東北地方の南東部に位置する宮城。北は岩手、南は福島、西は山形に接し、東は太平洋に面する。
県庁所在地の仙台市は人口100万人を超える東北の中心地。東京から新幹線で1時間半、仙台空港からは国内外へ定期便が飛ぶなど、アクセスも良い。
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この記事では、
・宮城のエリアごとの特徴
・宮城で観光すべきスポット
を紹介する。ぜひ参考にしてほしい。
※掲載施設の情報は変更されていることがあります。お訪ねの際はあらかじめご確認ください。
目次
宮城の観光を楽しみたい!
太平洋岸は海の幸に恵まれ、日本三景の一つとして知られる松島、塩作りが盛んな塩竈、東日本大震災で被害を受けた石巻が位置する。
北西端は火山帯である奥羽山脈に接し、古くから温泉が湧き出ていた。
これらの海と山に囲まれた仙台平野は、米などの輸送に使われた大河が今もゆったりと流れている。
先見の明があった伊達政宗は、江戸時代に仙台平野を東北の中心地に発展させた。
松島エリア
松島が現在のような大小260あまりの島になったのは、5,000年ほど前といわれる。
地殻変動や温暖化による海水面の上昇で山が沈み、山頂が島となった。
その独特な景観から神仏が造った島とされ、平安時代や鎌倉時代には僧がこもって修行に励んだり、死者の成仏を願う巡礼者が訪れるなど、神聖な霊場であった。
戦国時代に衰退するが、江戸時代に伊達家が整備。元禄2(1689)年に松島を訪れた松尾芭蕉の紀行文「おくのほそ道」は、今も多くの人に読まれている。
四大観(しだいかん) 壮観 大高森(おおたかもり)
松島を大パノラマで見るには、大高森の山頂付近にある展望台がおすすめ。
大高森は松島湾最大の島「宮戸島」にある標高106mの山で、山頂付近の展望台からは、ほぼ360度見渡せることから「壮観」といわれている。
山頂までは、県道27号線沿いにある「正登山口」もしくは「西登山口」から登るのが短いルートで、かつ分かりやすいだろう。
正登山口の近くには「県立自然公園松島駐車場」があり、西登山口の近くには「奥松島縄文村歴史資料館」がある。
登山道は整備されているが、岩場もあるため歩きやすい靴で行こう。山頂までどちらも15〜20分ほど。
四大観 壮観 大高森|自然
住所:東松島市宮戸大高森
URL:https://www.matsushima-kanko.com/miru/detail.php?id=132
西行(さいぎょう)戻しの松公園
もう一つのビュースポットとして、松島湾を昇る朝日が見られる「西行戻しの松公園」を紹介する。
季節によって太陽の昇る位置が変わり、光が迫ってくる景色は迫力満点。初日の出には多くの人でにぎわう。
桜の名所でもあり、春には桜と松島湾が一体になった景色も観られる。
西行戻しの松公園|自然
住所:宮城郡松島町松島犬田2
URL:https://www.matsushima-kanko.com/miru/detail.php?id=137
雄島(おしま)
陸から朱塗りの「渡月橋(とげつきょう)」を渡ると雄島にたどり着く。
松島の中でも、とりわけ雄島が霊場の中心として使われていた。
この島に12年間こもって修行をした高僧を讃え、鳥羽天皇から松の苗木が贈られたことが、「松島」の名の由来の一つだ。
南北200m、東西40mほどの細長いこの島には、成仏を願う石碑、50ほどの岩窟やその中の仏像を見ることができ、霊場の雰囲気は今も健在。観光客が意外にも少なく、静かに過ごせるのでタイムスリップしたような感覚に浸れるだろう。
松尾芭蕉が訪れた際に詠んだ句碑も見ることができる。
雄島|自然 歴史文化
住所:宮城郡松島町松島浪打浜24
URL:https://www.matsushima-kanko.com/miru/detail.php?id=142
