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【広島県】観光スポットおすすめ20選|外せないグルメ、今泊まりたい宿もチェック【2022年最新版】

2023年G7サミットの広島開催が発表され、ますます注目が集まる広島県。中国・四国地方最大の都市である広島市をはじめ、各地に世界遺産などの見所が満載だ。

この記事では、

・広島県で観光すべきスポット
・広島県のグルメ・宿情報
・広島県のエリアごとの特徴

を紹介していく。

これを読めば、自分の好みにあった広島の観光スポットを見つけられるはず。

それぞれのスポットには興味にあわせたジャンルがわかるマークも付けているので、参考にしてほしい。

 

広島の観光を楽しみたい!

瀬戸内海に面した広島県は、大小140余の島を有する瀬戸内海の沿岸から平野部を経て中国山地へと向かう、変化に富んだ地形と四季折々の自然景観が特徴だ。また、広島市を中心とした西部の安芸地方と福山市を中心とした東部の備後地方に大きく分かれ、それぞれの地域色を持つ。

広島県の観光というと真っ先に挙がるのが、厳島神社と原爆ドームに象徴される2つの世界文化遺産エリアであるが、古くから多くの船が行き交う瀬戸内海の中心地であったことから、かつての栄華をしのばせる街も多く、また、瀬戸内海ならではの多島美も大きな魅力の一つだ。

瀬戸内海の恵みである牡蠣をはじめとした魚介、温暖な気候のなかで栽培されるレモンなどの農産物、そしてお好み焼きや尾道ラーメンなど、グルメにも事欠かない。

二つの世界文化遺産を中心に、興味にあわせて周辺地域へと足を延ばせば、きっと思い出深い旅となるだろう。

 

宮島エリア

日本三景の一つに挙げられる風光明媚な地、宮島。島内の「厳島神社」や「弥山原始林」は世界文化遺産に登録されるなど、広島随一の観光エリアでもある。また、宮島名物のもみじ饅頭、牡蠣とあなごの2大グルメなど食も充実。JR広島駅から山陽本線で宮島口駅までは約25分、風情ある路面電車に揺られて出かけても約60分と気軽にアクセスできる。

 

厳島(いつくしま)神社

遠浅の浜にある境内は満潮時になると海中になり、社殿が海に浮かんでいるような優美な光景が印象的な厳島神社。「神を斎(いつ)き祀(まつ)る島」が語源とされ、古くから厳島(宮島)そのものが神として信仰されていたといわれる。

6世紀末、推古天皇の時代に佐伯鞍職(くらもと)によって創建され、平清盛によって現在のような寝殿造りの海上社殿が造営された。社殿の前面に広がる青い海と背後の弥山原始林の緑が、朱塗りの社殿を際立たせ、比類なき美しさと絶賛されている。1996年には世界遺産にも登録されている。

 

厳島神社|
住所:廿日市市宮島町1-1
URL:www.itsukushimajinja.jp

 

弥山(みせん)

宮島の主峰で標高は535m。島全体が神聖なものとされた宮島では、ここ弥山も信仰対象で、806年に弘法大師が開基したといわれている。

山頂からは、瀬戸内海の青い海と島々、遠く四国連山までの絶景を一望。山頂付近には、巨岩のアーチ「くぐり岩」や巨大な一枚岩「幕岩」などの奇岩がひしめき合うようにあり、パワースポットとしても知られている。原始的な植生を残す「弥山原始林」は国の天然記念物であり、世界遺産の登録区域の一角でもある。

麓の紅葉谷駅から榧谷駅を経由して獅子岩駅までは宮島ロープウエーが運行されており、瀬戸内の絶景を眺めながらの空中散歩が楽しめる。獅子岩から弥山の山頂展望台までは登山道で徒歩30分ほどの距離なので、歩きやすい格好をおすすめしたい。

 

弥山|
住所:廿日市市宮島町弥山
URL:www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_misen.html

 

みやじまの宿 岩惣

▲出典:みやじまの宿 岩惣URL

厳島神社から歩いて3分ほど。弥山原始林の麓、宮島もみじ公園の入り口に立つ老舗旅館。その歴史は古く、安政元(1854)年に初代・岩国屋惣兵衛がもみじ川に橋をかけて茶屋を設けたのが始まりといわれている。明治初期には旅館として開業した。

明治25(1892)年築の玄関建屋や大正から昭和にかけて造られた離れなど、今も日本建築の美を随所に残す。本館はもみじ谷の自然に臨み、新館には瀬戸内の眺望を楽しめる部屋も用意されている。

