福岡のタワーといえば、真っ先に「福岡タワー」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。ですが実はもう一つ、ベイサイドに佇み半世紀以上も人々や港、街の発展を見守り続けているレトロなタワーが存在します。
その名も「博多ポートタワー」。アジアの玄関口・博多港のシンボルで、港を出入りする船の安全運航を支える無線局として活躍しています。
“塔博士”と呼ばれた内藤多仲(たちゅう)が設計し、通天閣や東京タワーなどを兄に持つ“タワー六兄弟”の末っ子です。地上70mの展望室からは、港や博多の街を360度の大パノラマで一望できます。
タワー付近はヤシの木が立ち並び、青空と相まって南国を彷彿とさせます。夜には季節や行事、博多ならではの山笠やどんたくをイメージしたライトアップが行われ、光が海に反射するきらきらとした夜景は、時間を忘れるほどの美しさです。
福岡空港発着の飛行機も間近に見ることができ、タワー・飛行機マニアの私には堪らないイチオシスポットです。
柳沙亜那 Saana Yanagi
JAL
客室乗務員
出身地:福岡県
趣味:タワー巡り、ウォーキング
博多ポートタワー
電話:092-282-7183(福岡市港湾空港局総務課)
住所:福岡県福岡市博多区築港本町14-1
URL:www.city.fukuoka.lg.jp/kowan/somu/hakata-port/port_museum.html
関連記事