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【福岡県】観光スポットおすすめ35選!太宰府や糸島、北九州も満喫

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福岡は多くの施設や名所が集まるエリア。多すぎるがゆえに、いざ「観光」と聞いても逆にピンと来ない方もいるかもしれない。この記事では、

 
・福岡で観光すべきスポット
・福岡県内のエリアごとの特徴

 
を紹介していく。

 
これを読めば、自分の好みにあった福岡の観光スポットを見つけられるはず。

 
それぞれのスポットには興味にあわせたジャンルがわかるマークも付けているので、参考にしてほしい。

 

福岡の観光を楽しみたい!

 
九州最北に位置する福岡県。本州から九州、アジアから日本への玄関口になっている交通の要衝である。福岡空港と北九州空港の2港を擁し、特に福岡空港は博多駅から地下鉄で約5分と、アクセスのよさは国内屈指。県内には港や鉄道、道路が整備され、九州移動の拠点となっている。

 
県内には歴史と伝統のある寺社仏閣や史跡、国内有数の設備を備えるホールや、充実した展示品の美術館・博物館、西日本最大級のショッピングモールやアウトレット、世界遺産や国立公園もあるため、テーマを絞って観光するのがおすすめ。

 
食も豊かで、玄界灘・響灘・周防灘・有明海からの新鮮な海の幸、山や平野で採れる農産物、「あまおう」ブランドで知られるイチゴをはじめとした果樹栽培も盛んで、さらには福岡ならではのラーメン、うどん、水炊き、もつ鍋といった郷土料理も楽しめる一大グルメ大国である。

 
具体的にどんなスポットがあるのか、エリア別に見ていこう。

 

博多・中洲・天神エリア

福岡県の県庁所在地、福岡市。九州一の人口を抱え、大都市の魅力と大自然を併せもつ。「コンパクトシティ」と評され、車がなくとも地下鉄でほとんどのエリアを巡ることができる。

 
市内には博多区、中央区、東区、西区、南区、城南区、早良区の7区が存在。観光で巡るなら、玄関口ともいえる博多区と、天神などの繁華街を擁する中央区は必ず通ることになるだろう。

 

中洲屋台街

 
戦後混乱期の仮設店舗運営から始まったといわれる福岡の屋台。市内には現在もいくつか屋台が広がるエリアがあり、なかでも那珂川(なかがわ)と博多川の間の中洲(なかす)に広がる屋台街は有名。

 
観光客だけでなく、地元のお客さんも多い。おおむね18時ごろから屋台が出始めるが、天候や店主の体調によって前後する。予約はできないことが多い。

 
料理のジャンルは幅広く、地元グルメのもつ煮やラーメン、かしわめしのほか、おでん、天ぷら、餃子なども。ただし食品衛生法で刺身や生野菜といった火を通さない生ものの提供は禁止。

 

中洲屋台街|
住所:福岡市博多区
URL:https://yokanavi.com/yatai/

 

福岡城跡・舞鶴公園・大濠公園

 
江戸時代に黒田長政が7年かけて築いたお城で、「舞鶴城」とも呼ばれる国指定の史跡。現存する建物は少ないが、石垣や縄張り、多聞櫓などはほぼ当時のまま。時期によっては「福岡城サムライライディング」という乗馬体験も行われている。

 
本丸から三の丸一帯は「舞鶴公園」として、西側は「大濠(おおほり)公園」として、大勢の人に親しまれている。

 

福岡城跡|
住所:福岡市中央区城内
URL:https://fukuokajyo.com/

 

大濠公園|
住所:福岡市中央区大濠公園1・城内2
URL:https://www.ohorikouen.jp/

 

福岡市美術館

▲インカ・ショニバレCBE《ウィンド・スカルプチャー(SG)Ⅱ》2021年 撮影:山中慎太郎(Qsyum!) Copyright Yinka Shonibare CBE, 2021. Courtesy of James Cohan Gallery, New York 出典:福岡市美術館URL

 
近現代美術と古美術を、16,000点以上所蔵する福岡市美術館。建物は前川國男氏による設計で、2019年には大濠公園側に新しいエントランスを設けるなどの大規模な改修が終了した。

