旅の+one

【東海】グランピングおすすめ7選|全て名古屋から3時間圏内

テントも調理道具もなしに気軽にアウトドアアクティビティが楽しめるグランピング。不特定多数の人と室内で過ごすことがためらわれる昨今、その人気は高まる一方だ。

 
この記事では、東海地方でも増えつつあるグランピングスポット(サイト)のなかから、

 
・名古屋から3時間以内のおすすめ施設
・グランピングの概要・予算・持ち物
・施設や宿泊スタイルの選び方

 
などを解説する。好みのグランピングサイトを見つけて手軽に「非日常体験」を楽しみたい。

 
※掲載施設の情報は変更されていることがあります。お訪ねの際はあらかじめご確認ください。

 

東海エリアの最新グランピング施設7選

それでは、名古屋からアクセス至便な、東海エリアのおすすめ最新グランピング施設を、近い順に紹介していこう。

 

1日5組限定・家族経営のサイトでリラックス|CAMP LOVE(愛知県/名古屋から約40分)

▲出典:CAMP LOVEURL

 
せっかくの「非日常体験」もサイトが混み合っていては台無し。その点、このサイトは1日5組限定とプライバシーの確保に重点が置かれている。名古屋から車で1時間以内というアクセスのよさも魅力だ。

 

▲出典:CAMP LOVEURL

 
テントはベル型、またはティピー型。コットンタープの張られたデッキが付いたタイプも。調理器や食器、基本の調味料はサイト側が用意。利用者は食材だけを持ち込むスタイル。

 
利用料金は、土日祝日2名で22,000円~(大人1名追加につき3,500円、小学生以下、3歳以上は1,650円)。薪割りや火起し、飯ごう炊飯、バードコール作り、アーシング、ヨガなど、キャンプ体験やワークショップもできる。

 

▲出典:CAMP LOVEURL

 

CAMP LOVE
住所:愛知県常滑市菅場19-2
URL:https://www.camp-love.com

 

ユニークなガラス張りキャビンも|ウッドデザインパーク岡崎(愛知県/名古屋から約1時間)

▲出典:ウッドデザインパーク岡崎URL

 
岡崎市の里山に開かれた自然豊かなサイト。ゆったりサイズの屋根付きテントの中は、床に敷かれたラグがエスニックなテイストを加えている。

 

▲出典:ウッドデザインパーク岡崎URL

 
ガラスでできた「グラスキャビン」(ロフト付き、1棟のみ)はテントとはまた別の雰囲気。猫足付き付きのバスタブが世界観をつくってくれる。プランには食材も付いているので買い出しの必要もない(ドリンクは別料金。自分たちで好きなものを食べたいという人は、持ち込みも可能)。

 
「グランピング夕食朝食付き」「グラスキャビン夕食朝食付き」(定員5名)ともに52,000円~。ペットの同伴可能(2匹まで)。

 

▲出典:ウッドデザインパーク岡崎URL

 

ウッドデザインパーク岡崎
住所:愛知県岡崎市鍛埜町日面8-4
URL:https://wood-designpark.jp/okazaki/glamping/

 

清流と渓谷を独占できるゴージャスな立地|リバーサイドグランピング ナッツ(滋賀県/名古屋から約1時間)

▲出典:リバーサイドグランピング ナッツURL

 
滋賀・東近江を流れる神崎川のほとりに開かれたサイト。川の水は清らかで渓谷の木々も美しい。

 
テントは三つの異なるサイズがあり、定員は2~6名。テントの脇にはウッドデッキ(屋根付きなので、雨でも使用可能)があり、川のせせらぎを聞きながらの贅沢なバーベキューを満喫することができる。近くに温泉があり、就寝前に立ち寄ることも可能。

 

▲出典:リバーサイドグランピング ナッツURL

 
料金は、施設利用料が大人1,000円、子ども500円。テント代1棟10,000~45,000円。

 
食事代は、バーベキュー・スープ・飲み放題・朝食が付いたセットがあり、外国産牛を使ったものは大人5,400円、近江牛の場合は同7,400円。「日帰りグランピング」「日帰りバーベキュー」などのプランもある。

 

▲出典:リバーサイドグランピング ナッツURL

 

リバーサイドグランピング ナッツ
住所:滋賀県東近江市杠葉尾(ゆずりお)町88
URL:https://nuts-camp.com/

 

宿泊も豪華な食事もカヌーもオールインクルーシブ|グランエレメント(滋賀県/名古屋から1時間半弱)

