【AD】山形の春を満喫!芭蕉ゆかりの地・山寺など名刹巡りと、さくらんぼ&美食の旅

厳しい冬が過ぎ、春の足音が聞こえてきた。東北地方の日本海側に位置する山形県にも、暖かい日差しが降り注ぎ始める季節。爽やかな風に吹かれながら、山形の名刹や美食を満喫する旅に出よう。

 

芭蕉ゆかりの山寺など、13年ぶりに「最上三十三観音」御開帳

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」

 
多くの人が知っているであろう、松尾芭蕉を代表する一句。その舞台は、山形市にある山寺(立石寺)である。平安時代にその荘厳で雄大な自然に魅了された慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)が建てたとされ、その後松尾芭蕉はもちろんのこと、令和になった今も多くの人が参拝に訪れる東北きっての霊刹だ。

 

▲13年ぶりに御開帳する「最上三十三観音」。

 
昔から、山形県の内陸にあたる村山地方と最上地方は、住民が観音像や観音堂を建てるなど、観音信仰があつく、巡礼が盛んだった。観音さまは悩める人々の求めに応じて、三十三の姿に身をかえて救うといわれており、「最上三十三観音」の巡礼はその数字にちなんで室町時代に始まったもの。

 

▲若松寺は縁結びにご利益があるといわれ、女性にも人気。

 
2021年は、5月1日~10月31日まで、第一番札所の天童市の「若松(わかまつ)」から第三十三番札所の鮭川村「庭月」までと、番外を入れた34カ所すべての観音さまの本尊が、13年ぶりに御開帳する。通常12年に一度、子年に行われるが、新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期となった。

 
国内のほかの地域では堂外に立って参拝する「立行(りつぎょう)」が多いなか、最上霊場では入堂して座って拝む「座行(ざぎょう)」が伝わり、間近にありありと観音さまを拝観することができる貴重な機会だ。

 

▲御開帳を記念したオリジナルの特別印は番外を含む全34種類。すべて集めてみては?

 
さらに御開帳を記念して、特別な御朱印をいただくこともできる。山寺にも本堂から1kmほどのところに観音さまがあり、第二番札所にあたる。山寺は悪縁退散のご利益があるとされている。さらに第一番札所の「若松(わかまつ)」にあたる若松寺は縁結びのご利益も。この貴重な機会に、御朱印を集めながら、幸運を願って巡るのも楽しいだろう。

 

※新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、御開帳の再延期が2021年4月14日に決定しました。来年2022年5月1日(日)~10月31日(日)に開催予定です。

 

▲慈恩寺の魅力を知ることができるシアター。天気に左右されず楽しめる。

 
三十三観音には含まれていないが、寒河江市の慈恩寺もぜひ訪れたい場所。5月1日にオープンする「慈恩寺テラス」では240度円形シアターによる迫力映像でその魅力を堪能できる。さらに、飲食できる休憩スペース「寺そば・寺カフェ」もあるので、一息つけるのも嬉しい。

 

最上三十三観音
Webサイト:https://www.mogami33.com/index.html

 

旬はもうすぐ!さくらんぼ狩り&スイーツが美味しい

▲さくらんぼの旬は6月から。山形産は特に有名。

 
山形といえば、果樹王国ともいわれフルーツ栽培が盛ん。なかでも、さくらんぼは全国生産量一位を誇り、その量は全国の約7割を占める、いわずと知れた名産地だ。

 
6月頃から旬を迎えるさくらんぼ。佐藤錦をはじめ、紅秀峰や紅さやか、ナポレオンなど、その種類は多岐にわたる。

 

▲大人も子どもも楽しめるさくらんぼ狩り。

 
山形県各地の果樹園では、さくらんぼ狩りが楽しめる。なかでも「王将果樹園」は温室さくらんぼハウスがあるため、5月中旬から7月中旬までの約2カ月間も美味しいさくらんぼが食べられるのだ。

 
また、併設されたカフェ「Oh!Show!Cafe」には旬のフルーツを使ったスイーツがめじろ押し。果汁入りの「オリジナルさくらんぼソフトクリーム」は、爽やかな風味が特徴。6月中旬から7月中旬まで期間限定で提供される「さくらんぼのフルーツパフェ」も絶対に食べたい逸品だ。

 

▲「王将果樹園」に併設する「Oh!Show!Cafe」では、さくらんぼを使ったパフェのほか美味しいスイーツがたくさん。

 
さらに、6月の平日には自分で収穫したさくらんぼを使って、オリジナルパフェが作れるという嬉しいプランも。さくらんぼ以外にも桃、ぶどう、りんごを収穫したり、それらを使ったスイーツをカフェで食べることもできるので、ぜひ山形の絶品フルーツを堪能したい。

 

王将果樹園/Oh!Show!Cafe
住所:山形県天童市川原子1303
電話番号:023-657-3211
営業時間:9:00~16:30(くだもの狩り最終受付15:00、カフェラストオーダー15:30)
定休日:水(5月中旬~11月末まで営業)
Webサイト:https://www.ohsyo.co.jp

 

地酒とご飯でおなかも心も満たされる、「と横丁」ではしご酒

 
山形空港に「おいしい山形空港」という愛称があるほど、美食に溢れている山形。さらに「十四代」「くどき上手」「出羽桜」などの地酒も多く、こちらも外せない。

 
昨年オープンした「天童温泉屋台村 と横丁」は、8つの飲食店が一堂に会し、地酒と一緒に山形グルメが楽しめるスポット。「と」とは将棋の「歩兵」が敵陣に入ると「と金」に成ることに由来しているという。将棋の駒で有名な天童らしいネーミングだ。

 

 
と横丁では、山形の旬な食材をふんだんに使ったおでんや天ぷら、山形そば、韓国料理までいろいろなジャンルのグルメを堪能できるのが魅力。

 

 
さらに、バーホッピングチケットを使えば、気軽にはしご酒もできる。杯を交わしながらおしゃべりに花を咲かせるのも、と横丁の醍醐味だ。ただ、楽しくなって飲みすぎないように、くれぐれもご注意を。

 

天童温泉屋台村 と横丁
住所:山形県天童市鎌田本町1-3-15
Webサイト:https://toyokocho.jp
※バーホッピングチケットについては下記にお問い合わせください。
お問い合わせ先:DMC天童温泉 023-654-6699
Webサイト:https://www.tendodays.com

 
お寺で心身ともに癒やされた後は、さくらんぼスイーツで一休みして、夜は山形の美食と地酒を堪能する。山形ならではの、最高の一日を過ごせるだろう。

 

山形空港(おいしい山形空港)

「空と陸と人を結ぶ 山形空港のおもてなし」をテーマに、美味しい食事、種類豊富なお土産、仕事ができるスペースなどを揃えて、多くのお客さまの旅を見守っています。
山形空港へは東京(羽田)、大阪(伊丹)からJALグループ便が、札幌(新千歳)、名古屋(小牧)からコードシェア便が運航中です。

 
おいしい 山形空港
https://www.yamagata-airport.co.jp

 
 

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