瑞巌寺(ずいがんじ)
9世紀初頭、慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)が開創した寺を、伊達政宗が再興。
伊達家の菩提寺としたことから、自身の浄土往生も願ったのではとも考えられている。
国宝の本堂は10室から成る大規模な建物で、外観こそ簡素だが中は豪華絢爛。
それぞれの部屋は使用目的に沿った絵画や彫刻などの装飾が施されている。
この世の浄土を具現化した部屋といわれる「孔雀の間」は必見。
瑞巌寺|歴史文化 アート
住所:宮城郡松島町松島字町内91
URL:https://www.zuiganji.or.jp/
円通院(えんつういん)
正保2(1645)年、伊達政宗の孫・光宗が19歳の若さで亡くなった際に、瑞巌寺の隣に創られた。
光宗の霊廟・三慧殿(さんけいでん)は、技術の粋をつくした建築物で国の重要文化財に指定されている。
鎖国中には、もう一つの使われ方も。
伊達政宗の家臣・支倉常長が、ヨーロッパから持ち帰った西洋文化が隠されていたのだ。厨子の扉内部にはバラとスイセンが、厨子の中にはトランプのマーク(ダイヤ、クローバー、ハート、スペード)が描かれているのを見ることができる。
白砂とコケで松島湾が表現された美しい石庭でも知られており、秋にはライトアップされた紅葉と石庭の幻想的な世界を見ることができる。
円通院|歴史文化 アート
住所:宮城郡松島町松島字町内67
URL:http://www.entuuin.or.jp/
ザ・ミュージアム MATSUSHIMA
オルゴールとレトロなおもちゃが見られる博物館。
ベルギー王立博物館より譲り受けたオルゴールは、手回しの物の他、楽器がいくつもはめ込まれた巨大な物も。スイッチを押すと空気が吹き込まれて、打楽器や鍵盤楽器、トランペットなど吹奏楽器が演奏される。
世界最大のコンサートオルガンの生演奏を聴くことも可能。
オルゴールのオーダーメイドもできる。
ブリキのおもちゃコレクターとして知られる北原照久氏のトイコレクションも見ることができる。
1900年代前半にアメリカのショーウィンドウで注目を浴びた動く人形は、ずっと見ていたくなる楽しさ。
他にもブリキのおもちゃが数百点以上あり、ノスタルジックな気分に浸れるだろう。
ザ・ミュージアムMATSUSHIMA|アート エンタメ キッズ 体験 歴史文化
住所:宮城郡松島町松島普賢堂33-3
URL:http://www.t-museum.jp/
塩竈(しおがま)エリア
太平洋沿岸、松島の南に位置する塩竈市。
塩作りを海の神様・塩土老翁神(シオツチノオジノカミ)から教わったとされる伝説がある。
製塩の際に海水を煮るのに用いた竃(かまど)「塩竈」が塩竈市の名前の由来だ。
鹽竈神社
1,200年以上の歴史を誇り、東北地方で最も社格の高い神社として、朝廷や奥州藤原氏、伊達家から厚く信仰されていた。
主祭神は塩土老翁神で、塩は浄化する作用があるといわれることから、パワースポットとしても人気。
御神塩は、お清めとして携帯したり、料理に使うこともできる。
三つある参道の内の一つ「七曲坂」は塩土老翁神が通ったとされる神聖な場所。未舗装で静寂に包まれている。
心身を清めるのに行ってみたい所だ。
鹽竈神社|歴史文化
住所:塩竈市一森山1-1
URL:http://www.shiogamajinja.jp/
塩釜水産物仲卸市場
5,000㎡に近い広大な売り場に約100軒の店舗が並ぶ、東北最大級の卸売市場。
新鮮な魚介類を中心に、塩干加工品、冷凍食品、珍味など、種類豊富な食材が並ぶ。
一般客でも新鮮魚介を卸値価格で手に入れられるのが魅力。
好きなネタを購入して作る「マイ海鮮丼」は見逃せない。場内で海産物を購入したらマイ海鮮丼コーナーで「ごはんセット」を購入。どんぶりに盛ってオリジナル海鮮丼を作ることができる。
また、購入した食材を場内でバーベキューをすることも可能。
