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【2024年5月最新版】車のサブスクおすすめ11社を比較

〈PR〉本記事はプロモーションを含みます。

 
「思い立って近場へ小旅行!」と盛り上がっていたのに、レンタカーが見つからなくてガッカリ……そんな経験が、誰でも一度はあるかもしれない。新生活を前に、車の購入を検討している方もいらっしゃることだろう。そこで視野に入れたいのは、今話題の車のサブスクだ。

 
「公共交通機関を利用したくない」など、コロナ禍において需要が増え、認知度が急速に上がった。しかし、便利なサービスでありながら、まだまだ利用に踏み切れない人も多いのだとか。

 
この記事では

 
・車のサブスクとは?
・おすすめ11社のサービスをチェック
・メリットとデメリット
・保険はどうすればいい?

 
などを紹介する。

 
ご自身のライフスタイルに合ったサブスク選びの参考にしてほしい。

 

「サブスク」って何?

近頃よく耳にするサブスクは、サブスクリプションの略で、語源としては雑誌の定期購読、予約購読などの意味からきているそう。総じて月額課金制で利用できるサービスのことをいう。

 
モノや場所に対して利用料金を支払って借りるのがレンタル、一定期間一定額を月額料金として支払い、サービスや商品を利用できるのがサブスクだ。

 
「モノの所有」から、「所有せず必要な時だけ利用」、という消費者ニーズの変化とともに、さまざまなジャンルで幅広いサービスが展開されるようになった。代表的なのは、音楽や動画の配信だ。エンタメ業界が主流だったが、近頃では家電、花、コーヒー、そして別荘やホテルなど旅にまつわるサービスのサブスクも浸透してきた。

 
そんななか、車のサブスクは私たちの生活において身近なサービスだ。新車を購入しても納車が数ヵ月や1年先という事象も発生している昨今、利用者も急上昇中。月額定額制で新車に乗れ、まとまった出費も必要なく、手軽に車を利用できる方法として魅力的な選択肢の一つだ。

 
とは言っても、モノがモノだけに、どのようなサービスなのかをしっかり理解する必要がありそう。参入業者も増えてきて、何を基準に選べばいいのか……初心者には少々ハードルが高いことも否めない。 自分に合った車サブスクを賢く選ぶために、まずはおすすめ11社のサービスを見てみよう。

 

車のサブスクおすすめ11社

おすすめ11社のサービスを比較してみた。気になる月額料金の目安、契約期間、契約満了時の扱いなどをチェック。サブスクは検討から申し込み、契約まで、Webで完結できるのも魅力の一つ。ぜひ参考にしてみてほしい。

 

定額カルモくん 〜マッハ納車ありで最短1年契約も可能!

 

▲出典:定額カルモくんURL

 
新車リースは国内メーカーの全車種が対象で、基本的に全国どこでも自宅に納車してくれる「定額カルモくん」。契約年数が1年から11年まで自由に選択できるのが大きな特長で、リースならではの超短期契約も可能だ。

 
支払いは頭金やボーナス月加算等がなく、毎月定額。さらに、7年以上の契約と月々500円の「もらえるオプション」に加入することで、契約満了後に車をもらうこともできる。「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」と、ニーズに応じたメンテナンスプランも充実しており、月々の決まった予算で安心して車に乗りたい人におすすめだ。

 
また、新車だけでなく最新の中古車も多数取り揃えており、すべて車検整備後に安心してリースすることができる。車種によっては、なんと最短3週間で納車される「マッハ納車」サービスもあり、急に車が必要になったときにも頼れる存在だ。まずは気軽に審査申し込みをしてみよう。

 

「定額カルモくん」データ
月額料金(一例) ホンダ N-BOX 19,860円(税込)~
11年契約の場合の最安値(ボーナス払いなし)
トヨタ プリウス 42,520円(税込)~
11年契約の場合の最安値(ボーナス払いなし)
基本のリース料金に含まれるもの 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、自宅納車
リース契約期間 1~11年
走行距離上限 月1,500km
7年以上の契約の場合は制限なし
取り扱い車種 国内主要メーカー・全車種
契約満了時の扱い 返却、乗り換え
「もらえるオプション」をつけている場合はリースカーをもらえる

 

 

ニコノリ新車 ~なんと新車が月々5,500円から!

