旅の+one

グランピングにかかる費用は?おおまかな相場とおすすめ施設

旅のスタイルや週末の楽しみの選択肢として、ここ数年で人気が爆発した「グランピング」。アウトドア初心者でも気軽に出かけられるのが魅力だが、費用はいったいいくらかかるのか?オートキャンプより割高になることは承知とはいえ、おトクに楽しみたいという方も多いことだろう。

 
そこでこの記事では、

 
・グランピングにかかる大まかな費用
・キャンプとの違いと施設選びのポイント
・おすすめグランピングサイト5選

 
について解説する。

 
あわせて読みたい

【初心者もこれで安心】グランピングとは?サイト選びのポイントも解説

 

グランピング、その費用は?

 

キャンプとグランピング、設備・費用はここが違う

従来のキャンプでは、宿泊用のテントやタープ、寝袋などの専用グッズ、アウトドア用のテーブルやチェア、食材、バーベキューコンロや燃料など、ほぼすべてを自分たちで調達し、組み立てなどの設営もしなければならない。

 
しかしグランピングなら、テントも、寝袋も、バーベキューセットも施設側が用意してくれる。寝袋ならぬベッドを配した施設も多く、風呂やトイレは完備。ケータリングやレストランがついて料理すら不要の施設も。これならテント設営の予習も不要。アウトドア初心者でも気軽に出かけられる。

 
グランピングの費用は、泊まる人数分の1泊2食の金額を施設側に支払うスタイルがほとんど。食事も込みで快適な宿泊環境が整えられている施設なら、1泊2食付きで1人20,000円~25,000円が目安。ホテルの料金体系よりも若干高めと考えていいだろう。

 
対してキャンプにかかる費用は、キャンプ場に支払う「サイト使用料」のみ。一見費用が抑えられるように思うが、テントを含めた道具一式の初期費用は20万円ともいわれている。出かける頻度や人数によって、どちらが自分に向いているか判断してほしい。

 

宿泊料金の差はどこに現れる?

 
施設によって異なる料金は、以下の違いによるところが大きい。

 
・テントのグレード(ブランド、広さ)
・ベッドのグレード(ベッドかシュラフか)
・料理のグレード(調理スタイル、調理器具、食材)
・冷暖房の有無
・バス・トイレの有無
・アクティビティーの有無

 
グランピングの楽しみの一つが、どんなテントに泊まるのかということ。毎回、宿泊のしつらえが変わるのが、自前のテント持参のキャンプと大きく異なる点だからだ。キャンパーの間で人気の高いブランドのテントや、個人では入手しづらいドーム型テントなど、「泊まってみたい」「ワクワクする」ものを選びたい。

 
施設によっては複数バリエーションを揃えている所もあるので、予約時に吟味して。また、バス・トイレ付きか、冷暖房や電源は完備か、滞在時の快適性を左右するポイントもしっかり確認しよう。

 
また、調理器具の種類や食材や酒類のグレードについては、オプション扱いになる施設もある。基本料金に追加していった結果、予想より高額になる場合もあるので注意が必要だ。最初から高めの料金設定でも、オールインクルーシブのほうが気兼ねなく楽しめる、という可能性もあることを頭の片隅に入れておこう。

 
自分にとって何が必要で何が不要かをはっきりさせておくことが、満足のいく施設を選ぶコツだ。ただし、快適性を求めるほど費用は高額になるのは言わずもがな。少しくらいの不便を楽しむほうが、「キャンプ」気分が味わえるということも忘れずに。

 

おすすめグランピングスポット5選

日本全国にどんどん増えるグランピング施設のなかから、北は北海道から南は九州まで、編集部がおすすめする5軒をピックアップしてご紹介しよう。※価格は原則税込表記。

 

動物と触れ合える!「ノースサファリサッポロ|アニマルグランピング」(北海道)

▲出典:ノースサファリサッポロURL

 
北海道の大自然のなかで、ミーアキャット、ウサギ、ワラビーなどの動物たちと一緒に過ごすアニマルグランピング体験は、ファミリーにオススメ!テント、ドームテントのほか、アザラシコテージ、ウミガメコテージ、ペンギンコテージから選択できる。

 
テント1泊1人9,900円~、ドームテント同12,100円、コテージ同15,400円(いずれも4名利用時)。ノースサファリサッポロ入園料(2日間)、駐車場料金、BBQコンロなどの調理器具と炭など含む。食材は自身で調達するか、1人3,190円~のバーベキューセットを別途注文。

 

ノースサファリサッポロ
住所:札幌市南区豊滝469-1
Webサイト:https://www.north-safari.com

 

ツリードームに泊まる「Dom’Up沼沢湖」(福島県)

