンズとレディースの違いは?

男女で大きな差はないが、レディースのほうが自由度が高い。ダイヤ付きなどジュエリー感覚のものも多く、パーティーなどの華やかなシーンならアクセサリーとして身につけるのもあり。

 
ブランドによってはペアウォッチとして展開しているドレスウォッチのモデルもある。こちらは記念日のプレゼントにするのもおすすめ。

 

編集部がセレクト!価格帯別のおすすめ12選

ドレスウォッチの特性と利用シーンをさらったところで、いよいよ機内誌『SKYWARD』編集部がセレクトしたドレスウォッチのおすすめを紹介していく。

 
ドレスウォッチはシンプルな機構が多いため、クロノグラフなどと比べると価格は抑えめ。10万円以下でも、国産から海外ブランドまで、ムーブメントもさまざまなタイプからこだわりの1本を探すことができる。

 
価格帯別に10万円以下から100万円を超えるものまで、シンプルなデザインのなかにもこだわりが感じられるドレスウォッチを紹介していこう。

 

アンダー10万円

オリエントスター「エレガントクラシック RK-AF0003S」

▲出典:オリエントスターURL

 

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:38.5×厚み13mm
ムーブメント:自動巻き(手巻き付)
税込参考価格:66,000円

 
自社一貫生産にこだわる日本のマニュファクチュール「オリエントスター」を代表するクラシックなウォッチ「エレガントクラシック RK-AF0003S」。シンプルなデザインに、美しい曲線を描く「ボンベ文字盤」が採用され、裏ぶたはガラス張りのシースルーバック仕様となっている。手巻き付の自動巻き式で、5気圧の日常生活用強化防水対応。ビジネスシーンなど、日常使いにもおすすめ。作り込まれたディティールにほれぼれとしてしまう、タイムレスな美しさを持つドレスウォッチだ。

 

ハミルトン「ジャズマスター Day Date Auto」

▲出典:ハミルトンURL

 

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:40mm
ムーブメント:自動巻き
税込参考価格:95,700円

 
クラシカルなデザインと現代のクラフツマンシップが息づく、ハミルトンの「ジャズマスター Day Date Auto」。標準持続時間が同社従来品の2倍となる80時間を誇るムーブメントを搭載した自動巻き。ブラウンのカーフレザーとゴールドの色合いがシックで、フォーマルはもちろん、ビジネススタイルにもコーディネートしやすい。モダンなドレスウォッチとしておすすめだ。

 

10万円台

 

ボーム & メルシエ「クラシマ 10323」

▲出典:ボーム & メルシエURL

 

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:40mm×厚さ5.95mm
ムーブメント:クオーツ
税込参考価格:115,500円

 
スイスの老舗メゾン「ボーム & メルシエ」の「クラシマ 10323」は、すっきりと端正なデザインが印象的なクオーツウォッチ。5気圧防水対応。文字盤にはローマ数字が配され、2針でデイト表示付き。40mm径とやや大ぶりなケースが、アリゲーター柄のブラックレザーストラップにマッチしている。

 

ノモス グラスヒュッテ「ラドウィッグ 33 デュオ ホワイトエナメル」

▲出典:ノモス グラスヒュッテURL

 

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:32.8×厚さ6.5mm
ムーブメント:手巻き
税込参考価格:187,000円

 
ドイツのグラスヒュッテですべての時計を生産し、ムーブメントも設計から製造までを自社で行うというマニュファクチュール「ノモス グラスヒュッテ」。2針の手巻きウォッチ「ラドウィッグ 33 デュオ ホワイトエナメル」は、一度巻き上げると最長で43時間動き続け、3気圧の日常生活防水性を備える。ホワイトエナメルの文字盤に青焼きの針、艶やかなコードバンのベルトが美しい。ドイツらしさを感じるすっきりとしたデザインのドレスウォッチだ。

 

20万円台

ユンハンス「マイスター ハンドワインド」

▲出典:ユンハンスURL

 

素材:ゴールドPVD加工のステンレススティール
ケースサイズ:37.7mm
ムーブメント:手巻き
税込参考価格:231,000円

 
「ユンハンス」は、1861年にドイツ・シュランベルクで創業した時計ブランド。手巻きムーブメントのドレスウォッチ「マイスター ハンドワインド」は、ミニマルな盤面デザインに、黒のアリゲーターストラップがモダンな印象。30m防水で、ドーム型のプレキシガラスの風防を持つ。6時の位置にスモールセコンドが付いており、さらにシースルーバック仕様と、時計好きにはたまらないドレスウォッチだ。

 

30万円台

 

ロンジン「プレザンス」

▲出典:ロンジンURL

 

素材:18Kイエローゴールド
ケースサイズ:33.5×厚さ5.1mm
ムーブメント:クオーツ
税込参考価格:354,200円

 
ロンジンの「プレザンス」コレクションからは、イエローゴールドのケースで、文字盤にはローマ数字のインデックスが施されたモデルがドレスウォッチとしておすすめ。3気圧防水で、クォーツ式。クラシックでエレガントなデザインは、男女問わず人気が高い。小さめ径もあり、ペアウォッチとしてもおすすめだ。

 