 
常設展ではシャガール、ダリ、ミロ、草間彌生らの作品を揃えるほか、九州出身の近代洋画家や、重要文化財を含む茶道具、仏教美術なども展示。

 

福岡市美術館|
住所:福岡市中央区大濠公園1-6
URL:https://www.fukuoka-art-museum.jp/

 

櫛田神社

 
全国的に知られる「博多祇園山笠」が奉納される櫛田(くしだ)神社。例年7月15日には山笠が櫛田入りを果たす。それ以外の時期でも境内には飾り山笠が展示されているので、その美しさを眺めに行くのもいい。

 
757年から博多の総鎮守としての長い歴史を誇り、博多っ子には「お櫛田さん」の名で親しまれている。

 
2月の節分には日本一大きな「おたふく面」が設置され、10月の「博多おくんち」では牛車にひかれる神輿行列、ブラスバンド、稚児行列などの豪華絢爛な行列が有名。

 

櫛田神社|
住所:福岡市博多区上川端町1-41
URL:https://www.hakatayamakasa.com/61866.html

 

福岡タワー

 
福岡市を象徴する電波塔。東京タワーなどと異なり、ハーフミラーを張り合わせた近代的な外観が特徴。

 
高さ234m。展望フロアは3フロアに分かれており、レストランやエンターテインメントフロアも。地上123mの最上階展望室からは福岡の町並みや博多湾などの風景を360°のパノラマで一望できる。

 
各種観光スポットとの相互割引や誕生日割引などもあるので事前に確認したい。

 

福岡タワー|
住所:福岡市早良区百道浜2-3-26
URL:https://www.fukuokatower.co.jp/

 

博多ポートタワー

 
博多港のシンボル、博多ポートタワー。東京タワー、2代目通天閣などの設計で知られる内藤多仲氏による設計で、いわゆる「タワー六兄弟」の末っ子となる。昭和39(1964)年に建てられ、2022年にリニューアル工事を終えて再オープンした。

 
強化透明ガラスになった地上70mの展望室は、「博多港ベイサイドミュージアム」とともに、なんと入場無料。大パノラマで福岡市の町並みや行き交う船を眺めることができる。

 

博多ポートタワー|
住所:福岡市博多区築港本町14-1
URL:https://www.city.fukuoka.lg.jp/kowan/somu/hakata-port/port_museum.html

 

キャナルシティ博多

 
約43,500㎡の敷地に、ショッピングモール、映画館、劇場、アミューズメント施設、2つのホテル、ショールーム、オフィスなどが軒を連ねる複合施設。

 
曲線的でカラフルな建物が並ぶ「街」の中央を運河(キャナル)が流れ、一定時間ごとに噴水ショーが行われ、水辺のステージではパフォーマーによるイベントや音楽ライブが日々開催されている。

 
コンセプトは「都市の劇場」。運河沿いの空間は5つのゾーンに分かれ、自然をモチーフとしたデザインから、現代的なデザインへと徐々に変化していく仕立てになっている。

 

キャナルシティ博多|
住所:福岡市博多区住吉1-2
URL:https://canalcity.co.jp/

 

BOSS E・ZO FUKUOKA

 
ビル屋上に設置されたレールコースターなどの絶景アトラクションや、チームラボによる体験型のミュージアムなどを備えた「BOSS E・ZO FUKUOKA(ボス イーゾ フクオカ)」。

 
2020年7月、福岡PayPayドームの隣にオープンした7階建ての一大エンタメビルだ。

 

BOSS E・ZO FUKUOKA|
住所:福岡市中央区地⾏浜2-2-6
URL:https://e-zofukuoka.com/

 

福岡市動植物園

 
「南公園」のなかに、100種ほどを飼育する「動物園」と、2,600種ほどを育てる「植物園」が並ぶ。珍しい動物や植物も育てられており、1日ゆったり過ごすことができる。

 
動物園と植物園は陸橋で結ばれており、行き来も可能。歴史も長いため、現在園内各所でリニューアルが進行中。2025~2030年ごろに完了予定。

 