▲出典:Dom’Up沼沢湖URL

 
奥会津・金山(かねやま)町にあるグランピングサイト。沼沢湖の湖畔の森に設置されたツリードームに泊まることができる。吊り上げ式タイプは森の中に浮かぶ秘密基地のような趣で、冒険心をくすぐられる。

 
テント内にソファベッドとマットレスはあるが、枕などの寝具は持参するスタイル。トイレやコインシャワーは屋外だが、ツリードームに泊まる愉しみはその不便さを上回ること間違いなし。車で15分の場所に日帰り温泉がある。

 
素泊まり1泊料金は、吊り上げタイプ1棟30,800円~。据え置きタイプ1棟27,500円~。大人4名での利用が快適だが、6名まで宿泊可能。バーベキューセット(1人2,750円)の貸し出し、湖でのSUPやカヌー体験(1人3,300円~)などのアクティビティーはオプション料金が必要。

 

Dom’Up沼沢湖
住所:福島県大沼郡金山町大栗山荒浜2851-8
Webサイト:https://www.domup-numazawako.jp/

 

ラグジュアリーグランピングの先駆け「星のや富士」(山梨県)

▲出典:星野リゾートURL

 
開業は2015年10月、グランピングリゾートの先駆けながらも、今なおその魅力が全く色あせない「星のや富士」。河口湖畔から富士山を望む類まれなるロケーションのもと、客室、食事、アクティビティーのすべてに贅を尽くしたラグジュアリーグランピング施設だ。

 
森に溶け込むように配置された「キャビン」と呼ばれる独立型のコテージは、ラグジュアリーホテルの客室のように快適。コテージに付随する「クラウドテラス」には焚き火が配され、キャンプならではの楽しみももちろん健在だ。

 
食事は3つのダイニングから選ぶことができ、「グランピングマスター」の手ほどきを受けながら自身で仕上げるバーベキューや、シェフの手によるコースディナーなどが楽しめる。いずれも近隣で獲れたジビエ(狩猟肉)がメインにいただけるのも嬉しい。

 
また、星のや富士では大自然のなかでひとり時間を堪能する「富士山麓ソログランピング」を通年で提案。こちらは1泊2食付き42,900円~(税込・サービス料別)。

 

星のや富士
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石1408
Webサイト:https://hoshinoya.com/fuji/

 

絶景プライベートグランピング「グラングラン|Gran Glam」(高知県)

▲出典:グラングランURL

 
高知県須崎にある、1日1組だけの完全プライベートグランピングサイト。自然を壊さず人間が共存させてもらうというのがコンセプトで、海を望む高台に広がる畑だった場所にテントを張っている。ゲストハウスの予約も含まれるため、宿泊当日に万が一悪天候となった場合も安心だ。

 
素泊まり1泊料金は、1棟21,429円。1室のみだが、ダブルベット2台に大人4名まで宿泊可能。バーベキューセットの貸し出しも込み。食材は持ち込み式なので、近隣のスーパーなどで新鮮な高知の食材を調達したい。

 

グラングラン|Gran Glam
住所:高知県須崎市野見日ノ見山
Webサイト:https://airbnb.jp/h/gglam

 

ドッグラン付き!ワンちゃんOKの「湯布院温泉郷グランピング九州 COMOREBI」(大分県)

▲出典:湯布院温泉郷グランピング九州 COMOREBIURL

 
由布岳の美しい風景と、美肌で名高い温泉を楽しめるリゾート感満点のグランピング施設。2021年6月に、半露天風呂付きオーバルドームテントが登場。温泉地ならではのグランピング体験ができる。

 
オーバルテント、ドームテント、ロータスベルテント、「光のハコ」などから、お好みのスタイルを選んで(ペット同伴OKはドームテントのみ)。フレンチのシェフが監修したバーベキューディナーが楽しめる1泊2食付きプランは、42,350円~(大人3名利用、ペット可)。「90日前優待」などのお得なプランも活用したい。

 

湯布院温泉郷グランピング九州 COMOREBI
住所:大分県由布市挾間町時松105
Webサイト:https://comorebi-camp.jp/

 

今年の夏は大切な人とグランピングへ!

日本の美しき大自然に包まれるというロケーションのもと、さまざまなタイプのテントやコテージに泊まることができるグランピング。冒険心をくすぐるツリーハウス、フルコースディナーが楽しめるラグジュアリーコテージ、温泉付きのテントなどなど……、個性溢れる全国の施設から、予算にあわせて「これぞ!」という場所を見つけてほしい。

 
 

関連記事

EDITORS RECOMMEND〜編集部のおすすめ〜

キーワードで記事を探す