塩釜水産物仲卸市場|食 体験 買物
住所:塩竈市新浜町1-20-74
URL:https://www.nakaoroshi.or.jp/
石巻エリア
太平洋沿岸、松島の北に位置する石巻は、東日本大震災で甚大な被害を受けたが、その後着々と復興へ進んでいる。
「石ノ森萬画館」と「田代島」を紹介しよう。二つともユニークで楽しいスポットだ。
石ノ森萬画館
マンガ家・石ノ森章太郎の世界を体感できるマンガミュージアム。
建物は石ノ森氏がイメージした宇宙船を元に創られた。
震災で1階にあった物は流され、施設は閉鎖したが、2013年に復興のシンボルとしてリニューアルオープン。
石ノ森氏のブロンズでできた手や原画のほか、青春時代を過ごしたトキワ荘の模型、そして『仮面ライダー』や『サイボーグ009』などが立体的に再現された展示などを見ることができる。
仮面ライダーに変身できたり、描いた絵がアニメになる体験も可能。
ショップにはオリジナルグッズも並ぶ。
JR石巻駅から萬画館までおよそ1kmの道のりは、石ノ森キャラクターのモニュメントが点在することから、「石巻マンガロード」と呼ばれている。
石ノ森萬画館|食 体験 アート エンタメ 買物
住所:石巻市中瀬2-7
URL:https://www.mangattan.jp/manga/
田代島(たしろじま)
石巻市からフェリーで30〜40分ほど行くと、猫島の元祖といわれる田代島へたどり着く。
コバルトブルーの海に囲まれ、外周は約11.5kmの程よい大きさだ。
養蚕が行われていた昔は、ネズミからマユを守るために飼われていた猫が、今では人口約50人に対し100匹超えと、人よりも圧倒的に多い。良い関係で住民と共存しており、人に慣れているので、寄ってくることも。
漫画界の大御所がデザインした「マンガアイランド」などの宿泊施設もあるが、日帰りも可能。事前にフェリーの時刻を確認しておこう。
田代島も震災の被害を受けたが、2013年にCNNの世界6大猫スポットに選ばれると、海外からも観光客が来るように。2018年にはフェリー発着所を増やし、運航時間を短縮する高速旅客船「See Cat(シーキャット)」も導入。
猫に癒されつつも、猫から学ぶこともあるかもしれない。
田代島|自然 体験
住所:石巻市田代浜
URL:https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10053500/0050/3639/3639.html
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鳴子エリア
県北西端に位置し、奥羽山脈の火山活動によって承和4(837)年より温泉が湧き出るようになる。江戸時代には宿場町として栄える。
内陸の山深い地だけに、寒暖差がはっきりとしており、山々や渓谷がつくる四季の景観美も魅力だ。
鳴子温泉郷
鳴子温泉郷とは、鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首(おにこうべ)温泉の五つの総称。その中心となるのが鳴子温泉で、JR鳴子温泉駅を中心に温泉街が広がる。
鳴子の語源は、源義経の赤ん坊が川底から湧き出た温泉につかって安心し、産声を上げたことから、「なきこ」が「なるこ」(鳴子)になったという説も。
鳴子温泉郷全体で400本近くの源泉があり、源泉かけ流しの風呂が多いのも魅力だ。
日本にある11の泉質(旧泉質)のうち、8種類が鳴子温泉郷に集まっているのも大きな特徴。
「湯めぐりチケット」を使えば日帰り温泉をハシゴして多彩な泉質を楽しむこともできる。
鳴子温泉|温泉
住所:大崎市鳴子温泉内
URL:http://www.naruko.gr.jp/
鳴子峡
鳴子温泉と中山平温泉の中間に位置するV字型の大峡谷。大谷川の浸食によって深さ80~100mの断崖絶壁が2.5km近く続く。