▲出典:ニコノリ新車URL

 
各種税金や登録諸費用に加えて、契約期間中の車検費用やオイル交換等の費用もコミコミの「ニコノリ新車」。頭金は0円だが、ボーナス払いを併用することで、月額料金はなんと5,500円から。

 
こちらも国内メーカー全車種に対応しているので、安心して自分が乗りたいと思う車を選ぶことができる。もし選択に迷ったら、専門スタッフにアドバイスをもらうことも可能だ。すべてオンライン完結で、基本的に全国どこにでも納車してくれる。メーカーやディーラーと提携することで、車種によっては最短2週間で納車されることも!

 
また、2024年4月1日から4月30日まで、「新生活応援キャンペーン」を開催中。オンライン販売の新車限定で、先着100名に20万円分のオプション割引が適用される。ぜひこの機会に気になる車を見積もってみては?

 

「ニコノリ新車」データ
月額料金 8,800円(税込)~ ホンダ N-BOX 
もらえるパック 9年契約の場合の最安値(ボーナス払い併用)
基本のリース料金に含まれるもの 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、車検費用、オイル等の消耗品交換、自宅納車
リース契約期間 標準パック:5年
もらえるパック:9年
走行距離上限 5年間60,000kmなど(契約による)
取り扱い車種 国内メーカー全車種
契約満了時の扱い 標準パック:返却、延長、買い取り、乗り換え
もらえるパック:契約満了後は車がもらえる

 

また、同社は最短1ヵ月から月額29,000円~(中古の軽自動車の場合)で利用できる超短期のサブスクサービス「ニコリース」も展開。新車の納車を待っている数カ月だけ車が必要……などという時にはこちらも便利だ。

 

SOMPOで乗ーる~輸入車からも選べる

 

▲出典:SOMPOで乗ーるURL

 
SOMPOホールディングスとDeNAがタッグを組み提供するサービス。契約期間は、3~9年。国内車、輸入車どれでも新車を選べ、なかでも輸入車のバリエーションが豊富なので、輸入車好きにおすすめ。EV車にも対応している。納車は各メーカーの自動車販売店で行われる。

 
税金、車検代、メンテナンス代は込みで、例えばハリアー9年契約なら月額あたり40,920円~(税込)。損保ジャパンの任意保険を月額にオンすることができるのもメリット。免許返納や失効したとき、5年契約の場合、2年経過後に中途解約できるオプションなど、ライフスタイルの変化にあわせ、融通可能なプランが用意されている。全国の提携ディーラーから最短10日で納品可能な「即納車」もラインナップしているので、急に車が必要になった際にも心強い。

 
残価保証オプションをつければ、乗り換え、返却時の精算は不要だ。また、月額利用している車を、乗らない時はオーナーとしてカーシェアリング「Anyca」に活用できるサービスは魅力的。

 

「SOMPOで乗ーる」データ
月額料金 37,290円(税込)~ フォルクスワーゲン ポロ
9年契約の場合の最安値
基本のリース料金に含まれるもの 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、任意保険
リース契約期間 3、5、7、9年
走行距離上限 月1,000km~3,000km
取り扱い車種 国産車、輸入車、全メーカー
契約満了時の扱い プランによりさまざま

 

 

KINTO~トヨタの新車を頭金0円で

 

▲出典:KINTOURL

 
安定のトヨタ系人気車種のラインナップが嬉しいKINTO。レクサスの一部車両も利用可能だ。利用者のニーズにあわせて「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」を選ぶことができ、気軽に始めたいなら初期費用フリープランがおすすめだ。

 
初期費用フリープランの場合、契約期間は3~7年。目安としてはコンパクトカーの3年契約で月額19,000円~、7年契約だと月額15,000円~、ボーナス併用払いも選択可能だ。使用契約満了時は、車を返却するか、新たな車に乗りかえることができる。

 
月額費用に含まれるものは、車両代・オプション代、登録諸費用、自動車税、任意保険料、車検(5年以上の契約時)、定期メンテナンス費用、故障修理など。トヨタ系だけにサポートは手厚い。契約期間中に解約する場合には、所定の中途解約金が必要。

 