若宮温泉と名付けられた天然温泉を有し、露天風呂でもみじ谷の四季折々の渓谷美を眺めながら、肌触りのやわらかな温泉を堪能できる。なお、宮島みやげの定番・もみじ饅頭は、明治39(1906)年に岩惣の女将が発案し職人に作ってもらったのが始まりとされている。

 

みやじまの宿 岩惣|
住所:廿日市市宮島町もみじ谷
URL:www.iwaso.com

 

牡蠣屋

▲出典:牡蠣屋URL

宮島桟橋から徒歩7分ほどの、宮島のメインストリートである表参道商店街の中ほどに位置する宮島で唯一の牡蠣料理専門店。広島名産の牡蠣のなかでも最高クラスの品質である「地御前産牡蠣」を、牡蠣本来の味わいを堪能できるようシンプルな料理で提供する。

注文を受けてから、熟練の職人が強火を駆使して絶妙な加減に焼き上げる「焼きがき」が名物。何も調味料を使わず、海水の塩気だけで味わう焼きがきは、まさに濃厚な味わい。そのほかにも、店内の土釜で炊いた「かきめし」「かきむすび」や、定番の「かきフライ」など、牡蠣づくしの食事が楽しめる。

 

牡蠣屋|
住所:廿日市市宮島町539
URL:www.kaki-ya.jp/index.php

 

あなごめし うえの

あなごめしの元祖店。宮島では、あなご料理が江戸時代から参拝客に人気。この名物を「あなごめし うえの」の創業者である上野他人吉氏が、温かくても冷めてもおいしいように工夫を凝らし、旧宮嶋駅が開業した明治30(1897)年に駅弁として売り出したのが始まり。

甘辛い秘伝のタレで丁寧に焼かれたあなごがぎっしり並んだ下には、あなごのアラからとったダシで炊き込んだご飯。とろけるようにやわらかな肉質で香ばしいあなご焼きと、旨味たっぷりのご飯が一体になり、絶品の味わいに。

できたてのあなごめしも香ばしくて美味だが、昔ながらの経木の折り箱に入った弁当をテイクアウトするのもおすすめ。冷めてもおいしく、駅弁の醍醐味を堪能できる。

 

あなごめし うえの|
住所:廿日市市宮島口1-5-11
URL:www.anagomeshi.com

 

庭園の宿 石亭

▲出典:庭園の宿 石亭URL

宮島に一番近い温泉郷として知られ、対岸の小高い丘に湧く「宮浜温泉」。開湯は昭和39(1964)年で、肌にやさしい美人の湯として名高い。

この名湯を露天風呂などで堪能できるのが「庭園の宿 石亭」。宮島をはじめとする瀬戸内の島々が手に取るように見える絶好の立地で、海へと続くなだらかな斜面に巧みに配置された美しい和風庭園がそのシンボルだ。母屋のほか、庭に点在する離れが12室。さらに庭園内には書斎やサロンを有する。

背後の山から引いた温泉は、大浴場と開放的な露天風呂、さらにヒノキの香りがやさしい内湯で存分に楽しむことができる。

 

庭園の宿 石亭|
住所:廿日市市宮浜温泉3-5-27
URL:www.sekitei.to

 

広島市エリア

昭和20(1945)年8月6日の原爆投下で、市内中心部が灰燼に帰した広島市。戦後、都市として整備されて復興を遂げ、現在は美しい佇まいを誇る。中心部は三角州が象徴的な扇状地で、市内を6つの川が流れるなど水辺の景観が美しい“水の都”でもある。原爆ドームのある平和記念公園を中心とした南北3kmほどのエリアに観光スポットが集中。路面電車や循環バスを利用すれば効率よく観光ができるだろう。

 

原爆ドーム

昭和20(1945)年8月6日、広島に投下された人類史上最初の原爆の被害の悲惨さを伝え、時代を超えて核兵器の廃絶と恒久平和の大切さを世界へ訴えるシンボル。

建物は、もともと大正4(1915)年に完成した広島県物産陳列館(のちの広島県産業奨励館)で、ヨーロッパ風のモダンな姿は広島名所として名高かった。8月6日午前8時15分に原子爆弾が炸裂したのは、ここから南東約160mの、高度約600mのところ。すさまじい爆風と熱線を浴び全焼したが、本館中心部がかろうじて倒壊を免れた。