奇石怪石が連なる崖には、マツ、ブナ、ナラ、カエデなどが根を張り、春夏には新緑、秋には紅葉が目を楽しませてくれる。
特に鳴子峡にかかる大深沢橋の景色は圧巻。
日本の橋100選に選ばれ、新緑や紅葉の中に、美しくアーチを描く大深沢橋が「映える」といえよう。鳴子峡レストハウスの見晴台から見ることができる。
もし時間があれば、大深沢橋を下から見てみよう。約2.2kmある大深沢遊歩道を春夏は清流を横に見ながら、秋冬は紅葉に囲まれながら歩くことができる。
また、高所恐怖症でなければ、大深沢橋からその下に広がる絶景を見てみよう。峡谷を横切る列車を見ることもできる。
気象状況により、予告なく閉鎖することも。11月下旬から4月下旬の冬季は閉鎖される。
鳴子峡|自然
住所:大崎市鳴子温泉内
URL:https://www.city.osaki.miyagi.jp/shisei/soshikikarasagasu/narukosogoushisho/chiikishinkoka/5/3/3087.html
地獄谷遊歩道
鬼首温泉は、数分おきに温泉が噴き上がる「間欠泉」が有名。
峡谷の随所に温泉が音を立てて噴き出す、そのすぐ近くに設置されたのが地獄谷遊歩道だ。
地獄谷の名にふさわしく、歩道のすぐ脇をはじめ、あちらこちらから温泉がボコボコと湧き出し、上がる蒸気は熱さを感じるほど。
遊歩道の途中には、卵湯と名付けられた湯溜まりがあり、自由に温泉卵を作ることができる。生卵をぜひ持って行こう。
なお、源泉はどれも80℃前後の高温のため、やけどには注意を。
冬季は積雪により閉鎖となる。
地獄谷遊歩道|自然
住所:大崎市鳴子温泉字鬼首
URL:https://www.tohokukanko.jp/attractions/detail_1561.html
仙台エリア
東北地方の中心である仙台市。
伊達政宗はこの地に城を建て、治水工事や道を碁盤の目状に整えることで人々の暮らしを豊かにした。
また、武家屋敷や神社仏閣には木が植えられ、やがて街全体が緑に包まれたことから「杜の都・仙台」といわれる。
仙台市の基盤は政宗によって作られた。
仙台城跡の伊達政宗公騎馬像
標高約130mの仙台城跡に建てられた仙台のシンボル・伊達政宗の騎馬像。
高さ4.2m、重さ4.9tの騎馬像が高さ5mの台座に設置されている。
37歳の政宗が初めて仙台城に入城する姿だといわれており、まるで今も仙台を見守っているかのようだ。
騎馬像の前に立つと、仙台市街を眺めることができる。夜には騎馬像のライトアップを見ることが可能。
なお、政宗の騎馬像は仙台城跡以外にも設置されているので、時間があれば探してみよう。
仙台城跡の伊達政宗公騎馬像|歴史
住所:仙台市青葉区川内1
URL:https://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/78//
定禅寺通(じょうぜんじどおり)
仙台市の中心部を東西に走る定禅寺通。
その中央分離帯の遊歩道には、こんもりと茂るケヤキ並木が続き、彫刻作品やベンチが置かれ、木漏れ日を浴びながら散策やアートを楽しむことができる。
秋には「定禅寺ストリートジャズフェスティバル」、冬には並木が温かい光に包まれる冬の風物詩「SENDAI光のページェント」の開催も。
定禅寺通|自然 アート
住所:仙台市青葉区国分町2丁目付近
URL:https://www.sentabi.jp/guidebook/attractions/98/
大崎八幡宮
厄除け・除災招福や必勝・安産の神として信仰されている。
毎年1月14日は、全国でも最大級のどんと祭「松焚(まつたき)祭」が行われ、無病息災・商売繁盛を願う。その際に、白鉢巻き・白さらし姿で参拝する「裸参り」も全国的に有名だ。
社殿は、伊達政宗の命により慶長12(1607)年に建てられた。