「KINTO」データ
月額料金 16,610円(税込)~ トヨタ プリウス
7年契約の場合の最安値
基本のリース料金に含まれるもの 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、任意保険、車検費用(5、7年契約のみ)、法定点検・定期点検、ロードサービス、故障修理、代車、油脂類の交換および補充、所定の消耗品の交換
リース契約期間 初期費用フリープラン:3、5、7年
解約金フリープラン:3年のみ(再契約で最長7年)
走行距離上限 月1,500km
超過1kmあたりトヨタ車11円(税込)、レクサス車22円(税込)が追加
取り扱い車種 トヨタ、レクサス
契約満了時の扱い 初期費用フリープラン:乗り換え、返却
解約金フリープラン:再契約、乗り換え、返却

 

 

クルカ~ レクサスやクラウンなどの高級車も

 

▲出典:クルカURL

 
「人気の車種を業界最安値で」とうたうサブスクサービス。アルファードやシエンタ、ハリアーなど人気車種が勢ぞろい。ハリアーの場合、頭金や初期費用なし、自動車税込みで月々税込36,300円~の定額料金で乗ることができる。クレジットカード払いも可能だ。

 
契約期間は3年が基本。契約終了後、返却を前提にすることで超低価格を実現しているとか。それによって、3年ごとに新車へ乗り換えるという選択が可能に。ライフシフトに合わせて、3年ごとに乗り換えるのが賢い手だ。車検のわずらわしさから自由になれるというのも、忙しい人には高ポイント。

 
契約期間が12ヵ月を経過すると違約金なしで中途解約が可能になるプラン「KURUCA FREE」がスタートし、近年ますますサービスを柔軟に進化させている「クルカ」。ぜひチェックしてみてほしい。

 

「クルカ」データ
月額料金 36,300円(税込)~ トヨタ ハリアー
3年契約の場合の最安値
基本のリース料金に含まれるもの 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、自宅納車
リース契約期間 2、3年(自由解約型プランもあり)
走行距離上限 3年間で36,000km
超過1kmあたり20円(税抜)
取り扱い車種 国内メーカー(レクサス、EVもあり)
契約満了時の扱い 返却、乗り換え

 

 

リースナブル ~車検もついて新車が6,600円から


▲出典:リースナブルURL

 
独自の仕入れルートで、実店舗をもたずにオンライン契約に限定することで格安なリースが可能。月額料金は6,600円~(ボーナス併用払い)、国産の人気車種を揃える。契約期間は3、5、9年。自社在庫を持っているので、納車も早い。

 
また、カーリースには珍しく中途解約が可能で、その際の違約金も発生しないというのは嬉しいポイント。メーカー保証5年付き、全国のディーラーがアフターケアも行ってくれる。ドライブレコーダーを、オプションで取り付けることもできる。安心して、とにかく安くカーリースを利用したい人にはオススメだ。

 

「リースナブル」データ
月額料金 6,600円(税込)~ ホンダ N-BOX
5年契約の場合の最安値(ボーナス払い併用)
基本のリース料金に含まれるもの 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、車検基本料
リース契約期間 3、5、9年(中途解約可能)
走行距離上限 契約によって設定
取り扱い車種 国産全メーカー
契約満了時の扱い 乗り換え、買取、返却

 

 

MOTA新車~契約満了後は車がもらえる

▲出典:MOTA(モータ)URL

 
全車種が新車で、契約満了時に使っていた車をもらうことができる「MOTA」。そのため走行距離制限もなく、契約満了時の修理費用などの請求の心配がない。カスタムも可能。契約は5、7、11年から選ぶことができ、頭金やボーナス払い併用プランもあり。車検整備費用は含まれていないため、月額制のメンテナンスパックで対応可能だ。

 

「MOTA新車」データ
月額料金 6,710円(税込)~ スズキ アルト
11年契約の場合の最安値(ボーナス併用払い)
基本のリース料金に含まれるもの 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、自宅納車
リース契約期間 5年、7年、11年
走行距離上限 なし
取り扱い車種 国内メーカー(レクサス、EVもあり)
契約満了時の扱い 残価設定なしでリースカーをもらえる

 

 

ピタクル ~経験豊富なコンシェルジュが対応

 