戦後、その残骸は、頂上の円蓋、鉄骨のフォルムから、いつしか原爆ドームと呼ばれるように。昭和28(1953)年に県から広島市に譲渡され、昭和41(1966)年の市議会で保存を決議。国内外から寄せられた募金で、4回の大規模保存工事が行われ今に至る。平成7(1995)年には国の史跡に指定され、翌年には世界文化遺産に登録された。

 

原爆ドーム|
住所:広島市中区大手町1-10
URL:www.city.hiroshima.lg.jp/site/atomicbomb-peace/163434.html

 

平和記念公園

広島市の中心部に位置する大規模都市公園で、世界の恒久平和を願って爆心地近くにあたる現在の場所に開設。公園内には、原爆ドームをはじめ広島平和記念資料館、平和祈念の数々のオブジェ、被爆した樹木のアオギリなどがある。

旧太田川(本川)と元安川が分岐する三角州の最上部にあり、江戸時代から戦前までは広島市の中心的な繁華街だったが、原爆投下により一瞬のうちに破壊しつくされた。

8月6日の平和記念式典の会場でもあり、平和への願いを込めて鳴らされる「平和の鐘」の音は、環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選ばれている。

 

平和記念公園|
住所:広島市中区中島町1及び大手町1-10
URL:www.city.hiroshima.lg.jp/site/hiroshima-park/7480.html

 

ひろしま美術館

緑あふれる広島市中央公園の一角にある美術館。昭和53(1978)年、広島銀行が創業100周年記念事業の一環として設立した。「愛とやすらぎのために」をテーマに、被爆地広島の鎮魂の祈りと平和への願いが込められている。

印象派を主としたフランス近代美術と日本近代美術あわせて約300点を所蔵。本館では、ミレー、モネ、ルノワールら印象派を中心にフランス近代美術の作品約90点を常設展示する。年数回の特別展示も開催される。

オリジナルグッズを揃えたミュージアムショップや、中庭の四季の移ろいを眺めながらくつろげるカフェも人気が高い。

 

ひろしま美術館|
住所:広島市中区基町3-2
URL:www.hiroshima-museum.jp

 

お好み村

広島のソウルフードであるお好み焼きの店が20以上集まる。戦後、広島市中心部の新天地広場にお好み焼きの屋台がひしめいたのが始まり。広場から立ち退き後、2階建てプレハブ風店舗の時代に全国的に知られるようになり、平成4(1992)年に現在のビルが完成し、観光名所の一つとなっている。

薄く伸ばした生地に、キャベツやもやし、豚バラ肉などの具材をのせたらひっくり返し、炒めたそばと合わせるのが広島の誇るお好み焼き。目の前の鉄板で、スタッフが慣れた手付きで焼き上げる熱々をいただける。

 

お好み村|
住所:広島市中区新天地5-13 新天地プラザ2~4F
URL:www.okonomimura.jp

 

福山・尾道・しまなみ海道エリア

岡山県に接する東側の地域で、西部の広島市を中心としたエリアとはまた違った風土が味わえる。観光のメインは、映画などでもおなじみの尾道と古くからの港町である鞆の浦。いずれも瀬戸内海と一体となった景観など見所が多い。また、近年は、サイクリストの聖地として世界的に知られる瀬戸内しまなみ海道も注目スポット。レンタサイクルで巡ることもできる。

 

瀬戸内しまなみ海道

広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ道路で、サイクリングロードとして高い人気を誇る。サイクリストの聖地として、国内はもちろん世界的に知られている。

瀬戸内しまなみ海道は、西瀬戸自動車道の愛称で、尾道・今治間の全長約60km(サイクリングロードは約70km)を橋でつなぐルート。区間内には大きな島が6つあり、両端あわせて7つの橋がかかっている。それぞれ橋の形が異なっており、なかでも来島海峡大橋は世界初の三連吊橋として有名。日本で唯一、海峡を自転車や徒歩で渡ることができるのも大きな特徴の一つ。

映画のロケ地が点在する向島(むかいしま)、村上水軍の本拠地だった因島(いんのしま)、レモンの産地として有名な生口島(いくちじま)、塩の島である伯方島(はかたじま)など、いずれの島も立ち寄りたいスポットが多く、瀬戸内を望む絶景スポットにも事欠かない。

 

瀬戸内しまなみ海道|
住所:尾道市ほか
URL:https://dive-hiroshima.com/feature/island-shimanami/

 