当時の名工を全国から集めて造られ、豪華絢爛な安土桃山時代の唯一の遺構として国宝に指定されている。
大崎八幡宮|歴史文化 アート
住所:仙台市青葉区八幡4-6-1
URL:https://www.oosaki-hachiman.or.jp/
輪王寺
東北有数の名園として知られる輪王寺。
伊達家ゆかりの寺院で、火事で仁王門以外の建物は焼失したが、福定無外(ふくさだむがい)和尚が大正4(1915)年に復興。
その後も三重塔が建てられ、参道に土地本来の森を作る試みがなされるなど、都度変化を遂げてきた。
春から夏にかけてはサクラ・アヤメ・アジサイ・蓮などの花々が、秋は華やかな紅葉が、冬は雪吊りにされた松の木が、目を楽しませてくれる。
輪王寺|歴史文化 自然 アート
住所:仙台市青葉区北山1-14-1
URL:https://rinno-ji.or.jp/
地底の森ミュージアム
世界で唯一、旧石器時代の環境をそのままの姿で見られる博物館。
この地で発掘された遺跡が公開されており、たき火や森の跡、石器、動物のフンなどを見ることができる。
ほとんどが絶滅した2万年前の木に触れることも可能。
人類や動植物がこの地で生きていたことをリアルに感じられる。
野外では氷河期に見られた植物が植えられ、当時の森を再現。
2万年前にタイムスリップした気分を味わえるはず。
地底の森ミュージアム|歴史文化 体験 自然
住所:仙台市太白区長町南4-3-1
URL:https://www.sendai-c.ed.jp/~bunkazai/~chiteinomori/
仙台万華鏡美術館
万華鏡専門の美術館。
万華鏡を発明したブリュースターの作品など歴史を感じさせられる物や、大型の物、世界一に輝いた物も展示されており、数十点の万華鏡は手で動かすこともできる。
なお、予約不要で自分だけの万華鏡を作ることも可能。子供でも作れる物、筒の柄やビーズを選ぶプレゼントにもおすすめな物、大人も楽しめる本格的な物も作ることができる。
ショップではアーティスト作品からリーズナブルな物も揃えられており、きらびやかな世界を堪能できるだろう。
仙台万華鏡美術館|アート 体験 キッズ 買物
住所:仙台市太白区茂庭字松場1-2
URL:https://sendaikaleidoscope.com/
鐘崎 笹かま館
宮城の食や文化を満喫できるアミューズメント・パーク。
仙台名物である笹かまぼこの手作り体験や、仙台七夕まつりの飾り付けを江戸時代まで遡って見ることができる。
「政宗公乃食卓」では牛たん、はらこ飯、ずんだもちなど仙台グルメを堪能することも。
焼きたての笹かまぼこは、格別だ。
鐘崎 笹かま館|体験 歴史文化 キッズ 食
住所:仙台市若林区鶴代町6-65
URL:https://www.kanezaki.co.jp/shop/belle_factory/
牛たん通り
仙台を代表するグルメ・牛タン焼き。
それは仙台の中心部に店を開いた「味太助」によって開発された。
初代の佐野啓四郎氏は焼き鳥の屋台を引いていたが、他店との差別化を考え、当時は食べる習慣のなかった牛タンの調理法を、2年の歳月をかけて確立。
市内では味太助をはじめ数多くの店が味を競っているが、アクセス面ではJR仙台駅3階の「牛たん通り」が便利。
定評のある名店が計6店舗そろっているので、店を選ぶ楽しみもある。
牛たん通り|食
住所:仙台市青葉区中央1-1-1 JR仙台駅3階
URL:https://www.livit.jregroup.ne.jp/detail/435
魅力盛りだくさんな宮城を楽しもう
自然環境に恵まれ、伊達政宗によって築かれた仙台の街がある宮城。
アクセスしやすいので、その時々でテーマを決めて宮城を楽しんでもらいたい。
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