▲出典:ピタクルURL

 
三菱オートリースが個人向けに運営する車のサブスク「ピタクル」。「くらしにピタッと寄り添うクルマ」に由来する名称通り、カーリースの経験豊富なコンシェルジュが問い合わせから納車までを全面サポート。自分に合った車や料金プランについて相談に乗ってもらえるので、サブスクは初めて、という方でも気軽に利用できる。

 
各種税金とJAFのロードサービスを含んだ月額定額料金で、国産車全メーカー、約150車種に対応。走行距離によって3つのプランがあり、利用用途にあわせて選ぶことができる。頭金やボーナス月加算の設定や、車検やメンテナンス諸費用の扱いについても、自身の都合にあわせて自由に設計が可能。迷ったときはコンシェルジュに相談を。

 
車選びから審査申し込み、納車まで、すべてWEBで完結。「クイック審査」のシステムを使えば、最短で当日に審査が通るかを事前に確認できる。引越し、転勤、結婚、免許返納の場合は、負担金なしで中途解約に応じてくれるので、ライフステージの変化を見越してサブスク利用に二の足を踏んでいる方も、安心して利用することができる。

 

「ピタクル」データ
月額料金 22,660円(税込)~ ホンダ N-BOX
シルバープラン7年契約の場合の最安値(ボーナス払い併用)
基本のリース料金に含まれるもの 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、車検基本料
リース契約期間 5、7、9年(条件によって中途解約可能)
走行距離上限 契約によって設定
取り扱い車種 国産全メーカー
契約満了時の扱い 乗り換え、買取、返却

 

 

NORIDOKI〜ダイナースクラブカードでの支払いOK

​​

▲出典:NORIDOKI(​​URL

 
全国に500店舗以上を展開する自動車販売チェーン「ジョイカルジャパン」が運営するサービスなので、サポート体制はバッチリ。パンクやガラス破損に対する保障が、最大60万円と何かと安心だ。

 
契約期間は3年で、登録料、税金、車検、諸費用をすべてインクルーズ。例えばホンダ ヴェゼルなら33,000円(税込)の定額料金で、車両返却を条件に低価格を実現するという。超低価格で提供できる車種のみを取り扱うが、軽自動車からコンパクト、SUVなど車種に遜色はない。

 
年間走行距離に制限があり、走行を超過した場合は1kmあたり10円で清算。一般的な口座振替に加え、ダイナースクラブカードによる決済も可能なのが特徴。

 

「NORIDOKI」データ
月額料金 ホンダ ヴェゼル 33,000円(税込)~
3年契約の場合の最安値
基本のリース料金に含まれるもの 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険
リース契約期間 3年
走行距離上限 月1,000km(契約による)
超過1kmあたり10円(税抜)
取り扱い車種 国内メーカー
契約満了時の扱い 返却、乗り換え

 

 

ポチモ 〜出光と中古車大手が連携した中古車のサブスク

▲出典:ポチモURL

 
出光が日本最大級の中古車流通量を誇るオートサーバーと連携し、高品質な中古車のみをリースするサブスクサービス。マイメンテプランに加入しておけば、全国のapollostationや出光SSなどで定期点検や消耗品の交換などを無料で行うことができる。

 
リース料金は頭金ゼロ、月々定額のサブスクタイプ。2〜8年の契約期間満了後は車をもらうことができる。納車前に車検を実施するので、契約後2年間は車検不要。また、契約期間中は出光系のSSでのガソリンが1Lあたり7円引き(50L/月まで)となるなど、安心・お得に中古車に乗りたいという方におすすめだ。

 

「ポチモ」データ
月額料金 11,300円(税込)~ スズキ アルト
8年契約の場合の一例
基本のリース料金に含まれるもの 車両代金、各種税金、登録諸費用、自賠責保険、自宅納車
リース契約期間 2、4、6、8年
走行距離上限 なし
取り扱い車種 国内メーカー
契約満了時の扱い 車がもらえる(返却も可)

 

 
中古車カーリースについて詳しくはこちらの記事へ。

 

中古車カーリース、おすすめ5社を徹底比較

 

 

コスモMyカーリース~ガソリン代の値引きが嬉しい

▲出典:コスモMyカーリースURL

 
コスモ石油が提供するサービス。支払いプラン、走行距離設定など自由設計が可能で、ライフスタイルやニーズにあわせてさまざまなプランが用意されている。

 
初心者は通常のリースプランで5~7年契約がおすすめだが、車種限定で3年、車がもらえる9年、介護・福祉車両プランまでラインナップする。車種は新車、中古車どちらも選択可能。また、プランごとにガソリン代の値引きがあるのは、このご時世でポイントが高い。