平山郁夫美術館

現代日本を代表する日本画の大家で、瀬戸田町(現・尾道市)が出身の平山郁夫の画業を紹介する美術館。貴重な幼少時代の絵画をはじめ、ふるさと瀬戸田を描いた作品、さらに膨大なスケッチや原画と同じ大きさで描かれる大下図など、貴重な資料を展示。大作を中心にした企画展も随時開催されている。

「私の原点は瀬戸内の風土にある」と語っているように、作品には群青色の海や神秘的な潮の流れなど瀬戸内の風土を色濃く反映。彼の地で鑑賞すれば、より深く感動を味わうことができる。

 

平山郁夫美術館|
住所:尾道市瀬戸田町沢200-2
URL:https://hirayama-museum.or.jp

 

千光寺公園

JR山陽本線の尾道駅北側にある標高144.2mの小高い山・千光寺山。その山頂から中腹にかけて広がる公園で、春は全山を桜が彩り「さくら名所100選」に選ばれているほか、初夏のツツジやフジをはじめ、四季折々の豊かな表情を楽しめる。

頂上の展望台から見る夜景は「夜景100選」にも選ばれており、「恋人の聖地」にも認定されている。2022年3月末には頂上展望台がリニューアルオープン。全長約63mの渡り廊下風のユニークな展望デッキが特徴で「千光寺頂上展望台 PEAK(ピーク)」と名付けられた。24時間、無料で利用することができる。

 

千光寺公園|
住所:尾道市西土堂町19-1
URL:www.city.onomichi.hiroshima.jp/site/onomichikanko/1316.html

 

神勝寺 禅と庭のミュージアム

神勝寺は、臨済宗建仁寺派のお寺で、国際的な禅道場のある禅寺として知られる。その境内にあたる約7万坪の広大なスペースに、彫刻家・名和晃平氏らが手がけたアートパビリオン「洸庭」や建築家・藤森照信氏が設計した寺務所「松堂」、復元された千利休の茶室、さらに食事処や茶室などを配し、現代における新しい禅体験ができる施設となっている。

手入れの行き届いた日本庭園に点在するさまざまな由来の建造物を巡ると、たっぷり半日はかかる壮大さ。禅修行の際はまず浴室で汚れを落とすことから。露天風呂のある浴室でゆったり湯浴みができたり、白隠の禅画コレクションを鑑賞できたりと、いずれも禅の精神にひもづけられたさまざまな体験ができる。

 

神勝寺 禅と庭のミュージアム|
住所:福山市沼隈町大字上山南91
URL:https://szmg.jp

 

鞆の浦(とものうら)

東西に長く続く瀬戸内海沿岸のほぼ中央に位置し、この付近で潮の流れが変わることから“潮待ちの港”として日本最古の和歌集『万葉集』に詠まれるほど古くから栄えた鞆の浦。江戸時代には北前船の寄港地として繁栄を極め、幕府の慶賀などで日本を訪れた朝鮮通信使もたびたび寄港している。

こうして国内外との交易で栄えた歴史を背景に、江戸時代からの港湾施設や街並みがそのまま残っており、古い町家や寺院など見所も多く、2017年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。また、瀬戸内海を代表する景勝地の一つでもあり、静かな海の沖合に浮かぶ仙酔島や弁天島の風景、港を染める燃えるような夕陽を眺めながらの散策も一興だ。

近年は、宮崎駿監督が滞在しアニメーション映画『崖の上のポニョ』の構想を練った場所として、長澤まさみ主演の映画『潔く柔く』などのロケ地として、たびたび話題になっている。

 

鞆の浦|
住所:福山市鞆町鞆
URL:www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/sights-spots/31144.html

 

ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道

尾道の郊外、福山、鞆の浦との中間地に、海と山に抱かれるように位置する全室オーシャンビューのリゾートホテル。イタリア語で“美しい眺め”というホテル名のとおり、客室をはじめホテル内の至る所から、瀬戸内の島々が描く美景を楽しめる。

館内には、刻々と彩りを変える瀬戸内の雄大な景観を望む展望風呂、海につながる水盤があり、まるで瀬戸内とひと続きのようなデザインのラウンジ、モザイクタイルで異国情緒を醸すプールサイド下のテラスをはじめ、スタイリッシュで贅を尽くした施設が揃う。

また、個性あふれる3つのレストランやエステサロン、オリジナルグッズの揃うブティックなどが、滞在時間に華を添えてくれる。

 

ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道|
住所:尾道市浦崎町大平木1344-2
URL:www.bella-vista.jp

 