▲日本初上陸のレインドロップ型テント/出典:グランエレメントURL

 
伊吹山を望む丘陵地の池のほとりに開かれたサイト。全15棟の客室は、それぞれ十分な距離を空けて配され、プライバシーが確保されている。

 
2階建てヴィラ、ウッドキャビンのほか、ロータス、レインドロップ、ドームと3タイプのテントが揃う。すべてのタイプがウッドデッキ付き。

 

▲別荘感覚のウッドキャビン/出典:グランエレメントURL

 
食事は各部屋のデッキでコンシェルジュがサービスするプライベートダイニングスタイル。キャンプラバーに人気の鍋「ストウブ」を使った料理も楽しめる。

 

▲出典:グランエレメントURL

 
料金は、宿泊、食事、飲み物、カヌーやパターゴルフなどのアクティビティまで、すべて含まれるオールインクルーシブ設定。

 
料金の目安は、ヴィラ(定員6名)1室2名利用で51,425円、レインドロップ型テント(定員4名)1室2名利用で46,585円、ドーム型テント(定員4名)1室2名利用で36,905円。いずれもレギュラーシーズンの料金。

 

グランエレメント
住所:滋賀県米原市池下60-1
URL:https://www.glamp-element.jp/

 

快適・安心の古民家グランピングと飛騨牛ディナー|和み舎せせらぎ(岐阜県/名古屋から約1時間半)

▲出典:和み舎せせらぎURL

 
「日本三大清流」の一つで名川の誉れも高い長良川のほとりという絶好のロケーションに広がるサイト。

 
宿泊は落ち着きの感じられる古民家風ログハウスで。各棟に雨天でも利用可能なデッキが完備されている。

 

▲出典:和み舎せせらぎURL

 
5棟(1Kと2Kの2タイプ)の定員はいずれも8名。基本料金(4名まで、食事なし)は休前日で42,000円。ペットとの宿泊も可能だ。

 
調理器具、食器類に加え、ミネラルウォーターサーバーや生ビールサーバー(樽は別料金、屋外設置のため、冬季は利用不可)も備わっている。

 

▲出典:和み舎せせらぎURL

 
食事はレストランで地元特産の天然鮎を使ったコースを楽しむのもいいが、せっかくなのでロッジへのケータリングを利用したい。おすすめは、「A4等級の飛騨牛すき焼き」(1人前4,400円)。

 

和み舎せせらぎ
住所:岐阜県郡上市白鳥町大島中井694-2
URL:https://www.nagomi-ya.jp/seseragi/

 

清涼な空気を胸いっぱいに|ネイチャーチラックスひだ高山(岐阜県/名古屋から2時間強)

▲出典:なっぷURL

 
標高760mの山間に広がるアウトドアサイト。夏場も涼しく、空気が綺麗なことが最大の魅力。

 
高山市街から車で約20分、白川郷へは約40分と飛騨地方の観光名所へのアクセスがよいこともポイントが高い。

 

▲出典:なっぷURL

 
テントの脇には屋根付き・虫よけネット付きのバーベキューコーナーを併設(食材は各自持ち込み)。

 
グランピングサイトの料金は17,600円~(1サイト1泊・定員4名)。その他、大人1泊につき2,000円の入場料が必要。11月末ごろから冬季の休場に入るので注意。

 

▲出典:なっぷURL

 

ネイチャーチラックスひだ高山
住所:岐阜県高山市清見町牧ケ洞244-1
URL:https://www.nap-camp.com/gifu/14337

 

アメリカ滞在気分で水上コテージを堪能|伊勢志摩エバーグレイズ(三重県/名古屋から約2時間15分)

▲出典:伊勢志摩エバーグレイズURL

 
コンセプトは「上質なアウトドア空間」。穏やかな水面が広がる伊雑ノ浦(いぞうのうら)のウォーターフロントに開けたサイト全体が、アメリカの上質なリゾートをお手本にデザインされている。

 

▲出典:伊勢志摩エバーグレイズURL

 
宿泊施設は、天蓋付きダブルサイズべッド、2人用アウトドアバス、2人用ハンモックを備えカップルユースに好適の「カリブ」、“水上のガゼボ”といった趣の「サファリテント」、遊牧民の移動式テントをモチーフに建てられた「ジェリーフィッシュ」の3タイプ。いずれも定員は2~4名。すべてのサイトにカヌーが用意されている。

 
料金の一例として、「カリブ」を利用した場合は1棟1泊46,100円~。

 

▲出典:伊勢志摩エバーグレイズURL

 
食事は、本場アメリカン・スタイルのバーベキューを体験したい。「ワンポンドジャパニーズサーロインステーキセット」は、国産サーロイン450gに、ソーセージ、シーフード、野菜、フルーツ、アメリカ流バーベキューの定番であるマシュマロが付いて、8,640円(2人前)。

 

伊勢志摩エバーグレイズ
住所:三重県志摩市磯部町穴川1365-10
URL:https://www.everglades.jp/iseshima/

 

ところで「グランピング」って何?