福岡市動植物園|
住所:福岡市中央区南公園1-1
URL:https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/

 

東長寺

 
弘法大師(空海)が唐から戻って最初に創建した寺といわれる東長寺(東長密寺)。

 
高さ10.8mを誇る「福岡大仏」や、市指定建造物の「六角堂」、平成23(2011)年に完成した五重塔など見どころが多い。

 
六角堂は毎月28日と、博多旧市街ライトアップウォークなどのタイミングで開帳される。

 

東長寺|
住所:福岡市博多区御供所町2-4
URL:https://www.tochoji.net/

 

警固神社

 
天神の中央、繁華街のビル群に囲まれるように立つ警固(けご)神社。福岡城の築城にあたって、2度遷座し、現在の地へ移転したという。

 
鳥居は二代藩主黒田忠之が寛永16(1639)年に建立。糸島市から切り出した石材で造られている。樹齢300年を超える大きな楠に守られ、都会のオアシスともいえる神社の境内には、なんと無料の足湯も。

 
お参りの後は、観光で疲れた足をひととき癒やしたい。

 

警固神社|
住所:福岡市中央区天神2-2-20
URL:https://kegojinja.or.jp/

 

その他福岡市内

中央の繁華街エリア以外にも、福岡市の魅力はいろいろ。特に海辺の雰囲気を楽しみたいなら、少し足を伸ばしてみたい。

 

シーサイドももち海浜公園

 
福岡タワーの北に広がる人工のビーチ。市内からアクセスのよい水場として、シーズンには海水浴、ビーチサッカー、ビーチバレーなどを楽しむ人々で賑わう。

 
海に浮かぶショッピングモール「マリゾン」も便利。都市のリゾートらしく、夜になると福岡の夜景が海に映える。福岡有数のデートスポット。

 

シーサイドももち海浜公園|
住所:福岡市早良区百道浜2
URL:https://www.marizon-kankyo.jp/

 

海の中道海浜公園

▲出典:海の中道海浜公園URL

 
博多湾と玄界灘に囲まれた「海の中道(なかみち)」にある巨大な国営公園。東西約6km、面積約350haの横に長い敷地には、大芝生広場やさまざまなプール、動物園や花畑にドッグラン、巨大トランポリンなどが揃い、大人も子どももペットも楽しめる。

 
2022年に「光と風の広場」内に、泊まれる滞在型レクリエーション施設「INN THE PARK 福岡」も誕生(写真)。

 

海の中道海浜公園|
住所:福岡市東区大字西戸崎18-25
URL:https://uminaka-park.jp/

 

のこのしまアイランドパーク

(C)福岡県観光連盟

 
博多湾に浮かぶ能古島(のこのしま)へは、福岡市の姪浜(めいのはま)から市営渡船で約10分。島の北部に広がる「のこのしまアイランドパーク」は約15haに及ぶ自然公園。春夏秋冬、美しい花々が咲き誇り、なかでも菜の花とコスモスは有名。

 
1969年の開園当初は「ジェットコースターもない植物だけの公園」と失望するお客さんもいたというが、創業者・久保田耕作氏による「都会で働き疲れた人を癒やすための場所」「遊戯施設は置かず、できるだけ自然の姿で、限りなく人工的なものから遠いものに」という理想が形になっている。

 
花々の鮮やかさと博多湾の青さのコントラストはまさに絶景。園内には動物園やレストラン、バーベキューハウス、そして「思ひ出通り」と呼ばれるレトロな町並みも。コテージでのバカンス体験も可能。

 

のこのしまアイランドパーク|
住所:福岡市西区能古島
URL:http://nokonoshima.com/

 

太宰府エリア

福岡市中心部から車や電車で約30分の太宰府エリア。1300年前に「大宰府政庁」が置かれ、500年にわたって九州の政治の中心を担ってきた。

 
太宰府天満宮をはじめ、九州国立博物館といった福岡の人気観光スポットが集まり、年間約1,000万人の観光客が訪れる。市内には小さな遺跡も点在し、万葉の時代の息吹を感じられる。

 

