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メンズ高級腕時計の定番ブランド8選|旅先でのステータスを上げる逸品

ロレックス、カルティエ、オメガ……、誰もが一目置く一流ブランドの腕時計を身につけていると、旅先の高級ホテルや星付きレストラン、そして大切な商談シーンでも堂々とふるまえるもの。高級腕時計はビジネスパーソンのステータスを上げる有効な小道具なのだ。

 
そうは言っても世界中に数多ある高級ブランドのなかから、どれを選べば間違いがないのだろう?そこでこの記事では、

 
・高級腕時計が誕生した背景と、機械式時計の仕組み
・編集部がおすすめするメンズ高級腕時計の定番ブランド8選
・各ブランドの歴史や代表モデル

 
を紹介する。人生初の1本をどのブランドにしようか迷っている方はもちろん、2本目を探している方も、ぜひ参考にしていただきたい。

 

高級腕時計オーナーとして知っておきたいこと

手のひらに収まる小さな宇宙、腕時計。ましてや一流ブランドの高級腕時計を身につけるなら、腕時計が発明された歴史的な経緯や、その構造についても少しは知っておきたい。それが高級腕時計オーナーとしてのスマートな姿だ。

 

腕時計が生まれたのは19世紀ヨーロッパ

その前身はヨーロッパの王侯貴族がポケットに入れて使っていた懐中時計だといわれている。コンパクトのような形状の懐中時計は1700年代から使われるようになったと考えられており、19世紀に入ると高貴な女性向けにブレスレットタイプのものも生まれたという。

 
やがて、「時間を確認する度にポケットからいちいち取り出し、蓋を開けなければならない」という不便さを改善するために考案されたのが、腕時計だ。

 
19世紀後半、ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世が、ジラール・ペルゴ社にドイツ海軍将校用の腕時計2,000個を発注したという記録があり、これが懐中時計を腕に巻くための革ベルトがついた、初めての量産腕時計だといわれている。
 

▲出典:ジラール・ペルゴURL

 

カルティエの腕時計は空飛ぶ冒険家のために発明された

1904年、ベルエポックのパリで誕生したカルティエの「サントス」は、3代目のルイ・カルティエが、友人のブラジル人飛行家であるアルベルト・サントス=デュモンのために考案した、初の実用的腕時計だ。

 
「空の上で、懐から取り出すことなく時間を確認できる時計がほしい」という彼の要望を受けて誕生した腕時計「サントス」は、少しずつ形を変え、「サントス ドゥ カルティエ」として現在も世界中で愛されている。飛行機好きは見逃せないエピソードだ。

 
1912年には、米陸軍の標準支給品のなかに軍用時計が仲間入り。その翌年、セイコーが日本初の腕時計「ローレル」を発売した。

 

参考:セイコーミュージアムURL

 

▲出典:カルティエURL Laziz Hamani © Cartier

 

機械式時計の仕組みと、手巻き・自動巻き・クオーツの違い

巻き上がったゼンマイがほどける際に生じる回転エネルギーによって歯車を回転させ、歯車の軸状にある針を動かすのが、機械式時計の基本原理。そしてこの機械式ムーブメントは、手巻きと自動巻きの二つに分けられる。
 

 
リューズを手で回すことでゼンマイを巻き上げるのが「手巻き」、腕時計をつけた腕の動きによって回転するローターの力でゼンマイを自動的に巻き上げるのが「自動巻き」だ。自動巻きは構造が複雑でパーツが多いため、手巻きよりも厚みと重量が増す。

 
そしてもう一つ、ムーブメントの主流となっているのがクオーツ。クオーツ、つまり水晶に電圧をかけた際に生じる一定振動数を利用して針を動かす仕組みだ。

 
一定期間ごとに電池交換が必要となるが、誤差が生じる度合いは機械式よりも低く、価格も抑えられるのがメリットだ。

 

編集部おすすめ、持っておきたいメンズ高級腕時計の定番ブランド8選

ここからは、編集部がおすすめする定番ブランドを見ていこう。ご存じのブランドばかりかもしれないが、各ブランドの歴史背景やエピソードを知ることで、新たなお気に入りが見つかるかもしれない。

 

1.ロレックス(ROLEX)

▲出典:ロレックスURL

 

創業年:1905年
創業者:ハンス・ウイルスドルフ
創業地:イギリス/ロンドン(現在はスイス)

 
実用腕時計の金字塔、ロレックス。その歴史は1905年、ハンス・ウイルスドルフが24歳で時計販売の専門会社を設立したことに始まる。

 
1926年、世界初の防水・防塵腕時計である「オイスター」を発表。完全密閉のケースを備え、ムーブメントを“牡蠣のように堅牢に”保護するこのモデルは、現在に至るまでロレックスの代名詞となっている。