 
グランピングは「グラマラス(魅惑の、ワクワクさせる)」+「キャンピング」から生まれた言葉。

 
日本では2015年頃から認知が広まり、瞬く間に少人数グループや家族連れに人気のアクティビティになった。端的に言うなら「手ぶらでいけるキャンプ」だ。

 
従来のキャンプは、専用グッズやウェア、食材、燃料の調達に手間がかかった。それらをすべて取り払ったというわけだ。

 
テントも寝袋もバーベキューセットも、施設側が用意してくれる。ケータリングやレストランを利用できる施設なら、食材すら不要。大抵は風呂やトイレも完備している。アウトドア初心者も気軽に利用することができるのがグランピングの魅力なのだ。

 

いくらかかる?グランピングの予算

グランピングの費用は、泊まる人数分の1泊2食の料金を施設側に支払うスタイルがほとんど。

 
食事も込みで快適な宿泊環境が整えられている施設なら、1泊2食付きで1人15,000円~20,000円が目安。一般的なホテルの料金体系よりも若干高めと考えておくといいだろう。

 
▼もっと詳しく知りたい方はこちら

グランピングにかかる費用は?おおまかな相場とおすすめ施設

 

テントにコテージ、どう選ぶ?失敗しないグランピングチョイス

 
グランピングの魅力は多様な宿泊スタイル。テント、パオ(遊牧民の伝統的なドーム状テント)、トレーラーハウス、コテージ、ツリーハウスなどさまざまな選択肢がある。

 
なかにはホテルで宿泊し、エクスカーションとしてバーベキューや焚き火を楽しむという施設もある。グランピングサイトを選ぶ際、自分の求める宿泊スタイルかどうかが大きなポイントだ。

 
また「グランピング」とひとくちに言っても、設備やグレードは多種多様。湯船がない、シャワーもないという、キャンプ場の家具付きコテージのようなサイトもあるので、設備は事前にしっかり確認したい。

 
他にも、食事のスタイル、アクティビティーの有無、電源やWi-Fiの有無などもサイトごとに大きく異なる。チェックイン・チェックアウト時間の確認も忘れずに。

 
▼もっと詳しく知りたい方はこちら

【初心者もこれで安心】グランピングとは?サイト選びのポイントも解説

 

必要な持ち物は?施設側にある物もチェック

 
テントや機材などの装備はほぼ不要なグランピングだが、自分の身の回りのものや調理に関わるものは持参しなければならない。

 
以下の持ち物チェックリストを活用して、忘れずに準備しておこう。

 
【必須】
・着替え、ルームウェア
・スマホの充電器
・ビニール袋
・雨具
・日焼け止め、帽子、サングラス
・救急グッズ、虫よけ、虫刺され薬
・懐中電灯やランタン、電池

 
【場合により必須】
・食料
・飲料
・化粧品
・保温マグカップ、カイロ、防寒着
・水着、水陸両用シューズ

 
【あると便利】
・ナイフ
・ミニトレイ
・フットウォーマー

 
【盛り上がる】
・アウトドア用スピーカー
・コーヒー豆とドリッパーなどこだわりの嗜好品
・マシュマロなどお楽しみ食材

 
▼あわせて読みたい

グランピングに必要な持ち物|持ち込みおすすめグッズもリストアップ

 

グランピングで東海地方の豊かな自然を再発見!

 
海・山・川……。自然の持つさまざまな表情がすべて揃っている東海地方は、グランピングにうってつけ。

 
四季折々の楽しみ方があるグランピングは、これからますます盛り上がるだろう。施設やサービスを比較検討して、あなたの思いを叶えるサイトを見つけ、このアクティビティを体験してほしい。

 
 

関連記事

EDITORS RECOMMEND~編集部のおすすめ~

キーワードで記事を探す