太宰府天満宮

 
「学問・至誠・厄除けの神様」として菅原道真公を祀る太宰府天満宮。学に秀で、文化芸術にも優れた道真公にあやかりたいと、年間約1,000万人の参拝者が訪れる。

 
季節の催事のほか、アートの発信拠点として各種展示も行っている。訪れるなら名物「梅ヶ枝餅」はぜひ味わいたい。

 

太宰府天満宮|
住所:太宰府市宰府4-7-1
URL:https://www.dazaifutenmangu.or.jp/

 

九州国立博物館

 
日本に4館ある国立博物館の4館目として2005年に開館。通称「九博(きゅうはく)」。壁面にきらめく鏡面ガラス、蒲鉾型に湾曲した大屋根という特徴的な建築は、菊竹清訓建築設計事務所と久米設計の共同設計。

 
展示内容は歴史的なものが多く、4階の「文化交流展示室」では、旧石器時代から江戸時代までの日本の歴史と国際交流を、わかりやすく展示紹介している。古来アジア各国との結び付きが深い福岡ならではの展示といえる。

 
子ども向けの無料体験施設「あじっぱ」も人気。

 

九州国立博物館|
住所:太宰府市石坂4-7-2
URL:https://www.kyuhaku.jp/

 

宝満宮 竈門神社

▲出典:宝満宮 竈門神社URL

 
登山者に人気の霊山・宝満山の山頂に上宮を、山麓に下宮を構える宝満宮 竈門神社(ほうまんぐう かまどじんじゃ)。

 
大宰府政庁の鬼門除けとして、また大陸に渡航する人々が行く末の安全と成功を祈願したことから「方除け」「厄除」の神様として、ご祭神の玉依姫から「縁結び」の神様として親しまれてきた。

 
人気漫画『鬼滅の刃』を彷彿とさせると、若い参拝者も増えているという。お札お守り授与所はWonderwall 片山正通氏による設計。「100年後も愛され続ける建物」がコンセプト。

 

宝満宮 竈門神社|
住所:太宰府市内山883
URL:https://kamadojinja.or.jp/

 

糸島エリア

福岡市の中心部から車で約40分の糸島市。市域は玄界灘に突き出た糸島半島の中央部と福岡県西端部の一帯で、北と西には美しい海岸線と多くの景勝地を持つ。

 
南には背振山系の山々が連なり、四季を通じて山登りやハイキングが楽しめる人気のスポットだ。そんな糸島エリアのおすすめ観光スポットを紹介していこう。

 

芥屋の大門

▲出典:糸島市観光協会URL

 
玄海国定公園を代表する名勝奇岩「芥屋の大門(けやのおおと)」。国指定の天然記念物で、糸島を代表する景勝地の一つだ。

 
玄武岩の円礫(えんれき)が東西に連なり、海蝕(かいしょく)によってできた巨大な玄武岩洞(高さ64m、開口10m、奥行き90m)は、海に向かって大きく口を開いている。

 
洞穴を海上から眺められる遊覧船は、例年3~11月の運航。運がよければ洞窟の中に入ることができる。近隣の芥屋海水浴場は遠浅で透明度が高く、環境省が選ぶ「快水浴場百選」にも選ばれている。

 

芥屋の大門|
住所:糸島市志摩芥屋
URL:http://www.itoshima-kanko.net/cat/keya_no_oto/

 

桜井二見ヶ浦(夫婦岩)

▲出典:糸島市観光協会URL

 
糸島市を代表する景勝地の一つ。玄界灘に落ちる美しい夕日が見られる絶景スポットとして知られる。県指定文化財の櫻井神社の社地として、神聖な場所とされている。

 
海岸から約150m沖に浮かぶ夫婦岩の御神体の高さは、向かって右の男岩が約11.8m、左の女岩が約11.2m。男岩と女岩を結ぶ大きな注連縄は長さ30m、重さ約1tと長大。毎年4月下旬から5月上旬の大潮にあわせてかけかえられる。

 
夏至ごろには夫婦岩の中央に夕日が沈む。周辺にはレストランやカフェも多く、景色を眺めながらゆったりと過ごせる。

 