 
1931年に自動巻きメカニズムを持つ「パーペチュアル」、1945年には午前0時に日付が切り替わる「デイトジャスト」を開発。これらの機構が、現在のあらゆる自動巻き腕時計の原点となった。

 

「オイスター パーペチュアル 41」

 

▲出典:ロレックスURL

 
1926年以来、ロレックスの名声の礎となった初代オイスターの直系。

 

素材:オイスタースチール
直径:41mm
ムーブメント:自動巻き
税込参考価格:621,500円

 

「デイトジャスト 41」

▲出典:ロレックスURL

 
フルーテッドベゼルを搭載したオイスターケースのエレガントな輪郭が特徴。

 

素材:イエローロレゾール – オイスタースチール&18 ct イエローゴールド
直径:41mm
ムーブメント:自動巻き
税込参考価格:1,398,100円

 

2.オメガ(OMEGA)

▲出典:オメガURL

 

創業年:1848年
創業者:ルイ・ブラン
創業地:スイス/ラ・ショー・ド・フォン

 
1848年、時計師のルイ・ブランが開いた時計工房がブランドの出発点。宇宙との関係が深く、NASAの有人宇宙ミッションのすべてに使用されてきた唯一の装備として、無比の地位を築いている。

 
1969年のアポロ11号月面着陸時に携行された「スピードマスター プロフェッショナル」は “ムーンウォッチ” の愛称で親しまれている。また、1932年以来28回ものオリンピックでオフィシャルタイムキーパーを務めており、東京2020も担当することが決まっている。

 

「スピードマスター “ムーンウォッチ” プロフェッショナル クロノグラフ 42mm」

▲出典:オメガURL

 
6回の月面着陸プロジェクトすべてに携行された、オメガを代表するタイムピース。

 

素材:ステンレススティール
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き
税込推奨小売価格: 605,000円

 

「シーマスター ダイバー300M オメガ コーアクシャル マスター クロノメーター 42mm」

▲出典:オメガURL

 
1993年の発売以来、伝説的な支持を誇るコレクションが発売25周年を迎えた2018年にフルモデルチェンジ。

 

素材:ステンレススティール、ラバーストラップ
直径:42mm
ムーブメント:自動巻き
税込推奨小売価格:572,000円

 

3.IWC(アイ・ダブリュー・シー)

▲出典:IWCURL

 

創業年:1868年
創業者:フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ
創業地:スイス/シャフハウゼン

 
アメリカ・ボストン出身の時計師フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズが、スイスが誇る優れたクラフトマンシップと、アメリカの近代的なエンジニアリングの融合を目指して、インターナショナル・ウォッチ・カンパニー(IWC)をスイスに創立。その目的はアメリカ市場向けに高品質の懐中時計を製造することだった。

 
20世紀に入り腕時計専用ムーブメントを開発。1939年に大型腕時計「ポルトギーゼ」、1940年に「ビッグ・パイロット・ウォッチ 52 T.S.C.」が誕生した。この航空時計の伝統は現在も継承されている。

 

「ビッグ・パイロット・ウォッチ・ヘリテージ」

▲出典:IWCURL

 
歴史的に名高い「ビッグ・パイロット・ウォッチ 52 T.S.C.」に倣ったレトロな雰囲気のデザイン。

 

素材:チタニウム、カーフスキン
直径:46.2mm
ムーブメント:自動巻き
税込希望小売価格:1,611,500円

 

「ポルトギーゼ・オートマティック」

▲出典:IWCURL

 
1930年代に製作された初代ポルトギーゼのクラシカルなデザインを踏襲。

 

素材:18Kレッドゴールド&アリゲーター
直径:42.3mm
ムーブメント:自動巻き
税込希望小売価格:2,766,500円

 

4.ブライトリング(BREITLING)

▲出典:ブライトリングURL

 

創業年:1884年
創業者:レオン・ブライトリング
創業地:スイス/サンティミエ

 
時計師のレオン・ブライトリングが1884年に創業。産業界や軍隊、科学技術、あるいはスポーツ組織でも需要が伸びていたクロノグラフ(ストップウォッチ機能)に照準を合わせ、1889年にシンプルなモデルで特許を取得した。

 
1915年に世界初のプッシュボタン付き腕時計クロノグラフを、1952年には今もアイコン的な存在であり続ける「ナビタイマー」を発表する。航空用回転計算尺を搭載し、航行(ナビゲーション)とタイマーという二つの言葉からネーミングされたこの時計は、多くのパイロットやエアライン、航空機メーカーに選ばれている。

 

「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43」

▲出典:ブライトリングURL

 
1952年の誕生以来、パイロットおよび航空愛好家の間で最も愛されたモデル。

 