NIPPONIA 鞆 港町

NIPPONIAは、消えつつある古民家を起点に、その地域の営みや生活、文化をすくい取り、養い、新しくも懐かしい郷として再生する取り組み。

「NIPPONIA 鞆 港町」は、古くから瀬戸内の海運を支える寄港地として多くの人と物の交流が生まれた鞆の浦の、街の中心部にある1棟の古民家と山の中腹にある2棟の古民家を改修した分散型宿泊施設だ。

街なかの施設は、江戸時代に商家、明治時代に保命酒(薬効のある和製リキュール)屋として使われた鞆の浦らしい町家。2つの客室のほか、フロントでは全施設のチェックイン・アウト手続きが行われ、交流の場にもなっている。山腹にある2棟の施設は、それぞれ2つのスイートからなり、いずれも鞆の浦の景観を楽しみながらくつろぐことができる。

 

NIPPONIA 鞆 港町|
住所:福山市鞆町鞆595
URL:https://nipponia-tomo.jp

 

東広島・竹原・三原エリア

広島県の中央部の南側、瀬戸内海に面した地域。酒所の西条をはじめ歴史ある町々が合併した東広島、古くから瀬戸内の交通の要衝で製塩業で栄えた竹原、小早川隆景の城下町である三原と、いずれも街並みなどに独自の風情を感じるだろう。

 

西条酒蔵通り

安芸西条は、京都・伏見、兵庫・灘と並ぶ、日本三大銘醸地の一つ。JR山陽本線西条駅の駅前に延びる通りは現在も7社の蔵元が醸造を続けており、「西条酒蔵通り」の名で知られている。赤レンガの煙突と赤瓦の屋根、そして白い漆喰と黒いなまこ壁が織りなす、酒蔵通りらしい街並みはこの地ならでは。

見学や試飲・販売を行っている蔵元があり、酒造りに関する興味深い展示やギャラリーも。酒蔵を改装したカフェ、自慢の酒や仕込み水を使ったスイーツ店など、文字通り日本酒の魅力を味わい尽くすことができる。

 

西条酒蔵通り|
住所:東広島市西条本町
URL:http://hh-kanko.ne.jp/ginjyo/

 

たけはら町並み保存地区

平安時代は京都・下鴨神社の荘園として栄え、江戸時代には製塩業で飛躍的に発展した竹原。往時をしのばせる重厚な家屋が今なお残り、落ち着いた風情を醸す通りは、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されている。

通り沿いの建物は、それぞれ工夫を凝らした意匠が施されており、なかでも「竹原格子」と呼ばれる格子の装飾は家ごとに異なり、各家の格子を見て歩くだけでも楽しめるエリアだ。

 

たけはら町並み保存地区|
住所:竹原市本町3ほか
URL:www.takeharakankou.jp/feature/machinami/top

 

NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町

竹原に点在する歴史ある邸宅3棟を地元の職人たちの手によってリノベーションした、小規模分散型ホテル。フロント&ダイニングのHOTEI棟、宿泊のためのMOSO棟とKIKKO棟の3棟から成り、まるで時を越えてかつての竹原の町に住んでいるかのような滞在を体験できる。

HOTEI棟は、昭和50(1975)年頃まで料亭として営業していた建物。結婚式なども行われたハレの場を、フロント&ダイニングとして再生。MOSO棟は「旧芸備銀行(現・広島銀行)」として明治時代に建てられた建造物で、その後旅館に転用されていた。そして、KIKKO棟は、明治期は造り酒屋として、大正から昭和にかけてはビリヤード場などの娯楽施設として賑わった建物を再利用している。

いずれも、建物が秘めた歴史や独自の美しさを大切にし、竹をはじめ当地に縁の深い素材を用いた、竹原の風土を体感できる空間になっている。

 

NIPPONIA HOTEL 竹原 製塩町|
住所:竹原市本町1-4-16
URL:www.nipponia-takehara.com

 

さっそく週末に出かけよう!

行きたいところが見つかったら、さっそく旅の計画を立ててみよう。エリアを絞って週末に出かけるのもおススメだ。

旅の準備もまた楽しみの一つ。忘れ物のないように、1泊2日の旅行に必須の持ち物をチェックしたい。

詳しくはこちら

1泊2日旅行に必須の14の荷物チェックリスト|あると便利な持ち物も紹介

 

多彩な広島の魅力を味わう

歴史あり、文化あり、自然あり、リゾートあり、グルメあり……旅の楽しみに欠かせないエッセンスにあふれる広島。さあ、お気に入りの場所を探しに出かけてみよう。きっと忘れられない旅になるはずだ。

 

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