桜井二見ヶ浦(夫婦岩)|
住所:糸島市志摩桜井
URL:http://www.itoshima-kanko.net/cat/sakurai-futamigaura/

 

白糸の滝

▲出典:糸島市観光協会URL

 
糸島市南部、羽金山の中腹を流れる滝。黒い岩肌を無数の白い糸のように流れる優美な滝は、県指定名勝にも選ばれている。

 
周辺には「白糸の滝ふれあいの里」として、茶屋や水車、展望所、ヤマメの釣り堀などが整備され、例年ゴールデンウィークごろから名物のそうめん流しが始まり、多くの観光客で賑わう。

 

白糸の滝|
住所:糸島市白糸460-1
URL:http://www.itoshima-kanko.net/cat/shiraito_falls/

 

糸島ロンドンバスカフェ

▲出典:糸島市観光協会URL

 
夕日が美しい糸島のサンセットロード。道沿いでひときわ目を引く赤い車体は、実際にロンドンの街なかを走っていたバスを改装したもの。

 
ホットドッグなどの軽食、自家焙煎の糸島珈琲、こだわりのジェラートを買って、海を眺めながら楽しみたい。

 

糸島ロンドンバスカフェ|
住所:糸島市志摩野北2289-6
URL:http://www.itoshima-kanko.net/cat/london-bus-cafe/

 

志摩サンセットロード(糸島サンセットロード)

▲出典:糸島市観光協会URL

 
「日本の夕陽百選」にも選ばれている糸島市志摩。海沿いに33.3kmにわたって走る「サンセットロード」には、多くの夕日スポットがある。

 
夫婦岩やロンドンバスカフェもサンセットロード沿いにあるのでぜひ訪ねたい。

 

志摩サンセットロード|
URL:http://www.itoshima-kanko.net/cat/サンセットロード/

 

ヤシの木ブランコ

 
美しい砂浜、大きなヤシの木、その間にかかるブランコが南国気分を醸し出してくれる。勢いよく漕ぐとまるで海の上を飛んでいるような気分になれると人気。

 
砂浜バーベキューや魚料理が楽しめる「ざうお糸島本店」の敷地内にあるので、料理も一緒に楽しみたい。住所は福岡市だが、市内中心部から車で約40分の糸島エリアにある。

 

ヤシの木ブランコ|
住所:福岡市西区大字小田79-6(ざうお糸島本店敷地内)
URL:http://www.itoshima-kanko.net/cat/palmtree-swing/

 

北九州エリア

九州地方の玄関口、北九州市。門司、小倉、戸畑、八幡、若松の5市が合併して誕生した巨大都市で、福岡市に次ぐ人口を擁する。日本の近代化を支えてきた世界遺産もあり、観光スポットも多い。

 

門司港レトロ

▲JR門司港駅。 出典:門司港レトロインフォメーションURL

 
明治初期に開港した門司港(もじこう)。神戸・横浜とともに日本の三大港として栄華を誇り、駅舎に旅館、料亭、花街などが、明治から昭和初期にかけて多く建築された。

 
国の重要文化財にもなっているJR門司港駅をはじめとした趣ある建物が残り、1995年には地域一帯を「門司港レトロ」として整備。レトロな町並みのなかに美術館、博物館などが集まり、焼きカレーなどのご当地グルメも楽しめる人気観光地となっている。

 

門司港レトロ|
住所:北九州市門司区港町
URL:https://www.mojiko.info/index.html

 

皿倉山

▲出典:皿倉山ケーブルカー&スロープカーURL

 
工業都市のイメージのある北九州市だが、実は北九州国定公園の一部でもある。標高 622 mの皿倉山もその一部。そんな豊かな自然に恵まれた皿倉山からは、「日本新三大夜景都市」にも認定された圧倒的な光量の夜景を一望できる。その輝きは「100億ドルの夜景」といわれるほど。

 
皿倉山ケーブルカーとスロープカーを乗り継げば、約10分で山頂展望台へ到着だ。

 

皿倉山|
住所:北九州市八幡東区大字尾倉1481-1(皿倉山ケーブルカー山麓駅)
URL:http://www.sarakurayama-cablecar.co.jp/

