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【難読地名】「和寒」って読めますか?夏と冬では60度を超える驚異の温度差がある北海道の町

 
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長年近くに住んでいても読めない地名ってありますよね。
旅行や出張で訪れた際に気になったまま…という地名もあるのではないでしょうか。

 
突然ですが、「和寒」って読めますか?

 

 
ヒントは、北海道の冬の寒さをまさに言葉で表現しているような読み方です。

 
 
 
 
 
 
答えは…「わっさむ」でした!

 

 
北海道旭川市から北へ約36㎞の位置にある、上川郡和寒町。盆地特有の気候で夏と冬の寒暖差が激しく、冬は“わっ!さむい”と思わず口走ってしまいそうなほど白銀の世界となります。

 
ただ由来は寒さではなく、その昔ニレの木が繁茂していたことから、アイヌ語で「ニレの木の傍ら」という意味の「ワットサム」から転じたものといわれています。

 
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▲出典:和寒町役場ホームページURL

 
そんな寒さの厳しい和寒町の特産品として有名なのが、「越冬キャベツ」です。雪がキャベツに降り積もって天然の冷蔵庫となり、新鮮な状態で保存されながら冬の期間に出荷されるもので、1972年より冬キャベツの国の産地指定を受けています。

 
この冬、和寒町の越冬キャベツを味わってみてはいかがでしょうか。

 
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和寒町へのアクセス
東京(羽田)から旭川空港へ、JAL便が毎日運航。旭川空港から和寒町まで、車で約60分。
※最新の運航状況はJAL Webサイトをご確認ください。
Webサイト:https://www.jal.co.jp/jp/ja/URL

 
 

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