 
メンテナンスサービスは充実しているが、車検などを自身で行い、自動車税のみを含むリーズナブルなプランだと、軽自動車やコンパクトカーなら2万円台~。運転免許教習と車のサブスクが一つになった「めんくるパック」は、これから免許を取る学生や急に地方に転勤になった人にもおすすめだ。

 
中途解約は原則不可で、解約時に所定金額の支払いが発生する。

 

「コスモMyカーリース」データ
月額料金 22,000円(税込)~ スズキ ワゴンR
84カ月契約の場合の最安値
すべてのプランでリース料金に含まれるもの 車両代金、登録諸費用、各種税金、自賠責保険、納車場所指定
リース契約期間 3~9年
走行距離上限 月500km~1,500km
取り扱い車種 国内全メーカー・全車種
契約満了時の扱い プランによりさまざま

 

 

知っておこう、サブスクのメリットとデメリット

 
ここまでおすすめ11社の特徴などを見てきた。ご自身のライフスタイルにあったサブスクのサービスはあっただろうか。検討のポイントとして、再度メリット、デメリットについてまとめてみた。

 

メリット

・初期費用を安くおさえられる
・税金、保険料が月額料金に含まれる
・維持費もオンできる
・手軽に新車に乗れる
・手間いらず
・必要な期間だけ乗ることができる
・故障、メンテナンスも指定業者経由で楽に解決
・人気の車種、新車に乗り続けることができる

 

デメリット

・利用期間に制限があることが多い
・主に走行距離制限がある
・カスタマイズできないことが多い
・契約期間中の内容変更、解約が難しい
・返却時に精算費用が発生することも

 
メリット、デメリットについては、各社ごとに違いがあるので、一概には言えない。個別にチェックしてみることをおすすめしたい。

 

車のサブスクの仕組み

そもそも車のサブスクがどのようなサービスなのか、ここでおさらいしておこう。

 

サブスクの仕組み

サブスクと似ているものとしては、カーリース、カーシェアなどがある。まずは、それぞれについて、どのような違いがあるかを見てみよう。

 

サブスク

ある一定の商品を、一定期間一定額で利用できるようなサービスのこと。新車なども月額課金で気軽に乗ることが可能だ。契約は自動更新される場合が多い。

 

カーリース

リース会社が購入した車を、利用したい期間だけリース契約し、使用者が月額で使用料を払う。料金の中に、税金、車検などの諸費用は含まれていることがほとんどだが、解約時には残金を支払う必要がある。サブスクとほぼ同義。

 

カーシェア

レンタカーに似たサービスだが、必要な時に必要な時間だけ車を借りることができる。サービス会社の会員になる必要があり(要普通免許)、使用にあたっては予約が必要。会員カードやスマホで車のドアを開閉(解錠)する。多彩な車種があり、全国で利用できる場合が多い。15分程度のチョイ乗りから、長期利用まで選択肢も大。保険、ガソリン代などは利用料金に含まれる。

 

サービス比較のポイント

それでは、月額料金、リース期間、契約満了時の扱い、残価精算の有無など、利用にあたって確認するポイントを見てみよう。

 

月額料金

車両本体価格から返却時の想定価格(下取り価格)である「残価」を引いた額を契約月数で割って算出した分に、税金、事務手数料などを加えたものが月額使用料。車検費用やメンテナンス代もまとめて月額定額化できる。車種やグレードによって、月額料金は大きく異なる。

 
とにかく月額料金を抑えたい!という方は、こちらの記事へ。
 

【2023
最新版】安いカーリースおすすめ5選|月額を抑えるコツも紹介

 

リース期間

契約会社によって異なる。1、3、5、7年単位というのが多い。契約期間中の解約、内容変更はNGの場合が多く、注意が必要。中途解約は前金を請求されることも。ライフステージにあわせて車を短期で乗り換えたい人や、転勤の可能性がある人などは、3年以内の短い期間での契約に対応しているリース会社を探したい。

 
短期契約を提供しているおすすめリース会社は、こちらを参照。
 

短期契約におすすめカーリース5選【2024最新版】

 