 

千仏鍾乳洞

 
カルスト台地が広がる平尾台には、雨水によって数千万年かけてつくられた鍾乳洞が200以上あるといわれている。千仏(せんぶつ)鍾乳洞もその一つ。洞内は四季を通じて気温16℃、水温14℃と、夏は涼しく冬はあたたか。

 
入り口には大小30余りの鍾乳石が垂れ下がり壮観。入り口から480mまでは靴のまま探索でき、それ以降の「奥の細道」は、小川のなかをじゃぶじゃぶと進む。900mまでは照明設備が整えられ、子どもでも探索できると人気だ。国指定天然記念物。

 

千仏鍾乳洞|
住所:北九州市小倉南区平尾台3-2-1
URL:http://www.senbutsu-cave.com/

 

THE OUTLETS KITAKYUSHU

▲出典:THE OUTLETS KITAKYUSHUURL

 
スペースワールド跡地に、2022年にオープンした巨大アウトレットモール。ショッピングやグルメはもちろん、学びの施設も充実させているのが特徴。

 
なかでも「北九州市科学館 スペースLABO」は、国内最大級のプラネタリウムや大型竜巻発生装置などを備え、大人も子どもも楽しめる。

 

THE OUTLETS KITAKYUSHU|
住所:北九州市八幡東区東田
URL:https://the-outlets-kitakyushu.aeonmall.com/

 

いのちのたび博物館

 
西日本最大級の規模を誇る自然史・歴史博物館。「いのちのたび」をコンセプトに、楽しく見て、知って、考え、学べるような、発見と驚きに満ちた展示は、エンターテインメント性に溢れている。

 
全長約35mのセイスモサウルスやステゴザウルスなどの骨格標本、中生代・白亜紀の北九州を再現したジオラマの中で恐竜ロボットたちがリアルに動く「エンバイラマ館」、北九州市内とその付近で観察できる地学現象や生きものなどを紹介する「自然発見館」など、見所たっぷりだ。

 

いのちのたび博物館|
住所:北九州市八幡東区東田2-4-1
URL:https://www.kmnh.jp/

 

その他県内

福岡県内には、まだまだ魅力的な場所がたくさん! その一端をご紹介しよう。

宗像大社

 
福岡空港から車で1時間弱。沖ノ島の「沖津(おきつ)宮」、大島の「中津(なかつ)宮」、本土の「辺津(へつ)宮」の三社からなる宗像大社は、日本神話に登場するほど由緒のある神社だ。

 
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の構成資産の一つとして、世界文化遺産に登録されている。毎年10月に行われる秋季大祭の海上パレードは特に有名。

 

宗像大社|
住所:宗像市田島2331(辺津宮)
URL:https://munakata-taisha.or.jp/

 

秋月城下町

 
三方を山に囲まれた福岡県朝倉市秋月。こちらも福岡空港から車で内陸へ約1時間の場所にある。

 
中世に秋月氏が山城を築き、攻めにくく守りやすいと、その後秋月氏16代、黒田氏12代にわたって栄えた。現在も残る町並みは、黒田氏時代のもの。

 
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された城下町4件の内の一つで、町全体が指定されているのが特徴。町割り、屋敷割り、水路網などが自然と調和した「筑前の小京都」。

 

秋月城下町|
住所:朝倉市秋月
URL:https://www.city.asakura.lg.jp/www/contents/1301026266585/index.html

 

柳川の川下り

 
福岡市中心部から車で約1時間で、水と共生する水郷の町、柳川市にたどり着く。

 
柳川城築城の際、町には人工の堀が網目状に張り巡らされ、治水・利水に活躍した。この堀を「どんこ舟」に乗ってゆらりゆらりと巡る約1時間の川下りが町の名物。

 
乗船場は西鉄柳川駅から歩いて5~10分の所に4カ所。冬はこたつ舟も登場する。

 

柳川の川下り|
URL:https://www.yanagawa-net.com/attractions/ohori/

 