素材:ステンレススティール
直径:43mm
ムーブメント:自動巻き
税込希望小売価格:1,067,000円

 

5.タグ・ホイヤー(TAG HEUER)

▲出典:タグ・ホイヤーURL

 

創業年:1860年
創業者:エドワード・ホイヤー
創業地:スイス/サンティミエ

 
1860年にエドワード・ホイヤーが主にシルバー製の懐中時計工房として創業。1869年、鍵を使わないリューズによる巻き上げ機構で特許を取得する。

 
1887年、プッシュボタンを使用し瞬時にスタートおよびストップできるクロノグラフを完成させ、古くからスポーツ計時の発展に貢献した。オリンピックやF1、インディカーレースの公式計時を務め、F1ドライバーの愛用者も多い。

 

「カレラ キャリバー ホイヤー02 スポーツ クロノグラフ 」

▲出典:タグ・ホイヤーURL

 
1963年の誕生以来、プロのドライバーに愛され、ブランドの柱となってきた「カレラ」の最新モデル。

 

素材:ステンレススティール
直径:44mm
ムーブメント:自動巻き
税込希望小売価格:676,500円

 

6.パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE)

▲出典:パテック・フィリップURL

 

創業年:1839年
創業者:アントワーヌ・ノルベール・ド・パテック、フランソワ・チャペック、ジャン・アドリアン・フィリップ
創業地:スイス/ジュネーヴ

 
2人のポーランド人、アントワーヌ・ノルベール・ド・パテック、フランソワ・チャペックが1839年にジュネーヴに設立 。ジャン・アドリアン・フィリップが加わり、ブランドの礎を築いた。

 
1845年にはいち早く、リューズ巻き上げ・時刻合わせ式時計の技術特許を取得。創業当初から複雑機構への評価が高く、丹念な手作業によって完成する精緻な腕時計は、マニュファクチュール最高峰との呼び声が高い。

 

「カラトラバ 5196J」

▲出典:パテック・フィリップURL

 
ラウンド型腕時計の古典として、ブランドのスタイルを象徴する美しく気品あるモデル。

 

素材:イエローゴールド、アリゲーター
直径:37mm
ムーブメント:手巻き
税込希望小売価格:2,827,000円

 

7.オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)

▲出典:オーデマ ピゲURL

 

創業年:1875年
創業者:ジュール=ルイ・オーデマ、エドワール=オーギュスト・ピゲ
創業地:スイス/ル・ブラッシュ

 
1875年にジュール=ルイ・オーデマ、エドワール=オーギュスト・ピゲによって創業された時計工房。1889年に、ソヌリや永久カレンダーなどの超絶機構を搭載した「グランド コンプリカシオン」をパリ万博に出品。

 
以来、その技術力は「奇跡の手」と称され、パテック・フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンと並びスイス3大時計ブランドの一つとなる。1972年には「ロイヤル オーク」でコンテンポラリーウォッチのジャンルを開拓。

 

「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」

▲出典:オーデマ ピゲURL

 
八角形のベゼル(ケースの縁)、タペストリー模様の文字盤が特徴の現代的なモデル。

 

素材:イエローゴールド
直径:41mm
ムーブメント:自動巻き
税込希望小売価格:10,945,000円

 

8.ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)

▲出典:ヴァシュロン・コンスタンタンURL

 

創業年:1755年
創業者:ジャン=マルク・ヴァシュロン
創業地:スイス/ジュネーヴ

 
1755年の創業以来、経営を第三者に譲ることなく工房を継続してきた、世界最古の時計ブランド。文字盤に控えめに配される「マルタ十字」がトレードマーク。

 
そのディテールへのこだわり、クラフトマンシップの完璧さは、懐中時計やオルゴール時計の時代から培われ、「オーヴァーシーズ」のような現代的なスポーツウォッチコレクションへと受け継がれている。

 

「オーヴァーシーズ・オートマティック」

▲出典:ヴァシュロン・コンスタンタンURL

 
旅や探検を想起させる意匠が散りばめられたスポーティエレガンスを代表するモデルに、初のピンクゴールドが登場。

 

素材:18Kピンクゴールド
直径:41mm
ムーブメント:自動巻き
税込希望小売価格:5,720,000円

 

一生モノとなる高級腕時計を人生の相棒に

ホテルでのチェックイン時や、ショップやレストランでの会計時にサインをする際に、カウンターに置かれた手元は自分が思っている以上に人目に晒されている。

 
スマートフォンの普及で腕時計をしない人が増えているからこそ、高級腕時計をさりげなく使いこなし、人との差別化を図りたいものだ。今こそ、人生の相棒となるような高級腕時計を本気で探してみてはいかがだろう。

 
 

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