契約満了時の扱い

車の車種、選ぶプランによって異なるが、契約時に走行距離制限が設定されることが多く、満了時にその制限を超えた場合は、超過分の費用が発生。車は返却するのが基本だが、そのまま車がもらえるオプション契約などもある。

 

残価精算の有無

車の処分は契約会社が行うが、オープンエンド契約にした場合、残価精算の必要があり契約満了時にまとまった金額を請求される場合がある。オープンエンド方式とは、車両の価格に返却時の市場価格が加味される契約のこと。もし、その車の価値が上がっていたら、その差額を支払う必要が生じる。

 

サブスクを契約する前に知っておきたいこと

「審査」では何をチェックしている?

 
車のサブスクを契約する場合、まずは審査を申し込み、通過する必要がある。現在はオンラインで完結することがほとんどだが、何をチェックしているのか気になるところ。「審査」で確認しているのが、基本的には以下のような情報だ。
 
・年齢
・年収
・職業
・住居(賃貸/持ち家など)
・債務履歴
・信用情報機関からの情報

 
基本的にはオートローンを組むときに実施される審査内容と同じようなものだが、オートローンの審査が通らなかった人でも車のサブスクの審査には通ったケースもあるという。これは金融機関などと違って、サブスクを提供している各社が独自の基準で審査をしているため。会社によって、審査の通りやすさにも多少の違いがあるようだ。

 
車種や契約期間などのプランによっても、審査基準は変わってくる。各社とも問い合わせ窓口を用意しているので、不安や疑問は遠慮なく問い合わせてみよう。

 
▼詳しくはこちら

カーリースの審査を通るには?内容や仕組み、落ちたときの対処法

 

事故や故障など万が一のときの対応は?

 
事故や故障などの場合、所有車もリース中の車でも基本的な対応は変わらない。安全確保、けが人の救護を最優先して行い、消防や警察への連絡を行う。そして、保険会社(任意保険)への連絡を行う。

 
忘れてはいけないのは、サービス提供会社への連絡。契約内容に報告義務が盛り込まれていることもあるので、注意が必要だ。自損事故や自然災害などで、車に修理が必要な場合は、契約者が修理費用を負担しなければならないことが多い。

 
また、車が全損してしまった場合は、サブスク契約は解約となり、違約金が発生することも。万が一に備えて、任意保険の車両保険に加入しておくと安心だ。また、利用するサブスク会社のサポート体制も確認しておこう。

 

車のサブスク、保険はどうすべき?

車のサブスクの月額料金の中には、自賠責保険が含まれていることがほとんどだ。任意保険は自身で加入することが多いが、サービス提供会社の中には、任意保険を月額料金にオンするオプションプランを用意している場合もある。

 
車のサブスクは原則として中途解約ができない。車が事故などで走行不能になり強制解約となった場合でも、中途解約とみなされ違約金が発生するケースもある。こうした違約金は通常自己負担だが、サブスクに適した任意保険ならカバーできることもあるので、要チェックだ。またサブスク会社によって独自の特約プランがあることも。条件など詳細に確認したい。

 
▼詳しくはこちら

カーリースの保険はどうすべき?自動車保険の種類と選び方

 

サブスク利用でスマートなカーライフを

旅行の制限がなくなり、交通系サービス争奪戦のハードルは上がる一方。ストレスのない旅の選択肢の一つとして、車のサブスクはありかもしれない。今なら新車を購入するよりも、納期も断然早いはずだ。賢く利用してスマートなカーライフを手に入れよう。

 
 

よくあるご質問

車のサブスクとは?

月額料金で、マイカーのように新車を使用できるサービス。初期支出が抑えられるうえ、ライフステージにあわせて車種を乗り換えできるのも魅力だ。基本の契約期間は3年〜7年が主流。カーリースと同義。

月額料金に含まれる費用は?

税金(自動車税、重量税、環境性能割)、自賠責保険料(加入義務あり)は、ほとんどのプランに含まれているが、任意保険は含まれていない場合が多いので注意しよう。

契約満了時にどうなる?

車は返却するのが基本だが、そのまま車がもらえるオプション契約などもある。契約時に走行距離制限が設定されることが多く、満了時にその制限を超えた場合は、超過分の費用が発生する。

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