八女中央大茶園

 
福岡県南西部に位置する八女市は、福岡市内から電車やバスで1時間ほどの場所。全国的に名高い「八女茶」を産する、歴史ある日本茶の産地だ。広大な茶畑が広がる風景は一見の価値がある。

 
茶畑や製茶工場がいくつも集まる八女において、共同茶園の「八女中央大茶園」は最大規模を誇る。展望所からは、ゆるやかな傾斜地に緑のじゅうたんを敷き詰めたかのような、広大な茶畑を眺めることができる。

 

八女中央大茶園|
住所:福岡県八女市本1699
URL:https://www.city.yame.fukuoka.jp/kanko/4/sightseeingspot/1457320346856.html

宮地嶽神社

 
福岡空港から車で1時間弱。宮地嶽神社(みやじだけじんじゃ)は、知る人ぞ知るパワースポット。約1700年前に創建され、「何事にも打ち勝つ開運の神」として信仰されている。

 
ご祭神は、息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)、勝村大神(かつむらのおおかみ)、勝頼大神(かつよりのおおかみ)の3柱。拝殿には日本最大ともいわれる重さ3tもの大注連縄が掛かる。

 

毎月朔日(1日)の0時から行われる神事は多くの参拝客で賑わう。また、年に2度、参道から境内の石段、玄界灘まで真っすぐ伸びる「光の道」でも有名だ。

 

宮地嶽神社|
住所:福岡県福津市宮司元町7-1
URL:https://www.miyajidake.or.jp/

 

グランピングという手もある

▲出典:唐泊VILLAGEURL

 
福岡県の大自然を楽しむなら、キャンプやグランピングという手段も大いに有効だ。ここではそんな福岡の自然を手軽に感じられるグランピング施設を厳選した。

 

唐泊VILLAGE

▲出典:唐泊VILLAGEURL

 
1200~1300年前に遣唐使が宿泊したとされる古港・唐泊(からどまり)。その集落の裏手の「うしろ浜」に開かれたキャンピングサイトがこちら。

 
テントを持ち込んで自分たちで設営する本格キャンプも可能だが、テント(常設もあり)、寝袋、調理器具などをレンタルできる「手ぶらでテントキャンプ」というプランがあり、これを利用すれば「程よい本格キャンプ気分」が味わえる。

 

唐泊VILLAGE|
住所:福岡市西区宮浦273-1
URL:https://karadomari.jp

 

Glamping五感

▲出典:Glamping五感URL

 
海辺のグランピング施設も多い福岡だが、こちらは「山グランピング」。ウッドデッキを備えた4つのドーム型テントの背後には、青々とした竹林と、どこか懐かしい里山の風景。

 
最高級の「博多和牛」、ブランド卵の「金太郎たまご」、「糸島ソーセージ」など、地元の優良食材を揃えた地産地消スタイルのゴージャスなメニューも人気。

 

Glamping五感|
住所:那珂川市大字成竹1051-1
URL:https://glamping-gokan.com

 
ほかにもいろいろ!福岡の自然を手軽に楽しめるグランピング施設

福岡県のグランピング施設おすすめ8選|福岡市近郊で厳選!

 

飛行機で福岡入りするなら、機内持ち込みできるスーツケースで

▲出典:JAL国内線URL

 
福岡で観光したいスポットは決まっただろうか?

 
旅先が決まれば、今度はパッキング。街なかの探索なら、コロコロ転がせるスーツケースはやはり便利だ。

 
このときスーツケースやカバンの大きさに注意したい。三辺の合計が100cm以内ならほぼどこの航空会社でも機内持ち込みできる。航空会社によっては115cmまで大丈夫なケースも。

 
詳しくはこちら

機内持ち込みできるスーツケースのサイズと重量|メリットやおすすめスーツケースも紹介

 

福岡の観光は何度でも楽しめる

▲立石山から眺める糸島の美しい風景。

 
都市型の最新設備、雄大な海、カルスト台地と連なる山々、長い国際交易の歴史……福岡はいろいろな顔を持つ場所。

 
一度の観光旅行ではとてもそのすべては巡りきれない。何度でも訪ねて、福岡の魅力に浸りたい。

 
 

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