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京都洛北、「森の庭」に佇むサンクチュアリ 【Bookmark for Traveler】

江戸初期、琳派の始祖・本阿弥光悦が芸術村を開いた鷹峯の地に、昨秋「アマン京都」が誕生した。アマンといえば、アジアをはじめ世界各地に展開し、多くのセレブリティーに愛されてきたリゾート・コレクション。その土地の伝統文化を尊重した設え、プライベートの邸宅に招かれたようなホスピタリティーでゲストを魅了し、「アマンジャンキー」という言葉も生まれたほどだ。「アマン東京」「アマネム」(伊勢志摩)に続き、日本で3軒目となるアマン京都にも、その世界観が息づいている。

 
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▲静寂に包まれた鷹峯の森にあるアマン京都。古の庭に迷い込んだよう。

 
左大文字山から続く鷹峯三山の麓、あるがままの自然を生かした広大な敷地。初夏には瑞々しい青楓、秋には錦繍の紅葉に彩られる庭には、苔むした銘石の石垣や石門、石畳が敷かれ、市中の喧騒から離れた非日常の世界へと誘う。

 
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▲伝統を取り入れながら洗練されたデザインの客室。

 
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▲舞妓さんのおもてなし体験も。

 
旅館の伝統を受け継ぎつつモダンに昇華させた客室には、研ぎ澄まされた美学が反映されている。「𠮷兆」で23年の経験を持つ料理長が腕を振るう「鷹庵」や、天然温泉を備えたスパ、さらには、非公開の寺院での座禅や書道、茶道、生花といった文化体験、上七軒の舞妓や芸妓のおもてなしなど、アマン京都ならではの唯一無二のエクスペリエンスを堪能したい。

 

アマン京都
電話:075-496-1333
住所:京都府京都市北区大北山鷲峯町1番
URL:aman.com

 

(SKYWARD2020年1月号掲載)
※記載の情報は2020年1月現在のものであり、実際の情報とは異なる場合がございます。掲載された内容による損害等については、一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

 
 

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