50万円台

IWC「ポートフィノ・オートマティック」

▲出典:IWCURL

 

素材:ステンレススティール(ケース)、アリゲーター(ベルト)
ケースサイズ:40×厚さ9.2mm
ムーブメント:自動巻き
税込参考価格:528,000円

 
ボストン出身の時計師、フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズがインターナショナル・ウォッチ・カンパニー(IWC)を創立したのは1868年のこと。北イタリアの一級避暑地の名を冠した「ポートフィノ」シリーズは地中海の洗練されたライフスタイルを映す。

 
このモデルは、側面に付けられた均等な丸みが、直径40mmのステンレススティール製ケースをよりスリムに見せ、文字盤に施されたサンレイパターン仕上げが高級感を引き立てている。ステンレススティール製のミラネーゼ・メッシュ・ブレスレットを選ぶことも可能。

 

100万円超え

虚飾や外連(けれん)を排したドレスウォッチだからこそ表現することのできる、腕時計本来の美。真の逸品を手にすることは文化を身につけることだ。

 

ブランパン「ヴィルレ ウルトラプレート」

▲出典:ブランパンURL

 

素材:スティール(ケース)、アリゲーター(ベルト)
ケースサイズ:40×厚さ8.7mm
ムーブメント:自動巻き
税込参考価格:1,067,000円

 
ブランパンはスイスの時計職人ジャン=ジャック・ブランパンが1735年に興した世界最古の時計メーカー。「ヴィルレ」はブランパン発祥の地の名を冠した、最もクラシックなコレクションだ。シックなシルエット、明瞭な文字盤、そしてスレンダーなダブルステップ・ベゼルのケースが、時を超えたエレガンスの真髄を表現している。

 

グランドセイコー「エレガンスコレクション セイコー創業140周年記念限定モデル」

▲出典:セイコーURL

 

素材:18Kピンクゴールド(ケース)、クロコダイル(ベルト)
ケースサイズ:38×厚さ10.9mm
ムーブメント:手巻き
税込参考価格:3,300,000円

 
セイコー創業140周年を記念してリリースされたモデル。初代グランドセイコーのデザインを18Kピンクゴールドで華やかに復刻した。12時位置の「Grand Seiko」ロゴは浮き出し加工で、立体的に輝く。奇をてらわぬ簡素なダイヤル・デザインに「王道感」が溢れる。

 

ピアジェ「アルティプラノ」

▲出典:ピアジェURL

 

素材:18Kホワイトゴールド(ケース)、アリゲーター(ベルト)
ケースサイズ:38×厚さ6mm
ムーブメント:手巻き
税込参考価格:2,085,600円

 
ピアジェは1874年、スイス・ジュラ山脈の小さな村で誕生したメゾン。「薄型の探究」で知られる。ピアジェの歴史的モデルを現代的に再解釈したこのモデルは、古典的なエレガンスへの敬意がコンセプト。厚さ6mmの極薄ケースに、バーインデックスのみで時刻を表すシンプリシティーを極めたダイヤル。潔さとはこのモデルのためにある形容ではと思わせる。

 

パテック フィリップ「カラトラバ 5196G」

▲出典:パテック フィリップURL

 

素材:ホワイトゴールド(ケース)、ブリリアント・ブラック・アリゲーター(バンド)
ケースサイズ:37×厚さ7.68mm
ムーブメント:手巻き
税込参考価格:2,827,000円

 
パテック フィリップは1839年に、アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとフランソワ・チャペックによって設立。スイス最初の腕時計は、同社が1868年にコスコヴィッチ伯爵夫人のために製作したもの。

 
「カラトラバ」は、その純粋な造形美により、ラウンド型腕時計の古典として、またパテック フィリップのスタイルを象徴する最も美しいモデルとして知られる。シームレスなダイヤル面に配されたスモールセコンドの優美さは秀逸。

 

ヴァシュロン・コンスタンタン「パトリモニー・オートマティック」

▲出典:ヴァシュロン・コンスタンタンURL

 

素材:18Kホワイトゴールド(ケース)、ミシシッピアリゲーター(ストラップ)
ケースサイズ:36×厚さ8.1mm
ムーブメント:自動巻き
税込参考価格:2,926,000円

 
ヴァシュロン・コンスタンタンは1755年、スイス・ジュネーブで創業。一度も稼働が途切れることのなかった最古のメゾンとされる。このアイテムは、1950年代の時計に着想を得てデザインされた。

 
丸い繊細なミニッツトラック、曲線を描く文字盤のシルエットなどの「パトリモニー」の特徴的なスタイルを備えている。シースルーケースバックからは、マルタ十字にインスピレーションを得た22Kゴールド製のローターを眺めることができまる。

 

アナログ時計の真骨頂・ドレスウォッチで日々を豊かに

 
クラシカルなデザインが魅力のドレスウォッチは、アナログ時計の真骨頂ともいえる。シンプルだからこそ、技術へのこだわり、上質さ、デザイン性を追求できる奥深い世界だ。

 
お気に入りのドレスウォッチを手に入れたなら、ハレの日だけでなく、日常生活にもどんどん使っておしゃれを格上げし、毎日を豊かに過ごしてほしい。

 
 

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